IELTS試験対策

IELTS試験とは

IELTS試験対策ILETS試験とは、16歳以上を対象として海外留学やビジネスの際に必要となる英語力を証明するための英語力判定試験となります。主にイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどへ移住申請をする際にも求められるスコアが決まっており、幅広い用途があることが特徴です。留学生にとってもIELTSは重要な地位を占めており、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの数多くの大学や専門学校で認定されています。したがって、数ある語学試験の中でも、最も国際的なテストとして世界中で認められている試験と言っても過言ではありません。日本においても徐々に知名度は上がってきており、海外進出をしている日系企業や、外資系企業において採用の際に重視されることもあるため、TOEICと併せて取得しておくと有利な資格となります。ここでは、IELTS試験はどのようなものなのか、どういった国で学べるのかなどを詳しくご紹介しています。

項目 詳細説明
モジュール(分野) IELTS試験には2つの分野(モジュール)が設けられており、「ジェネラル」と「アカデミック」から自分の目的に合った試験を受験することになります。

アカデミック・モジュール(アカデミック)は、留学生や大学進学を希望している人が受ける試験となり、英語圏大学や大学院に入学可能なレベルかどうかを図る指標となっています。特にイギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド高等教育機関で採用されていますので、出願時に必ず提出を求められることになります。試験内容はアカデミックな内容が多くなり、ジェネラルよりも難易度が高いためアカデミックのスコアを持っていれば、ジェネラルとしてのスコアとして認められるケースが多くなります。受験者が最も多いのは、アカデミックの方になります。

一方、ジェネラル・トレーニング・モジュール(ジェネラル)は、移民や大学進学をしない人に向けた試験内容となっており、内容もやや日常生活で使う内容からの出題が多くなります。そのため、難易度としては生活環境で使用する英語のレベルからの出題となるため、若干アカデミックより易しくなっています。

得点 テスト結果は1.0~9.0のスコアで表示されることになっており、合格・不合格という形式ではないため、受験すれば得点は保障されます。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの各パートの得点が表示されるために今後の弱点克服がしやすく、さらに全体の点数を総合的に評価したオーバーオール・バンド・スコアが出ます。大学への出願を目指す場合は、アカデミックで少なくとも6.0以上が求められることになります。
試験日 IELTS試験は月に3~4回のペースで開催されており、試験日のおよそ1カ月前に申し込みが締め切られます。他のテストに比べ頻繁に開催されていますので、必要なスコアが出るまで早いペースで受験することができます。

申し込みはオンライン上で可能となっており、パスポートが必要となりますので注意が必要です。また、アカデミックとジェネラルの選択や日程、会場を間違えないようによく確認して申し込みをしましょう。お申し込み締切日を過ぎると変更やキャンセルは不可となりますのでご注意ください。海外でIELTS試験の受験を希望される場合には、語学学校のスタッフに依頼すれば試験の予約を取って貰うことができ、最寄りの試験会場も教えて貰えます。

結果 総合評価と各パートの評価が記載されているIELTS公式の成績証明書は、受験日から13日目に発行・自宅まで郵送となります。成績証明書は発行日から30日以内であれば無料で5通まで元本を送付してくれるため、複数の大学や機関に提出を考えている人は忘れずに請求しておきましょう。試験日から1ヵ月以降は、発行手数料として1通1,100円で発行することができます。テストのスコアは2年間有効となっています。

また、オンライン上でも試験結果を確認することができます。筆記試験日から13日目以降に確認ができるため、郵送で届くより先に確認したい人はこちらがおすすめです。

利用できる場面 IELTSはジェネラルとアカデミックの2種類に分かれているため、幅広い場面で有効な資格となります。特に欧州・オセアニア地域の大学進学を目指す場合は必須となりますので、行きたい大学で求められるスコアを確認して受験する必要があります。また、将来的に海外移住を考えている人はジェネラルを受験し、移住先に申請をすることができます。また、海外就職を目指す場合もスピーキングがあるIELTSは、英語力を測るうえで信憑性の高いスコアとなりますので取得しておくと英語力証明としての武器になります。

IELTS対策可能な国

IELTS試験対策が可能な国は、主に試験を主催しているイギリスや、大学進学の際に基準スコアとして採用しているオセアニア圏の国がメインとなります。アメリカ、カナダなどの北米圏ではTOEFLのほうがメジャーな選択肢となりますので、対策を行っている学校はやや少なくなります。一方、オーストラリア、イギリス、ニュージーランド、フィリピンでは、ほとんどの学校がIELTS試験対策コースを用意しています。これらはIELTS試験を必要としている人が集まるメジャーな地域となるため、試験対策に慣れている学校及び講師が整っています。欧米圏の大学に進学する際には英語力証明が必要となり、多くの方は当初英語力が不足しているため、付属の語学学校で英語コースから学習するのが一般的です。欧米圏での留学費用は決して安くないため、近年ではフィリピンでIELTS試験対策コースを受講し規定のスコアを取った後、欧米圏に直接渡航・進学する留学生が急増しています。フィリピンで効率よく学び、スコアを取得すれば欧米圏で英語を学ぶ期間が短くなりますので、時間と費用を節約することができます。このような方法は2カ国留学と言われ、大学生を中心に近年人気の高まっている留学スタイルです。

IELTS対策に強い国の比較表

アメリカ イギリス カナダ オーストラリア ニュージーランド フィリピン

IELTS試験対策授業の内容

IELTS試験対策IELTSはモジュール制となっているため。ジェネラルとアカデミックに分かれて対策を行います。内容は主に、どのようにライティングセクションの文章を書けばよいのかといった指導や、リスニングスキルの向上、スピーキングの流暢さと正確さをアップさせるトレーニング、セクション毎に高得点を出すコツを教えてもらうことができます。また、定期的に模擬試験を行いますので、試験に対しての傾向と対策を学び、問題を解くペース配分などを体に染み込ませます。一般的に講師はIELTS試験に特化した専門の講師となるため、質の良い授業を受講することができます。欧米圏の語学学校であれば、IELTSコースから大学進学へのサポートを行っているところもあるため、学校選びの際は特にIELTSが強い学校を選べば間違いありません。フィリピンではIELTS試験の得点保障コースを開催している学校もあり、ある一定の条件下で結果が出なければその後の学費が無料になるというシステムもありますので、確実に点数が欲しい人はフィリピンでの学習がおすすめです。

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