【英語力アップのコツ】留学前と留学中お勧め勉強方法を紹介 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:勉強方法のコツ

【英語力アップのコツ】留学前と留学中お勧め勉強方法を紹介

公開:2019/11/17 著者:奥田 佳菜 2910 Views

みなさんカルガリーからこんにちは。夏を謳歌しすぎてずいぶん久々のコラムになってしまいました。ここカルガリーでは9月から早速雪に見舞われて、秋をほとんどスキップしてすっかり冬気候です。

さて、今年もあと2ヶ月を切りましたが、そろそろ来年の春からの留学に向けて本格的に準備をされている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は私の経験も交えながら、英語の勉強方法についてお話したいと思います。英語の勉強と一言で言っても、留学する目的によっても変わってきます。ここでは、一般的な語学留学、ワーキングホリデ-に行く方に向けた英語の準備、そして現地に行ってからどのように英語を延ばしたらいいのかについて書きたいと思います。

事前に語学力を高めておくことの大切さ(留学前の英語学習)

まずは私の失敗談についてお話したいと思います。失敗は成功の元とは本当に良く言えたことで、この失敗があったから今の私があると思えるくらいこの失敗経験は私にとって必要なものでした。

私は大学在学中に3ヶ月間カナダに短期語学留学をしました。初めての海外生活に胸を躍らすばかりで、肝心な英語の準備はどこから何を始めたらいいのか正直ちんぷんかんぷんでした。

英会話初級と書いてある参考書を数冊買って読んでみたものの、全く頭に入らない。しかし若さゆえに、行けば何とかなる精神で渡加しました。結果、せっかくの3ヶ月間を有意義に使えませんでした。

 

新しい文化の体験という風な解釈の仕方をすれば、この3ヶ月はすごく価値のあるものだったと思います。ただ、英語学習に関して言えば完全に失敗だったと思います。

まず私がすごく後悔したのは、英語を話すことを事前に練習しなかったことです。日本の学校ではどうしても文法やリーディングに重点をおいてしまいがちで、英語がコミュニケーションツールであることを忘れてしまいがちです。

どんなに知識があっても、それを使えなければ全く意味がないのです。私は高校時代英語の成績は良いほうで、文法知識もそれなりにありました。

 

しかしながら、会話ができないためクラス別けで下から2つめのレベル。そこで中学1年生で習うような文法の基礎を学習するというすごく無駄な時間を過ごしてしまいました。

 

また、自分の言いたい事が伝わらない、相手の言っていることが分からない状態というのは、想像するよりずっと辛いものでした。航空券の問い合わせで電話をした時のことは今でも忘れません。

電話先のオペレーターが私の言っている事が理解できず、完全無視。その後、私が何を言ってもただ沈黙だけが流れていて、その空気に耐え切れなくなって電話を切りました。

すごく悔しかったです。それと同時にちゃんと準備をしなかった事を後悔しました。

 

行けばしゃべれるようになるという考えは完全に間違いで、それどころかスタート地点にさえも立てない自分がいました。

 

この悔しい経験から、私は再度留学することを決めました。そして、以下の方法によって、日本で英語力を高めました。

 

英語を話す機会をとりあえずたくさん作る

先にもお話したとおり、私は前回の留学で、英語は話せないと意味がない事を痛感しました。そこで英語学習は主に話す練習をする事に重点を置いていました。まず始めたのは「英会話学校」でした。

ベタだけど手っ取り早いし、カリキュラムもしっかりしていたので確実に会話力が伸びました。先生も日本人特有のアクセントに慣れていますし、ゆっくりでも話をちゃんと聞いてくれるので、英語を話す事にまだ抵抗力がある人や初心者の方にはすごくおススメだと言えます。

 

ただ、英会話学校は安くないので、たくさん通うことができないのが難点でした。

 

次に私が見つけた場所は「英会話カフェ」です。名前のとおり、みんなでお茶を飲みながら英語でお話をする機会を設けている場所です。学校とはまた全然違って、先生と話しているよりも外国人のお友達と話しているような自然な感じが好きでした。

コチラは値段も高くないし、たくさん話す機会を作ることができます。また英会話学校では、先生と生徒間の連絡先交換を禁止しているところが結構たくさんあるのですが、ここではそういったルールもありません。

気が合うお友達ができたら一緒に出かけて、英語を話す機会に繋がるのではないかと思います。

 

さらに私が試したのは「ネット英会話」です。私がまだ日本にいた当時(もう10年以上前)にもありましたが、今のほうがもっとたくさんあるのではないでしょうか。

ネット英会話の良い所は、自分の都合のいい場所や時間で英会話ができるところにあると思います。

値段も実際の学校と比べてとってもお手頃なので、たくさん話す機会を作ることを考えたら、ネット英会話が一番だと言えるでしょう。

 

→ ネット英会話(オンライン英会話)は格安で英会話の練習ができる!

 

英語に触れる機会をたくさん作る

大切なことは自分を英語環境に身を置くこと。日本にいるとなかなか難しいですが、普段からこれを意識的にやっていると、海外生活が始まってから現地の環境に入っていきやすいです。

私がよくやっていたのは洋画を字幕なしで見ること。映画では、実際の生活でよく使われる英語を学ぶことができます。慣れないうちは字幕付でもいいと思います。何回も聞いているうちに自然と慣れてきます。映画ではありませんが、「フレンズ」はおススメです。

実際、現地の語学学校でも良く使われます。今改めて見てみると、やっぱり生活の中で使われるフレーズがたくさん出てくることに気づきました。

 

英語の活字に慣れる練習も大事です。当然ながら留学先ではお菓子のパッケージから薬の説明書まで読むものはすべて英語になります。英文を読むことに慣れておくことはとても大事なことです。

私は普段から英字新聞、雑誌を読むことを心がけていました。全部読めなくても、自分の興味がありそうな記事1つでもいいと思います。心がけが大切です。あと、私の時代にはあまりなかったのですが、ソーシャルメディア(SNS)は活用できそうだなと思います。

自分の好きな有名人のツイッターやインスタグラムをチェックしたりコメントを残したりすることで、英語に触れる機会を増やすことができそうです。

 

→ SNSを活用して英語の活字に触れましょう。

 

文法の勉強も忘れずに!

会話のことに重点を置いて話していましたが、やっぱり英文法は英語の基礎となる部分なのでおろそかにしないほうが良いと思います。私は文法の勉強に関しては、中学校レベルの本を一冊やって、その次に高校レベルの本をやりました。

語学留学だと中学校レベルの文法ができていれば十分じゃないかと思います。ぜひ試して頂きたいのが、英文法を英語で学ぶこと。洋書の文法書は日本でも購入することができます。

これをすることによって英語で英文法を説明されることに慣れるので、留学先の学校での授業についていきやすくなります。英英辞書もおススメです。

 

→ 英会話を重視する傾向にあるが、基礎の基礎である文法も重要!

 

留学先で英語力を伸ばす方法

多くの方にとって、留学期間は限られているはずです。ワーホリで1年ある方でも、英語学習に必要な時間として考えたら、決して長い時間だとは言えません。つまり、1年あったとしても、限られた時間であることに間違いないのです。

その限られた時間の中で、いかに英語力を伸ばすことができるのか。それは本当に自分次第です。当然ながら、海外に行けば嫌でも英語環境になります。大切なのは、その環境の中でどれだけ英語を吸収するために、自ら行動を起こすことができるかだと思います。

家で机に向かって教科書をめくることはどこにいたってできます。留学先で必要なことは、より多くの人と交流をする。そして彼らとの生活を通して、生きた英語を学ぶことだと思います。では、どうやってきっかけを作っていったらいいのでしょうか。ポイントにまとめてみました。

 

語学学校の環境を最大限活用する!

語学学校は基礎を学ぶのにはとても良い場所です。授業では、実際の生活でよく使うフレーズや単語が授業に取り入れられています。さらに文法も学習することで正しい英語を総合的に学ぶことができます。

いきなり外に出て話すのに抵抗がある人も、外国人の英語に慣れた先生と練習することによって自信もつけられると思います。授業は朝から午後まで週5日でみっちりとあり、宿題も出されます。

そして、ほとんどの学校では英語オンリーの規則があり、学校では母国語を話すことが禁止されているので、必然的に英語環境に自分を置くことができるのも大きなポイントです。

 

そして、語学学校に行く最大のメリットは「出会い」だと思います。

 

なぜなら英語での会話は一人では成り立たないからです。クラスメイトには自分から積極的にどんどん話しかけてみましょう。また、英語を学ぶという同じ目標を持った仲間に出会うことによって刺激を受け、頑張ろうという気持ちにもなります。

さらに授業以外のイベントや日帰り旅行にもぜひ参加しましょう。クラスメイトや先生と出かけることにより、授業以外でも英語を使う機会を得ることができます。

 

学校外での英語学習法

私が実際やったことは、ショッピングモールを歩いてお店の店員さんと話す。旅行会社で旅行のことを問い合わせる。そんな感じで、とにかくたくさん生の英語に触れる機会をたくさん作りました。

人によって言い回しや使う単語も異なるので、より多くの人と話すことによって英語の知識の幅が広がりました。知らない人に慣れない言葉で話しかけることはとても勇気がいりますが、失敗への恐怖心を捨てることも留学中は大事かなと思います。

 

そして、私がかかさずやっていたことが、その日に覚えた会話フレーズや単語を、記憶がまだフレッシュな1日の終わりにノートに書きとめるという作業です。

 

書いて反復することによって頭に入りやすいし、また後からそのノートで見直しができるからです。

 

【まとめ】 留学出発前から既に始まっている!

今回は留学前、留学中の英語習得法についてまとめてみました。時間に限りのある留学生活を有意義なものにするためにも、出国前に語学力を高めることはとても大事です。

日本にいる間にできるだけ英語に話す、触れる機会を作りましょう。それにより留学生活をスタートさせやすくなるでしょう。そして現地に降り立ったら、ぜひ積極的に行動して人との関わりを作ってみてください。

語学学校で基礎を学び、そしてそこで学んだことをどんどん練習する機会を作っていきましょう。留学が終わった時に振り返ってみて、留学生活が成功だったと言えるのかどうかはあなた次第です。せっかくの機会、ぜひ達成感のあるものにしたいですね。ご健闘を願っています。

 

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