しっかり対策できていますか?留学・ワーホリで巻き込まれがちな6つのトラブル | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:現地生活情報

しっかり対策できていますか?留学・ワーホリで巻き込まれがちな6つのトラブル

公開:2021/07/15 著者:坂元 ちひろ 502 Views

こんにちは、ちひろです。

ワーホリや留学で海外生活をしていると、時々日本では考えられないようなトラブルに巻き込まれます。

事前に対策しておけば回避できるものから、自分の力ではどうしようもないことまで様々です。

 

せっかくの海外生活なので、できることなら平穏に過ごしたいですよね?

そこで今回は、ワーホリや留学生が遭遇しやすいトラブルをご紹介します。

現地で起きがちなトラブルをあらかじめ把握しておくことで、自分の身を守りやすくなります。

貴重品や私物を盗まれる

 

最初にご紹介するのは盗難トラブルです。海外生活では、この被害は本当によく耳にします。とくにワーホリ・留学生は狙われやすいです。

なぜなら、現地の人の目には“海外で勉強するほどお金に余裕がある人”だと映るからです。

盗難事件は空港やカフェ、学校、図書館、シェアハウスなどどこででも起こりえます。貴重品を常に自分の手が届く範囲に置いておくのは大前提です。

 

それだけではなく、例えば街歩きをするときはショルダーバックを後ろではなく前に回すなど、さらに一歩踏みこんだ対策をしておくべきでしょう。

また、シェアハウスやホームステイ先でも油断は禁物です。部屋を空ける時は必ず施錠するようにしましょう。私物をシェアメイトとの共有スペースに放置しないのも鉄則です。

シェアハウスや学校で物を盗まれると、その後の期間が地獄です。

 

グループで会話している最中にも“この中に犯人がいるんだろうな…”と疑いながら生活をしないといけなくなるからです。

そうなってしまうと楽しめるものも楽しめません。海外生活自体が嫌になってしまいます。

ですので、まずは盗難被害にあわないように日本にいる時以上に貴重品管理に気をつけましょう。

 

家賃やデポジット

留学・ワーホリ中に滞在する住居でのトラブルも後を断ちません。

例えば、シェアハウスによっては入居前にオーナーからデポジットの支払いを要求されることがあります。デポジットはいわゆる保証金のことで退去後に返金されるのが一般的です。

ところが、最終的に返金されると聞いていたデポジットを返してもらえないトラブルが起こります。

 

その多くが契約書を結んでいないため、「言った/聞いてない」の不毛な争いになります。

 

同じように家賃の支払いも大家さんとのトラブルのもとです。急遽、予定より早く退去したり引っ越したりすることになった時にモメやすいポイントです。

大家さんは「そんなことを急に言われても困るから、予定通り来月の家賃も払ってもらう。」と主張するでしょう。

ワーホリ・留学生側は「入居時にそんなルールは聞いてないから払いたくない。」と反論します。これもなかなか実りのない議論ですよね…。

 

大家さんとのトラブルの大半は、やりとりを書面に残しておくことで防げます。

 

契約書を用意してもらったり、少なくともお金の話はメールでしたりするようにしましょう。

メールでやりとりしておけば履歴が残るので、いざという時に「こう言いましたよね?」と証拠提示ができます。

物的な証拠がないと、先ほどご紹介したような「言った/聞いてない」の不毛な争いになります。

 

アジア人差別

 

留学・ワーホリ先の国によってはアジア人差別の対象になる可能性があります。よく聞くのは、ゴミを投げつけられたり暴言をはかれたりする被害です。

その多くは外を歩いている時にいきなり起こります。知らない人から突然攻撃されるんですよね。

差別されると傷つきますし、悲しい気持ちにもなるでしょう。仕返しをするわけにもいかないので、泣き寝入りするしかありません。

 

そんな時に覚えておきたいのは、“アジア人差別はあなた個人の性格や存在を非難しているものではない”ということです。

差別をする人からすると、攻撃する相手はアジア人なら誰でもいいのです。

むしゃくしゃしているところにたまたまあなたが現れたから攻撃した、というだけの話です。

 

他の日本人がその場にいたら、同じようにその人が被害にあっていたでしょう。日本人に限らず、中国人や韓国人でも同様に攻撃されていたはずです。

ですので、やられっぱなしで悔しいしもどかしいでしょうが、「変な人がいるものだな。」と気持ちを切り替えるようにしましょう。もちろん、差別被害に遭わないに越したことはありません。

ひとりで出歩かないようにしたり、サングラスやフードを着用したりするなどしてアジア人らしい特徴を隠すのも予防になります。

 

海外生活でのストレス

どれだけ楽しみにしていた留学やワーホリでも、いざ現地での生活を始めるとストレスを感じるできごとがたくさんあります。

知り合いがおらず、住み慣れてもいない場所でゼロから生活基盤を整えていくわけなので当然と言えば当然です。

“なんとしてでも成果を残さないと!”と考えて異様なプレッシャーを自らに課す人もいるでしょう。

 

そんな人が陥りがちなのがストレスによる体調不良です。

“留学鬱”という言葉もあるくらいで、精神的に落ちこんでしまうんですよね。

私の友人はストレスがたまりすぎて円形脱毛症になっていました。それもひとりやふたりではありません。

 

完璧主義だったり自分に厳しい性格だったりする人は、特に注意が必要です。

 

もちろん成果を出すことも大切ですが、その前に身体が資本ですよね。

休憩なしで突っ走ったせいで倒れてしまっては元も子もありません。それこそ勉強も仕事もできなくなります。

少し息苦しさや疲れを感じたら、思いきって休むようにしましょう。

 

虫歯と親知らず

 

歯のトラブルも海外生活からは切り離せません。滞在中に歯が痛くなって、どうしていいか分からなくなるワーホリ・留学生が本当に多いです。

“現地で歯医者に行けばいいじゃん!”と思う人もいるかもしれませんが、北米では治療費が高いんですよね。

簡単な虫歯治療だけでも数万円がかかったり、親知らずの抜歯で十万円近くを請求されたりもします。

 

悩んだ結果、航空券代を含めても日本での治療のほうが安いという理由で一時帰国して抜歯する人もいるくらいです。

 

そして、彼らは口をそろえてこう言います。「治療を終わらせてから留学を決行すればよかった…!」と。

それもそうですよね。留学前に治療しておけば、一時帰国のための余分な飛行機代はかからなかったはずです。

この記事を読んでくださっている方で、まさにこれから渡航するという人はぜひ歯科検診も留学準備の一環として捉えてください。

 

雇用主からナメられる

 

ワーホリが時々巻きこまれるのが職場での賃金トラブルです。日本にも最低時給があるように、海外でも最低ラインの賃金は決まっています。

ところが、ワーホリだからといって最低時給以下の金額で外国人を働かせる雇用主がいるんですよね。

英語が不十分なワーホリの弱みにつけこんだ悪質なケースだと言えます。さらに“日本人は自己主張が苦手だから文句を言わないだろう。”と考える悪意あるオーナーやマネージャーも存在しています。

 

仕事を探す時は、その地域の最低時給をしっかり把握した上で募集条件を読みこみましょう。

また、国によってはバケーションペイと呼ばれるシステムや、サービス業ならチップがもらえたりもします。

従業員に本来支払われるべきものをきちんと受け取れているか、必ず確認するようにしましょう。

 

“お金の話はしにくいから”という理由で主張を避けていると、ずっと損をすることになります。

当然ながら雇用主からは“やっぱり日本人は何も言ってこないな。”とナメられます。

おかしいと思ったことは、早い段階ではっきりさせておくのがおすすめです。

 

【まとめ】 自分の身を守れるのは自分だけ!

いかがでしたか?

留学やワーホリは無事に入国できれば一安心です。しかし、当たり前ですが本番はそこから始まります。

海外生活をスタートできたからといって気を緩めてしまうと、思わぬ場面でトラブルに巻きこまれてしまいます。

 

住み慣れていない国でトラブルに遭遇するのは、日本でのトラブルとはまたワケが違うことを忘れてはいけません!

 

日本なら自力でなんとかできる問題も、海外では解決が難しいこともあり得るのです。

現地で大変な思いをせずに勉強や仕事に集中できるように、しかるべき対策をとっておきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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