バックパッカー

バックパッカー

バックパッカーズ(ホステル)とは、もともと青少年少女旅行者のために、安価で安全な宿泊施設を提供するために生まれた宿泊施設のことを指します。実際には、青少年少女など年齢は問わず、子どもからご年配の方まで幅広い世代の方に利用されています。個人旅行の滞在者が多くなりますが、合宿やツアー先の宿泊施設としても選ばれています。また、宿泊代金1泊約30ドルからという安価な面や世界様々な国の旅行者に出会える面が主な魅力です。バックパッカーズによっても価格や施設、特色などが異なるため、ホテル選びと同様、自身の好みによって希望に合ったものを選択することができます。

バックパッカーズのメリットとデメリット

バックパッカーバックパッカーズは安価な面などでメリットがある一方、必ずしも全ての方に適している宿泊施設も言えません。留学地到着後、シェアハウスに移るまでの繋ぎ期間としてバックパッカーズを利用する方もいますが、「ホームステイは高いからバックパッカーズ!」と安易に決めた結果、「バックパッカーズの周辺が賑やかすぎて眠られなかった」、「プライベート空間が無さ過ぎて疲れた」という声もあがっています。バックパッカーズのメリットとデメリット両方を把握した上で滞在方法をご検討ください。

バックパッカーズのメリット

・世界各国からの旅行者に利用されている宿泊施設のため、多国籍の人に出会えるチャンスがある。
・街の中心地などの好立地に構えているところが多く食事や観光に行く際にも利便性が高い。
・ホテルと比べて格段に安い費用で滞在することができる。部屋タイプはシングルルームから複数名で使用するドームタイプまであり、1部屋の人数が多くなればなる程費用が安くなる
・イベントを開催しているバックパッカーズの場合、催しものを通じて観光名所巡りや友人を作ることができる。
・長期滞在者向けに割引特典などを設けている場合がある。各バックパッカーズのホームページに記載されている「Free」「Cheap」「% OFF」のキーワードに注目してみてください。

バックパッカーズのデメリット

・ダウンタウンなどの好立地に構えているところが多いため、メインストリート沿いなどのバックパッカーズは週末賑やかすぎて眠れないことがある。
・複数名部屋に宿泊する場合、部屋の出入り時間に規制がないため夜中や早朝に同室者が出入りする場合がある。常識を持って電気の使用時間や声のボリュームを調整してくれる人もいれば自身のリズムで動く人もいるため、ある程度の我慢が必要となる。
・ヨーロッパや南米の旅行者も多く、比較的シャイな性格の人は集団の輪に自ら入っていけず多国籍の環境を生かしきれない場合がある。
・所有物紛失の被害が少なからず起きている。貴重品は常に持ち歩くもしくはスーツケースなどに鍵をかけ保管するなど、盗難防止対策を自身でしっかりと講じる必要がある。
・部屋の質と金額はほぼ比例しているため、あまりにも安価なバックパッカーズを予約すると老朽化と汚さに耐えられない場合がある。

バックパッカーズの部屋タイプ

バックパッカーズには、1室を一人で使用する個室タイプと複数名で滞在するドームタイプが用意されています。部屋の基本設備は、ベッドとロッカーで、多くのバックパッカーズでは室外に共同使用のシャワーとトレイが設置してあります。

個室 シングルベッド1つの個室からダブルベッド設置の最高2名まで滞在できる個室まであります。ホテル程費用も高くなく、プライベート空間を手に入れられる且つ共同使用にはなりますがキッチンなどの施設も自由に利用できるといったメリットがあります。
ドーム 2名、3名、4名、6名などの複数名で1部屋を使用します。1部屋の人数が増えれば増える程費用が安くなります。複数名滞在のドーム型の場合でも、同室者を自身で見つけて申し込む必要はなく、バックパッカーズ側で同室者をアレンジしてくれます。一方、友人同士で同室を使用したい場合はお申込みの際に希望を伝える必要があります。ドーム型には、女性専用、男性専用、男女共同部屋の3タイプがあります。室内のベッドは基本的に2段ベッドになり、どのベッドを使用するかは早い者勝ちになります(稀に施設側から指定されている場合があります)。

バックパッカーズの施設

バックパッカーズを決定する際、立地や費用も気になるところですが施設面も確認しておくと良いでしょう。バックパッカーズによって雰囲気や設備、サービスに始まり滞在者のタイプまで異なります。他のバックパッカーズと比較し極めて費用が安い場合は、古かったり清潔さにかけ費用重視の旅行者が集まる傾向があります。一方、平均価格より多少高くとも施設が充実し、ドームの1部屋に対するベッド数が少ないバックパッカーズには落ち着いた雰囲気を求めた比較的年齢層の高い方が集まる傾向にあります。手作り感あふれる可愛らしいバックパッカーズからスタイリッシュな雰囲気な宿泊施設と多種多様なため、好みや優先順位を決めて見ていくと決定しやすくなります。

バックパッカーズの主な設備

シャワー/トイレ 部屋内に併設の場合と部屋外に共同のシャワーとトイレが設置されている場合があります。大規模のバックパッカーズでは、部屋外の設置の場合でも、各フロアに数か所ずつ用意されているケースが多くなります。
ロッカー ほとんどのバックパッカーズで、部屋内にロッカーが設置されています。鍵は付いていないため、南京錠を持参する必要があります。
キッチン 節約のために自炊をされたい方には必須確認ポイントです。通常、ガスコンロや電子レンジ、食器などが用意されていますが、中にはガスコンロが無いバックパッカーズもあるため事前に確認が必要です。キッチンは通常1つのみことが多いため、時間帯によっては大変混み合います。冷蔵庫や棚もあるため、食品を収納しておくことができますが、その際は忘れずに名前を書いておく必要があります。名前の記載が無い場合はフリーフードとして、調味料や食品など他の滞在者に使用されてしまう可能性があります。
ラウンジ ソファーやテーブル、椅子が設置してあり滞在者の出会いの場、憩いの場となっています。卓球台やビリヤードなどのゲームが置いてある場合もあります。ラウンジは24時間使用可能な場合もありますが、使用時間が制限されているところもあります。
受付/ツアーデスク チェックイン/チェックアウトを行う受付は、ツアーデスクと兼用している場合があります。ツアーの相談はもちろん、バックパッカーズ主催のイベントを開催している場合もあるため、チェックイン時に聞いてみると良いでしょう。部屋や施設内に問題がある場合にも、基本的に受付で相談をします。
ランドリールーム ランドリールームには洗濯機と乾燥機が設置してあり、稀にアイロンの貸し出しも行っています(有料)。通常洗剤の無料提供がないため、自身で用意しなければなりません。
バー/レストラン 稀にバックパッカーズ内にバーやレストランが併設している場合があります。また多くのバックパッカーズでカップラーメンやお菓子、ジュースなど自動販売機もしくは受付にて購入ができます。中には朝食にモーニングセットを注文できるところもあります。
倉庫 チェックイン前もしくは後に、倉庫にてスーツケースなどの荷物を当日中数時間に限り預りサービスを行っている場合があります。公共機関の関係で早めに到着もしくは遅めに出発されたい方には嬉しいサービスです。希望の方は受付で詳細を確認しましょう。
パソコンルーム/Wi-Fi バックパッカーズ自体で数台パソコンを保有しているところがあります。パソコンとインターネットの使用は、基本的に有料です。また、パソコンを持参している場合は、1時間もしくは1日分の利用料を支払いWi-Fiを使用することもできます。なかには、Wi-Fiを宿泊者全員に無料提供しているところもあれば、ホステルの会員者のみ無料としているところもあります。部屋の予約時もしくはチェックイン時に詳細の確認が必要です。
オーディオルーム テレビや大型スクリーンが設置されている場合があります。宿泊施設によっては、オーディオ・シアタールームにてムービーナイトなどのイベントを開催しています。
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