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オーストラリアの小学校での日本語クラスボランティア体験談を紹介!

公開:2020/06/02 著者:宮本 里穂 208 Views

以前もお話した通り、私は現地の小学校で日本語クラスのボランティアをしています。

学校や仕事の関係で出たり入ったりですが、もう始めてから2年半が経ちました。

 

初めてボランティアした時のクラスが3年生のクラスだったのですが、今ではその学年の子たちは最終学年の6年生になっています。

 

この記事をご覧の方は、J-shine(児童英語教師養成コース)の実技を行う際、2週間ほど日本語クラスのある小学校に行くこともあるかもしれません。

また、日本語補習校のボランティアに興味がある方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、オーストラリアでの日本語教師や日本語クラスについて紹介します。

 

オーストラリアでの日本語教育事情

学校によっても異なりますが、オーストラリアの小学校では第二言語の授業があります。代表的な第二言語としては、日本語の他、中国語・日本語・フランス語など。

ABC Newsの記事によると、オーストラリアの小学校で一番教えられている言語は日本語だそうです。その次に、フランス語・ドイツ語・中国語(マンダリン)とのこと。1970年代から、日本語クラスが取り入れられ始めたそうです。

日本の中学生にあたるハイスクールでも第二言語の授業があります。先日、小学校での教え子にばったり会って、ハイスクールでも日本語クラスがあり、漢字の勉強をしていると聞きました。

 

参考サイト

・ABC News / Which languages should Australian children be learning to get ahead?
https://www.abc.net.au/news/2017-03-24/which-languages-should-australian-children-be-learning/8383146

 

現地の日本語学校

日本向けのサイトでは、日本語学校のボランティアや求人がたまにあります。ここは、日本人もしくはハーフの子たちが週末に日本語などを学ぶ補習校です。もちろん、クイーンズランド州ではブルーカードが必要なります。

ボランティアの要項としては、半年以上続けられることや指導経験がなくても、将来教師になることを目指しているなどやる気があればOKなど書いてあることが多いです。半年以上続けると、アシスタントに昇格することもあるようです。

また、有給の教員ポジションは、日本や現地での指導経験があること。国語と算数をやっているようで、土曜日に行われているので平日学校に通っている人もボランティアをすることができます。

 

現地小学校の日本語クラス

 

筆者の場合、日本語クラスのボランティアは、人づてに見つけることができました。もし興味がある場合は、その学校に直接問い合わせると早いと思います。ただし、平日5日間語学学校に通っている方は厳しいかもしれません。

私がボランティアした先の学校の先生は、日本人の先生とオーストラリアの先生一人ずつ。オーストラリアの先生は日本の大学を出て、日本で英語教師をされていた方です。ここの学校は、保育園あがりのPREPから最終学年Year6すべての学年で1週間に1回ずつ日本語の授業があります。

基本的に30分ですが、5年生からは1時間のクラスになります。私は、基本的に分からなくなっている生徒や遅れを取っている子の補佐や先生の補佐をしていました。

 

PREPのクラスでは、挨拶や色の名前などを最初の学期で習っています。1年生は、簡単な自己紹介。「ぼく・わたしのなまえは、○○です。」、「〇さいです。どうぞよろしく。」や色、数を覚えています。

授業中は、Youtube等の動画からの年を聞く歌や、色を覚える歌など楽しく学べる歌なども取り入れられています。もちろん、絵本もです。

だるまさんシリーズの本は、小さい子たちに人気です。低学年の子たちだと、「はじめまして」を覚えると、学校や他の場所で会う度に「はじめまして」と挨拶する姿は、いつもかわいいなと思ってしまいます。

 

そういえば、英語と日本語の発音の違いからか、「なまえ」が言いづらい生徒さんが多いです。

高学年になると、動物や物の名前を覚え、もっと高度な自己紹介やひらがなやカタカナを書けるようにするなど、学年によってもちろん内容は変わります。

5年生だと、「私の名前は、〇〇です。〇才です。家族は何人で、-が好きです。-が嫌いです。…」などといった自己紹介内容になります。

 

ひらがなを覚える時は、英単語とイラストを組み合わせたものを先生方は使用しています。
例えば、オーストラリアの鳥であるクカバラのくちばしのイラストと共に、クカバラの「ク」、Hawaii(ハワイ)の「イ」など。

ちなみにハワイの「イ」はスペルがアルファベットの「i」が2つなので、何となくひらがなの「い」に似ていることからこんな風になっているようです。

また、言葉を教えるだけではなく、文化や習慣も同じく教えています。挨拶した後は、きちんとお辞儀をすることも教えています。また、ひなまつりやお正月などの日本のイベントや、クリスマスなどの日本とオーストラリアの違いも。

 

クリスマスは季節が逆ということもあり、多くの違いがあります。クリスマスはこちらでは家族が集まる日本のお正月のようなイベントです。また、装飾で使われる色も寒い日本では暖色、暑いオーストラリアは寒色など違いがあり興味深いですね。

またある時は、5年生のクラスでは部屋や家にまつわるものの名前を勉強していました。そこではHouseは、「いえ」もしくは「うち」と習っていました。

そこで、急に先生から振られたのが、「いえ と うち」の違いは?と聞かれ、恥ずかしながらすぐに答えられませんでした。ちゃんとした答えが知りたかったので調べてみると、以下のような違いがあるようです。

 

・いえは、HOUSE(物理的)
・うちは、HOME or FAMILY(もっと親近感があるもの)

 

確かに言われればそうだなと…勉強になった日でした。

簡単な日本語ですが、分からないことが意外とあることに気付き勉強になります。また、英語が母国語の生徒相手なのですべてが日本語ということではなく、英語も話されているので英語の勉強にもなります。

日本の習慣に基づき、靴を脱いで座布団を敷いて授業する時もあります。また私がお世話になった学校は、日本庭園が再現されていたり、鳥居があったりとかなり日本の文化に力をいれた小学校でした。

 

ここの学校では、日本からの学生のホームステイを受け入れしたりもします。

もちろん学校に通う生徒の中には、日本人の子もいます。高学年になると簡単すぎる内容だったりもするので、日本語学校の宿題をしていたりもします。

6年生の課題を見てみると中には、山や川など簡単な漢字を使用している生徒さんもちらほらといます。

 

どのように日本語教師になるか?

州によって異なるのですが、先生たちが登録する教育機関のようなものがあり、そこに登録していることがまず一つ。

ブリスベンだとQCT(Queensland College of teachers)、メルボルンだとVIT(Victorian Institute of Technology)などです。

あとは、教師の経験があるか現地で使える教員免許があるかなどが求人では問われます。ここでの教員免許は、以下で紹介する日本語教師講座は関係ありません。

 

学校や州によって異なりますが、LOTEコースという外国語を教える先生になるためのコースを修了していなくてはいけないなど要項があります。

日本での免許があるからとすぐに雇ってもらえるとは限りません。

オーストラリアの大学で勉強することになりますが、日本にて教員免許があれば一部免除されるため、通常よりも早く卒業できる場合もあるようです。

 

日本語講師養成講座

日本語講師養成講座は、日本語を第一言語としない方を対象に日本語を教えるという資格を取得できるものです。日本でもオーストラリアでもオンラインを含めコースがあり、420時間の講座内容になっています。

以前ブリスベンで学校がないか探したことがあったのですが、残念ながらなくメルボルンやシドニーではあるようです。ブリスベンに住みながら受講するにはオンラインの形になるようです。

働くためのビザを持っていないため、コチラの資格を取得しても即座にオーストラリアで働くのは難しいようです。そのため、コチラの資格を取得後は、東南アジア等の日本語学校で働くケースが多いようです。

 

【まとめ】 日本語クラスのボランティア体験してみよう!

 

日本語が母国語であることを生かして、ボランティアができる日本語クラスの体験はオススメです。現地の小学生に教えるとなると英語の勉強にもなるからです。

現在はコロナウイルスの影響で学校への部外者のボランティアなどは禁止となってしまったので、早く収束を願うばかりです。

日本語補習校のボランティアに興味がある方は、日本人向け求人サイトで募集がたまにかかるので時々チェックしてみて下さい。

 

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