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カテゴリー:現地生活情報

オーストラリアのゴミ分別とリサイクル情報!環境を考えた商品の紹介

公開:2020/04/18 著者:宮本 里穂 463 Views

最近、ブリスベンのリサイクル施設に行ってきました。

ゴミは呼び方が複数あります。アメリカ英語では、「Trash(トラッシュ)」や「Garbage(ガベッジ)」と呼び、イギリス英語では「Rubbish(ラビッシュ)」と呼ばれています。

そのため、オーストラリアやニュージーランドでは、Rubbishと呼ぶのが一般的です。

 

オーストラリアやニュージーランドのゴミ分別は、日本ほど複雑ではなく2種類のみです。リサイクルできるものと、それ以外といった区別だけです。

 

海外生活が長くなると、日本と海外のリサイクル問題や環境問題への意識の違いなども見えてくるようになります。

今回はオーストラリアでのゴミ分別、リサイクル情報や環境を考えた商品などをご紹介していこうと思います。

オーストラリアのゴミ分別

当記事のトップ写真にある通り、基本的に生活している際に見るゴミ箱の色は赤と黄色に色分けされています。公園内や街の中でもこの2つですが、たまに赤だけの時も。

色による違いは以下の通りで、極めて単純な分別です。

 

黄色のゴミ箱: 瓶、缶や牛乳パックなどのリサイクルできるもの
赤色のゴミ箱: その他のもの全て

 

→ コチラは、ニュージーランドの公園に設置されていたゴミ箱。こちらも2種類に分別される仕様になっています。

 

日本では、ペットボトルはペットボトルって分けていますが、これも黄色に基本的には入れます。その他に、草木等のガーデニング用に緑色のゴミ箱もあります。

土地が広大なオーストラリアではお庭を持つ家庭も珍しくありません。一家に一台は芝刈り機があり、芝を刈る光景を目にすることは大変多いです。もちろん、その刈った雑草は、赤色のゴミ箱に捨てることも可能です。

芝刈りは意外とやってみると力仕事で大変です。ですが、日本ではなかなかすることはないと思うので、ホームステイなどで機会があれば是非。

 

また生ごみ系も赤色に入れることができますが、ニュージーランドやオーストラリアのほとんどの家のシンクは2つに分かれていて、片方に「Disposer(ディスポーザー)」という生ごみ処理機のようなものが搭載されています。

日本でも最近できたマンションだと、ディスポーザー付きの浸透してきていますが、見たことのない人も多いと思います。簡単に言うと生ごみを細かく砕いて、下水と一緒に流してしまうものです。

キッチンにディスポーサーが設置されている家庭では、赤色のゴミ箱に入れず、そのまま食べ残しをディスポーザーに入れて処理する人も多いです。

 

→ ディスポーザーは、生ごみを砕いて下水に流してしまうシステム。

 

オーストラリアでは、結構食べ残すシーンを見かけます。日本だと勿体ない精神があるからだと思いますが、個人的に食べ物を捨てることにいい気分はしません。

 

オーペアをしていた時も、食べ残しのゴミの量が多いこと。これは、他のベビーシッターをしている子も同じく感じていることでした。

ブリスベンだけでも、年間約8万トンもの食品廃棄物を捨てているそうです。食品としてはバナナ、りんご、コーン、ポテトなど。なんともオージーらしいと思ってしまいました。

これは、共働きで忙しいライフスタイルというのも関係があるようです。たくさん作りすぎたり、テイクアウトで余ったりすることが原因だそうです。

 

参考サイト
・Brisbane City Council / Food waste in Brisbane
https://www.brisbane.qld.gov.au/clean-and-green/rubbish-tips-and-bins/recycling-and-reducing-waste/love-food-hate-waste/food-waste-in-brisbane

 

オーストラリアならではのゴミ事情

オーストラリアはカフェ文化が発展している国なので、コーヒーの消費量も半端なく多いです。街中にはカフェがあちらこちらにあり、出勤前やミーティング前にコーヒーは持ち帰りする方もかなり多いです。

持ち帰りの際は紙のコップに入れてもらいますが、消費量が多い分この紙コップのゴミもかなり多いんです。セブンイレブンでは、1ドル(Sサイズ)コーヒーがあります。カプチーノやオセアニアらしくフラットホワイトなどがあります。ココアが好きな方には、ホットチョコレートまであります。

オーストラリアのセブンイレブンの統計によると、一時は埋め立て場には年間10億個もの紙コップのゴミがあったそうです。今までは、赤の一般ごみに捨てられることが多かった紙コップですが、店頭にはサイズ毎に捨てるゴミ箱を設置し、それとは別にプラスチックのふた用のゴミ箱も設置されています。

 

家具などの大型のものは、Kerbside Collectionという期間があります。Kerbは、縁石という意味で、トラックが来て収集するのですが、この地域はこの週に回収すると決められていて、その期間内なら道路脇に置いておいて大丈夫ですというもの。ブリスベンの場合は、Brisbane City Council(brisbane.qld.gov.au)で日程は確認できます。

この期間外に廃棄したい場合は、自分でダンプ場に行って捨てに行くことになります。ダンプ場に行くには、チケットと家のオーナーであることが必要で、オーナーが市からチケットをもらえる仕組みになっています。1チケット100キロとなっていて、後払い制です。

ダンプ場に入ると車の重さを計って、帰りに再度計った差が捨てた量ということになります。上から重いものを落とすのってなんかストレス発散できます。その他の方法としては、要らないものをガレージセールして売ってしまうことも。ガレージセールをしますよといった紙の張り紙や、Gumtreeの個人売買でも見かけます。

 

→ ダンプ場のチケット。

 

また最近、「10cent」とペットボトル等に書かれているのを目にします。特に気にも留めていなかったのですが、このペットボトルを集めている会社や機械があるんです。

今回行ったのがTingalpaにあるTOMRAという会社です。10centと書いてあるペットボトルや缶などを機械に通していき、最後にトータルのスリップ(レシート)をもらえる仕組みです。中を覗くと機械がバーコードを読んで、分別している様子が見えました。館内は人でかなり混んでいました。

このスリップをスーパーのWoolworthsに持っていくと、換金してもらえるシステムです。(写真)

 

→ TOMRAと言う会社では、ペットボトル等の換金できる。(出典: Facebook

 

→ TOMRAの中(右側)とスリップ(左側)。

 

 

このシステムは、換金のためというよりも、環境にいいですよね。これまでリサイクル場の人たちでやっていた仕事ですが、国民のヘルプを得ることで効率的だなと思います。

ある記事(WWF au2019 8の記事)によると、2017から2018年にかけて出されたプラスチック(300万トン)のごみのうち9%のみしかリサイクルされていなかったようです。その中の50%未満は国内にて処理されましたが、他は輸出していたそう。

リサイクルがきちんと処理できていない部分も大きく、問題が多かったことが分かると思います。またリサイクルの輸入を受け入れてきた国々では、最近は受け入れる土地がないと拒否をしているという記事を見たことがあります。

 

今後、ますます自国でのリサイクルの必要性が高まっているのは間違いありません。

 

また、ショッピングセンターの外には、「Envirobank」という簡易的なペットボトルと缶の回収機械が置いてある場所もあります。

環境を考えて使い回しができる商品や、環境に良い素材で作られた商品は、最近日本でも見かけると思います。スーパーでの袋を有料化するなど私生活や会社などでもeco friendly やsustainableなど環境に考えた商品や行動をしましょうといった動きがあります。

オーストラリアよく聞く「ビーガン(肉や魚に加え、卵・乳製品・はちみつなども食べないこと)」も環境のことを考えてのこと。オーストラリア人は、環境問題への意識が高く感じます。

 

→ ショッピングセンターの外に設置してある「Envirobank」。(出典: Facebook

 

オーストラリアのエコ商品

以下では、オーストラリアで、よく見かける環境のことを考えたエコ商品を3つご紹介します。

 

Reusable Cup

これだけコーヒーが好きな国だからこそ、マイカップを持ってカフェで並んでいる人も多いです。プラスチックやガラスでできたものまで幅広く、カップ自体が環境を考えた素材でできたカップもあります。

マイカップは、すごく人気で話題だからこそ、どのブランドがいいのか比較したウェブサイトもあります。値段やどのくらいで冷めるのか、においが残りやすいのかなど比較したものが見ることができます。(下記参照)

本当にいろんなブランドから出ているので、どれを買ったいいのか迷ってしまいます。私は、麦わらから作られたOASISというブランドのものを使っています。ここのものはパステルカラーです。

 

参考サイト
・オーストラリアのマイカップを比較した記事(SEVEN MILES / REUSABLE COFFEE CUP COMPARISON)
https://www.sevenmiles.com.au/editorial/reusable-coffee-cup-comparison/

 

→ 著者が愛用している麦わらから作られたOASISのマイカップ。

 

Reusable Straw

紙ストローは最近どこのカフェやレストランでも見かけるようになりました。使い回しのプラスチックで出来たストローも雑貨店で良く見かけます。持ち歩きやすく袋に入っていて、一緒に洗うスティックのようなものも入っています。

 

→ 紙ストローと複数回利用するストロー。(出典: Facebook

 

Bamboo Toothbrush

竹でできた歯ブラシ。スーパーなどで売っており約5ドルです。Grantsというブランドからのをよく見かけます。

使い終わった後も土に安全に戻る素材です。日本人からしたら少しサイズが大きいのが難点。

 

→ オーストラリアで良く見かけるGrantsの竹でできた歯ブラシ。(出典: Facebook

 

海外生活で環境問題への意識の高さも体感

地球温暖化の影響もあり、どこの国でも環境意識の高まりを感じる昨今です。

日本ではゴミの分別が細かいですが、日本国内に住んでいると環境問題の意識の度合いはなかなか分からないものです。

しかし、海外留学やワーキングホリデーを通じて海外生活をしていると、その国の環境問題への意識の強さを感じることができます。

 

その国に住んでいる人々の環境問題に対する意識の違いを体感することで、色々と感じることもありますし、環境問題の意識が変わることもあるでしょう。

 

私はニュージーランドとオーストラリアで生活してきて、ゴミ問題を含む環境問題への意識の違いを感じることが多かったので、今回取り上げてみました。

普段何気なく使い捨てにしているものを、何度も使えるものに変更してみる。また、可愛いものを使用することでストレスを感じずに環境問題に貢献できたら素敵ですね!

まずは簡単なことからでも、取り組んでみたいものです。

 

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