今回の記事のテーマは、留学をするために通る道であるIELTSで、高得点を取るための勉強方法についてです。海外大学、専門学校や交換留学など、日本を出て海外大学や語学学校で学ぶ際、英語力証明としてIELTS (またはTOEFL)のスコアの提出が必要になる場合があります。
留学スタート前に大学や専門学校内での選考時点でスコアを提出することも。その選考で留学に行けるかどうかが決まるため、IELTSの勉強は留学に行くことが決まったら早め早めに準備をして対策をとっていくことが必要です。
ずっと夢見ていた海外留学を、IELTSのスコアが足りないという理由で諦めることにならないようにしたいものです! 今回は、IELTSとはどのような試験なのかという概要と、試験の申し込み方法、当日の持ち物、おすすめのテキストについて紹介していきます。
筆者自身が身をもって体験したIELTSの受験を参考にお届けするので、これから留学を考えている人は必読ですよ!
IELTSってどんな試験?
IELTSとは、ブリティッシュカウンシルと財団法人日本英語検定協会によって管理されているInternational English Language Teaching Systemの略です。イギリスやアメリカ、オーストラリアやニュージーランド、カナダなどの世界各国の教育機関や政府機関が採用している、世界的に認められた英語運用能力を測定するためのテストです。
・どんな人がIELTSを受けるの?
一昔前まではTOEFLという主にアメリカの大学や大学院に進学・留学する際に英語能力の証明として必要なスコアが渡航者に求められましたが、現在はIELTSとTOEFLの両方が主流になってきています。日本の大学受験でも、IELTSやTOEFLのスコアを提出するよう求める大学もあります。
このIETLSですが、外資系の企業や大手企業、英語教育系の職業に就職を希望する日本人が多く受験するTOEICとは目的が異なります。
IELTSやTOEFLは、「海外の大学や語学学校で勉強をする人、海外に移住をする人」が受験するテストになります。
・IELTSの種類
IELTSにはテスト形式に、いかのように2種類があります。
どのような人がIELTS Academic Moduleを受験し、どのような人がIELTS General Moduleを受験するのでしょうか?
IELTS Academic Moduleを受験すべき人は、海外の大学や語学学校に留学をする予定のある人です。そのため、海外の大学の授業や講義中に専門分野に関する内容を聞き取って理解する力や講義で聞き取った内容を要約してまとめる力が求められます。
また、インプットした情報をまとめた上で自分の意見を読み書きで論理的に分かりやすく伝える力、ディベート能力、ディスカッション能力、プレゼンテーション能力などを測る難易度の高いテスト形式になっています。
もう一つのIELTS General Moduleは、海外への移住を検討している人や自分の英語力を知りたい人、弱点を知って今の英語力をブラッシュアップしたい人向けの試験です。
リスニングはAcademic Moduleと全く同じ形式で問題が出題されますが、リーディング、ライティング、スピーキングはAcademic Moduleと比較すると日常生活で多く使われる表現や語彙が出題されるため、難易度自体は低く感じることが多いでしょう。
ここでは留学を検討しているみなさん向けに記事を書いているため、Academic Moduleの内容と対策方法を中心にお伝えしていければと思います。
Academic Moduleで出題される問題

IELTS Academic Moduleで出題される問題は以下の通りです。
海外の大学でも勉強や研究についていけるだけの力があるかどうかを、英語の4技能全ての力について測るのが、IELTS Academic Moduleです。
まずはライティングを行います。ライティングが始まる前に問題用紙と、解答用紙が2枚配布されます。解答用紙はタスク1とタスク2それぞれ使うものが指定されているため、間違えないように注意しましょう。
タスク1では、複数のグラフや表を見てその内容を読み取り、双方のグラフを比較した内容の文章を書きます。時間は20分間です。タスク2は、さまざまなトピックに関する問題が書かれているので、それに対する自分の意見を論理的にわかりやすい文章で書きます。時間は40分間です。
ライティングの次はリーディングです。リーディングは開始から終了まで約60分間です。3つの長文と問題が書かれた問題用紙が配布されるので、答えはマークシートに記入します。
3つの長文は、それぞれ異なるテーマのものが出題されます。言語学や社会学、歴史や天文学など、大学で扱われるようなアカデミックなトピックについて書かれた長文です。
リーディングの次に行われるのはリスニングです。リスニングはスタートから終了まで約30分間です。問題用紙が配布され、音声と問題用紙を参照しながら回答はマークシートに記入します。
お昼休憩を挟み、午後はスピーキングの試験のみ行われます。スピーキングの試験は、個室でのネイティブスピーカーとの1対1の試験です。パート1で自己紹介と日常生活に関する身近なテーマ(家族、ペット、学業、趣味、など)簡単な質疑応答を行います。
パート2では、試験管から特定のテーマに関するカードとメモ用の紙とペンが渡されます。カードにはスピーチの中で触れて話すべきポイントも記されています。
カードを1分間黙読し、話す内容等をメモします。1分経ったら、1~2分間でテーマについてのスピーチをします。その後、1,2問そのテーマについて試験管から質問があります。
パート3では、パート2のテーマに関する質問が幾つか出題されるので、それに対する意見を主張します。
試験の申し込み方
・IELTSの受験申込に必要なもの
① パスポート
② 受験料支払い用クレジットカード
IELTSを申し込み受験するためにはパスポートが必要になります。
パスポートを持っていないという方は、受験したい日よりも前にパスポートが完成するよう作成を行ってください。パスポートの作成は、お近くのパスポートセンターへ。
受験料の支払いはクレジットカードまたはコンビニエンスストアなどです。お支払い用のクレジットカードの準備をお忘れなく。支払い方法は受験会場によって異なるため、しっかりと確認しましょう。
・受験申し込みの流れ
1. まずはIPDというホームページ内にある「お申し込み」にアクセス。
2. 希望の試験を選択すると、英語サイトへ移動します。
3. 希望日時を確定します。スピーキングの開始時間のみ、テストセンター側が確定するため、後日登録したメールアドレスに開始時刻が送られてきます。忘れずに確認しましょう。
4. ユーザー登録をする。受験者詳細や該当する職業在籍している教育機関を選択。試験結果の郵送先住所や、ユーザーネーム、パスワードを設定します。
5. 受験理由や出国予定、渡航する国、パスポート写真をアップロードしてください。
6. 試験結果を郵送したい場所を5妻で追加できます。
7. お支払い画面で支払い方法を選択。クレジットやコンビニ払いがあります。テストセンターにより異なるのでその都度確認しましょう。
8. 予約完了。
受験当日の持ち物
IELTSの受験を申し込み、当日出かける前に持っていくべきものを確認しましょう。遅くとも受験日の2日前までには、一式揃えておくことをお勧めします。
中には社会人で平日準備の時間が思うように取れない方もいらっしゃると思います。
前日になって仕事が終わるのが遅くなり、必要なものを揃える時間がなかった…なんてことにならないようにしっかり前もって準備しましょう。
シャープペンシルは禁止なので、鉛筆を数本、削る回数が少なくて済むように多めにもっていきましょう。消しゴムも万が一無くしてしまった場合を考えて、複数持つのがお勧めです。パスポートは、必ず申し込みに使用したパスポートと同じものを持参します。
水分補給をするためにいちいち外には出ることができないため(お昼休憩を除く)、お水を持参しましょう。お茶やジュースは禁止で、容器も無色透明、そしてラベルなどを剥がして文字が一切書かれていないものを用意しましょう。コンビニなどで水を買った場合は、試験会場に入る前にラベルを剥がしてしまいましょう。
試験会場に持って入ることはできませんが、行きの電車などでは愛用している単語帳やテキストを見ることができるため持参するのがお勧めです。また、スピーキングテストのみお昼休憩を挟んだ後の午後に行われるので、お昼休憩中にスピーキングテストのおさらいをしたい人はそのテキスト等を持っていくといいでしょう。
おすすめのテキスト紹介
IELTS Academic Moduleの概要と受験申し込みの流れが分かったところで、私が実際にIELTS Academic Moduleを受験した際に使った、とても効果のあったテキストを紹介したいと思います。
そのテキストが、「【音声ダウンロード付き】IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集」(旺文社)です。
こちらは、IELTSを運営しているブリティッシュカウンシルが公式に発売している唯一の参考書で、練習問題とは別に受験までの準備から申し込み方法、そして受験当日の流れや準備物などまでしっかり書かれたものになります。
中身がカラーで印刷されているためとても見やすいことも特徴の一つです。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの各練習問題の前に、それぞれの技能の効果的な勉強の仕方と問題の解き方のコツが書かれています。このコツを理解し、それに習ってテストを受けると、本当にグングンスコアが伸びたのです!
IELTSの参考書は、本屋さんでたくさん発売されているのですが、必ず公式問題集を買うことをお勧めします。公式であることから、他の会社で発売されている参考書よりも問題の傾向を掴みやすいからです。また、より本試験に近い感覚で練習問題を解くことができるのも公式問題集の特徴です。
また、IELTSの問題集には英語で出版されているものが多い中、ここで紹介した参考書は問題以外で使用されている言語は日本語です。
特にIELTSを初めて受ける人や、何回か受けたことはあるけれど各問題の解き方のコツなどはまだ知らないという方は、まずは日本語で「解き方の方法」を知ることが重要です!
実際に練習問題をたくさん解く前に、しっかり母語を使ってIELTSという試験の特徴や解き方のコツを知り、頭に入れておくことも高得点を取るためのコツと言えます。
IELTS Academic Moduleの受験準備はバッチリですね!

今回は、IELTS Academic Moduleの試験内容と受験申し込み方法、そして筆者が実際に使って高得点を取ることができたお勧めの参考書をご紹介しました。
どんな試験を受ける時も、まずはその試験の概要をしっかりと知り、適切で効果のある参考書を選んで使うことが重要です。
がむしゃらになって深く考えずに選んだテキストを何個も使って勉強を続けるよりも、どんな問題が出題されるのかをまず知り、「問題の解き方」を理解した上でその時肩を使いながら練習問題をこなすことがとても重要です。
この記事では、まだ実際にリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの問題の内容や効果的な勉強の仕方については触れていません。
この記事で知ったことを踏まえた上で、次回の記事では私自身が留学前と留学後に大幅にスコアアップを経験した際の対策方法を紹介します。
また、普段から行うとスコアアップにつながるちょっとした勉強方法について、詳しくご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに!
留学するなら誰もが通る道!IELTSで高得点を取るための勉強法解説②
前回の記事では、英語圏の専門学校や大学進学を希望している人であれば、必ず受けなければならないIELTSという試験の概要と試験の応募方法、高得点を取るのに効果的なテキストなどについて紹介しました。
特に英語圏の大学へ留学を希望し申し込む場合、現地の教育機関で勉強や研究についていけるだけの英語力が備わっているかどうかが必ず審査されます。その際、英語力の証明書となるのがTOEFLやIELTSのスコアでしたね。(今回はTOEFLの説明は割愛します。)
今回は前回の記事の後編ということで、IELTSの問題の対策方法と日常生活で気軽にできるIELTS対策について、IELTSの得点を伸ばすことに成功した筆者の体験談を踏まえながら紹介していきたいと思います。
ここで紹介していく勉強法や対策方法は、私がニュージーランド留学、そして大学院受験をする際に実際に試し、高得点を取ることができた方法です。自分に合いそうな勉強法だなと思って下さった方は、ぜひ挑戦してみてください!
前回紹介した通り、IELTSとは英語4技能を測定する試験です。ライティング、リスニング、リーディング、スピーキングの4技能それぞれで、バンドスコア9のうち何点かが平均で出されます。そして、4技能の平均をさらに平均したスコアがOverallのスコアとなります。
すなわち、ライティング、リスニング、リーディング、スピーキングの4つの技能のどれかが非常に苦手でスコアが低いと、足を引っ張ってしまいoverallのスコアが低くなってしまう恐れがあるのです。そのため、4技能それぞれでまんべんなく特典が取れるような対策が必要です。
IELTSでは幅広いトピックやテーマの問題が出題されます。普段から世界で起きている問題や政治、環境、教育、科学、歴史などのさまざまな分野に興味を持つことが重要です。
それらに対して自分の意見を持つことで、留学先の授業でも必要になるクリティカルなマインドや自分の意見を持ち、相手に分かりやすく伝える力のベースを作ることができます。
今回はライティングとリーディングで、私が実際に行っていた方法をお伝えしていきます。
アカデミックモジュールのライティング

ライティングの試験内容は、アカデミックモジュールを受けるかジェネラルトレーニングモジュールを受けるかで異なります。
今回は海外の大学進学を目的とした人たちがこの記事を読んでいると思いますので、アカデミックモジュールのライティングの試験内容を紹介していきます。
アカデミックモジュールのライティングは、タスク1とタスク2という2つのパートに分かれています。
タスク1では、グラフや表、図が問題用紙に提示されており、その情報を読み取り要約して自分の言葉で書くことが求められます。何について書かれたデータなのか、データ同士の比較、プロセスの説明、何がどのように作用しているのかを英語で説明します。
タスク2では、意見や問題、論点についての自分の意見などをエッセイとして書くことが求められます。出題される問題の内容は、大学や大学院に進学する人たちの間で一般的に広く知られている一般時事であり、特定の人しか分からないようなテーマは出題されません。
タスク1もタスク2も、アカデミックでセミフォーマルな文体、そしてニュートラルな文体で書く必要があります。
ライティングの対策方法
ライティングの対策には、まずは公式の問題集をゲットすることを強くお勧めします。ブリティッシュカウンシルが出版している公式凡だからこその解き方のコツや効率のいい解き方のヒント、過去問をベースにした練習問題がしっかりと記載されているからです。
前回の記事で紹介した「音声ダウンロード付きIELTSブリティッシュ・カウンシル公式問題集」には、ライティングの練習問題とその丁寧な解説がついています。ライティングの対策で大切なのは、模範解答をしっかりと読み込み理解することです。
一度何も頼らずにライティングの問題をと言いてみましょう。その後、自分が書いた文章と付属の模範解答を横に置き、下の5つの部分ごとに見比べていきます。
この5つの部分がしっかりと型として自分の書いた文章に存在するか確かめてください。この型を固定して書くことで、論理的で読みやすい高得点を取りやすい文章になります。
もし自分の文章に足りていない部分があったら、模範解答を参照して必ず色ペンで書き足すようにしましょう。
このように、新しいライティングの問題を解くたびに必ず模範解答を用いて自分の書いた文章と比較をするようにしましょう。
普段からできるライティング対策
私がオススメする方法は、インスタグラムの活用でクリティカルシンキングと表現力を磨く方法です。先ほどもお伝えした通り、ライティングには大学や大学院、その他一般時事的で誰もが関心を持つ物事がテーマとして出題されます。
今や触れたことがない人はいないであろうソーシャルネットワークシステムのインスタグラムには、世界のさまざまな問題を分かりやすく短い動画で紹介してくれるいいアカウントがたくさんあるんです。
アカウントを持っていない人でも、ブラウザからインスタグラムを開くことができますよ。インスタグラムには、大学で扱われる世の中の時事問題について分かりやすく動画や投稿でまとめてくれているアカウントがたくさんあります。中でも素晴らしいアカウントが、「Brut.Japan」というアカウント。
Brut.Japanのアカウントでは、リール動画で長くても3分ほどの動画をたくさん投稿してくれています。世界で課題になっている貧困、性差別、環境問題、労働環境、人種差別、動物虐待、宗教、フェイクニュース、陰謀論などさまざまな事柄を取り上げて事実のみを動画で伝えてくれています。その動画を見た人の感情に訴えてくる動画です。
ここにある動画を見て、事実を知ってどう思うか、どんなアクションができそうか、そのアクションによりどんな効果が期待できそうかなどを短い文章でまとめてみるのもいですね。ある事実に対する自分の意見を持ち、それを論理的に説明できるようになる練習になります。
時間がある人は、この動画の投稿のコメント欄に自分の意見をポストしてみてもいいでしょう。また、インスタグラムには他の人の投稿を引用して自分のストーリーにあげる機能もついています。これを活用し、自分の投稿として自分の言葉で意見を表現してみてもいいですね。
わざわざテキストを買ったり教科書を引っ張り出したりして、問題や課題に対する自分の意見を持つ練習をするのもいいですが、一番ホットで話題性のあるトピックが見つかるのはインスタグラムなどのソーシャルメディアですよね。
それらを情報源として上手く活用し、世界で起きているさまざまなことにアンテナを張り、意見を持ち表現する練習の場として最適ではないでしょうか。
ただし、情報を得るアカウントは公式のものや信憑性のあるアカウントにすることをお勧めします。以下、私がよく世の中の情報を取得するために閲覧しているアカウントを紹介しておきますね。
リーディングで出題される問題

出題される文章は実際に発売されたり使用されたりしている雑誌や書籍、新聞類からの抜粋です。しかし、専門知識を持たない一般人にも分かるようなテーマ文章なので専門知識は必要ありません。
時折、図や表、チャートなどの非言語情報が含まれる場合もあります。文章に一般的に知られていない専門知識や用語が含まれる場合は、文章の下に注釈がついていないので参照しながら読みましょう。
ライティングの対策方法
アカデミックモジュールのリーディングのスコアを伸ばすためにはズバリ、①文章全体の要約と流れをつかむこと。そして、②設問の種類を分類し、種類に合わせた解き方をすることが何より大切です。
① 文章全体の要約と流れをつかむ
長文を読み始める時にはまず、各パラグラフの最初のセンテンス「トピックセンテンス」に目を向けましょう。この部分に、このパラグラフは何について書かれているのかが要約されているからです!
各パラグラフのトピックセンテンスを読んだら、そのパラグラフ全部を読むことはしなくて大丈夫です。まずはとにかくこの文章全体の内容と流れをつかむために、全てのパラグラフのトピックセンテンスのみを読んで、横の空いているスペースなどに各パラグラフの題名をつけましょう。
最終的に、全て書いた題名を繋げると、この長文の全体の流れが分かります。要約になるのです。このプロセスを行うことで、設問で聞かれていることを応えるためには、文章のどの部分を見れば分かりそうかが予想しやすくなるんです。
ちなみにこの時点で行っておくと設問を解きやすくなることがもう一つあります。
パラグラフの題名をつけている最中に、文章の中に数字や年号などの英語とは異なる情報が紛れていることがあります。これらを見つけたら、丸でも星でもなんでもいいので自分でマークを一つ決めて、印をつけておきましょう。
なぜこれをしておくといいのかというと、設問の中には必ず、年号や数字などを参照して応える問題が含まれているからです。例えば、「時系列順に起きた出来事の要約を並び替えなさい」という問題が出題された際、つけておいた印を目印にすれば、いちいち年号がどこかどうかを探す必要がなくなりますよね。時間をロスしないための作戦なんです。
② 設問の種類を分類して最適な解き方をする
アカデミックモジュールのリーディングに出題される設問には種類があります。大まかに分けると、「詳細な質問」、「サマリー」、「マッチング」、「ヘッディング」、「多肢選択問題」、「正解or不正解or無回答」の6つです。
これらの問題の特徴を知り、長文の中のどの部分を見れば答えが載っているかを瞬時に判断してその部分を読み取ることが素早く問題を解くことの鍵です。
例えば、先ほど述べた「時系列に沿って出来事を並び替える」という問題であれば、長文の中にある年号の部分に目を向ければ答えが書いてある、というような判断力が必要です。
6つそれぞれの設問がどういうものなのか、そしてどこを見れば答えに辿り着くかを知るためにも公式問題集が活躍してくれます。それぞれの設問の種類の特徴を簡潔に分かりやすく説明してくれてあり、設問の種類毎に文章中で見るべき部分を解説してくれているんです。
リーディングの設問別の特徴と問題の解き方については、より詳しい説明を別の記事で書きたいと思いますので、お楽しみに!
普段からできるリーディング対策
・ポストイットを家の壁に!?
リーディングでさまざまなテーマの長文を読む際には語彙力は必要不可欠です。
リーディングの練習問題や模試を解いてみて文章中でつまずいてしまった意味の分からない単語を覚えるために、私自身が行っていた方法を一つシェアしたいと思います。
それは、「ポストイットに単語とその意味をかき、家の中でよく目が届く壁や柱などに貼りまくる」方法です!
表側に覚えたい英単語や表現をかき、その裏側に意味を日本語または英語で書き貼り付けます。普段家の中で過ごしていて目が届きやすいトイレの中やリビングの壁、自分の部屋のベッドに寝そべった時に見る壁などにとにかく貼りまくりました。
ふとした時にそれが目に入り、その度に単語や表現の意味を確認すると、一週間も経つとその意味がポンと出てくるようになります。
完全に頭に入ったなと思った単語のポストイットは外し、次に覚えたい単語や表現を貼っていきました。
・段落には全て題名をつける癖を!
大学や大学院の授業では、英語の長文を読む機会は多くありますよね。
また、英語を多く使う学部に所属していない人や、就職をしていて普段は英語の長文を読む機会があまりないという人たちも、ウェブサイトやコラム、英字新聞など自分の読みやすいものでもいいので手に取ってみてください。
そして、その長文を読む時に、「各パラグラフの題名づくり」を意識しながら読んでみて欲しいのです。
先ほどリーディングの対策方法として、トピックセンテンスを読んで題名をつけ。文章全体の内容と流れを掴むことの大切さをお伝えしました。
このプロセスを行うことに普段から慣れておくと、IELTSの試験だろうが新聞だろうが雑誌だろうがとにかく英語の長文を読む際の文章の要約力が格別に上がり、内容が頭に入りやすくなります!
せっかく英語の長文を読むのですから、その機会を無駄にしないよう意識して見るといいですよ。
ちなみに私は、イギリスやオーストラリア、ニュージーランドで刊行されているインテリア雑誌やライフスタイル系、ウェルビーイング系の雑誌を読むことが趣味です。
ライターさんや研究や、コラムニストが書いた記事を、朝日が入るバルコニーや寝る前のリラックスした時間にハーブティー片手に読むことが習慣化しています。
集中して英語の文章を読むことができる時間帯や場所を見つけるのも、英語の長文を普段から読むためのコツかもしれません。

→ リラックスしながら記事を読むのを習慣化させよう!
ライティングとリーディングの対策に取り掛かろう!
ここまで、IELTSアカデミックモジュールのライティングとリーディングの試験概要、そしてそれぞれの効果的な勉強方法と普段からできる対策方法を紹介してきました。如何でしたでしょうか?
ここで紹介したものはSNSを活用した方法や趣味やリラックスの時間に取り入れることのできる方法なので、あまり難しく捉えずに普段から気軽に楽しく対策を続けていけたらいいですね!
ただし、両者の試験で出題される問題の形式や設問の種類を知っておくのは大変重要で、高いスコアを取るためには必ず行わなければならないことです。今回紹介した勉強方法を参考に、ぜひ挑戦してみてください。
・テスト内容 | 英語検定・英検の IELTS公式サイト
留学するなら誰もが通る道!IELTSで高得点を取るための勉強法解説③
前回の記事では、私自身が留学をした時に実践した高得点を取る方法をベースに、IELTSライティングとリーディングの試験問題の勉強方法と、日常生活で気軽にできる対策について紹介しました。
主に、SNSや自分のリラックスできる時間や隙間時間を使った無理のない範囲でできる対策方法でしたので、是非お勧めしたいです。
今回の記事はパート3ということで、IELTSアカデミックモジュールのリスニングについて紹介していきたいと思います。
まずは、IELTSアカデミックモジュールのリスニングで出題される問題の形式や種類について紹介します。
その後、日常生活で取り入れることのできるスコアアップ対策方法を紹介していきます。
前回のリーディングとライティング対策法に続き、今回もスコアアップのために見逃せないヒントがたくさんですよ!
アカデミックモジュールのリスニングで出題される問題

アカデミックモジュールのリスニングの構成は以下の通りです。
リスニングは、アカデミックモジュール・ジェネラルトレーニングモジュール共に共通の内容が出題されます。
試験時間は約30分間で、問題の音声は一回だけ流されます。流される英語は、アメリカやイギリス、オーストラリアやニュージーランド、インドなどさまざまな国のアクセントが含まれています。
試験は4つのパートに分かれており、パートが進むほど文章が長くなり聞き取りが難しくなります。また、問題の音声と一緒に問題用紙に書かれているチャートや地図、図なども参照して応える場合もあります。
・テスト内容 | 英語検定・英検の IELTS公式サイト
効果的な対策方法
IELTSに限らず、リスニングの試験では問題が開始されたその瞬間から試験が始まっていると言っても過言ではありません。
特にリスニングの試験では、試験開始となったその瞬間に問題用紙の適切な箇所を読み始め、第一問目の音声が流れ始めるまでにとにかく問題文や選択肢に目を通しておくことが非常に重要です。
と言うことで、リスニングの練習問題を解き始める前に必ず「試験が開始してから行うこと」をしっかりと頭に入れておきましょう。
ノートなどに手順をまとめてしまうのもお勧めです。そして練習問題を解くときには必ずこの手順に従うようにしましょう。
試験本番までに癖付けをしてしまうことで、最終的に問題音声に100%集中できるようになります。
試験が開始されたらインストラクションを聞いていてはいけません。
この時間に、第一問からの設問に目を通しましょう。各設問で、何が聞かれているのかに注目しながら目を通します。
設問には疑問詞が必ず入っているため、聞かれている疑問詞に印をつけて音声のどの部分に注目して聞けばいいかを分かりやすくしておきましょう。
例えば、Who (誰が)を聞かれている設問であれば、人物名に注意を払って音声を聞けばいいですよね。Which (どの)を聞かれている場合は、ものの名称やカテゴリーなどに注目して聞くべきでしょう。
また、表や図などの空欄を補充する問題であれば、その空欄に入る英語の品詞が何なのかを予想しておくことも非常に有効です。
例えば、以下のようなサンプル問題があるとします。

このサンプル問題では、1~8の空欄を埋めるよう指示されています。1では名前を聞かれているので、この空欄には人の名前(固有名詞)が入ることが予想できますよね。2の空欄には、そのすぐ後の英語から住所(数字や土地名)が入ることが予想できます。
空欄を埋めるという問題が出てきたら、その空欄に入る品詞をささっと横の空いているところメモし、その品詞を聞き取るように注意して音声を聞くのがお勧めです。そうすることで、余計な情報にまで神経を使って耳を傾ける必要がなくなります。
このように、問題のインストラクションが読まれている間に、とにかく設問を先に先に読み進めていきましょう。常に自分の方が音声よりも先に読み進めているペースを最後まで保ち続けます。そうすることで、万が一問題につまずいてしまって回答に時間がかかってしまっても、焦らずペースを保つことができます。
途中答えが分からない問題があっても必ず応えるようにしましょう。
怖いのは、分からない問題を後回しにしていたことで解答用紙のマークが一つずつずれてしまっていた…という失敗です。
なるべく、答えはその問題を解く時間内にマークすることを心がけましょう。
・Sample test questions
普段からできるリスニング対策
① ポッドキャストやラジオで様々なアクセントに慣れておく
私はニュージーランドへの留学経験がありますが、留学に行く前は幼い頃からアメリカ人の先生に英会話を習い、小中高とずっとアメリカ英語を使って英語の勉強をしていました。
そのため、気づいたら自分が発音する英語もアメリカ英語になっていました。自分が教わり学んできたアクセントに誇りを持ち、自信をつけるのは英語習得にとても大切なことだと思います。
しかし、留学を機に様々なアクセントの英語を話せるようになりたいと思うようにもなりました。何より違うアクセントを含んだ英語の音を出せたり聞き取れたりすることが楽しくなってきます!
IELTSのリスニングでは、世界で話されている英語のアクセントが登場します。そのため、日頃からその音に耳を慣らしておくことが高得点を取るための秘訣です。
私がよくしていたリスニング対策は、ポッドキャストで世界のさまざまなアクセントの英語を聞くこと。
その時に聞きたい国の英語を決めて、ポッドキャストの検索バーに「〇〇 English」などと入れ検索します。例えば、オーストラリアの英語が聞きたいなと思ったら「Aussie English」などと検索。すると、たくさんのチャンネルが出てきます。
ポッドキャストは言語や地域別検索機能もあるため、聞きたい英語の地域を選択して好きなポッドキャストチャンネルを探すのもおすすめです。
朝起きてから大学に行く準備をする時間に、学校の授業の空き時間に、夜寝る前の30分間になど、毎日決まった時間に聞く習慣を作るといいでしょう。
私はなるべく多くの時間聞く方が、耳がその音に慣れると思って、家にいる時間は必ずポッドキャストを流していました。
音が好きな発音や、アメリカ英語とは明らかに違う発音やイントネーションに気づいた時は真似して発音していましたよ。
② 好きなドラマ・映画を英語字幕で観る

英語のリスニングの力をつけたい場合、多くの人が英語のドラマや映画を観ることと思います。「英語の音になれる」という意味で、確かにその方法はおすすめです。
今回、私がドラマや英語をリスニング力アップのために英語字幕を出すことをお勧めするのには、理由があります。
実は、英語字幕をつけて英語音声でドラマや映画を観ることで、英語の文章を素早く目で追う癖をつけることができるのです!
正直、英語の音声から全ての情報を得るのは相当のレベルに到達しないと難しいです。そんな時、字幕機能を使いますよね。ただし、字幕は日本語ではなく英語にしましょう。
音声だけでは理解しきれない内容や情報を字幕から得ようとすることで、必死に英語を読みますよね。
でも、字幕はいつまでもポーズしてくれるわけではありません。そのセリフが終わったら字幕も同時に消えてしまいます。しかも多くの場合、字幕が画面から消えるのは早いです。
このスピードに合わせて素早く英文を読み取り内容を理解するというプロセスが、リスニングの問題を解く時に役に立つのです!
最初は、ドラマや映画を英語字幕で見ることがリスニングの問題を解くときに役に立つとは全く思っていませんでした。でも、この方法でドラマを見始めてから、リスニングの問題を解く時にスラスラと音声と設問の内容が頭に入ってくる感覚があったのです。
自分の好きなドラマや映画を見ることがIELTSのリスニングのスコアアップに繋がるなんて、とても嬉しいニュースですよね!
効果的な対策を実践しよう!
ここまで、IELTSアカデミックモジュールのリスニングの効果的な対策方法と、日常生活で気軽にできることについて紹介してきました。いかがでしたでしょうか?
まずは、リスニングの問題を解き始めたその瞬間に行うべきこと、「問題音声よりも先に進み設問に目を通して理解する」ことが何よりも非常に大切だとお伝えしました。
また、普段からできるリスニングの対策として、世界で話されている様々な英語のアクセントに耳を鳴らすためにポッドキャストを聞くこと。お勧めチャンネルの探し方を紹介しました。
自分の好きな海外ドラマや映画がある人は、多いのではないでしょうか?そんな方々は、英語字幕と英語音声でそのドラマや映画を観ましょう!
英語の音になれることに加え、リスニング試験の時に必要な素早く設問を読み内容を理解する力が身に付きます。
前回の記事の内容も踏まえたら、ライティング、リーディング、リスニングの対策方法はこれでバッチリですね。次回の記事ではスピーキングの効果的な勉強方法と普段からできる対策方法を紹介しますので、お楽しみに!
留学するなら誰もが通る道!IELTSで高得点を取るための勉強法解説④
シリーズ1番目の記事では、主に英語圏への大学留学を希望している人が受けるIELTS試験の概要と試験の応募方法、高得点を取るのに効果的なテキストなどについて紹介しました。
英語力の証明書となるのがTOEFLやIELTSで、それらのスコア提出が求められます。一昔前まではTOEFLの方が有名でしたが、近年はIELTSの方がスコアの精度が高いということから、IELTSを重視する教育機関の方が増えています。
大抵の教育機関では、TOEFLとIELTSどちらも採用していますが、信用性が高い試験としてIELTSを選択しておくと良いかも知れません。
シリーズ2番目と3番目の記事では、私自身が留学をした時に実践した高得点を取る方法を紹介しました。
そして、IELTSライティングとリーディング、そしてリスニングの試験問題の勉強方法と、日常生活で気軽にできる対策について紹介しました。
主に、SNSや自分のリラックスできる時間や隙間時間を使った無理のない範囲でできる対策方法でしたので、ぜひお勧めしたいです。
今回の記事は、IELTSシリーズもラストということで、IELTSアカデミックモジュールのスピーキングについて解説していきたいと思います。
まずは、IELTSアカデミックモジュールのスピーキングで出題される問題の形式や種類について知識を深めましょう。その後、日常生活で取り入れることのできるスコアアップ対策方法を紹介していきます。
前回、前々回のリーディングとライティング、リスニングの対策法に続き、今回もスコアアップのために見逃せないヒントがたくさんですよ!
アカデミックモジュールのスピーキングで出題される問題

リスニングと同様、スピーキングでもアカデミックモジュールとジェネラルトレーニングモジュールで全く同じ形式の問題が出題されます。
スピーキングの試験は、ネイティブスピーカーの試験管と一対一の面接形式で行われます。
試験時間になると、試験管本人が待機室に呼びに来てくれ、試験を行う部屋に通されます。
・パート1
試験管が自己紹介を行なったあと、パスポートのチェックと本人確認が行われます。その後、試験管が身近なテーマに関する質問をしてくるので、その質問に答えます。トピックとしては、家族、イベント、季節、興味、仕事についてなどです。
・パート2
まず試験管からタスクカードが渡され、1分間の準備時間が与えられます。この1分間のうちに文章を読み、与えられたタスクを理解し、次の1~2分間で話す内容を整理します。この時、鉛筆メモ用の紙も配られるので適宜メモに使いましょう。
ちなみに、このタスクカードにはある特定のテーマと、その後の1~2分間のスピーチでカバーすべきポイントが書かれています。冷静によく読み、1分間でスピーチに含めるべきポイントをしっかりと準備しましょう。
1分の準備時間が終わったら試験管から合図があるので、すぐに1~2分でテーマについてのスピーチをしましょう。スピーチが終わると、試験管からそのテーマについての質問が複数(2つほど)あるので答えましょう。
・パート3
試験管がパート2のテーマに関連した事柄について質問をしてきます。受験者はそれに対して一般的な考えや意見を論理的に聞き手が分かりやすいように述べましょう。
・テスト内容 | 英語検定・英検の IELTS公式サイト
効果的な対策方法
アカデミックモジュールのスピーキングの問題形式や内容を知ったところで、ここからはスピーキングの勉強をする時の効果的な方法について紹介していきたいと思います。
スピーキングで高得点を取りたい方が対策を行うのであれば、その問題形式に慣れた上でさまざまな表現をストックして口から出せるようにしておく練習が必要不可欠です。
スピーキングで高得点を取るには、伝える内容を論理的に分かりやすく言えているかどうかと、何度も同じ表現を使っていないかが非常に重要になります。
実はネイティブスピーカーが話しているみたいに聞こえていても、実は中身をしっかり見てみると論理性が皆無だったり、ただ言いたいことをつらつらと長く話しているだけだったりすると、全く高得点にはつながりません。
この部分を勘違いしてペラペラと「聞こえる」英語を話すだけでは、いつまで経ってもスコアが伸びないので注意が必要です。
では、論理的に話すとは、一体どう言うことなのでしょうか?
それは、起承転結や主張、理由・根拠などがはっきりとしていて、守備一貫した内容で話せていることです。
そのような論理的な話し方を練習するにはまず、公式問題集や公式サイトに乗っているサンプル問題や練習問題を使いましょう。以下の順番で応える練習をすると良いでしょう。
その際に、自分が話す英語をスマートフォンなどで録音しておくのがお勧めです。後でその録音を聞いてみて、客観的に聞いたら論理的ではなかったり、主張するための理由が甘かったりすることに気がつくでしょう。自分が改善すべき部分を録音音声で気付くことができるのです!
また、試験管やタスクカードで聞かれている質問の時制に注意しましょう。例えば、「What kind of music do you like?」と言う質問には現在形で応えるべきですし、逆に「Have you ever been to foreign country?」と聞かれた場合は過去分詞を使って応えるべきです。
質問文と応える文の自制を合わせることも、高得点を取るために大切なことになります。普段から、練習問題を解く時も時制に注目しながらとくといいでしょう。
普段からできるスピーキング対策

ここからは、私自身が留学をする前と留学をした後に高得点を取ることに成功したスピーキングテストのお勧め教材について、いくつか紹介したいと思います。
その① IDP公式Youtubeチャンネル
IDPの公式YouTubeチャンネルを検索すると、獲得したバンドスコア別のスピーキング試験のリアルな様子を観ることができます。他の3技能と違い、スピーキングの試験は当日、試験管と一対一で行う自然なコミュニケーションにとても近い試験です。
実際の雰囲気や間のとり方、進み方を目で何度も見ていた人の方が本番もリラックスして取り組みやすいはずです。実際に私も、自分が獲得したいスコアの参考動画をたくさん探して視聴しました。練習問題で自分は使うことができなかった表現や言い回しをしている受験者を見つけたら、すぐに真似して使うようにもしました。
Youtubeはお気に入りチャンネルとして登録しておきましょう。また、その動画を高評価すると、「高評価した動画」と言うページに行けばすぐにまた観ることができるので良いですね。この機能を駆使して、気に入った同じ人の試験動画を何度も視聴し、真似をしてみるのもおすすめです!
その② 類似表現のまとめノートを作る!
IELTSのスピーキングで高得点を取る条件の一つに、何度も同じ表現を使わないことがあります。同じ表現を繰り返し使ってしまうと、「流暢さと一貫性」や「語彙力」の得点が下がってしまいます。そこで、そこで、私が実践していたのが、コレです!
同じ意味を持つけれど、表現の違う英語をたくさんノートにストックしておくこと。
これは、上記で述べた「バンドスコア別スピーキング動画」を見た時に一緒に実践できる対策方法です。むしろ、動画視聴と一緒に行った方が効果的とも言えます。
方法は至って簡単。自分が目指すバンドスコアの動画を見て、この表現使えそうだな、と思ったらその表現をまずはメモしておきます。そして、同じ動画の違う部分で同じような意味を持つ英語表現が使われているかどうかを探すのです。
例えば、スピーキングでは自分の意見を述べることが多いので、その時に使う「私は〜と思っています。」という表現は動画の中に幾つあるかを探してみましょう。すると、バンドスコアの高い人ほど、以下のように複数の表現を使い分けていることが分かると思います。
自分の意見を述べるときのさまざまな表現
・ I believe that ….
・In my opinion ….
・It seems to me that ….
・As I see it ….
などなど
その他にも、「自分の経験を話す時の表現」、「予想をする時の表現」、「ディスカッションの時に使う表現」、「比較する時の表現」、「もう一度質問を聞きたい時の表現」は受験をする前に確実に複数自分の口から出せるようにノートにまとめ、練習でもたくさん言い換えをして使うようにしましょう。
自分の経験を話す時の表現
・Back when I was ….
・I once ….
・I remember when….
予想をする時の表現
・I guess ….
・I would say ….
・It’s possible that ….
ディスカッションの時に使う表現
・Yes, absolutely.
・Exactly.
・You have a point there.
・That’s not always the case.
・I’m not so sure about that.
・I don’t think so.
比較する時の表現
・-er than ….
・more 〇〇 than….
・better than ….
質問をもう一度聞きたい時の表現
・Sorry, I didn’t catch that.
・Could you repeat that, please?
・Could you say that again?
しっかり対策を立てて高得点を取ろう!
ここまで、IELTSアカデミックモジュール、スピーキングの試験概要と出題形式、対策方法と私自身が実践し高得点を取ることができた勉強方法を共有してきました。いかがでしたか?
スピーキングで高いバンドスコアを獲得するには、他の技能と同様にまずは出題される問題の形式や傾向を掴むことから始める必要があります。
パート1からパート3までどのような流れで試験が進むのか、どのような英語表現を使って話始めればいいのか、意見を述べるのかスピーチなのかそれともディスカッションなのか。以前の記事で紹介した公式問題集を使ってしっかりと把握しておきましょう。
また、普段の勉強では、とにかく自分が目指すスコアを獲得した人のサンプル動画をたくさん見ていい話し方の研究をすること。それが高得点への近道です。その時に、便利な表現をたくさん見つけてノートにストックしておくことを忘れずに。本番に向けて、それらを使って練習しましょう。
シリーズ4回に渡って、この「IELTS対策方法シリーズ」を紹介してきました。これで読む・書く・聞く・話す、4技能全てを網羅したので、早速対策に取り掛かりたい方もいらっしゃると思います。
留学先の大学などの入学に必要なスコアをしっかりと調べて把握し、早めに対策を始めてしまいましょう! Good luck!





