ニュージーランド留学の流れ

ニュージーランド留学の流れニュージーランドへ語学留学やワーキングホリデーで渡航するまでには、計画的な準備が必要になってきます。留学目的や取得するビザ種類によっても手続きに必要とされる時間やステップは変わりますが、大まかな手続きの流れとその手続きを進める時期についてご紹介します。留学するためには出発時期から留学期間、ビザの申請や語学学校への手続きなど準備しなければならないことが複数あります。

学生ビザでの語学留学が目的の方やワーキングホリデーで学校に通う予定の方であれば、6か月前から時間に余裕をもって着実に準備をすることをお勧めします。ワーキングホリデービザの申請には、ニュージーランド移民局の指定する病院での健康診断結果の提出が必要です。申請内容や健康診断結果に問題がなければ、申請から発給まで3週間程度の時間が掛かるため前もって計画的に渡航に備えることが必要です。

ニュージーランド留学手続きのタイムスケジュール

ご出発まで エージェント側からのご案内 留学生側の手続き
6か月以上前 留学・ワーキングホリデー説明会に参加して留学内容の詳細をご案内 留学の目的・目標を明確にする。
英語の勉強と費用の準備を行う。
6か月前 希望に適した学校資料を送付。
個別カウンセリングでお客様に適した語学学校のご提案。
出発時期・語学学校の決定。
パスポートの手配。
4か月前 語学学校への入学手続き開始。
各種ビザ申請のサポート。
学校への支払い手続き。
ビザの申請(健康診断を含む)。
3か月前 航空券購入のご案内と購入に伴う手続きの流れをサポート。 航空券を購入。
2か月前 お客様が希望される宿泊施設(ホームステイや学生寮)の手配開始。 航空券購入後、フライト情報をエージェントに連絡。
1か月前 海外旅行保険の手続きのご案内。 海外旅行保険のご契約。
必要な荷物の準備。
2週間前 最終案内、及び、手続きに漏れが無いかの確認作業。 最終確認、荷造りを行う。
何か疑問があれば、担当スタッフに確認し疑問解決。

出発前の英語の勉強

ニュージーランド留学の流れ貴重な留学期間をより充実したものにするためには、出発前からある程度の英語の勉強をしておくことが重要です。英語が全く分からない状態で渡航すると、ホームステイ先の家族の会話や学校の授業が全く理解できずにストレスを感じることもあります。渡航前の英語力を少しでも高めておけば、コミュニケーションが取れて生活そのものが楽しくなります。また、日常会話レベルの英語力があれば専門的なコースを専攻することが可能となり、またローカル(英語環境)の仕事を見つけて現地の人々と働くことで生きた英語を習得することもできます。出発前に勉強をする時間があまりない方は、英語のドラマ視聴やアプリでTEDやCNNを利用して耳を英語に慣れさせるだけでも英語力のブラッシュアップには効果的です。

各種学校の選び方

ニュージーランド留学の流れニュージーランドで通うことのできる学校は様々ありますが、一般的に多くの留学生の場合は語学学校での英語学習からスターとします。その他、高校留学や大学、専門学校への学生ビザを利用した海外留学などもあります。ニュージーランド国内の留学生の受け入れを行っている学校は高い教育レベルと安心のサポート体制が整っており、自分の留学スタイルや目的に合った学校選びが非常に重要となります。

学校の種類 詳細説明
語学学校 私立語学学校
ニュージーランドのほとんどの語学学校が私立の学校です。特徴としては週単位での受講が可能で、基本の英語コースをはじめTOEICやIELTSの試験対策コースなどが用意されており、アクティビティなどの企画も豊富に用意されています。ワーキングホリデーで渡航される方のほとんどは、英語に慣れるためにまずこの私立語学学校に通われます。アットホームな雰囲気でスタッフや教師もフレンドリーであるため、ニュージーランドの慣れない生活により馴染みやすくなります。
公立語学学校
大学やカレッジに付属する語学学校で、高等教育機関への進学準備をする学生向けのカリキュラムが組まれています。大学やカレッジの構内に位置するため、その構内の充実した施設を利用することができます。私立の語学学校のような会話力アップを目的とした授業とは違い、ライティングや文法などに重点を置いた授業でレポート作成やプレゼンテーションなどもあるため、将来的に専門学校や大学進学を目指している方には最適なプログラムです。コミュニケーション力と言うよりは、読み書きをしっかりと学習したい方向けの学校です。
高等学校 ニュージーランドでは高校生のうちから将来を見据えた個別のカリキュラムを組むことができるため、大学への進学率が非常に高くなっています。ニュージーランドの現地高校は留学生の受け入れ経験の多い学校が多く、留学生のための英語の授業などが用意されています。高水準の教育制度はもちろん治安が良い、自然が多い、留学費用が安い、人々がフレンドリーであるといった留学地としての環境の良さが高校留学の留学先として人気があります。
専門学校 専門学校では専門的な分野に特化したコースが用意されており、コースを修了するとCertificate(専門分野を勉強した証明)やDiploma(準学士号)といった卒業証明資格を取得することができます。現地で就職するためにはその分野のDiplomaが最低限必要となります。分野は多種多様で、ホスピタリティ、キャビンアテンダント、調理師、パティシエ、バリスタ、ビジネス、IT、児童英語教師、小学校英語指導者などがあります。コースの期間は1年から2年のものが多く、コースを受講できる英語のレベルを習得するための英語コースも専門学校の付属コースとして用意されているのが一般的です。
大学 ニュージーランドには国立の総合大学が8校あり、専門の機関による教育品質のチェックが行われているため、どの大学も世界的にも高い教育水準が保たれています。入学するためには大学の英語試験をクリアすること、もしくはIELTSなどの試験で定められた点数を取ることが必要となります。そのため大学入学前に大学準備コースを受講することが一般的です。
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