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留学に必要なもの

自分の英語力を知る

自分がどの程度の英語力が現時点であるのか知っておく事は、留学計画を立てる時に非常に大事な事です。留学前の英語力では、生活をしていけるだけの日常会話をマスターするのに、どの程度の期間語学学校に通う必要があるのか。または進学希望の場合には、大学は年に入学日が1回か2回、専門学校もプロフェッショナル志向が強い学校においては、年に入学日が数回という学校もあります。オーストラリアの教育機関では、入学条件は英語力証明だけですので、日本での教育機関の成績を問わないという意味では誰にでも門戸が開放されており、入学へのハードルは決して高くないと言えます。しかしながら、英語力証明だけとは言え、その英語力を各教育機関が求める基準まで引き上げるのには、決して楽なことではありません。留学前に日本で勉強しておくことは、非常に大事なことですし、現地入り後に語学学校に入学した後もコツコツと勉強しなくてはいけません。

現地生活で一番大事なのは、何と言ってもコミュニケーション能力です。文法力や読解力ももちろん必要ですが、敢えて優先順位をつけるならば、コミュニケーション能力が何よりも大事だと言えます。コミュニケーション能力は『聞く(リスニング)』&『話す(スピーキング)』という2つの力が必要になります。この能力を身につけるのは、単語を覚えるより、ライティングの力を身につけるよりも、ずっと時間が掛かります。必要最低限のコミュニケーション能力を身につけるためには、個人差はありますが通常3~6ヶ月の期間が掛かります。TOEICのスコアに換算すると、その能力は550点~600点と言えるでしょう。留学生がどの程度で現地生活に支障の無いコミュニケーション能力を身につけられるかを当社スタッフがカウンセリングし、進学を希望する場合により具体的なプランを提案する為には、本人の現時点での英語力が分かっていた方がより正確にプランニングが出来るのです。

自分がどの程度の英語力を要しているのかを測るためには、幾つかの方法があります。まずはTOEICやTOEFLなどの語学試験を受けて数字で証明できるスコアを持っていること。他の方法としては、日本で英会話スクールに通っていて、自分がどのクラスに在籍しているかなども判断の基準にすることが出来るでしょう。留学前に行って貰いたい部分として、まずは本人が自分の英語力を知っておく事が大事です。中には『全然勉強していないから、テストを受けるのが怖い!』という方もいるでしょう。ですが、オーストラリアに来たら、現実逃避をしている余裕はありません。自分の実力が留学前と留学後でどの程度の成長が目に見えて分かるのは、後から考えると快感なものですから、是非テストを受けて自分の実力を知るところからスタートして貰いたいと思います。

最もポピュラーな一般的な試験

TOEIC(トーイック)
英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストであり、世界約 60 ヶ国で実施されています。テスト結果は合否ではなく、 10 点から 990 点までのスコアで評価されます。

コメント:
気軽に受験することが出来る試験です。全く勉強していなくても、最初の数問は誰でも解ける問題からスタートします。履歴書に書ける点数は600点以上と言われており、この辺のスコアを取得出来るようになってくれば、日常会話がぎこちないけれども出来るレベルになってきます。しかしながら、TOEICは偏った作り(※受身の部分が強く、会話力などの能動的な能力を測ることができない)の試験とされており、現地ではTOEICのスコアは大抵の場合は公式の英語力としては、認められません。専門学校や大学入学への公式のスコアとしては認められませんので、あくまで自身の英語力を測るための試験となります。ただし、就職活動用の資格として、日本ではTOEICのスコアは認められています

CASEC(キャセック)
CASEC は、日常生活・学校生活・ビジネス等で必要な英語コミュニケーション能力を測定するコンピュータテストです。従来のペーパーテストに比べ短時間(平均 30 分~ 40 分)で正確な能力測定を行い、試験後すぐにスコアが表示されます。

コメント:
気軽に受験することが出来ますが、自宅からインターネット経由で受験することが出来るタイプの試験なので、公式のスコアとしては認められません。しかしながら、自分の現時点での実力を気軽に測るという意味では良い方法でしょう。このような試験の特徴柄、資格としての意味合いは低いと言えます。

難易度が高い試験

IELTS
イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの高等教育機関への留学の際にスコア提出を求められる英語力判定テスト。 TOEFL と並ぶ代表的な留学生向け英語力判定テストと称されるが、英国圏の国ではむしろこちらが主流である。

コメント:
『読む』、『書く』、『聞く』、『話す』の4部門全ての要素が測れる試験のため、もちろん難易度は高いです。しかし、 IELTS のスコアは TOEFL と同様にどこに言っても通用する試験となります。公式な英語力証明としてはもちろん、就職活動の際の英語力証明としても同様です。 IELTS にはスピーキングもありますので、留学経験や英会話スクールに通っていない人には難易度が高いので、どちらかと言えば現地入りしてからの試験と言えるでしょう。

TOEFL
英語を母語としない留学生などを対象とした英語力判定テスト。主にアメリカやカナダの2年制大学、 4 年制大学、大学院、一部の専門学校などで、出願の際にスコアの提出を求められる。また TOEFL はこれまでスピーキングの試験が無かった為、正確に学生の英語力を測る試験として反論の声もありました。それを受けて 2006 年から大幅に問題の改正が行なわれ、試験内容にスピーキングが加えられたり、リスニングの問題も全て長文問題になります。

コメント:
TOEFL は常に IELTS と比べられる対象でした。イギリス英語の試験と言えば IELTS と言われるように、アメリカ英語の最高峰の試験が TOEFL と言えるでしょう。日本ではアメリカ英語が主流のため、 IELTS よりも TOEFL の方が知名度は高いです。 TOEFL はアメリカ英語の試験なのでオーストラリアなどのイギリス英語圏では、語学学校で学ぶ事が出来ませんが、専門学校や大学では入学の際の英語力証明には、公式のスコアとして認められています。

日本人限定!でもお馴染みの試験

日本英語検定
「実用英語」の公式な定義は、「日常の社会生活に必要な英語」となっています。英検は、「聞く・話す・読む・書く」の4技能を、基礎知識から運用能力まで総合的に測るように構成されていますから、英検が検定する英語は、「状況などに応じて適切にコミュニケーションができる、一般的・総合的な英語」と言えます。試験は、初歩段階の5級からネイティブ・スピーカーに準ずる1級までの 7 つの級に分かれています。

コメント:
英検は日本ではメジャーな試験とされていますが、日本人のための試験なので、世界では公式スコアとしては、残念ながら一切通用しません。こちらの試験も4技能全てを測ることが出来る試験ではありますが、受験者が日本人のみということで、英語力の公平性を測ることが出来ないというのが理由のようです。時間に限度がある人は、今から英検を勉強するよりも TOEIC や TOEFL を勉強した方が良いと言えるでしょう。現状、日本では英検よりも TOEIC に注目度が完全にシフトしていますので、ニーズの高い方を勉強する方が良いと言えます。


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