【留学・ワーホリ準備】完璧なスタートを切るために必要な4つの能力 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:留学の準備

【留学・ワーホリ準備】完璧なスタートを切るために必要な4つの能力

公開:2020/03/27 著者:坂元 ちひろ 336 Views

こんにちは、ちひろです。

留学・ワーホリ準備中のみなさま、お疲れさまです。最近になって海外生活に興味を持ち始められた方々は、是非そのまま前向きに検討してください。

 

人生の中で心の底から関心を持てることって、そんなに次から次に出てこないはずです。せっかく見え始めた新しい道、そのまま追求していただきたいです。

 

さて、私はこれまでに様々な留学生と出会ってきました。そして、満足いく留学生活を送れた人にはいくつかの共通点があることに気がつきました。

留学を成功されられるか、不完全燃焼で終わってしまうかの差は、留学準備段階から徐々につき始めます。

そこで今回は、「留学やワーホリ準備において、完璧なスタートを切るために必要な4つの能力」をテーマにお話しさせていただきます。絶賛準備中の方も、これから準備に取り掛かる方にも、参考にしていただけると嬉しいです。

能力① 情報管理力があること

まずは何と言っても、「正確で有意義な情報を集める力がどれだけあるか」に尽きます。しかし、ただただ多くの情報を拾っていけば良いというわけではありません。

 

私が実際に留学して痛感したことは、「複数の出どころから集めた情報を取捨選択して、ひとつにまとめられる力が欠かせない。」という点です。

 

仮に今、渡航先でどのカレッジに通うかを決める段階にあるとしましょう。まずは、留学エージェントがまとめてくれた学校紹介のページを参考にするでしょう。そして、次にその学校自体のホームページまで飛んでみる人もいるでしょう。

私がおすすめするのは、そこからもう一歩踏み込んだリサーチをすることです。例えば、実際にそのカレッジに通っている日本人のSNSやブログを探して見てほしいです。

ある程度、英語が読める方なら現地の学生(ネイティブや他国の留学生)の口コミまで参考にしていただきたいのです。まだ英語が解読できない方でも、「総評価が高いのか低いのか」までは見て取ることができるでしょう。

 

なぜこのようなことをおすすめするかと言うと、当たり前ですが、「学校のホームページには、そのカレッジの良い部分しか記載されていないから!」です。

 

ホームページ上には、「うちの大学は学習環境が万全です。」、「国際色豊かです。」、「他の大学にはないほどバラエティ豊かなカリキュラム数です。」などの売り文句が踊ります。

一方、学校にとってネガティブな情報、例えば「私どもの大学はアクセスが少々不便です。」、「カリキュラムが多い代わりに授業料はやや割高です。」と言った情報は記載されることは決してありません。

そこで、実際に通っている人の「リアルな声」までを収集し、メリットとデメリットをそれぞれ理解した上で総合的・多角的に判断することができれば、失敗しない学校選びをすることが可能になります。

 

→ 情報リテラシーは、現代では欠かすことのできない能力のひとつです。

 

能力② 臨機応変に行動できること

次に、「不測の事態が起きても、柔軟に対応できる臨機応変さ」もあると良いです。もしも、未来のことを予知できる先見性があれば、そのような能力は必要ありません。

でも、先日のコロナウイルス問題が良い例で、このタイミングで新型ウイルスが蔓延することを誰が想像できたでしょうか。

WHOがパンデミックと認識するまでに至り、留学延期せざるを得ない人まで出てくるなんて、早期に想定できた人がいたでしょうか。

 

先々で起きることを完璧に予知することは不可能に近いです。私たちにできることは、「起きた出来事に応じて、適切な行動を迅速に取ること!」です。

 

そのためには、常に最悪のケースを想定した準備をしておけると効果的でしょう。

例えば、私の場合は年齢制限ギリギリでのワーキングホリデーでした。万が一、ビザ申請に不備があったり渡航先で入国制限が起きたりした場合は、最後のチャンスを棒に振ってしまうことになります。

そこで、カナダとオーストラリア両国のビザ発給許可証を取得しました。「カナダがダメになってもオーストラリア、逆もしかり。」といったように、予備のプランを用意することで気持ちの余裕も持つことができました。

 

他にも、留学資金を貯めていた時期は、仕事をひとつだけに絞らずに、副業をスタンバイしていました。このご時世ですから、明日何が起きてもおかしくありません。

ひとつしか頼るものがないと、それがボツになってしまった場合に、頼るものが何もありません。社内規則で副業が認められていない会社もまだ多くあるので、副業に関してはそれぞれの立場によりますが。

留学に限らず普段の生活から、「プランAがうまく進まなかった時のためにプランBも用意しておく。」ことを心掛けていると、留学中の予期せぬハプニングにも柔軟に対応できる可能性が広がります。

 

→ 普段から「備えあれば憂いなし。」の心積もりで行動しましょう。

 

能力③ 計画性を持っていること

こちらは「言わずもがな」ですが、本当に大切なことなのであえてお話しさせていただきます。出発日が決まっている留学ですから、必ずそのデッドラインを守らなければいけません。

この「計画性」は噛み砕いて表現すると、「出発日から正確に逆算をし、余裕を持って自分オリジナルのプランを組み立てられる能力」と言い換えることができます。

 

留学準備には、役所への申請関係や学校・職場との手続き、また人によっては引っ越しなど、「自分都合だけでは進められない」ことが多数あります。

 

仮に自分はすぐに書類の用意ができたとしても、相手が必ず思い通りのスケジュールで手配に取り掛かってくれるとは限りません。

ひとつひとつの手続きに際して、「今のタイミング、自身の身分や状況では処理にどれくらいの期間が必要なのか。」の各所への問い合わせを絶対に怠らないようにしてください。

また、ここでも本コラムの「能力①」の項目でご紹介した「情報管理力」が役立ちます。
例えば、インターネット上で「私はたったの1週間でビザを交付してもらうことができた。」という情報を見つけたとします。

 

でも、それはあくまでも、「その人の場合」にしか過ぎません。耳触りの良い情報だけに頼って自分の予定を組むことは止めましょう。

 

役所関係なら市町村によってスケジュールは違いますし、学生なのか社会人なのかといったステータスによって、手続き内容も大きく変わります。申請先の組織が繁忙期なのかそうでないのかによっても異なります。

どれだけ入念に準備をしても、それでもやっぱり思い通りにいかないことも出てきます。余裕はあるに越したことはありません。

日程がギリギリになって尻に火が付いた状態で行動するのではなく、自分オリジナルの準備プランを「十分な余裕を持って」作成・実行するようにしてください。

 

→ 他の人と全く同じ準備プランは存在しません。

 

能力④ 愛嬌を備えていること

「愛嬌」というと女性だけに備わっているものと捉えられるかもしれませんが、私がお伝えしたいのは、「いざという時に、周囲から助けてもらえる人でいる」ということです。

日常生活の中でいうと、一人暮らしを始めるとなった時に、やたらと周囲の人から家具家電を譲ってもらえて、自分で買ったものはほとんどない人っていますよね?そんなイメージです。

「困っているみたいだし、ちょっと協力してやるか!」と周りから慕ってもらえる人であるかどうかは、非常に重要です。なぜなら留学準備って、一人の力ではどうしてもスムーズに進められない場面があるからです。

 

私の場合は、「仕事はいつも通りやらないといけないけど、同時進行で留学の準備も円滑に段取りしないといけない。」ことに最も苦労しました。そんな時に手を差し伸べてくれたのは、会社の上司だったり先輩後輩だったりしました。

また、留学しようかどうかを悩んでいた時期に、留学に挑戦してみたいという私の気持ちを否定したり、足を引っ張ったりする人は誰一人としていませんでした。

周りの人が前向きな言葉で応援してくれ、支えてくれたおかげで留学を実現することができました。

 

この「自分の夢を否定したり潰そうとしたりしてくる人をそばに置かない。」ことも、留学準備を成功させるひとつの手でもあります。

 

新しいことにチャレンジしようとした時に、笑ったり、「そんなの無理だよ!」と押さえつけようとしたりする人がいるのも現実です。

あくまで私の人生は私の人生なので、人に否定されて良いものではありません。自分の気持ちをきちんと理解してくれて、サポートしてくれる人とお付き合いするようにしましょう。

留学準備に限ったことではありませんが、普段の言動は自分が窮地に陥った時に返ってくるものです。常日頃から自己中心的な態度を取っていたり、他人の足を引っ張ったりしている人は、いざ自分が困った時には周囲から愛想を尽かされているでしょう。

 

一方で日々、徳を積んでいる人の元には、いざという時に助け舟を出してくれる人が現れます。

 

→ ついつい自分のことばかり考えがちですが、自分の周囲にも気を配ろう。

 

【まとめ】 すべての能力をバランスよく!

 

総じて言うと、私が出会ってきた留学やワーホリ生活を成功させた人って、「バランス感覚に優れている」ように感じます。

情報収集だけが上手くても、それを自分の計画として落とし込めない限りは、集めた情報を活かすことができません。

たとえ計画力が完璧でも、臨機応変さがないと予期せぬ出来事が起きた時に、今まで立てたプランは全くの無意味です。

 

あとは、「人望」も大きなキーワードです。自分には海外での新しい生活が待っているので、「これまでの人付き合いは、もう関係なくなる。」と思ってしまうかもしれません。でも、そうではありません。

私が留学準備中、トラブルが起きた時に助けてくれたのは昔からの知人でした。海外へ出てからも渡航先で悩み事があった時に救ってくれたのも、日本での人脈です。

「留学だから」、「ワーホリだから」と都合の良い時だけ、きちんとしようとしても、必ずどこかでボロが出ます。私も人のことを言えた立場ではないので、自戒も込めてお伝えしたいと思います。

 

普段から何事にもバランス感覚を意識して取り組むこと。また、誠実に人付き合いをしていることが、結果として自身の成功につながります。

 

これは留学という狭い枠組みにか関わらず、人生全般についても言えることですね。

みなさんの留学もしくはワーホリ、ひいては今後の人生が素敵なものになるよう祈っております。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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