ニュージーランド流スローライフの紹介 ~前編~ | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:現地生活情報

ニュージーランド流スローライフの紹介 ~前編~

公開:2021/07/19 著者:高橋 美沙季 14 Views

皆さん、こんにちは!ニュージーランド留学経験者の美沙季です。

今回の記事のテーマは、ニュージーランド流の暮らし方を特集します。ニュージーランドでは、たくさんの自然に囲まれた環境やアウトドア文化、政府による働き方の改革などのさまざまな影響から、とっても理想的な休日を過ごしています。

世界的なエシカルライフへの憧れ、オーガニック思考やエコ・フレンドリーな生活。そしてカントリーサイドへの移住やノマド生活、ミニマリズムやスローライフなどの概念の流行などにより、今まさにニュージーランドの生活様式に憧れる人々が増えています。

 

まずは、ニュージーランドでの暮らしについて語る際に必要な今、世界で話題となっているライフスタイルや環境に関するホットなキーワードについて知りましょう。その後、ニュージーランドでの素敵な暮らし方を具体的に紹介していきます。

今すぐにニュージーランドに行って暮らすことができなくても、これから紹介するニュージーランド人の暮らし方は、現在の日本での私たちの生活に生かすことができることがたくさん詰まっています。

まずは、日本での暮らしを自分らしく心地良いものに変えることから始めたいですね。それでは、ニュージーランド流の素敵な暮らし方特集の始まりです。

ニュージーランドのライフスタイルを語る上で知っておくべきキーワード

まずは、ニュージーランドのスローライフを語る上で欠かせないキーワードを紹介します。

 

① ミニマリズム

一つ目が「ミニマリズム」です。「ミニマリズム」とは英語で表記すると「minimalism」ですが、文字通り「必要最低限のもので生活をすること」です。

必要最低限のものとは何を含むのでしょうか?それは、お金、服、雑誌や本、家具、生きていく上で手に入れようと思えば無限に手に入れられる「物」のことです。

物質主義的な社会では、お金を使って手に入れることのできるもので一時的に心は満たされます。しかし、その満足感は一時的なものでそのもの自体に飽きてしまうと、またお金を注ぎ込んで同じように飽きが来るまで物を購入し続けるループにはまります。

 

そうではなく、お金は自分の未来への投資、好きなこと、経験に使うことに意義があります。

幸せな生活、つまりバランスの良いカラフルな食材を手に入れて調理し、健康でいるための医療費やメンテナンス費、建物の維持など、最低限これだけあれば暮らしていける金額を把握します。

そうすることで、永遠に続く「物」への欲求へと次々とお金を注ぎ込むことは防ぐことができると「ミニマリズム」では考えます。

 

② ウェルビーイング

ニュージーランド流スローライフを知る上で重要なキーワードは、「ウェルビーイング」です。最近は「ウェルビーイング」という単語を色々な場面で聞く機会が増えてきたため、一度は耳にしたことのある方もいるかもしれません。

「ウェルビーイング」とは、「嬉しい・楽しい・おもしろい・感激・感謝・希望・前向きなどの、ポジティブな感情を持っている状態のこと」を指します。

生きていく上で、これらの感情を持って暮らしていくことは体・心の健康に非常に大切です。

 

ニュージーランドに住んでいる人々は、この「ウェルビーイング」な状態を保てているかどうかをとっても大切にします。

それは家の中だけではなく、職場や学校、プライベートでも自分の心の状態が心地いいかどうか、ポジティブな状態に持って行けているかどうかを大切にします。

そのために相当な努力をしますし、お互いが助け合ってできるだけ多くの人のウェルビーイングを実現しようとします。

 

→ ウェリントンでの休日の様子。

 

③ エシカルライフ

「エシカルライフ」は、近年世界での気候変動や環境汚染の問題に取り組む企業や個人も増えているため、聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

日本でもやっとスーパーやショッピングセンター、コンビニエンスストアやコーヒーショップなどでプラスチックフリーの制度が導入され、常にマイバッグを持ち歩く人が増えてきました。

エシカルライフの意味は、「自分と、周りの人、そして環境、動物に気を配って優しく心地いい社会を作るための暮らし」のことを一般的に指します。

 

エシカルなライフスタイルを作るためには、一時的な感情や一時的な効果だけを望むのではなく、これからもずっと続けていけるような社会、環境、周りの人や動物への配慮を見つけ、具体的に行動に移していくことが求められます。

そのためにはまず、自分の心と体の健康を第一に考え自分を労る時間をしっかりととることが必要です。自分に優しく行動できることで、周りにも気を配る余裕が生まれます。最近では、「セルフラブ」というキーワードもSNSなどでよく目にしますね。

以前までは「相手や周りの人のことを思いやり配慮することが強調されていましたが、今は「自分の心と体の状態がハッピーで落ち着いていること」がまずは大切と考えられています。

 

自分の状態が良くないのに、周りの人に優しくするのって正直な話、難しいし辛いですよね。自分と周りが一緒に幸せになることを今の世の中では大切にします。

ニュージーランドの人々は、自分が幸せに暮らすことを諦めません。休日を自分たちの幸せのために最大限に工夫するんです。自分が素敵な生活を送ることで心と体の状態が保たれ、関わる人たちを巻き込み素敵な生活様式や価値観が伝染していきます。

以下からは、ニュージーランドでの幸福度の高い暮らし方の具体的な例を紹介していきたいと思います。彼らは一体、幸せな暮らしのために何にお金を使うのでしょうか?きっと、私たちのこれからの生活に生かせることがたくさんありますよ。

 

タイニーハウスに住む

皆さんは、「タイニーハウス」という言葉を聞いたことはありますか?

英語表記にすると「Tiny House」は、文字の通り「小さな家」という意味です。実はニュージーランドで少し前から流行っている暮らし方の一つなんです。

先ほど紹介した、「エシカルライフ」や「ウェルビーイング」、「ミニマリズム」を重視する人たちが選ぶ暮らし方の一つが「タイニーハウス」に住むという方法です。具体的にタイニーハウスってどんな物を指すんでしょうか?

 

→ ニュージーランドで流行りのタイニーハウス。

 

上写真はニュージーランドで流行っているタイニーハウスの内装の実例です。見た目は普通の家と変わらず、すごくおしゃれでスタイリッシュですよね。でも、タイニーハウスが普通の家と違うところがあります。

それは、「無駄なものは省く」ということ。タイニーハウスと呼ばれるくらいなので、家の面積や高さはとても小さく、小さい家の中で最低限必要な家具や家電製品のみ所有します。

中には、家の下部に車のタイヤのついた移動式のタイニーハウスに住む人々もいます。この場合、タイヤがついているためキャンピングカーのように国内のどこでも移動が可能です。

 

小さな家で無駄なものを省いて住むことで、人生において本当に必要なものに気付くことができるそうです。生まれてからずっと家にあり、無意識に存在していたものは、タイニーハウスに住み始めて実は必要のないものだと気付いた人がたくさんいるそうです。

要らない物を捨てることで家の中の見た目も変化しますが、そこに住む人の頭の中や思考もクリアに変化します。必要のない物を手放すことが心地良いと思えたら、それ以上は本当に自分や家族に必要なものや経験にしかお金を使わなくなります。

私たち人間が何かに満たされる感覚を覚えるのは、お金を手に入れた時だけではありません。自分の好きなことで成功した時や仲間と何かを成し遂げた時、誰かの役に立って感謝された時、大好きな場所で素敵な景色を見た時、素敵な思い出を振り返る時、などなど。

 

お金でも物質的な幸福感は満たされますが、それはいつまで立っても完全に満たされることのない無限に続く欲求です。それよりも、お金は掛からないのに心が動かされる素晴らしいことって、人生の中でたくさんありますよね。

タイニーハウスに住みお金の面での無駄を省く習慣がつくことで、人生で大切にしたい、優先したいことをしっかりと考える時間ができます。そして、それらを実現するために行動に移すことができるようになります。

もちろん、家の大きさが小さい分、家を建てる際の費用や維持費も相当安く住みます。この点もタイニーハウスのいいところですね。

 

外国人の生き方から価値観を広げよう!

ここまでニュージーランド流のスローライフについて紹介してきました。まずは前編として、ニュージーランド人が大切にする暮らしについてのキーワードを3つの紹介。これらは、日本に住む私たちも日常生活に取り入れることのできる素敵なキーワードです。

そして、ニュージーランド人が実践する具体的なスローライフの一例として、「タイニーハウス」を紹介しました。

タイニーハウスに住む人々が口を揃えていうのは「人生において無駄を省くことがどんなに素晴らしいか。」ということ。

 

特に、無駄なお金を省いて生活することで、今まで見えていなかった人生における大切なことが見えるようになるそうです。

すぐに挑戦することは難しいかも知れませんが、タイニーハウスに住む人々の経験や感じたことを知っているだけでも、私たちの価値観を広げてくれるはずです。あわよくば、自ら実践することでより一層、人生観が変わるはずです。

次回はタイニーハウスに続いて、魅力のあるニュージーランド人の暮らし方の他事例を紹介したいと思います。

 

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この記事を書いた人
留学・ワーホリ経験者
高橋 美沙季(MISAKI TAKAHASHI)

1995年生まれ。フェリス女学院大学の英文科在籍時にニュージーランドのウェリントンへ留学。現地で大好きな「音楽」を通して生涯の素敵な仲間と家族に出会う。大学卒業後は、横浜国立大学・大学院にて国際教育・外国語教育の研究に励む傍ら、日本で研究をしている大学院留学生のチューターやお世話を担当。大学院修了後はインターナショナルスクールに就職、5歳児の担任を経験。

これらの経験を活かし、現在はバイリンガルの先生として小学生のモチベーションをアップさせ、夢を英語でかなえるサポートをするお仕事と、バイリンガル教育の研究所でコラム、研究論文の執筆を行う。子供のころから大好きなニュージーランドと音楽、「外国語を使って好きなことに夢中になること」を自分軸に、ある時は「英語の先生」、またある時には「研究者」、そして「音楽の先生」とマルチに活動しています。

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