ロサンゼルスの生活を彩る曲達 ~ロスにまつわるヒット曲 Part2~ | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:現地生活情報

ロサンゼルスの生活を彩る曲達 ~ロスにまつわるヒット曲 Part2~

公開:2020/03/04 著者:西山 僚汰 115 Views

ロサンゼルスは音楽で溢れている。そのいいところは街の至るところから音楽が聞こえてくるから、イヤホンがなくても音楽が聴けるということ。悪いところはシンプルにうるさいところ。

街中の車は大体窓を開けながら爆音で音楽を聴いているし、歩いている人もひと昔前のヒップホップのイメージ通り肩にデカイスピーカーを担いで普通に歩いている。

日本でやったらどんなに問題になるだろうか。その歌詞が過激だろうと関係ないらしい。

 

初めてアメリカに来た時、ウォルマート(何でも売っている大手スーパーマーケット)で黒人のおじさんが2パックの”California Love”をなぜか携帯から流しながら買い物をしていた。しかも平然と。もう訳がわからなかった。なぜイヤホンをしないのか。「すぐそこにたくさんイヤホン売ってるよ?」と教えてあげたかった。

なぜ周りも平然としてるのか。「うるさい!」ってならないの?ケイティペリーがお店でかかっているんだよ?そして、なぜカリフォルニアラブなのか。おじさん、2パック好きなのかな。アメリカって不思議なところだなあ…と思いながら店を出た。

地下鉄でも爆音でヒップホップを流しながら電車を待つものだから、Big Seanの声がまぁよく響くこと。スーツケースみたいにコロコロ引っ張っていくタイプの、鳴りながら七色に光るちょっとダサいスピーカーを持ってる人が多い。道だろうと電車の中であろうと、普通に音楽を流す。

 

そういえば、先日地下鉄でおじさんがRay Jの”One Wish”を流していて、その隣に座っていたおばあちゃんがノリノリで一緒に聴いていた。そして、曲が終わる度にちゃんとパチパチと拍手してる。そんなシュールな光景を見て平和だなぁ…と思ってしまう自分はもうアメリカナイズされている。

そして、未だにウォルマートで聴いたカリフォルニアラブが頭に残っているように、そうやって耳にした音楽はその時の思い出と一緒に記憶されていく。

それは日本でも他の国でもそうだと思うし、都市部はどこでも音楽が溢れているかと思う。(さすがに街でスピーカーから音楽を流す人はいないかも知れないが…。)

 

だが日本でスーツを着たぽっちゃりのおじさんが、カリフォルニアラブを流すことはまずないだろう。国や場所によって聞こえてくる音楽は違うし、それが面白い。

それはあなたのiPhoneに入っている音楽も同じじゃないだろうか。自分は日本にいる時でさえも、引っ越しや少し環境が変わっていくと聴く音楽もなぜか変わっていた。そんな自分だから、もちろんアメリカに来たら聴く音楽も変わる。

今週もロサンゼルスにまつわる曲を、現地で生活して学んだことと一緒に(曲紹介よりそっちが増えてしまったが)プレイリスト形式で紹介したいと思う。

Indie Rock

ロサンゼルスは、他のどの街よりも素朴でポップで、少し寂しい。だからインディーロックがぴったりだ。そもそもインディーロックとはそんなジャンルか定義するのは難しいけれど、「素朴でポップで少し寂しい。」という表現がふさわしいかも知れない。

大体のアーティストは、DIY(Do It Yourselfの略)で曲やアルバム丸ごと作ってしまう。ビリーアイリッシュもそんなアーティストの一人だ。

だがここで紹介するアーティストは彼女のようなダークな世界観ではなく、ロサンゼルスの気候よろしくカラッとした風通しのいい音楽。これを聴いていたらヤシの木が見えてくるかも?

 

“Everyday’s The Weekend” by Alex Lahey From “I Love You Like A Brother”

アメリカ人はよく、「Work hard, play hard(よく働き、よく遊べ)」と言うけれど、それは本当だなとすごく思う。

自分たち日本人からしたら、アメリカ人のぶっきらぼうで愛想の悪い、態度のマックの店員は「よく働いてる」うちに入らないという人がいるかも知れないけど、彼らなりによく働いているのだろう。

だから週末はまぁよく遊ぶ。まだ午後3時だというのにビールをテラス席で飲みながら、フットボールを大声を上げて観戦する人たちがスポーツバーにごった返していたり、ファーマーズマーケットには家族やカップル、お年寄りが集まり、アイスやスムージーを片手にショッピングを楽しんでいる。

 

もうあっちこっちでお祭り騒ぎなのが毎週末だ。だから底抜けにキャッチーで空元気にも聞こえるこの曲を聴くと、タイトル通り「毎日が週末だ!」っていうように元気になる。「仕事とかは置いといて、もうどっか行っちゃおう!」みたいな、一言で言うと「もうやっちゃえ!」といった思いきりのいい曲である。

実際仕事に行かないといけないけれど、晴れた朝にこの曲を聴いて仕事に向かえば、気持ちだけでもバケーションに行けるはずだ。彼女の堂々とした力強いボーカルと耳に残る明るいメロディー、そしてリアリスティックな歌詞のバランスが絶妙。

思わずクスッとしてしまうミュージックビデオも含めて、そんなところも彼女の曲が甘ったるくならない魅力なのかも。たまにはアメリカ人を見習って、思いっきり遊んじゃおうと思わせてくれる曲だ。

 

 

“Feeling Lonely” by boy pablo from “soy pablo”

今まで行ったことがない土地に一人で飛び込むと、どこかのタイミングでやっぱり家が恋しくなる。だからこそロサンゼルスはそういった意味で特別な土地。昨日ダンススタジオで「今日10年の”Los Anniversary”なんだよねー!」と話している人がいた。

どうやらロサンゼルスに来た日のことをLos Angelesとかけて”Los Anniversary”と言うらしい。色んな人が世界中からそれぞれの夢や目標を追いかけてやってくる、数少ない土地である。ハングリー精神やハッスルが充満する場所でありながらも、寂しさと孤独がロサンゼルスのピンクの夕焼けと一緒にやってくる。

そんな時に聴きたくなるのがこの曲。明るいメロディーながらもキャッチーに、”Can’t help it, I just miss you(あなたが恋しいよ。もうどうしようもないんだ)”と率直に歌う彼の素朴で優しい声は、そんな自分たちの心にストレートに届く。

 

この曲が、このコラムでも以前紹介したカフェ、Republic Of Pieで流れていた。その時、これほど彼らの曲が似合う土地は他にないんじゃないかとまで思ってしまったほどだ。

ノルウェー出身の5人組バンドだけど、そのキャッチーさと素朴さは今のアメリカのインディーポップシーンを引っ張る存在になっている。

日本でも来日公演を行っていたり、同じく今のインディーシーンを引っ張るClairoと日本の有名雑誌で対談をしていたりするから、日本で彼らのパフォーマンスを見れる日も遠くないかも知れない。

 

 

Nighttime Pop

子供の頃、夜に外出する用事があるとワクワクしたのは自分だけだろうか。いつもは玄関を開けたら外は明るいが、今回は別。この月明かりと街灯の明かりが太陽の光とは違った高揚感を与えてくれた。外食に行くとか、すごく特別なことでもないけど夜の外出は好きだった。

そしてロサンゼルスの夜の明かりは、忘れかけたこの時の感覚を思い出させてくれた。もしあなたが21歳以上なら、ロサンゼルスは夜になると輝きを増すだろう。クラブやバーにも行けるようになるし、そこら中にいいお店がたくさんある。

ハリウッドやダウンタウンと比べると静かな場所、ノースハリウッドでも樽の形をした歴史あるビールがメインのバー、Idle hourなど有名なお店がある。そんな場所でこれらの曲を聴いたら、夜のライトがあなたをまたワクワクさせてくれるかも知れない。

 

“Dance Monkey” by Tones and I from “The Kids Are Coming”

アメリカに来てからよく思うのが、みんなダンスが好きだということ。あなたがダンサーかどうかとかは関係なくて、音楽に任せて身体を動かすのを楽しんでいるように見える。

高校の時のプロムも、みんなで頭を空にしてカラフルなライトに染まりながら踊った。それは別に高校生の時のうぶさとか高揚感から踊っていた訳ではなくて、それはもはや生活の一部である。

結婚式でもおじさんやおばさん、いつも静かに座っているおじいちゃんとおばあちゃんも腰を上げて、音楽を一緒にステップを踏む。学校行事としてスクールダンスが本当に幼い学年からあるので、常にダンスが近くにある。

 

もしあなたが暗闇の中でライトを断片的に浴びながら、お腹に響くベースを感じながら踊ったことがあるなら、この曲を聴いてみて欲しい。この曲は今まさにラジオでかかっているヒット曲。

少し危なっかしくて、不安定だけどやめられない感じとイントロのオフタイミングなメロディーはぴったりだ。ミステリアスな雰囲気と裏腹に、情熱的なボーカルが聴き手のテンションも曲と一緒に高めてくれる。

曲が進むにつれて、ライトの強い光が溢れるように抑えきれない感情が溢れてくる。すごくシンプルな曲だけど、ダンスフロアにはこれくらいがちょうどいいのかも知れない。だってダンスフロアにはもうたくさんの感情が溢れているんだから。

 

 

“Warm Blood” by Carly Rae Jepsen from “E・MO・TION”

日本で生活している中で、「ベタ」という言葉は良い意味で使われることは少ないんじゃないだろうか。もし友達に「それベタだね」と言われたら、そのアイディアを変えなければと思う人がほとんどじゃないだろうか。

いつからか自分たちは、「ベタ」を恐れるようになっていた。気をてらったアイディアがよしとされている気がして、正統なスタンダードである「ベタ」はやっぱり手を出しづらい。

音楽でも、お笑いでも、どこか変わった切り口でいったものが売れている印象が全体的にあるのは、自分だけだろうか。もちろんアメリカでも、その状況は日本とあまり変わらない。

 

Lizzoみたいな、いかに「個性」を全面に出すかがアメリカでは鍵になっているのは事実である。だからこそなのだけれど、カーリーレイジップセンの「ベタさ」はもうしっかりとした個性なのである。

「その手があったか」と言いたくなってしまう程、正統派な今っぽいポップミュージックをあくまで貫き通しつつ、マドンナやホイットニーヒューストンのようなアメリカ産80年代ポップスをどこか彷彿とさせるさじ加減も、彼女がカナダ出身ながらもアメリカで支持される理由かも知れない。

じっとりと低いシンセサイザーのベースの上を、ふわっと軽やかにファルセットボイスで乗りこなしていく彼女は、「奇抜なことだけが個性じゃない。自分らしく行くことが本当の個性。」というのを代弁しているようにも聞こえてくる。ハリウッドあたりのバーのサインが似合う曲。

 

 

Daytime Pop

カリフォルニアの大きな特徴の一つは、やっぱりその気候だろう。乾燥していて雨が少なく、一年を通しても晴れの日が多い。だからこちらに来てからもう半年以上になるが、傘やかっぱを買うことがなく生活できている。もしかっぱを持ってこようと思っているなら、代わりに保湿クリームを入れることをお勧めする。

ちなみに先輩は7年こちらで生活していて、未だに傘を買っていないらしい。ここまで来たらもう買わないという意地が生まれてきそうなものである。夏は40度近くなって汗が止まらないが、日本のように湿度が高くないため半袖、半ズボンで、日焼け止めさえ忘れなければ意外といける。

そして、そんなカラッと気持ちいい陽気で、上を見上げればヤシの木がある。そうなると否が応でも明るい曲を聴きたくなるのがカリフォルニアマジックだと思う。そんな時に聴きたくなる、「ザ・カリフォルニア」なポップソングをここでは紹介。

 

“Raising Hell” by Kesha from “High Road”

ロサンゼルスには、夢を追って来る人たちが後を絶えない。それは自分も含めてそうだし、何かをやり遂げようとハッスルして来るのだ。

アメリカのみならず世界中から人が集まって、みんなが夢を胸に生活している。そう思うとなんだかすごく素敵である。

だけど実際は、夢に本気だからこそギスギスするような時もあるし、孤独な時もあるのがリアルなところ。というかそういう場面を見る方が多いかも知れない。だけどそんな時にこの曲を聴くと、全身が震え上がる。

 

数ヶ月前にロサンゼルスで開催されたアメリカンミュージックアワードで、2009年に大ヒットした彼女の代表曲の一つ、”Tik Tok”をもう一度パフォームするまでの道のりは、彼女にとって平坦ではなかったはず。

彼女のキャリアの大成功の裏では、彼女がデビューするにあたって大きく協力していたプロデューサーからのパワハラなどがあり、元々名前の表記であった”Ke$ha”から”Kesha”に変えたり、長引く裁判の心労から摂食障害になってしまったりと、本当に大変だった。

だからそれらを乗り越えて披露された過去のヒット曲は、観客のボルテージを一気に上げた。そしてそのステージで披露されたもう一曲が、最新アルバムからのシングル”Raising Hell”である。

 

壮絶なバックグラウンドがある彼女が、”Doin’ my best b**** I’m blessed(私は全力よ。人生に感謝してる).”と歌う姿に、自分を含めたくさんの人が勇気づけられたに違いない。彼女は過去を本当の意味で乗り越えたからこそ、この曲をパフォーマンスできたのだと思っている。

彼女の全盛期を思わせるアップビートなサウンドプロダクションはどこか懐かしく、だけど凄みと説得力を増したボーカルパフォーマンスはさすがの一言である。

もしあなたが今ロサンゼルスにいてこのコラムを読んでいるなら、この曲を聴いて躍りまくることをお勧めする。あなたもきっと、人知れずハッスルして沢山のことに立ち向かってきたはずだから。自分たちには、Keshaがついている。

 

 

“Higher Love” by Whitney Houston from “I’m Your Baby Tonight”

最近ようやくレコードプレーヤーを手に入れた。一番欲しかったものはまだ手が届かなかったけど、いい値段のものをネットで購入してからというもの、レコードの身近さに気が付いて驚いている。

レコードストアが多いのはもちろんだけど、街のファッションストアにもレコードが並んでいる。レコードプレーヤーを買うだけでこんなにも目につくようになるとは思っていなかった。そして、どれも割と安価で、アルバム一枚10~20ドルぐらいで買えるものも多い。

だが中には一枚70ドルとかのももちろんある訳で。高価なレコードを恐る恐る手にとってみてびっくり。なんと日本盤だったのだ。日本語の帯があると、こうも値段が変わるのかと思っていたら、中には日本盤限定のボーナストラックがあるアルバムも少なくないらしい。なるほどそれは値段が上がる訳だ。

 

最近、大人気のDJ/プロデューサーKygoがリリースして大ヒットしたホイットニーの幻の名曲”Higher Love”のオリジナルバージョンは、1990年当時にリリースされたアルバムの日本盤のみにボーナストラックとして収録されていたものだったのだ。

リミックスされたバージョンもかっこいいしキャッチーだけど、このオリジナルバージョンも幾つにもパートが重なり合った90年代独特のサウンドプロダクションと、ホイットニーの伸びやかで希望に満ちた歌声が幸せな気分にしてくれる。

日本にいるうちに、アメリカでは高価な日本盤をゲットしていくのもアリである。

 

 

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