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カテゴリー:現地生活情報

【毎週50ドル節約!】アメリカ・カナダの物価高!乗り切る方法教えます

公開:2022/07/18 著者:宮本 加菜 1213 Views

こんにちは!すでにアフターコロナで経済活動が復活してきている北米ですが、驚くのは物価の高騰です…。

最近の円安も重なり生活が大変な人も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は手軽にできる北米での節約方法を紹介します。

とにかく自炊をはじめるべし!

物価高騰中のアメリカ・カナダで生活費を節約するには…実はとにもかくにも何より自炊です!

自炊って慣れていない人だとなかなか面倒だと思うのですが…それでも実はこの自炊がなにより一番効果的なのです。

その理由は…

 

1)外食費用がそもそも高い!
2)チップ制度で上乗せされる

 

この2点があるためです。

一つ一つ見て行きましょう!

 

・北米の外食費用は高い

まず外食費用が高いという部分ですが、北米(アメリカ、カナダ)の高い人件費が関係しています。実は、カナダバンクーバーがあるB.C.州の最低時給は15.65ドルで、アメリカのロサンゼルス市では最低時給は16.04ドルとなっています。

国毎の物価は、最低時給(国の経済)と強く関係していますので、「だいたいその国の時給の1倍~1.5倍くらいを大まかな1回の外食費用」と考えていくと良いでしょう。例えば、日本では時給が約1,000円、ファミレスでの1食が1,000円~1,500円(時給の1.5倍)という感じです。

一方、カナダやロサンゼルスでは時給が約16ドル、ファミレスの1食が25ドル程度ですので、16ドル*1.5倍=24ドルとなり、だいたい時給の1.5倍くらいが1食分という形になります。例えば、カナダで最も有名なファミレスWhite Spotでハンバーガーとドリンクセットを買うと税込約25ドルです。

 

→ ハンバーガーは約20ドルです。

 

→ ソフトドリンクは約4~5ドルが一般的です。

 

二つ目は北米(アメリカ、カナダ)にあるチップ制度です。日本には馴染みのないチップ制度ですが、一般的にアメリカ、カナダでは飲食時の会計金額に対して10~20%を支払うというのがマナーになっています。

そのため、先ほどの25ドルの食事であれば、さらに2.5ドル~5ドルがチップになりますので、合計の食事金額は約30ドルとなります。

決して高級じゃないファミレスでの外食でも1食30ドル(約3,000円)と考えるとなかなかの出費ですよね…。

 

・自炊をすればこんなに安く!

外食費用の値段が大まかにわかったので、次は自炊をした場合の費用を考えてみましょう!

外食に比べて、自炊が大幅に節約できる理由は下記の通りです。

 

1)高い人件費がなくなる!
2)食べ物などの生活必需品は税金が安い!

 

まず自炊をする事で、ご飯を作るのは自分自身になり、北米(アメリカ、カナダ)の人件費やチップを負担しなくて良くなります!(高い人件費を省くことで、なによりも効果的な節約に繋がります。

また、北米では食べ物などの生活必需品は税金が安く設定されていますので、外食に比べて食品自体の値段はかなり安めに設定されています。

 

・「高い商品=外食」を利用 → お金が掛かる!
・「安い商品=自炊」を利用 → お金が節約できる!
→ 節約の基本は「安い商品を利用する」です。

 

実際に1回の外食を自炊に置き換えると、どれくらい安くなるのか見て行きましょう。

 

例) 自炊ボロネーゼの場合

・パスタ200g 約1ドル
・トマトソース300g 約1ドル
・牛肉ミンチ200g 約2ドル
・マッシュルーム 約2.5ドル

→ これだけスーパーで買い物しても10ドル以下くらいです。

 

また、スーパーで売られている食材は日本よりもかなり大きなパッケージで売られているので、一回の買い物でも、なんと1週間分くらいの量の料理を作ることができます。

例えば、以下のような食材(パスタ5食分)でも30ドルとなりますので、1食あたり6ドルです。実際の写真もご紹介します。

 

・乾燥パスタ
・トマト缶
・にんにく
・オリーブオイル
・玉ねぎ
・ミンチ肉

 

→ こちらはスーパーで買える牛ミンチ約1.8kgです。ハンバーグの挽肉は1人前100gなので、こちら1パックで18人前いけます。

 

→ こちらはトマトソース(1.75リットル)です。写真ではサイズ感がわかりにくいかも知れませんが…コーラ2リットルのペットボトル級ですね。日本でこんなサイズは見られないですね。

 

→ こちらは玉ねぎ10ポンド(4.5kg)のタマネギバッグです。

 

どうでしょうか?外食の1食30ドルと自炊の1食6ドルとすると…その差は5倍です!

もし1食あたり24ドルもの節約ができれば、外食を2回(1週間の外食5回を外食3回)減らすだけで、なんと48ドルもの節約ができます。これで1週間50ドル節約もほぼ達成したようなものですね。(笑)

この50ドルという節約金額を見て頂くと、北米ではいかに自炊が節約に効果的で、外食が高いのかというのが分かって頂けると思います。(笑)

 

・自炊レシピや自炊のコツをご紹介

「自炊が重要なのはわかったけど…あんまり自炊得意じゃないんだよな…。」という方もきっと多いと思います。

そこで、ここでは特別に私のオススメレシピやコツをご紹介致します!

 

・Youtube(「ザ・きんにくTV」と「ストラグリングミールズ」)を活用
・北米で安い食材を活用

 

今は何でもYoutubeですが…(笑)実はレシピや料理でもかなり役立ちます。

 

1. Youtube「ザ・きんにくTV」

まずオススメの一つ目は、なかやまきんに君の「ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】」です。

 

→ このブロッコリーがめちゃくちゃうまい!

 

基本的には筋トレに関する動画が多いのですが、料理や食品に関連する動画がちょくちょくありますので、そうした料理や食品に関する動画がすごく参考になります。シェフが料理しているわけじゃないので難しいテクニックや食材が一切出てこず、真似して作りやすいところが何よりのお気に入りです。

卵や野菜、オートミールなどこちらでも手に入りやすい料理を紹介してくれているので明日からでもすぐに真似できますよ。(それに、なかやまきんに君のギャグも面白くて見ていてハッピーになれます。)

お気に入りのレシピは、茹で野菜やゆで卵など当たり前の料理なのですが、きんに君のレシピ通り丁寧に料理すると本当に味がぜんぜん違ってびっくりするほど美味しくなるので是非やってみてください。

 

 

2. Youtube「ストラグリングミールズ」

また、2つ目はFrankieシェフの「Struggle Meals」です。

 

→ イチオシのビーフストロガノフ。

 

「ワンプレート2ドル以下の節約料理を美味しく作る」というコンセプトで毎回いろんなレシピを紹介してくれています。

こちらは英語での動画ですので、英語の練習にもなりますし、料理が好きな方は見ているだけでも楽しいと思います。

1つ目に比べるとやや料理の工程が多くなるので頻繁にはしないですが、私は休日の時間がある時、新しい洋食節約レシピに挑戦しています。

 

今まで作ったことのない料理が作れるので、留学中ならではの楽しみです。

先日挑戦したビーフストロガノフは、サワークリームなど日本では買うことがないような食材に挑戦することができて楽しかったです。

ちなみに、この2つのオススメサイトで私はレシピを既に8つくらい試してみました。が、その中でも一番美味しかったのは「ザ・きんにくTVの茹でブリッコリー」と「Struggle Mealsのビーフストロガノフ」ですので、ぜひこの2つは騙されたと思って作って見てほしいと思います。

 

 

・海外では日本のレシピ本などは参考にならない

また、海外や留学中の自炊のコツとして、日本のレシピや料理番組は使わないというのがあります。なぜなら、海外では日本で手に入る食材、調味料(醤油やみりん、出汁など)が高かったり、手に入りにくかったりするためです。

しかし、逆に日本で買うと高いという食材(牛肉、マッシュルーム、オートミール、クリームチーズなど)が北米では安いという事もありますので、そうした食材を上手に使えると海外ならではの自炊を楽しめると思います。

私も日本だったらビーフストロガノフやオートミールマフィンなんかは絶対作らないだろうなぁ~と思いますので、こうした料理も海外なら気軽にチャレンジできるのが留学時の醍醐味ですね。

 

Onlineショップを活用すべし!

次に注目すべきは雑貨や洋服などの生活用品の節約です。生活用品や洋服などで地味にお金が飛んでいくものってありますよね?

近所のショップやファストファッションを利用する人も多いと思いますが、今注目すべきはOnlineショップです!上手く使いこなせれば実店舗よりもかなり安く商品をゲットできます。

ちなみに、Onlineショップ利用時の注意点としましては、「買うタイミングにとにかく気をつける」という点です。

 

・日用品はアマゾンのカートを活用!

まず、日常生活で頻繁に買い物する日用品(ハンドクリーム、化粧品、トイレットペーパー、洗剤など)には、Amazonのショッピングカートを活用します。

コツとしては欲しい商品をAmazonのカートに入れて置いて、安くなったタイミングでまとめて購入するというものです。実は、北米でのAmazonでは頻繁に価格が変動しますので、安い時と高い時がかなりバラバラなんですね。

しかし、一旦カートに入れておくとAmazonが「カートに入っているこの商品が安くなりましたよ!」と通知で教えてくれます。私は、この「カートに放置作戦」でボディークリームを3ドル節約しました!(25ドル→22ドル)

 

・日用品以外はセールを活用!

日用品以外の商品、例えばたまに購入する大きな買い物(イヤフォンなどの電化製品等)は、しっかりセールのタイミングで購入をしていきます。

Amazonの本日のセール(Deal of the Day)や有名なセールタイミング(Black Friday、Cyber Monday、Prime Day)はもちろんですが、細かなセール(Style Bazaar、Health & Fitness Sale、Super Value Days)などもちょくちょく開催していますので、欲しいものに合わせてタイミング良く購入しましょう。

私は、実際Cyber Mondayで他のお店では100ドルで売られていたイヤホンを60ドルで購入することができました!(40ドルの節約!)

 

・服はSHEINがオススメ!

服は最近日本でも流行っているSHEINのOnlineショップがオススメです。

実際、海外のH&Mなどで40ドルくらいしそうなものがなんと10ドル以下で売っています!

品質については留学中の使い切りなら十分だなという位なので、安く買って帰国する時に捨てて日本に戻るというスタイルだと荷物も少なく済み、一石二鳥です。

 

→ USAのウェブサイトになりますが、こんな感じでかなり安いです!

 

固定費を見直すべし!

最後に取り掛かりたいのが、固定費の見直しです。固定費は住居(家賃)や交通費、光熱費などいろいろありますが、一番見直しやすいのが通信費です。

まず、住居(家賃)は引っ越し前提で節約を目指さなければいけないので「ちょっと気軽に引っ越しをして費用を節約~」というわけにはいきません。(引っ越し先のリサーチ、交渉、荷物を持っての入居とやるべき事がたくさんありますので…。)

また、交通費も「住む場所と通う場所(学校や勤務先)」が同じだと、交通手段を変えても劇的な節約は難しいですし、光熱費についても家賃と合算です。電気のこまめなON・OFFで節約できる金額もわずかですので、効果的な節約方法とは言えません。

 

しかし、通信費については「スマホや携帯を最初に契約したまま…」という方も多いので、意外に見直し、節約の余地が十分にある事が多いです。

 

何より通信費の見直しや節約は、引っ越しほどめちゃくちゃ大変というわけではありませんので、効果的な節約方法の一つなんですね。

 

・通信費の見直しと節約時の注意点

通信費を見直そう!と思った時に、特に重要なのは下記2つです。(普通の人じゃたぶん見落としがちな、プロ目線の注意点になります!)

 

1)見直し時の初期費用はどれくらいかかるのか?
2)毎月の料金に何が含まれているのか?

 

まず1の「初期費用」とは、「SIMカード代金+開通手数料」になります。

携帯電話会社を変えようと思った時には下記のようなSIMカード(携帯電話に刺さっているICチップ)も差し替える必要があるのですが、このSIMカードもタダではなく費用が発生します。

 

→ SIMカードを入れ替えるだけで使えるわけではありません。(使うためには開通手続き=アクティベーションが必要)

 

会社によってばらつきがありますが、SIMカードの料金は3~10ドルが相場という感じです。大きな金額ではないですが、移動先の会社SIMカード代金がいくらくらいなのかというのもきちんとチェックしましょう。

また、開通手数料については、移動先の電話会社へ支払う開通手続き費用(英語ではアクティベーション費用)になっていて、これにも費用が掛かります。

こちらも会社によってばらつきがありますが、だいたい30ドルという感じです。

 

もし乗り換えで毎月の節約できる金額が3ドル、4ドル程度と僅かだと、こうしたSIMカード代金や開通手続き費用の元を取るのにも意外に時間が掛かってしまいます。

 

乗り換えして、毎月4ドル安くなった!→変更費用が40ドルかかった!→元を取るのは10ヶ月後となると悲しいですよね…。

こうした見えない費用もしっかり考えて電話会社変更を考えていきましょう。

 

次は「毎月の料金に含まれているもの」にも気をつけましょう!ウェブサイトやパンフレットなどには分かりやすく「月額〇ドル」と書いてありますが、その「〇ドル」に何が含まれているのかというのは、会社によって実はバラバラです。

「前の電話会社では含まれていたのに、移動先の電話会社では含まれていなかった!」という事もありえるので注意していきましょう。

具体的には下記6つが毎月の料金に含まれているのか、含まれていない場合にはいくらなのかを必ず移動前にチェックできるとベストです!

 

1)データ通信料(5GB、10GBなど)
2)米国内通話料
3)米国内テキスト(SMS)料
4)国際通話料
5)国際テキスト(SMS)料
6)テザリング

 

1のデータ通信量は、やはり消費者全員が気になる所なので、各社魅力的なデータプランや数字を比較的分かりやすく提示しています。

ちなみに、もしデータ通信量をもう少し減らして節約をしたいなと思っている人がいて、レストランやカフェ、公共施設などの無料Wi-Fiを十分に活用していないのであれば、無料Wi-Fiもしっかり使ってみましょう!(無料Wi-Fiを積極的に使ったら、もう一段階少ないデータ通信量にできるかもしれません!)

また、2の通話料も念のため確認をしておきましょう。日本ではLINEなどで完結してしまってあまり使う機会がないかも知れませんが、こちら(海外)では結構通話を使うためです。

 

例えば、お店の予約から問い合わせまでメールだと返信が返ってこないことも多々ありますので…そうした場合には思い切って電話するほうが断然楽です。(笑)

そうすると、毎月のデータ量が安くても通話料が別途かかるタイプのプランだと結果的に通話料が高くなってしまうケースも想定できるので、プランを契約するときは通話料込みの話し放題のような形がオススメです。

また、3,4,5,6の各項目も月額費用に含まれているのか、別途掛かるものなのかをチェックしていきましょう。(含まれているのか、含まれていないのかは電話会社によって本当にバラバラですので…。)

 

携帯のプラン変更はなかなか重い腰が上がらずに面倒な作業になりますが…一度見直しや比較をしてみて大きく節約できるのであれば、ぜひチャレンジする価値があります!!

最後に少し宣伝ですが…私たちJethro Mobileの1~6の項目もこちらでお伝え致します。(ぜひ乗り換え時の比較や参考に役立てて頂ければ幸いです)

Jethro Mobile(ジェスロ モバイル)に興味が出てきたり、気になったりした方はぜひ以下のコラムもご参考ください。

 

→ 乗り換え時にやさしく分かりやすい料金だと思います。

 

 

まとめ

今回の節約情報はいかがでしたでしょうか?

私の体験談も踏まえて、この情報がみなさんの節約の助けになれば幸いです。

また、携帯電話については直接みなさんの節約のお手伝いやサポートができると思いますので、気になった方はぜひお気軽にご相談ください!

 

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