留学・ワーホリ準備や現地での生活が思い通りにいかない時に読んでみてほしいコラム | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:留学の準備

留学・ワーホリ準備や現地での生活が思い通りにいかない時に読んでみてほしいコラム

公開:2021/07/23 著者:坂元 ちひろ 200 Views

こんにちは、ちひろです。

皆さんどうですか?留学・ワーホリ準備や現地での生活は理想通りに進んでいますか?

このコラムを読んでくださっている人の中には、もしかすると当初の目標とは違うところにいて悩み中の人もいるかもしれませんね。

 

特に2020~2021年はコロナウィルス問題で、自分ではコントロールできない外的要因で足を引っ張られるような時期でしたね。

 

2021年の中盤に差し掛かっても未だに日本国内においては、何となく新しいことを始めたり、動いたりし難い空気感が漂っています。

そうかと言って、何もせずにまた1年を終えてしまうのは勿体ないです。物事が思い通りにいかない時こそ、状況を変えるチャンスです。

「このままではいけないかもしれない…。」と感じ始めている人は、是非このまま読み進めてみてください。

叶わない目標ならいったん見切りをつけるのも必要

 

「何だか思い通りにいかないな…。」と感じるということは、何かしらの目標や理想があるのだと思います。

設定した目標に近づけている気がしないからこそ、“思い通りにいかない”という状況に陥ります。

多くの人が「何としてでも目標を達成しなければ!」と必死になります。

 

けれども、どうしても上手くいかない時は、勇気を出していったん見切りをつけるのも手です。

 

一度決めた目標は必ず達成しないといけないと思われがちですが、決してそうではありません。自分の実力や周りの状況にあわせて変えていく方が合理的な場合もあります。

例えば、私がカナダでワーホリをしていた時は仕事探しが上手くいきませんでした。元々はカナダの現地企業で働くという目標を持って渡航しました。

しかし、現地で採用してもらうにはビザの残り期間が少なく、英語力も足りませんでした。

 

数ヶ月は粘りましたが、「このままでは何も得られないワーホリになってしまう…。」と危機感を覚えました。

そして、あるタイミングで現地企業での就労には見切りをつけて、ジャパニーズレストランで働くことにしました。

当初の目標にこだわったままだったら、ビザの残りの期間をさらに消費してしまいレストランでの仕事すら得られないところでした。現在の状況を素直に受けとめて行動を変えるのも時には大切です。

 

途中で目標を変えるのは悪いことじゃない

 

一旦はレストランで働き始めたものの、「このままでは終わりたくない。」という気持ちは抱えていました。

とは言え、ビザという物理的な条件を踏まえると、現地企業での就労は現実的ではありません。そこで私は目標を変えました。

今度は働く国をカナダに限定せず、国際的な仕事に就くことを目標にしました。許容範囲を広げたんですよね。

 

こうすれば日本で行われる国際イベントも対象になるため、ビザの問題に頭を悩ませる必要はありません。

そうこうしているうちに、東京オリンピックで働ける人員の募集が始まりました。ボランティアではなく有給のポジションです。

私にとってこれは大チャンスでした。まさにイメージしていた通りの国際的な仕事だったのです。

 

すぐに履歴書を送ってオンライン面接をセッティングしてもらいました。そして、気になる結果は合格です。

見切りをつけずにズルズルとカナダの現地企業にこだわっていたら、このオリンピック案件のチャンスは逃していたでしょう。

「途中で目標を変えて正解だったな。」と心の底から思えました。

 

この頃には、当初掲げていたカナダの現地企業で働くという目標はほとんど忘れていました。

話は逸れますが、彼氏に振られたのが悔しくて「絶対に見返してやる!」と自分磨きを頑張る女の子がいますよね。

それで容姿やメンタルが変わった頃には元彼のことなんてすっかり忘れて、「あんな男もうどうでもいいわ!」となるのはよくある話です。

 

途中で目標を変えると、この現象と似た心境になるんですよね。

環境が変わったり時間が経ったりすれば当時の目標への熱量も変わる、ということを実感しました。

スマホのアプリをアップデートするように、私たち自身も目標を更新していいのです。

 

起きてもいないことを考えすぎて不安にならない

 

物事が思い通りにいかない時は、未来のことをネガティブに捉え過ぎて不安になっている可能性もあります。

当たり前ですが、未来のことなんて誰にもわかりません。2020年に起きることを2018年の時点では誰も予想できませんでした。

それと同じように、来年、再来年がどうなるかは未知です。

 

「将来こんなことが起きたらどうしよう。あんなことが起きたら困るな…。」とクヨクヨ考えすぎるのはムダとも言えます。

 

再び私のワーホリ中の話に戻ると、私自身も当時は未来を不安視しすぎていました。

「このまま仕事が見つからなかったらどうしたらいいんだろう。ワーホリは決行しない方が良かったのかな。」そんな風に考えていました。

当たり前ですが、このネガティブな気持ちから得られたものは何もありません。

 

不安に思っているだけでは現実は変わりませんし、ましてや過去を変えることもできません。

 

未来を不安視してムダにするよりも、「今、何ができるのか?何をすべきか?」と考えるべきです。

そうすると、“とにかく片っ端から自分にできることをやっていくしかない!”という結論に辿り着きます。

過去の決断を後悔しないためには、「今行動するのみ!」なんですよね。

 

“ふたつの選択肢からひとつを選んだ瞬間には、まだそれが正解かどうかは決まっていない。”という言葉もあるくらいです。

最終的にその選択が良かったかどうかは、選んだ後の行動で決まります。

一方前に歩みを進めたなら、あとは前を向いて前進し続ける事を意識しましょう。

 

他人と比べて落ち込むのはナンセンス

 

現状の自分に満足できていない時、他人と比べて落ち込んでしまう人もいます。

ワーホリでありがちなのは、「Aちゃんはもう仕事を見つけたのに、私はまだひとつも仕事が決まっていない…。」という比較です。

もちろん、他の人と自分を比較して「負けてはいられない!もっと頑張らなくちゃ!」とモチベーションにできる人は問題ありません。

 

しかし、そうではなく「なんで私だけこんなに上手くいかないんだろう…。」と失望してしまう人は絶対に他人との比較は止めましょう。

そもそも、他人と自分とを比べるのって難しいんですよね。

性格も得意分野もスタート地点も何もかもが違う者同士です。最終目標だって、全く同じではないはずです。

 

自分とAちゃんが日本で受けてきた教育・家庭環境・年齢・性格・職歴・渡航した日付の何もかもが同じで、“さて、どちらのほうが先に仕事を見つけられるでしょうか?”という比較ならまだわかります。

でも、そんなことってあり得ないですよね。不安になったり焦ったりする気持ちは本当に良くわかります。

けれども、自分のペースを大切にするようにしましょう。

 

【まとめ】 留学・ワーホリ中は自分と向き合う時間を意識してみて

留学・ワーホリをどれだけ実りあるものにするかは、自分と向き合うべき時間をどれだけ取れるかで決まるように思います。

渡航前に決めた目標は、現地に住んでみて感じたことや得た価値観によって変化する可能性があります。

それは決して悪い変化ではありません。むしろ、自分の実力に合わせた必要不可欠な微調整のように思います。

 

目標設定だけに限らず、海外生活では柔軟性が大切です。目の前の障害を上手く乗り越えていくのを楽しむくらいの心意気があるとベストです。

とは言え、はじめはそんな余裕なんてありませんよね。まずは大まかな方向性だけ決めておいて、上手くいかなければ方向転換も考えてみてください。

そして、自分のペースで今できることを継続するようにしましょう。そうすれば思ってもみない新しい場所に辿り着けるはずですよ。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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