費用を節約するなら、地方エリア(田舎)に行くべきか? | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:ワーキングホリデー

費用を節約するなら、地方エリア(田舎)に行くべきか?

公開:2019/11/14 著者:片桐 健一郎 581 Views

「留学費用を節約したい!」という部分は、今も昔も変わりません。

時代が変わっても、留学生にとっては、変わらぬテーマだと思います。できる限り無駄な出費を抑えて、充実した留学生活を送りたいものです。

私が初めて留学先として選んだオーストラリアのアデレードは、人口が100万人程度の都市でした。日本で同じ人口サイズで例えると、仙台や広島といった地方都市にあたります。

 

オーストラリアにはシドニーとメルボルンという2大都市があり、その次にブリスベンやパースが人口の多い中都市となります。アデレードは人口サイズでは5番目の街です。

私がシドニーで出会う日本人留学生やワーキングホリデーの人は、ゴールドコーストやケアンズを知っていても、「アデレードってどこ?」というリアクションの方は少なくありません。それくらい日本人には知られていない都市で、「個人的には狙い目?」とも感じています。

この10年はシドニーを中心にオーストラリア滞在をしている私から見た「地方都市=アデレード」での経験を通して、地方に住む特徴を見ていきましょう。

 

「都会」と「田舎」についてYouTube動画で解説しました!

地方都市は家賃が安い!

これは東京と広島や仙台といった都市の家賃を比較すれば、想像しやすいでしょう。シドニーと比べると、アデレードの家賃は「シドニーの半分に近い!」と言ってもいいでしょう。

シドニーやメルボルンだと中心街まで徒歩圏内に滞在する人の大半は、シェアルーム(相部屋)が基本です。大都市で1人部屋を希望する場合は、滞在先から学校まで1時間程度の郊外に住むことになります。(週200ドル程度)

 

アデレードで週200ドルの予算があれば、より中心街に近いエリアで、1人部屋に滞在することも十分可能です。学校から滞在先まで30分程度と便利なロケーションに安価で済むことが可能になってきます。

大手のスーパーマーケットの商品に関して大きな値段の違いは感じませんが、アデレードの街中にある大きなマーケットではトマト、たまねぎ、人参などが1キロ1ドルで量り売りだったことを覚えています。シドニーに来てからは、この価格で見ることはほとんどありません。

 

アデレードでは学生料金が適用された

これはオーストラリアならではの話になってしまいますが、シドニー・メルボルン・ブリスベン・ゴールドコーストやパースといった人気都市では、語学学校に通う留学生は公共交通機関で「学生料金」が適用されるとは限りません。

 

人気都市(メイン都市)では、学生料金が通じるのは現地学生に限定されていたり、留学生の場合は「特別枠」で来ている人のみその恩恵を受けられたりする程度でしょうか。

 

学生ビザで滞在しているとしても、すべての人が学生料金の恩恵を受けるわけではないので、学生料金の運賃にこだわる方は事前の調査が必要です。

その点アデレードでは公共交通機関で学生料金が適応されました。1度チケットを入れれば、その後2時間バスと電車が乗り放題、たった1ドルちょっとでどこまで遠くに行っても同じ料金というのも魅力的なシステムでした。

 

地方に住む人の方が優しい…!?

これは日本でも同様かもしれませんが、都会で忙しい生活を送っている人というのはどうしても個人主義が強く、他人に構っている余裕が少なくなりがちです。東京都心に住む方は、隣人との付き合いは殆ど無いといったことも普通のことではないでしょうか。

都市部では、「ホームステイ先で両親共に仕事を持っていて、食事の時くらいしか会話する機会がなかった」という話は良く聞く話です。都市部にすむ人々は、どうしても日々の生活に追われるため、その辺は日本もオーストラリアも変わらないと言うことなのでしょう。

その点アデレードは帰宅時間も早く、お店の時間も長く開いていません。夕方5時を過ぎると商店街のお店は次々と閉めていきます。週末や祝日はお店が開いていないなんてことも、当たり前の光景です。

 

ショッピングを楽しみたい方にとっては、つまらない週末かも知れません。

 

家庭での時間を大切にする余裕が生まれるのか、優しい人が多くなるのだと思います。どこの馬の骨とも分からない私にやさしく声をかけてくれた人は、地方の方が多かったかもしれません。大都市の人が「冷たい人」というワケではありませんが、時間が流れるのが早く淡々としているイメージです。

 

娯楽が少ないため、勉強しかやることがない?

シドニーにはたくさんのビーチがありますし、メルボルンにもカフェ文化が根付いています。どちらの都市も大都市だけあって、(東京ほどではないものの)中心街ではそれなりにオシャレな飲食店があります。それ故、街の探索も魅力的で、生活の楽しみが増えるでしょう。

対してアデレードは、シドニーやメルボルンに比べると、そういった魅力は少ないのが現実です。若者が集う場所も少ない印象を受けましたし、現地学生も大学卒業後は仕事を求めにシドニーに、メルボルンに行く傾向があるようです。

当時の私は「アデレードはやることが無い…」とぼやいていたものです。しかし、語学の上達が一番の滞在目的であった私にとっては、今思い返すとアデレードという選択・環境は悪くなかったのかもしれません。

 

留学にかかる予算も抑えたいという気持ちもありましたし、「そもそも勉強しに来たんだから、時間があるなら勉強するしかない!」という気持ちにさせてくれた環境だったと、今は理解できるのです。

 

シドニーやメルボルンの便利さや娯楽の多さと対照的に、アデレードの娯楽の少なさがもたらしてくれる良さがあるのも事実なのかな…と思います。

 

日本人が少ないことの良し悪し

私がシドニーで出会う日本人、特にワーキングホリデーの人と話すと、アデレードのことを知ってる人は少なく、少なくとも人気都市とは言えない印象を受けます。知名度も低く、場所すら知らない人も珍しくありません。

 

それが故に、留学先として日本人の少ない学校が良いというのならば、地方都市を選ぶのも一つの方法だと思います。

 

ただ、やはり生活の中心は勉強になります。上記でも触れた通り、娯楽と言える楽しみは殆どありません。また、アデレードをはじめとした地方都市は、観光地としてもマイナーです。

 

ワーキングホリデーでアルバイトをしたい方にとっては、アルバイト探しに苦戦する要因にもなります。

 

メジャーな都市であるからこそ、観光客も多く訪れ、レストランやお土産屋などの仕事も充実します。仕事探しという面においては、地方都市は厳しくならざるを得ません。お金を稼げなければ、幾ら物価が安くてもお金は出ていく一方になります。

誰もが知るシドニーやメルボルンには、日本人経営のレストラン、日本の食料品を扱うお店もある一方、アデレードではその数は少なくなります。日本の食材を手に入れようと思っても、中華系・韓国系などアジア系の方が経営しているお店である確率が高くなります。

日本人が少ないと言うことは、利便性と言う面においてはマイナス要素もあるのです。

 

地方都市(田舎)は英語の訛りが強い?

「オーストラリアは訛りが強くて心配」という方もいらっしゃるかと思います。地方によっては、そういった傾向が多少あるのは事実です。

 

これは日本でも広島や仙台などの地方都市に行けば起こりえること言えば理解して頂けるでしょうか?関西であれば、標準語よりも大阪弁が日常的に使用されます。

 

だからと言って、「日本へ語学留学する人に地方滞在は勧めない。」と言ったら、広島や仙台はたまた大阪の人はどう感じるでしょうか?

 

基本的に語学学校の先生やテレビ・ラジオなどのメディアでは、その影響はとても少なく、標準的な英語と言って差支えありません。

 

実際、歴史的なつながりから、イギリスで生まれ育った人が語学学校で教師をしていることがあるのもオーストラリアの特徴です。

発音や訛りが心配な方は、CNNやBBCそしてABCなど各国のニュースサイトから同じ記事を音声にしたものを聞き比べてみるのがいいかと思います。

 

地方都市は日本人が少ないので、地元の人と交流のチャンスがあるかも知れません。アデレードをはじめ地方に行けば、地元の人には訛りが強いという面があります。ただ1年の留学やワーホリ滞在の中で、地元の人と付き合いができることは、多少の訛りはあっても喜ばしいことだと思います。

多くの留学生は、語学学校で友達になることはあっても、ローカル(現地)の人と知り合う機会が少ないものです。それ故、アクセントに関して心配し過ぎるのは、少し杞憂という気がします。

むしろそれだけ現地の英語にどっぷり浸かれる人は、多数派ではありません。「ニュージーランドやオーストラリアに留学したいけど、発音が心配です!」という相談に関して、少し心配を煽りすぎている表現も見かけます。

 

店が早く閉まる!電車バスの本数が少ない!

東京で10年近く学生時代を過ごした私にとって、アデレードの生活サイクルは驚くべきものでした。帰宅ラッシュは、17時前に始まり18時過ぎに終わります。平日の19時には街一番のメインストリートであるランドルモールから人がいなくなってしまう街です。

地方都市では、こういった景色は決して珍しくありません。お店の営業終了時刻も早く、週末に関しても土曜日は午前中だけ営業、日曜や祝日となれば完全にお休みというケースもよく見かけました。

ラッシュアワーを過ぎると、平日でも公共交通機関の数が減り、土曜・日曜は本当にバス待ちにたくさんの時間を費やした記憶があります。

 

日曜や祝日では、バスが1時間に1本来るかどうかのレベルになることも珍しくありません。

 

こういった経験から、地方での生活では、お店の営業時間やバスや電車のタイムテーブルをしっかりチェックすることが必須となります。郊外であれば、30分に1本、1時間に1本しか本数がないこともありますので注意が必要です。

 

メリットとデメリットを良く精査しよう!

地方都市の良し悪しを含む特徴を述べてみましたが、どのような感想を持ちましたか?私は地方にも都市部にも住んだ経験から、できる限りありのままの姿を紹介しました。どちらにもメリットとデメリットの両面があることが分かって頂けたと思います。

この記事を読んで頂いて、大都市と地方都市のどちらが自分にとってピンと来たかで、最終判断をされると良いと思います。

娯楽の多さや便利度が高いということは、長所でもあり短所にもなります。

 

アルバイトも考えていない勉強中心の方にとっては、地方都市も選択肢の1つに入れて良いのではないでしょうか。

 

ワーホリビザの方は、アルバイトでお金を稼ぐことを考えると、大都市に生活の拠点を置いた方が良いと言えるでしょう。

自分にとってメリットの多い環境を選んで、充実した留学生活を送ってください。

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