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【プロが教えるアメリカ携帯節約術!】押さえるべき3つの重要ポイント

公開:2021/12/30 著者:宮本 加菜 520 Views

こんにちは!

これから海外に行くよ!という方!楽しみですね!ウキウキですね!準備は完了しましたか?

海外渡航で絶対に考えないといけないのはやはりお金の事。そして、そのお金について様々な節約術がありますが、このコラムではアメリカにおける携帯電話の節約術にについてご紹介していきます。

現地で使えるSIMカードを手に入れよう

海外に渡ると決めた時、みなさん携帯はどうしますか?

海外で携帯電話を使うためには、実は複数の選択肢があるのですが、その選択肢によって金額の差が結構あります。

例えば、この4つの選択肢を「費用が高い順」に並べたらどうなると思いますか?

 

A: 日本の携帯をそのまま持っていく(SIMカードも日本のもの)
B: 日本の携帯をそのまま持っていく(SIMカードは入れ替える)
C: Wi-Fiルーターを借りる
D: 携帯電話(スマホ)を借りる

 

正解は…「A→C→D→B」という順番です。

 

A: 日本の携帯をそのまま持っていく(SIMカードも日本のもの) → 高い!
C: Wi-Fiルーターを借りる
D: 携帯電話(スマホ)を借りる
B: 日本の携帯をそのまま持っていく(SIMカードは入れ替える) → 安い!

 

もちろん契約する会社やプランによっても若干差がありますが、大まかにはA(日本の携帯をそのまま持っていく)が一番高くなり、B(日本の携帯のSIMカードを入れ替える)が一番お得となります。

「B」は『今使っている携帯(スマホ)をそのまま海外に持っていって、SIMカードだけ入れ替える』という手段なのですが、この現地で使えるSIMカードを手に入れるというのが、なかなかイメージが付かないと思うので、詳しく見て行きましょう!

まず、そもそもSIMカードというのはSubscriber Identitification Moduleの頭文字で、携帯電話に差し込んで使う小さなカードのことを言います。

 

 

これがSIMカードです。実は、この小さなカードには、通信事業者(携帯電話会社)が携帯電話の利用者を特定するための情報や電話番号が入っています。

通信事業者(携帯電話会社)が「このカードを持っている人は契約情報によると〇〇さんだな。この〇〇さんは△△というプランに加入しているからこのプランに合わせた電話や通信を許可してあげよう」と利用者ごとに区別をしているんですね。

一般的に新しい携帯電話を買った時には既にこのSIMカードが刺さっていますが、携帯電話の本体を買い換えた時には、このカードを入れ替えるだけで元の自分の電話番号で携帯電話が使えるようになるんです。

 

逆にいえば、このカード自体を買い替える(差し替える)ということが、利用する携帯会社を変えるということになります。

 

そして、SIMカードであれば何でもOKというわけではなく、渡航先の海外(現地)できちんと使えるSIMカードを手に入れないといけません。

例えば、アメリカへ行くならアメリカで使えるSIMカードを手に入れて、カナダへ行くならカナダで使えるSIMカードを手に入れる必要があります。

アメリカで使える・使えないSIMカードは以下の表の通りです。

 

キャリア日本で使える米国で使える備考
docomo日本の3大キャリア(携帯電話会社)は格安SIMよりも通信速度が速く、海外でも利用可能。ただし、海外での使用は国を超えてネットワークを利用するため費用が割高。
au
softbank
格安SIM△(✕)費用は安めだが通信速度が多少遅い場合や、海外使用などができない場合ある。
海外SIM海外のSIMのため日本では使えないが海外では安く利用可能。

※docomoやau、Softbankで「アメリカで使える」が△になっているのは、可能だけれども費用が高くなってしまうという意味です。

 

 

一例を紹介しましょう!上の表は、docomoの「パケットパック海外オプション」というもので、これは日本で普段使っているプランにこの料金を上乗せで支払う事でアメリカでもデータ通信ができるようになるというものです。

「SIMの入れ替えや面倒な作業などなく日本の携帯電話をそのまま海外で使える」というのは一つのメリットにはなりますが…それでもご覧の通り1ヶ月分で計算すると単純に月額2万円を追加する事になるのでかなり割高です。

なぜ費用がこんなにも高くなってしまうのかというのは、日本のSIMカードを海外に持っていった時には、下記のように国を超えて別ネットワークへ繋ぐ必要があるためです。

 

 

例えば、docomoは海外に通信ネットワークを持っていないので、アメリカの会社に「ごめんちょっとネットワーク借りるよ!」と使用料を払って使わせて貰っているんですね。(docomoがアメリカの会社にお金を払う必要があるので、利用者からは「パケットパック海外オプション」という追加料金を徴収して、それを充てているわけです。)

こうした「海外の通信会社に使用料を支払ってネットワークを借りて使わせて貰うサービス」というのを「国際ローミングサービス」と言います。

つまり、日本の携帯電話会社、海外の携帯電話会社と二重で通信料が掛かっているため高くなるというわけです。

 

ちなみに、docomoの「パケットパック海外オプション」は海外ローミングサービスの中では比較的安価なものにはなっていますが、それでもこれはあくまでオプションです。

いつも支払っている通話料金と基本プランの料金に加え、上乗せしての支払いが必要です。国際ローミングサービスが便利な反面、いかに高価なものかは一目瞭然ですよね!

一方、海外(現地)で使えるSIMカードを手に入れること(SIMカードを差し替える事)で、費用を安く押さえつつ、さらに今スマホに入っている思い出の写真や連絡先、LINE、SNSなどの設定も一切変えずにそのまま渡航ができるのです!

 

 

また、現地でUberなどを使う時には現地のローカルナンバー(アメリカの携帯電話番号)が必要になるため、日本のdocomo、au、softbankのSIM(日本の携帯電話番号)では残念ながら使えません。

1~2週間の短期出張、旅行、留学であれば日本のSIM(番号)でも不便はなんとか我慢できるでしょう。

しかし、現地で長期留学、長期滞在時により便利に生活するためには、アメリカの携帯電話番号、ネットワークが使える現地のSIMカードを手に入れるのが節約の絶対条件となるのです。

 

Wi-Fiの有効活用

2つ目の節約術は、Wi-Fiをとにかく上手く使うという点です。

海外の渡航経験がある方は、すでにWi-Fiは存分に活用している方も多いですので、当たり前と言えば当たり前かも知れませんね。

しかし、とにかく携帯費用を安く押さえるためには「自分に合ったデータ量のプランを選ぶ」+「極力Wi-Fiを使う」というこの2点が何より重要です。携帯電話会社で働いている私や同僚が言うので間違いありません!(笑)

 

1)自分に合ったデータ量のプランを選ぶ

→自分にとって必要なデータ量をきちんと把握するのがコツです。(少なすぎず、多すぎずを選ぶ)

 

2)Wi-Fiを徹底活用

→「Wi-Fiを使う=自分のデータ量を使わない=費用の節約」に直結します。

 

実は、日本は北米に比べてWi-Fiの導入や普及が遅くあまり日本人には身近ではありません。

一方アメリカでは早くからフリーWi-Fiがとにかく発達・発展しているため、私たち日本人がイメージするよりもずっと多くの場所で使えるのです。

例を挙げると、以下の通りです。

 

 

 

本当にWi-Fiがない所が珍しいというくらい、ほぼWi-Fi環境があると思って間違いありません。ホームステイ先やシェアハウスなどもWi-Fiは最低条件となっていると言えます。

そのような場所で利用する方法は、基本的にパスワードが掲載されている、聞けばすぐに教えてくれる、あるいはパスワードなしで始められる場所も多くあります。そのあたりはご心配なく!留学生にとっても簡単ですね。

スピードに関しても、ネットワークがきちんと届く環境でさえあれば(建物の構造やWi-Fiの精度によってつながりにくいこともある)、問題なくサクサク進みます。

 

何と言っても次世代通信網の5Gに関しては、アメリカはいち早く導入を開始し、世界的にもトップレベルの普及率を誇る国なので、Wi-Fiもかなりハイスピードと言えます。

そして、YouTubeや様々な動画配信サービスは特にデータ消費が激しいですので、こうしたデータ消費が激しいものは、必ずWi-Fiでの利用を心掛けて行きましょう。

ちなみに非常に便利なWi-Fiですが、そのWi-Fiのセキュリティが絶対に信用できるかどうかはわかりませんので、ログインが必要なウェブサイト(ウェブメール、銀行、何かの会員サイトやネットショッピングなど)の利用は避けるようにしましょう。

 

Wi-Fiが使えない所ではデータ利用。そして、Wi-Fiが使える場所ではしっかりWi-Fiを利用するというのが節約のポイントです。

 

こうすることで、わざわざ月々大量のデータプランを契約する必要がなくなります。

そして、どうしても外で使わなければならないデータ量だけを考えて、可能な限り安いプランを選ぶことで1番の「多すぎず、少なすぎずのプラン」がより選択しやすくなるんですね。

 

 

ちなみに、私でしたら普段こちらの画面から、使用状況を確認しています。お使いのSIMアプリ、もしくはWEBサイトからアカウントのマイページへ行くと、上記のような画面で現在のサイクルから過去の使用状況まで簡単に確認ができます。

「4GBがあるプランに対して、1か月のうち、16日が経過した現在の使用済みが473.2MB(0.47GB)、つまり残り15日で3GB以上は残っているな~。」と、こんな感じで管理をしています。こちらが上限の4GBに近づくほど、「Wi-Fiを使ってデータを節約しないと!」という風になります。

もしこのような状況のまま1か月を終えているのであれば、もう少しデータ量の少ない、安いプランに変更して節約もできますね!皆さんも、節約を極めるためにはまずは直近数ヶ月の利用データ量を振り返って見てみましょう!

 

アメリカの格安SIMを手に入れよう

最後は、アメリカで実際どのようなSIMカードを選べばいいのかを解説していきます。

アメリカでも日本のように、大手3大通信キャリアが存在します。

 

Verizon: 全米シェアNo,1の通信会社で 5Gの導入に特に積極的です。
AT&T: 全米シェアNo,2で、電話の発明者(グラハムベル)が創業した会社です。固定電話なども扱っています。
T-Mobile: 全米シェアNo,3 の通信会社で、リーズナブルな価格設定で人気です。

 

日本でいう、ドコモ、ソフトバンク、auといった感じですね。それぞれに特色はありますし、大手ならではの安心感がありますが、値段で言えばやはり高いです。

日本でも格安SIMである楽天モバイル、イオンモバイル、Y!mobileなどが普及しているようにアメリカでもこうした格安SIMが大いに普及しています。

現地のアメリカ人たちは、家族プランなどもある大手を使っている人も多いのですが、留学生についてはほとんどの方が格安SIMを使っています。

 

一言に格安SIMも、本当にたくさんあるので、それぞれの目的にあったSIMを選んでほしいと思います。

選び方としては、下記3つがポイントです。

 

・月額費用と月額利用データのサイズ(GB)
「初期費用・各手数料」
「利用条件」

 

1つ目は分かりやすいですし、みなさんしっかり検討されると思います。しかし、2つ目と3つ目は見落としがちなので注意が必要です。

2つ目の「初期費用・各手数料」とは、SIMカード本体の購入費用アクティベーション費用がかかるかどうかです。いくら月々のプラン料金が安いようにみえても、結局契約時に色々と上乗せが追加されるパターンが多々あります…。(悲)

 

 

こちらも一例ですがご覧の通り、月々のプランとは別にSIMカードの購入費用として約$45もかかってきます。ちなみにこの金額はプロから見ても特別高いわけでもなく安くもないため平均的といえます。

また、こうしたページではどうでしょうか?

 

 

一見かなり安そうな印象を受けると思いますが、この表の$19プランを選び、実際に購入しようと進んでみると…。

 

 

実際にはSIMカード代金$10が追加されていますね。最初の例のようにプランの真上に書いているとまだ分かりやすいのですが…。こうしたプラン表からは見えない追加費用もあるというのを注意しましょう。

さらに追加情報として、上記の会社のSIMカードは、アクティベーション(利用開始)は即日ではなく、最速でも1ヶ月後になってしまうという落とし穴もあります。(急ぎで使いたい人は1ヶ月も待てませんよね!)

プランの一覧表を見るだけではなく、料金シミュレーションを利用したり、実際にカートに入れるなど、購入する直前まで進んでみるのも1つの手段です!よくよく確認をしていきましょう!

 

3つ目の「利用条件」とは、「この有料プランに加入しないと携帯電話は使えません。」という特別な利用条件、前提条件があるかどうかをしっかり確認する点です。

実は携帯電話会社によっては、「〇〇をしないと携帯電話使えません。」という少し意地悪な条件が設定されている事もあるのです…。

つまり、条件をクリアしないと表示された料金にならないのです。

 

 

例えば、こちらのプラン。一見「3ヶ月で$40なので、月換算すると1ヶ月13.3ドル」で安いですよね?でもこれは「3か月単位での購入(利用)」が前提条件となっています。途中で解約をしたり、1ヶ月や2ヶ月だけでは契約できないんですね。

また、下の方に小さく書いてある”Renews at $60 for 3 mo”というのは、「更新する際もまた3ヶ月単位でしか無理なのです。さらに次は$60なので最初の値段で利用することはできない。」ということです。

さらに、携帯電話会社によっては「最低契約期間」が設置されていて、「その期間を下回って解約した場合、違約金が発生する」という事もあります。そのため、契約前に十分注意して、より安心できる会社のSIMカードを選んでいきましょう!

 

Jethro Mobileのご紹介

最後になりましたが、せっかくなので、私たちJethro Mobileのご案内も少しだけご紹介です。

Jethro MobileのSIMカードは、「月額費用とデータサイズ」、「初期費用と各手数料」、「利用条件」の全てをバッチリ満たしていると自負しております!

私自身が書いた記事なので、怪しまれる方もいらっしゃるかもしれませんが…。(笑) それでも、私自身「Jethro Mobileが良心的で、利用者第一の目線での商品・サービス、カスタマーサポートを提供している。」と自信を持って言えます。

 

私も「今すぐ契約利用してください。」とは言いません!気になった方は、「本当にそうなのかなぁ~?」とチェックや検討だけしてみてくださいね。

その上で、あえて2点だけ、他のどの携帯電話会社のSIMカードにも見たことがないポイントをお伝えしておきます。

まず、初期費用であるアクティべーション費用・SIMカード本体費用が無料だということと、アメリカから日本への国際通話・テキストが無制限だということです。これは、他社にはない非常に魅力的なポイントなんです。

 

 

 

他にもJethro MobileのSIMカードにはたくさんの魅力が詰まっていますが、詳しくは以下のコラムでぜひご覧くださいね!もちろん、月額料金も安いプランが揃っています!

以下の記事から購入ページにもお進みいただけます!

 

 

いかがでしたでしょうか?

携帯電話の会社で働く者として、今でこそこのような記事を書かせてもらっています。

これを読んでいる多くの方と同様に私も留学生であり、知識も全くゼロの状態から本当に出発前は「携帯どうしよう…。」と思っていました。(苦笑)

 

また、これはもはや笑い話ですが…日本にいる時は、格安SIMのことも全く分かっておらず、docomoの通常プランでただ疑いもなく月々8,000円以上費やしていました。ちなみに今は同じくらいのデータ量のプランで、月々半額ほどになっています!

スタートが同じだからこそ、皆さんと同じ目線で少しでもお役に立てたら嬉しく思います。皆さんはこの記事の情報を通じてぜひお得に準備を進めてください!

他にも色々な情報を発信できたらと思っているので、また読んでくださいね!

 

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