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【イタリア留学】イタリア留学中の1日のスケジュールをご紹介!

公開:2019/05/21 著者:常世 麟太郎 917 Views

美味しい食事と華やかな芸術に満ち溢れたイタリア留学ですが、あなたはどんな一日を思い浮かべるでしょうか?

語学学校の授業はどれくらいの長さなの?語学以外の勉強は何ができるの?放課後にはどんなことができるの?などなど。

一般的な語学学校で、一般イタリア語コースに通った場合の一日のスケジュール例を紹介します!

語学学校の授業開始は9時から

イタリアの語学学校の授業は、総じて午前9時前後に開始します。私が通った語学学校では、午前のクラスは、09:00~12:20で行われました。多くは文法・会話・語彙を培う授業になります。

イタリア語は英語とは違い、6種類の主語に合わせて、動詞の形が様々に変化します。

このように聞くととても大変そうに思われるでしょうが、多くの動詞の語尾に規則性を見出すことができるので、慣れてしまえば大丈夫です。

 

頭のよく働く朝のうちに動詞の活用や語彙を繰り返して、会話や筆記につないでいきます。

授業は一コマ平均して90分程度で、間に10~20分の休憩が挟まれることが多いです。この休憩時間には、語学学校の自販機でコーヒーやスナックを買って休憩する人が多いです。

イタリアではバールとよばれるカフェが街の至るところにあるため、学校外で休憩をとる人も多いです。私の通っていた語学学校では、講師も休憩時間に学外のカフェに行って、次の授業開始が遅れるなんていったこともありました。(笑)

 

ランチタイムは約1時間

午前の授業が終わるとランチタイム(12:20~13:30)になります。誰もが最も楽しみにしている時間、といっても過言ではありません。昼食の摂り方は、講師も学生も、大体2パターンに分かれます。

1つ目は自宅から持参した昼食を食べるスタイル。バナナやリンゴなどの果物を持参するパターン。通学途中のスーパーで買ってくる方もいます。また、ペンネなどの食べやすいパスタを予め調理し、ソースとあえてタッパーに入れて持参する方もいます。

2つ目は、学校近くのレストランやバールで済ませるパターン。パニーニ(サンドイッチ)を持ち帰りで買う人もいれば、時間に余裕がある場合にイートインでランチセットメニューをしっかり食べる人もいます。

 

パニーニの相場は4~6ユーロですが、お店によっては大きなパンを使ってくれるので、腹持ちはいいです。

ランチセットメニューは、基本的には前菜・パスタ・メイン・ドリンク・デザート等から構成され、相場は10ユーロ前後です。

品質も高く、もちろんお腹いっぱいになれます。

 

午後の授業は専門分野の授業

午後の授業は、13:30~16:40の時間帯で行われます。学生が選択するコースによって、かなり違いが出ます。この時間帯には授業が無い放課後になる場合もありますが、今回は授業があった場合を紹介します。

午前の授業の延長線上で語学をメインにした授業が行われる場合と、その他イタリアの歴史や文化などにスポットを当てた授業が行われる場合があります。

後者では、各分野の先生が学校に来て、それぞれの分野の授業を行ってくれます。

 

どの語学学校でも、イタリアの歴史、音楽、映画、美術、食文化の授業が行われることが特に多い傾向にあります。私の通っていた語学学校では、イタリアの各地方の特産品や郷土料理を紹介してくれる授業がありました。

授業では郷土料理の特徴や材料の解説だけではなく、各料理の成立の背景や言語との関わりにも注目した内容で、講師の方はそれらを美味しく食べられるお店を毎回紹介してくれました。

この時間に授業がない生徒は、滞在先に戻って自習したり用事を済ませたり、あるいは友達とちょっとした観光を楽しむ方が多いです。

 

平日の観光は、学校が終わって日が暮れるまでの数時間なので、主に市内観光程度になります。フィレンツェ、ローマ、ナポリ、ヴェネツィアなどは、遺跡・教会・伝統的建造物が非常に多い街なので、歩いているだけで毎日新たな発見があります。

ちなみに私が滞在していたフィレンツェは、街並みそのものが中世のもので非常に美しい景観でした。目的地を定めずとも、歩いているだけでとても楽しい都市でした。

また、すべての人が気軽に利用できる図書館もあったため、試験前には放課後の時間を利用して、アメリカ人女性の友だちと試験対策の勉強をしていました。

 

17時以降の放課後の過ごし方

17時以降の時間になると、語学学校の授業は終わります。とは言え、日本で想像する夕方の17時とは、雰囲気が全く異なると思います。イタリアの17時は夕方の明るさではなく、日本の14時くらいの明るさだからです。

5月中旬からは、夜9時半頃にならないと暗くなりません。そのため、イタリアの人々は、時刻の割に日本よりも活動的と言えるかもしれません。

多くの学生は滞在先に戻ることがほとんどで、一人暮らしの人は家事を済ませたり、自習したりします。

 

夕食に関しては、20時以降から始まることが多いです。イタリアの一般家庭でもそれくらいに食べ始めることがほとんどです。

レストラン、トラットリア(軽食屋)、オステリア(居酒屋)は、19時前後からディナータイムが始まることが多いので、この時間にはお客さんでかなり賑わっています。特に学生たちに人気なのは、アペリティーヴォと呼ばれる食事形式です。

値段は10ユーロ前後、食べ放題+ドリンク1杯というビュッフェ形式で、学生の多い大学近くにはこの形式のトラットリアが多いです。リゾット、ピッツァ、カプレーゼなどを満足するまで食べ続けることができます。

 

23時以降のナイトライフまたは身支度・就寝

日本人の感覚では、23時と聞くと就寝時間をイメージすると思います。それなりに遅いこんな時間も、観光地の多いイタリアでは、通りはまだ活気に溢れていることも多く、軒先でワインを飲みながら友人と会話を楽しむ人もかなり見られます。

ディスコテーカ(伊語:ディスコの意)では、この時間から深夜まで飲んで歌ってという現地の若者も多くみられます。日本と比べるとスリ等の犯罪も多数発生しているため、夜間の外出には細心の注意を払うか、安全のため外出を控えることも大事です。

如何でしたか?イタリア生活の1日をイメージして頂けたでしょうか。英語圏の留学国とはまた違った雰囲気を感じて貰えたのではないでしょうか。

 

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