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カテゴリー:現地生活情報

オーストラリア留学のための携帯電話(スマートフォン)事情

公開:2018/06/18 著者:片桐 健一郎 619 Views

オーストラリア留学やワーホリに来ると、電話番号の取得ならびに通信手段の確立は、生活を始めるにあたって欠かせないものです。

実際現地オフィスでも、到着直後にまずやるべきことの一つは、「携帯電話を持つこと」、「通信会社と契約すること」とお伝えしてます。

シェアルーム探しやアルバイト探しに必要であることは勿論、銀行口座の開設、緊急時の連絡先、ネット接続など、今や携帯電話は必須アイテムです。携帯電話を持たない方は、超短期留学の方に限られるのではないでしょうか。

今回はオーストラリアの携帯電話(スマートフォン)事情について解説します。

オーストラリアの通信事情について

先進国の中でもオーストラリアは、日本と並んでiPhone並びにアップル商品の所持率が高い国と言われています。20代の人であれば、ほぼほぼスマートフォンの所有率は100%といって過言ではないでしょう。

少し調べたところ、大手の通信会社(Telstra, Optus, Vodafone)を利用しているのは8割、残りの2割がMVNO(日本でいうところの格安SIM)と呼ばれる通信会社と契約しているようです。

現地の人であれば、大手の通信会社と1~2年契約=ポストペイドをして最新機種を持つケースが一般的ですが、滞在が1年程度の留学生は少し事情が異なります。プリペイド携帯を購入し、延長し続ける人も珍しくありません。

 

オーストラリアの携帯電話・通信に関する最近の傾向としては、、、
・データ使用料が支払金額に比例します。外出しながら動画をたくさん見る人ほど支払い額が多くなり、50ドル以上支払っていると思います。対して、節約型の方は、動画などの大容量データを使うモノは、滞在先のWi-Fiを使います。
・30~40ドル以上払うと、音声通話とSMSは無制限で利用可能というプランが増えています。留学生の大半の方は、月25~30ドルは少なくとも支払っていると思います。

 

現地の通信会社について

オーストラリアで有名な通信会社は複数ありますが、大きく3つのタイプに分かれます。それぞれの特徴を説明します。

 

1.大手の通信会社(Telstra, Optus, Vodafone)

オーストラリア国内に支店が多く、困った時に助かります。日本で言うところの3大通信会社(docomo、AU、Softbank)と捉えて頂くと良いでしょう。

電波の良い通信会社ほど料金は割高です。契約方法は、日本と同様に2年契約(ポストペイド=後払い)になります。2年未満の滞在でポストペイドを選べない留学生の多くは、プリペイドプランも選択肢となります。

 

2.格安SIMと呼ばれるMVNO

支店がほぼありません。日本でも格安SIMは支店窓口はほぼ無いのと同じですね!それ故、申込もトラブルが起きても、オンラインや電話でのやり取りになります。

その分、大手の通信会社より値段抑え目で、たくさんデータ通信が使えるのが魅力的。一般的に自分で携帯電話(スマートフォン)、つまり機体を用意しておくことが必要です。

 

3.日本語で説明が受けられる日系通信会社

オーストラリア国内には、日本人滞在者向けの日系企業の通信会社も存在します。何より契約の詳細を日本語で説明してくれるのが安心。最近は、渡航前からLINEなどでご相談できるのも大きな魅力です。機体を持っている人、持っていない人共に対応してくれます。

 

 

以上のオーストラリアの通信事情を踏まえて、、、

少しでも費用を抑えたい!
日本で使い慣れた機種を留学先でも使いたい!

…と思う方は、以下ご参考にしてください。

 

現在お持ちのスマホがSIMロック解除できるか確認

日本でもMVNOあるいは格安SIMと呼ばれる通信会社が増えてるので、皆さんの中にも格安SIMを使ってる方は少なくでしょう。

格安SIMを利用するためには、SIMロック解除されたスマホが必要です。日本の大手通信会社と契約している人は、現在お持ちのスマホがSIMロック解除できるどうか確認が必要です。

以下、「SIMカード」および「ロック」という概念について説明致します。

 

SIMカードというのは携帯電話の中に挿入されている「ICチップ」を含んだ1センチ程度の大きさのカードです。

 

「SIMフリーのスマホ」あるいは「SIMロック解除されている携帯電話」であれば、シムカードを入れ替えることで通信会社を変えることが可能です。

 

しかし、docomo、AU, Softbankといった大手の通信会社と契約では、スマホの多くはSIMカードを入れ替えても通信会社を変えることができない状態にあります。これを「ロック」されていると表現します。

SIMロックされている携帯電話は、特定の通信会社のネットワークしか使えない状態になっています。

例えばdocomoで契約した際に得た携帯電話に、他の通信会社(AUやSoftbank、格安SIM)のSIMカードを入れても通話をすることはできません。もちろん、留学先であるオーストラリアの通信会社のSIMカードを入れても、通話やデータ通信はできません。

※SIMロックされた機種でも、海外に持ってきてWi-Fi接続であればウェブ閲覧などは可能です。スマホとして通話、ショートメッセージの送受信、データ通信はできません。

 

この問題を解決してくれるのが、SIMロック解除あるいはSIMフリー機種なのです。まずは現在お持ちのスマホがSIMロックされているかどうか、機体の入手元に訪ねてみましょう!

 

もしお持ちのスマホのSIMロック解除可能であれば、オーストラリアでそのまま使用することができます。SIMカードを入れ替えるだけで、使い慣れたスマホを留学先でも使い続けられるのは大きなメリットですね。

 

SIMフリーのスマホを手に入れる

日本の家電量販店に行けば、最初からSIMロックが掛かっていない機種(SIMフリー機種)が販売されています。自分が納得した機能のあるSIMフリー機種を購入しておけば、オーストラリア到着後は通信会社を選ぶだけです。

機種をオーストラリアで購入する「悩みの種」が一つ減ります。

 

携帯電話(スマホ)の通信手段の確立は、現地到着後できるだけ早く解決したい問題です。それ故、ゆっくり時間をかけて携帯電話や通話プランを選ぶことができないのが現実です。

 

現地で生徒さんを見ていると、土曜日か日曜日に到着して、月曜日あるいは火曜日に携帯電話番号を持っている人が9割と言っても過言ではありません。

 

現地で利用する機種にこだわりを持っている方は、事前にしっかりロック解除された機種、またはSIMフリー機種を用意しておきましょう。

 

SIMフリーって何?現地に行ってからでも良いんでしょ?

オーストラリア国内のことは、留学生活がスタートしてから考えれば良いと思ってる方も少なくありません。もちろん、全く問題ありません。

留学前は色々準備もあり、スマホのことばかりに時間を割くこともできません。特に準備をしておかなければ、オーストラリアでスマホを持つことができないというワケでもありません。

 

日本で使ってたスマホをオーストラリアでも使用したい方は、日本国内にいる時に準備をしておかなければいけません。

 

特段スマホの機種にこだわりが無い方は、日本の携帯電話の契約解除だけして、留学やワーホリに来られる方も多くいます。

 

現地で生徒さんを見ていると、約半分の方が日本語で説明を聞ける通信会社を選んでいるようです。お店に行けば、すぐに日本語で手続きしてくれるので、確実かつ安心です。

 

「日本語で契約できるってことは、割高の料金プランでは?」と思う方もいらっしゃいますが、実際のところ、そこまで悪いとお考えの人は少ないようです。

 

スマホのヘビーユーザーでもない限りは、何かあれば日本語でサポート体制がある通信会社を選ぶのも良いと思います。

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