英語力をつける

英語力をつける全留学生の中で最も多い留学プランが、「語学留学」というスタイルです。語学留学は語学力の向上を目的とした留学で、効率的に英語力を伸ばすために語学学校に通い学習します。実際に海外に赴いて英語を学ぶことによって、実際にネイティブの英語に触れる機会が圧倒的に増えることがメリットとして挙げられます。また、多国籍の学生が集まる学校やシェアルーム先などで異文化交流を行うことで、人間的に成長できるというメリットもあります。国際交流を楽しみつつ、語学力をアップさせて将来に活かす目的には最適な留学スタイルだと言えます。

語学学校の基礎知識

語学学校はオーストラリアの主要都市に数多く点在しており、実際どのような種類の学校があるのか、どういった特色があるのかという全体像がつかみにくいところです。各学校で開講コースや運営スタイルの違い、学生の目的やタイプなども異なります。パンフレットなどの資料やホームページからでは、各学校の違いまでチェックするのは困難なため、最終的には留学エージェントに相談することをお勧めします。ここでは、語学学校の基礎知識とも言える基本的なことをあらかじめ知っておきましょう。

語学学校の種類

私立語学学校 現在オーストラリアにある学校の大多数が私立の学校となります。私立の語学学校はニーズに合わせた様々なコースが用意されており、それぞれ学校の特色が豊かな傾向があります。日常会話を学びたい方、試験対策、専門学校や大学への進学を考えている方まで幅広い目的を持った学生が集まっているため、コースの選択肢が多いだけでなく、学生の国籍バランスも充実しているのが特徴です。
専門学校付属語学コース
大学付属語学コース
専門学校付属、及び、大学付属語学コースは、基本的に大学の中に語学コースが入っています。これらの付属校は、英語力を習得後に進学を目的としている方を対象としており、主に進学準備コースに力を入れています。進学英語コースでは、レポートの書き方、プレゼンテーションの仕方など大学(専門学校)の授業の中で使われるアカデミック色の強い英語力習得を目的としています。一定のクラスに到達することで、IELTSやTOEFLなどの語学試験のスコア免除で進学を認めて貰えるシステムとなっています。

進学を前提としたコースをメインで取り扱っているため、ワーキングホリデービザの学習者が少なく、学生ビザで中長期間を学ぶ語学コースとなります。

学校の規模

大手語学学校 大手の語学学校は歴史があり、名門校と呼ばれる学校が多くなります。比較的国籍バランスに気を使っており、人数が300人を越える学校も少なくありません。様々なコースが開講されている傾向があります。また、スタッフの数も多いのが特徴で、学生へのサポート体制が充実しているのも大手校の特徴と言えます。
小~中規模語学学校 小~中規模の学校は大手語学学校のように生徒数やコースは多くありませんが、家族経営の学校なども多く、100人前後や数十人の学生数の中で運営しているため、きめの細かいサポート体制が売りとなっています。また、独自のコースを用意しているなど、手の届きにくいプログラムを提供している場合もあります。

学校の仕組み

英語力をつけるいざ語学学校に入学するとなると、どのような流れで手続きが進むのか、通い始めはどんな雰囲気になっているのかなど気になるかと思います。海外の語学学校では、日本の学校のように授業はただ聴講するよりも、自ら発言することを求められる機会が圧倒的に多くなります。ここでは、学校に入学する際の決まり事やクラス分けなど語学学校の仕組みを解説します。

コースの期間と入校日

語学学校に入学するにあたり、最低受講期間が定められています。一般的には週単位での申込みになるため、最低1週間~という学校がほとんどでが、最低2週間からという学校もありますので注意が必要です。語学学校初日の月曜日はオリエンテーションがメインとなっており、その日の午後からもしくは火曜日から授業が始まるのが一般的です。そのためには、学校が始まる前日である土日に入国しておく必要があります。

レベルチェックとクラス分け

学校が始まる前、もしくは学校開始初日に必ず学生の英語レベルを図るレベルチェックテストを受ける必要があります。このレベルチェックテストはオンラインで受けられるものから、ペーパー形式、面接形式など学校によって様々です。この結果によって自分に適したレベルのクラスに振り分けられることになります。万が一レベルの合わないクラスに入ってしまった場合は、学校スタッフに相談してクラスを変更してもらうことができるため、万が一レベルが合わない場合でもご安心ください。定期的(通常4週間毎)に行われるレベルチェックテストによって、在籍するクラスレベルが上下することになります。中級以上のレベルに達すると、一般英語コース以外の試験対策コースやビジネスコースなど応用的な英語コースが受講できるようになります。

学生の国籍バランス

オーストラリアはワーキングホリデー大国であることもあって、世界中から英語を学びに学生が集まる場所です。そのため、同じクラスの中に必ず複数の国籍の外国人が在籍しているはずです。自分のクラスにどのくらいの日本人がいるかというのは気になるところですが、多くの学校では1クラスに同じ国籍の学生が集まり過ぎないように配慮しています。ですが、一般的には日中韓など会話が苦手なアジア人学生は初級レベルに集まりやすい傾向があるため、低いレベルのクラスの場合は日本人の増加や、アジア系学生が中心といった現象が起こります。一方、文法はそこまで得意ではなくても積極的に発言する欧州系・中南米の学生は中~上級クラスに集まりやすいと言えます。

語学学校の主なコース

一般英語コース General English Course(ジェネラルイングリッシュコース)
Intensive English Course(インテンシブイングリッシュコース)
Part time English Course(パートタイムイングリッシュコース)
※学校によってコースの呼び方が変わります。基本的には授業の時間数によって分類され、一番スタンダードなコースはジェネラルイングリッシュコースとなります。
ビジネスコース ビジネス英語コース
インターンシップコース
大学進学準備コース EAPコース(English for Academic Purpose)
※大学進学を目指す学生のために、基本的な英語エッセイやレポートの書き方など大学で求められるスキルを学びます。
試験対策コース TOEIC試験対策コース
IELTS試験対策コース
ケンブリッジ検定試験準備コース
TOEFL試験準備コース
その他コース 英語 + アクティビティコース
接客英語コース
バリスタコース(カフェ研修)
教師養成コース(TESOL)
ボランティアコースなど

レベル分類

各語学学校では、クラスレベル分けがされています。レベルの数は学校規模と学生数に比例するため、大規模校であれば学生間の英語レベルの差が少なくなり、小規模校ではクラス数が少ない分学生の英語レベルが大雑把になる可能性があります。

レベル 目安 TOEIC
ビギナー(Beginner) 全くの英語初心者
プレエレメンタリー(Pre-Elementary) あいさつ程度なら可能
エレメンタリー(Elementary):初級 単語を聞き取れる TOEIC400点程度
プレインターミディエイト(Pre-Intermediate) 簡単な意思疎通ができる TOEIC500点程度
インターミディエイト(Intermediate):中級 簡単な日常会話ができる TOEIC600点程度
アッパーインターミディエイト(Upper-Intermediate) 日常会話で意思疎通ができる TOEIC700点程度
プレアドバンス(Pre-Advance) 日常会話はほぼ問題がない TOEIC800点程度
アドバンス(Advance):上級 ネイティブとスムーズに会話ができる TOEIC900点程度

※クラスレベルとTOEICスコアは、あくまで目安になります。各学校により同じクラスの名前であっても、クラスの英語レベルが異なる場合があります。

語学学校の入学条件

語学学校の一般英語コースでは初心者~上級者までのレベル分けが行われているため、学校への入学条件というものはありません。しかし、学校のコースによってはある程度の英語レベルを満たす証明がないと受講できないものがあるため、一般英語コース以外の受講を考えている方は注意が必要です。年齢に関しても特に制限はありませんが、多くの学校では18歳以上とそれ以下の未成年という形でコースを分けているケースが多くなっています。また、近年では小学生(ジュニア)の留学や、親子留学など様々なニーズに応じた留学スタイルが人気です。幅広い年齢層の学生が学んでいますが、18歳~30歳の学生が主な層となっています。授業料は学校によって差がありますが、1週間当たりおよそ300~400ドル程度となります。また、長期で通うと学費が安くなるため、中長期での学習を考えている方は上手く長期割引を利用して留学費用を節約しましょう。

オーストラリア政府認定学校

英語力をつける海外からの留学生が通う学校は必ず政府認定校として、オーストラリア政府の登録が必要となります。これはCRICOS(Commonwealth Resister of Institutions and Courses for Overseas Students)と呼ばれており、ある一定の教育水準を維持するために運営状況や授業の内容、財政状況などをチェックする役割を果たしています。学生ビザの申請・発行の際には認定校からの入学許可証(COE)が必須となっているため、CRICOS認定以外の入学許可証(COE)は無効となります。学校選びの際は、確実に政府認定校を選ぶようにしましょう。

また、オーストラリアには留学生を保護する法律としてEducation Services for Overseas Students(ESOS)があります。これは、各学校がCRICOSに登録する際に保証金を払うことによって、もし学校が閉校する事態となっても授業料が補償されるための制度となっています。このように、教育水準の高いオーストラリアでは学校に対するチェック機能や留学生に対する保護制度がうまく機能しています。

認定団体一覧

NEAS Australia ACPET EA
オーストラリア政府機関による英語教育機関認定制度です。学校の内容だけでなく、ホームステイ先や留学生ケアに対しても基準を設けています。NEAS認定の学校は授業内容だけではなく生活面での評価も含まれているため安心です。 AUS私立教育審議会と呼ばれている民間機関による認定制度です。私立校で構成されており、質の高い教育の実現に力を入れているところが特徴です。民間では教育機関としては最大規模を誇る組織です。 EA(English Australia)はオーストラリア民間の英語教育認定組織です。NEASの認定を受けた学校が、さらに厳しい基準を満たしていないと参加できないため、認定校はおよそ100校と少なめです。
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