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ワーホリで仕事が見つからない?【2026年版】2カ国留学で失敗しない語学学校の期間と英語力の目安|留学ドットコム

更新:2026/08/28(公開:2018/08/07) 著者:中山 大輔 16901 Views

「円安で予算が厳しいから、フィリピン留学は1ヶ月でいいかな…」

「ネットを見ると、みんなそれくらいの期間で行っているし…」

 

このように、「予算から逆算して留学期間を決めてしまう方」が急増しています。

しかし、創業23年・元祖2カ国留学エージェントである「留学ドットコム」から、あえて厳しい現実をお伝えします。

 

英語初心者が期間をケチってしまうと、ワーホリ先で高時給のローカルジョブ(現地のカフェやオフィスワークなど)に就けず、日本人向けの最低賃金の職場で働くことになります。

結果、「留学費用を削った金額以上に、現地で稼げるはずだった収入を失う(=半年で120万もの大赤字)」という失敗に直面するケースが後を絶ちません。

 

この記事では、「予算内の短い就学期間」を提案するエージェントが語らない「ワーホリで稼ぐための損益分岐点」と、科学的データに基づいた「本当に必要な語学学校の期間」を正直に解説します。

結論:ワーホリで「稼げる仕事」に就くための推奨期間

まずは、目標とする職種と現在の英語力から算出した、ズバリの結論をお伝えします。

【ゴール別】フィリピン留学の推奨期間一覧表
現在の英語力目標とする職種
(現地での働き方)
目標英語力
(目安)
必要な学習時間
(ギャップを埋める)
留学ドットコム
推奨期間
超初級
(TOEIC 400未満)
中学英語も危うい、単語のみ
日本食レストラン
(裏方中心)
TOEIC 600400〜700時間3ヶ月〜4ヶ月
(必須)
初級
(TOEIC 450前後)
現役高校生の平均レベル
ローカルカフェ、接客
(高時給)
TOEIC 750〜800700〜900時間4ヶ月〜6ヶ月
(推奨)
中級
(TOEIC 750前後)
日常会話は可能
ローカルカフェ、接客
(高時給)
TOEIC 800以上200〜300時間2ヶ月
(ブラッシュアップ)
上級
(TOEIC 800以上)
議論や交渉が可能
オフィスワーク、ホテルTOEIC 850以上1ヶ月
(慣らし) または不要

 

また、TOEIC100点アップに必要な学習時間は、下記のように(約200時間~275時間)となります。

TOEIC100点アップに必要な学習時間の比較。Oxford University Press約200時間、TEX加藤氏200〜300時間、フィリピン語学学校180〜275時間、留学ドットコムの体感値約200時間

 

「超初級」より「初級」の方が推奨期間が長いのはなぜ?

これは『ワーキングホリデーで目指すゴール(現地での働き方)』が違うからです。

  • 超初級のゴール: 日本食レストランの裏方(TOEIC600目安)=約3~4ヶ月
  • 初級のゴール: 高時給のローカルカフェ接客(TOEIC750点以上)=約4~6ヶ月

 

高時給のローカルジョブを狙うには、トータルで700〜900時間の学習が必要です。

これをフィリピン留学(週40時間)で計算すると、4ヶ月〜6ヶ月かけてやっと到達できる計算になります。

これが、予算だけで期間を決めてはいけない最大の理由です。

 

海外で働く際に必要な就学期間「最低3ヶ月」の科学的データ

留学ドットコムでは、過去のサポート実績から「仕事探しで有利になる英語力が身につくのは3ヶ月目から(3ヶ月の壁)」とお伝えしています。

これは単なる経験則ではなく、以下のようなデータによっても裏付けられています。

 

根拠1:オックスフォード大学出版局

TOEIC指導の国際的な資料として知られる、Oxford University Press発行の教師向けガイドには、スコアアップに必要な学習時間の目安が掲載されています。

 

【表】オックスフォード大学出版局(三枝式マトリクス)によるTOEICスコアアップに必要な学習時間目安(抜粋)
現在のスコア目標:550点目標:650点目標:750点目標:850点
350点450時間700時間950時間1,225時間
450点225時間450時間700時間975時間
550点225時間450時間725時間
650点225時間500時間
750点275時間

出典:Oxford University Press, A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test

 

このデータはSaegusa(1985)の調査結果を、Oxford University Pressが2007年発行の教師向けガイドの中で正式に採用しているものです。

20年近くにわたり、世界の英語教育現場で参照され続けてきた、時代を超えて支持されている指標と言えます。

 

【現在のスコアから目標スコアへの必要学習時間目安】
  • TOEIC 350点 → 650点(+300点): 約700時間
  • TOEIC 450点 → 750点(+300点): 約700時間

 

ここから導き出される結論は、初級レベル(450点)からローカルジョブで戦えるレベル(750点)まで伸ばすには、約700時間が必要だということです。

 

これをフィリピン留学に換算すると以下のようになります。

  • 700時間 ÷ 40時間 = 17.5週 = 約4ヶ月~5ヶ月

(※フィリピンの学習時間を1日8時間・週5日=週40時間で計算)

 

また、同ガイドでは以下のような実証データも紹介されています。

「200時間を超える学習を行った学生の平均的なスコアの伸びは110点にとどまった」

つまり、「約200時間で100点アップ」というのが、オックスフォード大学出版局のガイドが示す現実的なラインと言えます。

 

根拠2:CEFR(国際基準)での目標スコア

世界共通の語学力指標である「CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)」を用いると、なぜワーホリで「TOEIC 750点」を目指すべきかが明確になります。

 

【表】CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の6段階レベル
レベル呼び方英語力の目安
C2熟達ネイティブとほぼ同等。あらゆる場面で自在に英語が使える
C1上級仕事や学業で不自由なく使える。議論や交渉ができる
B2中上級込み入った内容もある程度理解できる。日常会話に不自由しない
B1中級身近な話題なら要点を理解できる。旅行先で対応できる
A2初級簡単な受け答えができる。よく使う表現なら理解できる
A1入門自己紹介や挨拶など、基本的な表現ができる

上記のように海外で「同僚やお客さんがほぼネイティブ」のような職場で働くにはB2(込み入った内容もある程度理解できる。日常会話に不自由しない)が理想となります。

 

このCEFR(B2)を軸に、次はTOEIC運営元(IIBC)が発表している公式の対照表を見てみましょう。

これは日本の文部科学省も「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」として採用しており、国が公認している信頼性の高い対応関係です。

 

【表】IIBC公式サイトが示すCEFRレベルとTOEICスコアの比較表
CEFRレベルリスニングリーディング合算スコア
C1490点〜455点〜945点〜
B2400点〜385点〜785点〜
B1275点〜275点〜550点〜
A2110点〜115点〜225点〜

出典:IIBC公式サイト「TOEIC Programスコアと『CEFR』の対照表について」
出典:各資格・検定試験とCEFRとの対照表(文部科学省)

 

上記のようにCEFRのB2(TOEIC換算で785点〜)が理想ですが、現実的な最低ラインとしてはTOEIC750前後(B1の上位〜B2の入り口)を目安にしましょう。

海外でのローカル職場を目指す場合には、このラインが基準となります。

 

根拠3:TOEIC専門家 TEX加藤氏のデータ

3つ目のデータは、TOEICで通算98回990点満点を取得している専門家、TEX加藤氏(神田外語学院講師)の指導見解です。

 

同氏が監修する神田外語学院のコラムでは、現場での指導経験に基づき、スコアアップに必要な学習時間を以下のように示しています。

【TEX加藤氏が示す、TOEIC100点アップに必要な学習時間の目安】
  • 600点まで: 約200時間
  • 600点以上: 300時間以上

出典:神田外語学院「TOEIC対策、正しい勉強法は?」(TEX加藤氏監修)

 

現場の膨大な指導経験からも、「100点アップには約200〜300時間の学習が必要」であり、さらに「スコア帯が上がるほど、必要な学習時間も増える」ことが明言されています。

この日本のTOEIC指導現場から出た傾向と数字は、根拠1で紹介した「オックスフォード大学出版局のデータ(約200時間で100点アップ)」とも一致しています。

 

世界的なデータと日本の専門家の意見が揃っていることからも、ワーホリで稼げるレベル(750点)に到達するには「約700時間(=フィリピン留学 約4~5ヶ月)」の学習が現実的に必要であるという事がわかります。

 

根拠4:フィリピン語学学校の実績データ

ここまで、国際的な指標や専門家のデータをご紹介してきました。

次は、実際のフィリピン語学学校(現場)の実績データを見てみましょう。

 

① 各校の「TOEIC点数保証コース」の学習時間設定

TOEICスコアのアップを保証・目標としている名門校のデータを見ると、学校側が想定している「必要な学習時間」が見えてきます。

 

【English Fellaのデータ(+200点保証)】

授業時間6時間40分 / 日
義務自習を含む
学習時間
9時間10分 / 日(週45時間50分)
最小受講期間12週間
総学習時間約550時間

【PINESのデータ(+200点目標)】

授業時間6時間 / 日
義務自習を含む
学習時間
9時間 / 日(週45時間)
コース期間8週間(※目標未達成は延長可能)
総学習時間約360時間

 

このように、TOEIC対策に自信があるフィリピン語学学校の公式カリキュラムでも「100点アップには約180〜275時間が必要」という前提で組まれています。

これもこれまでご紹介してきたOxfordやTEX加藤氏のデータとほぼ同じ水準であることがわかります。

 

②エージェントとしての正直な注意点

ただし、ここで1つ重要な注意点があります。

上記の保証コースのデータは、あくまで「学校のカリキュラム通りにしっかり勉強をこなした場合の基準」です。

 

「厳しい学校や厳しいコースに入りさえすれば、自動的に英語力が伸びる」という留学における”魔法”は存在しません。

 

参考として、ある語学学校から提供いただいた、全18名のリアルなTOEICスコアの推移データ(受講期間:約8週間)を包み隠さずご紹介します。

【表】ある語学学校のTOEICスコア推移データ(全18名)
結果人数割合平均スコア変化平均受講期間
スコアアップ12名67%約+117点約8週間
変化なし・ダウン6名33%約-96点約8週間

 

スコアが上がった12名の平均を見ると、「約8週間(2ヶ月)で約117点アップ」という結果でした。

これまでの理論上のデータと比べると、下記のようにスコアアップのペースが遅い事がわかります。

  • 理論上のデータ:100点アップに約200時間
  • 予想:フィリピン留学8週間(約320時間)なら、160点ほど上がる計算
  • 現実:117点アップ

 

しかし、これが「現場のリアルな平均値」と言えます。

 

高い集中力を持って毎日継続して勉強できる人もいれば、モチベーションが途切れてしまって勉強ペースが落ちてしまう人もいます。

実際、上記データの33%(6名)は、スコアが変化しなかったり、逆に下がってしまったりしています。

 

現実には、全員が理論値(データ)通りに一直線に伸びるわけではありません。

プラトー現象(学習してもスコアが伸び悩む時期)に直面するケースも一定数存在します。

 

もしあなたがより確実な目標達成、英語力アップをしたいのであれば、予算と理論値から逆算したギリギリの期間で計画を立てるのはNGです。

夏休みの宿題のように「少し遅れても大丈夫」という、余分な就学期間も考慮した現実的な留学プランを立てるのが重要になってきます。

 

根拠5:エージェント歴23年「留学ドットコム」の体感値

最後は、私たち留学ドットコムの体感データになります。

全ての留学生がTOEICを受験しているわけではありません。

しかし、元祖2カ国留学エージェントとして23年間、数え切れないほどの留学生をサポートしてきた「現場のリアルな体感値」があります。

 

それは「フィリピン留学1ヶ月で、TOEIC 50~100点アップ」というペースです。

 

これは統計上のデータではありませんが、長年のカウンセリングや帰国者の声から導き出したこの数字は、これまでのデータと下記のように一致しています。

  • フィリピン1ヶ月の学習時間: 約160~200時間
  • 私たちの体感: 50〜100点アップ
  • これまでの理論データ: 約200時間で100点アップ

 

つまり、机上の空論だけでなく、23年間のエージェントとしての肌感覚からも、「約200時間の学習でだいたい100点弱のスコアアップ」というのは極めて現実的なラインなのです。

 

だからこそ、現在の英語力が初級(TOEIC450前後)の方が、ワーホリで高時給ローカルジョブを狙えるレベル(TOEIC750)へと「300点」伸ばすには、やはり4ヶ月〜5ヶ月の留学期間が”最も現実的で確実なプラン”であると自信を持ってアドバイスしております。

 

【徹底比較】1ヶ月留学 vs 3ヶ月留学の半年後収支シミュレーション

では、実際に「留学期間の違い」がワーホリでの収入にどれくらい影響を与えるのでしょうか?

フィリピン→オーストラリアの2カ国留学で半年間働いた場合の数字で比較してみましょう。

 

今回は、学校費用・現地での収入だけでなく、見落とされがちな「現地での生活費」まで含めて計算します。

 

①フィリピン留学費用(節約型の場合)

【表1】フィリピン留学費用の目安(節約型の場合)
期間合計金額目安
4週(1ヶ月)約270,000円
12週(3ヶ月)約670,000円

※内訳(入学金・授業料・航空券など)の詳細は、下記の記事で解説しています。学校によって金額は変動するため、あくまで最低金額の目安としてご参照ください。

 

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②オーストラリアでの生活費

【表2】オーストラリアでの現実的な生活費の目安(1ヶ月)
項目金額目安
政府基準
(学生ビザ申請時の残高証明の月割り)
約$2,476
(年29,710ドル÷12)
堅実な節約生活
(家賃・食費・交際費すべて込み)
約$2,640

「年29,710ドル」は、オーストラリア内務省が学生ビザ申請時に求める生活費部分の残高証明の基準です。

この数字はワーキングホリデーでの公式な必要生活費や目安ではありませんが、現地での一般的な生活費の目安として参考になります。

 

また、上記の月額生活費(2,476ドル)は生活費としてはかなりギリギリの水準で、シェアハウスの家賃・食費・交通費など基本的な生活費を含めると、堅実な節約生活でも2,640ドルほどが一つの目安となります。

出典:オーストラリア内務省(移民局)公式サイト「Student visa (subclass 500)」

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③トータル収支シミュレーション

上記を踏まえた、最終的な半年間のトータル収支です。

 

2カ国目(オーストラリア)での生活費は、両パターンとも同じ「堅実な節約生活(月$2,640)」で計算し、フェアな比較にしています。

項目パターンA
(予算重視「1ヶ月留学」)
パターンB
(初期投資「3ヶ月留学」)
フィリピン留学費用約27万円〜約67万円〜
ワーホリでの就業先日本食レストラン(裏方)
※英語力不足でローカル不採用
ローカルカフェ・接客
※身につけた英語力でゲット
働き方シフト少なめ
(月64時間程度)
フルタイム+土日祝
(月160時間程度)
手取り時給の目安28AUD30AUD
(土日祝の割増を含む平均)
ワーホリ平均月収約20万円約53万円
現地生活費(月額)-$2,640(約-29万円)-$2,640(約-29万円)
月々の収支-約9万円+約24万円
半年間の生活収支-約54万円+約144万円
最終トータル収支
(総収入-留学費用)
-約81万円+約77万円

※上記は、フィリピン留学費用および、オーストラリアの公式賃金データ・税制をもとにした試算例で、1AUD=110円で計算

※オーストラリアの手取り時給は、全国最低賃金(時給26.44 AUD、2026年7月改定)にカジュアル割増25%を加えた33.05AUDから、ワーホリ税制(所得45,000AUDまで一律15%課税)を差し引いて算出

出典:Fair Work Ombudsman(オーストラリア公正労働機関)公式サイト「Minimum wages」
出典:ATO(オーストラリア国税庁)公式サイト「Schedule 15 – Tax table for working holiday makers」

 

表を見ていただければ一目瞭然ですね。

パターンA(1ヶ月留学)は、学校費用を節約できたとしても、シフトが少なく稼げる金額が生活費を下回るため、半年間でトータル約81万円の赤字になってしまいます。

貯金を切り崩しながらの生活になる計算です。

 

一方、パターンB(3ヶ月留学)は、最初は学費で手元からお金が出ていってしまったとしても、フルタイムかつ高時給の仕事に就けるため、半年で約77万円の黒字を確保できます。

 

両者の差は、実に約158万円にのぼります。

滞在期間が1年、2年と延びれば、この差はさらに大きく広がっていきます。

 

注意!留学期間の選び方で、知っておきたいこと

「でも、SNSや他の留学エージェントでは『学校に通うのは無駄』、『学校1ヶ月だけの人も多い』という声や情報を見かけるよ!」という方もいるでしょう。

 

実際に1〜2ヶ月程度の就学期間という方も多いのは事実です。

しかし、「その短い期間で、果たして条件の良い稼げる仕事を見つけられるかどうか」は全く別の話になります。

 

例えば、もし雇用主が下記のような4名の面接をしたらどうでしょうか?

  • Aさん(学校1ヶ月だけ)
  • Bさん(学校1ヶ月だけ)
  • Cさん(学校2週間だけ)
  • あなた(3〜4ヶ月じっくり時間を掛けて英語力アップさせた

 

当然、あなたは他のライバルよりも有利に、条件の良い仕事を勝ち取りやすくなります。

それに、現地での仕事探しは、日本人だけでなく、他の国籍のワーホリメーカーや現地の大学に通う留学生との競争です。

海外で働く際には、英語力が高すぎて困るという事はないのです。

 

なぜ「短い就学期間」が広まりやすい?

これには、下記のような留学業界の事情と、SNSの性質が大きく関わっています。

理由1:留学エージェントの事情

  • 正直に必要な期間(3〜4ヶ月)や費用を伝えると、「予算オーバーだ」と判断され、申込みが見送られてしまうリスクがある
  • 予算内で最も金額を調整しやすい「就学期間」が真っ先にプランから削られやすい
  • 「低い英語力が原因で仕事探しに苦労する」という厳しい現実を正直に伝えると、お客様が不安になり渡航自体を躊躇してしまう

 

理由2:SNSでの偏った情報

  • 学校ゼロで運良く仕事を見つけられた人は「学校は不要なんだ!」と積極的に情報発信する
  • 学校期間が短く、仕事探しに苦労している人ほど積極的な情報発信をしない
  • 仕事が見つけられず、貯金が尽きて日本へ帰国した人は、その失敗を積極的に情報発信しない

 

こうした背景があることを理解した上で、身の回りにある情報を冷静に見極めることが大切です。

 

国内オンラインコーチングという選択肢について

近年では「日本にいながら英語を身につける」という、国内のオンライン英語コーチングサービス(月額10万円以上かかるケースも多いです)を提案する留学エージェントもあります。

一方、同じような事前準備を、フィリピンでの短期集中留学(2カ国留学)で行うという選択肢もあります

 

それぞれ向き不向きがあるため、下記の表で比較してみましょう。

【表】ワーホリ事前学習のアプローチ比較表
比較項目ケース①
日本でオンラインコーチング
ケース②
フィリピン短期集中(2カ国)
ケース③
目的国へ直接渡航(1カ国)
学習スタイル仕事後、休日に自習+週数回の面談・レッスン1日8〜10時間、マンツーマン集中講義(全寮・食事付き)現地語学学校(1日3〜5時間グループレッスン)+現地生活
費用感
(月額換算)
高(月20万〜)
※コーチング10万+家賃・食費10万と仮定
中(月20万〜)
※学費・滞在費・3食込み
極めて高(月30万〜)
※欧米圏の学費+円安で現地滞在費増
学習効率
環境
仕事との両立が難しい挫折・消化不良のリスク。授業外は日本語環境誘惑が少なく、学習時間とアウトプット量を確保。短期集中で高成果英語漬けの環境だが、初心者はグループレッスンに苦戦
キャリア
収入
直前まで仕事継続、収入が途絶えない休職・退職が必要だが、短期集中で学習に専念できる無職期間が長引くと、初期費用と現地生活費で資金減少が早い
こんな人に
向いている
・仕事を辞めず準備したい人
・自己管理が得意な人
・仕事と勉強の両立が不安な人
・短期間で一気に伸ばしたい人
・資金に余裕がある人
・環境を大きく変えたい人
こんな人に
向いていない
・コツコツ自習が苦手な人・1日中の勉強が不安な人・費用を節約し、すぐ働きたい人

上記のように、国内オンラインコーチングも決して万能ではありません。

 

もし留学エージェントからこうしたオンラインコーチングを強く勧められた場合には、自分のライフスタイルや性格に合っているかをしっかり検討しましょう。

 

一方で、「日本で英語の勉強と仕事をうまく両立できる自信がない」「費用を抑えて短期間で一気に伸ばしたい」という方には、やはりフィリピンでの2カ国留学がベストバランスと言えます。

また、「資金に十分な余裕がある」「1日でも早く行きたい国がある」という方には、従来の1カ国留学スタイルが良いでしょう。

 

留学ドットコムが「正直な期間」をお伝えする理由

留学ドットコムが、お客様にとって耳の痛い「本当に必要な期間と費用」を正直にお伝えしているのは、創業から一貫して以下の考え方を持っているからです。

 

  • 留学エージェントには余分なお金をかけないでほしい
  • エージェントへ支払う費用を抑えた分、少しでも長く学校に通ってほしい
  • 学習時間が増えれば仕事探しが楽になり、結果的に現地での収入(トータル収支)が増える

 

留学ドットコムは、少額の手配料(条件によっては完全無料)、海外送金費用も弊社負担、為替の計算レートも上乗せなし(TTSの小数点以下切り捨て)で運営しています。

だからこそ、自社の利益ではなく「お客様のトータルの収支」を最優先に考えた、正直な提案ができると考えています。

 

【Q&A】留学ドットコム推奨の学習期間設定のまとめ

Q1:2カ国留学でワーホリの仕事を見つけるには、語学学校に何ヶ月通えば良いですか?

A:目指す職種によって異なりますが、最低ラインは「3ヶ月(12週間)」です。

ワーホリで現地のローカルジョブ(英語環境の仕事)を得るための目安は「TOEIC750点(CEFR B1上位〜B2レベル)」とされています。

現在の英語力が初級(TOEIC450点前後)の方の場合、このレベルまで「300点」スコアを伸ばす必要があり、そのために必要な学習時間は「約700時間」です。

日本食レストランなど裏方中心の仕事であれば3〜4ヶ月、ローカルカフェなど時給の高い接客業を目指す場合は4〜6ヶ月が目安になります。

ただし、個人の目標や現在の英語力によって最適な期間は変わるため、詳しくは留学ドットコム公式LINEからお気軽にお問い合わせください。

 

Q2:予算が少ない場合、留学期間を短くして渡航しても大丈夫ですか?

A:おすすめしません。

期間を短くして英語力が低いまま渡航すると、現地で低賃金の仕事(かつ少ないシフト)しか見つからず、「節約した学校費用以上に、現地で得られるはずだった収入を失う」結果になりやすいためです。

実際に当社のシミュレーションでは、初期費用を節約して1ヶ月留学にした場合と、しっかり3ヶ月留学した場合とでは、半年後のトータル収支で「約158万円」もの差が生まれます。

目先の予算に合わせて期間を削ることは、結果的に一番の損につながります。

 

Q3:TOEICのスコアを100点上げるには、どれくらいの勉強時間が必要ですか?

A:目安は「約200〜275時間」です。

これは、Oxford University Pressの教師向けデータ(約200時間)や、著名なTOEIC指導者のTEX加藤氏の知見(約200〜300時間)、フィリピン語学学校の点数保証コースのカリキュラム設定(約180〜275時間)、そして当社の長年の体感値(約200時間)など、複数の異なるデータから導き出された共通の目安です。

ただし、600点以降はスコアが上がるほど1点アップに必要な時間も増えていく傾向があります。

 

Q4:フィリピン留学で、実際どれくらいTOEICスコアは伸びますか?

A:語学学校の実際のトラッキングデータでは、「8週間(2ヶ月)で平均約117点アップ」という結果が出ています。

また、TOEIC点数保証コースを持つ名門校では、12週間(3ヶ月)で+200点程度を想定・保証しています。

留学ドットコムの長年の経験則としても「1ヶ月で50〜100点程度のアップ」が一つの目安です。

ただし全員がデータ通りに一直線に伸びるわけではなく、伸び悩む時期(プラトー現象)を迎えるケースも一定数存在します。

 

Q5:留学期間の違いで、ワーホリでの収入はどれくらい変わりますか?

A:半年間で「約158万円」の差が生まれる計算になります。

フィリピン留学からオーストラリアでのワーホリに進んだ場合の試算では、1ヶ月留学(初期費用約27万円)とその後の半年間の収支は【-81万円】、3ヶ月留学(初期費用約67万円)の場合は【+77万円】という結果になります。

身につけた英語力によって、フルタイムかつ高時給の仕事に就けるかどうかが大きく影響するためです。

 

Q6:国内のオンライン英語コーチングと、フィリピンでの留学はどちらが良いですか?

A:目的や状況によります。

今の仕事を辞めずに準備したい方や自己管理が得意な方には国内コーチングが向いています。

一方、仕事と勉強の両立が難しい方や、短期間で集中してアウトプット量を確保したい方には、フィリピンでの2カ国留学がおすすめです。

 

まとめ

ここまで、フィリピン留学・ワーホリで「稼げる仕事」に就くために必要な学習期間について、5つの異なる角度からデータをご紹介してきました。

 

  • Oxford University Pressの教師向けガイド
  • CEFR(IIBC公式データ)
  • TOEIC指導者のTEX加藤氏の知見
  • 実際のフィリピン語学学校の実績データ
  • 留学ドットコムが23年間積み重ねてきた現場の体感

 

性質の異なるこれら複数のデータが、揃って「最低でも3〜6ヶ月(約400〜900時間)」という同じ結論を示しています

英語レベル別のフィリピン留学推奨期間。超初級(TOEIC400未満)3〜4ヶ月、初級(TOEIC450前後)4〜6ヶ月、中級(TOEIC750前後)約2ヶ月、上級(TOEIC800以上)1ヶ月または不要

 

ゴールまでの距離(必要な学習時間)が明確に分かることで、「今の自分はどのあたりにいるのか」「いつ頃、成果が出はじめるのか」を客観的に判断できるようになります。

光が見えない暗中模索の状態よりも、手元に明確な地図(データ)がある方が、日々の勉強も確実に頑張れるはずです!

 

そして、収支シミュレーションで見てきた通り、学校期間を削ることは、目先の出費を抑えられたとしても、現地で得られるはずだった収入を失うことにつながりかねません。

 

「期間を削る」という判断は、思っている以上にコストとリスクの大きい選択なのです。

 

もちろん、ここでご紹介した数字はあくまで目安であり、最適な期間は目指す職種や現在の英語力によって一人ひとり変わります。

「自分の予算と英語力の場合はどうなる?」という具体的なシミュレーションをご希望の方は、ぜひお気軽に 留学ドットコム公式LINE からご相談ください。(※ご相談・お見積りは無料です

 

プロの目線から、あなたが一番損をしないでトータルで得になる最適な留学プランをご提案します!

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