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カテゴリー:留学の準備

海外留学で一人暮らしする時、家具や荷物はどうする?

公開:2018/07/26 著者:常世 麟太郎 4250 Views

海外留学する時に、最も必要なものは何でしょう?お金、パスポート、やる気…などなど、様々に思い浮かぶものがあることでしょう。

しかし、現地で生活を営む上で何より大切なものは、ずばり「滞在先」です。安心して寝泊りができ、プライベートが確保されている状態でなければ、決して快適な留学生活を送ることはできません。

 

留学後1カ月程度はホームステイまたは学生寮に滞在し、その後にシェアハウスに移動するのが一般的です。

 

シェアハウスは基本的に1人1部屋となり、キッチン・お手洗い・お風呂などのすべての設備は同居人でシェアするスタイルになります。1人1部屋となるため、プライベートは確保できますので、半1人暮らしといったところでしょうか。

今回はシェアハウス滞在するにあたり、家具や荷物などの悩み、その他一人暮らしをする上で留意しておかなければならないことを、いくつか紹介していきたいと思います。

シェアハウスの物件を探すには?

シェアハウス探しは、必ず物件見学が伴いますので、現地に到着してからの物件探しすることになります。探してる期間と準備や引っ越し作業などもあるため、到着後すぐにシェアハウスを見つけることは困難です。

通常はシェアハウス生活開始する2~3週間前に物件を探すことになります。それまでの間は、ホームステイか学生寮滞在となります。

物件探しには、主に2つの方法があります。

 

インターネットでシェアルーム探しをする

留学前から物件のメドを付けておくことができます。ただ、土地勘があるワケではないため、日本にいる時点で地域の絞り込みをするのはリスキーです。公共交通機関の利便性や治安面などをチェックした上で、物件を具体的に絞り込みます。本格的に探し始めるのは、やはり現地到着後になるでしょう。

日本語または英語で数多くの「家探しサイト」が存在し、対象としている国や地域も様々にあります。ヨーロッパ、北米など、特定の地域に特化したサイトなどもあるので、留学先や個人の状況によって使い分けられると探しやすくなるかもしれません。

物件探しのステップとしては以下の通り。

 

1.空き状況をEメールや電話等で確認。
2.お部屋が空いていたら、物件見学の予定を組む。
3.物件見学して問題なければ、お部屋を抑える仮契約をする。
4.入居日または入居日数日前に敷金や家賃を支払い本契約。
5.ホームステイまたは学生寮から引っ越し。シェアルーム生活の開始。

 

注意しなければいけない点は、必ずしも相手が信用できるとは限らないという点。

 

インターネット上だけのやり取りで、契約するのは止めましょう。中には代金を騙し取って、振り込み後に連絡が取れなくなるケースもあります。

私の友人には、「渡航して借りたはずの部屋のある住所に行ったら、さら地だった。」という悲劇的なエピソードを持っている人もいます…。

 

現地情報でシェアルーム探しをする

各国・地域でシェアルーム探しのルールは微妙に異なりますが、語学学校に通っていれば友達経由でシェアルーム探しの情報が入ってきます。

語学学校内でも学生やワーホリの出入りは頻繁です。留学を終えて帰国する人もいれば、ワーホリの方であれば旅行に出る方もいます。そのタイミングでシェアルームの入れ替わりとなりますので、友達伝いの紹介は良くある話です。

語学学校には学生ラウンジがありますが、そこには学生掲示板もあって、学生が自由に情報掲示できるようになってます。その掲示板には、帰国や旅行に出る方々のシェアルームの募集ビラが貼られています。

 

外国人同士でシェアハウス滞在したい場合は、語学学校でできた友達に物件紹介して貰うのも手です。例えば、韓国人や中国人などは、それぞれの国でインターネットや友人の情報網があります。語学学校で、仲良くなった外国人の友達に紹介して貰うと良いでしょう。

ワーホリでアルバイトをしている方であれば、アルバイト先でのネットワークもありますので、より幅広い情報が入ってくる可能性もあるでしょう。基本的にインターネットと友達経由の情報で、シェアハウスは問題なく探すことができるはずです。

 

(番外編)アパートを賃貸する

なかなか無いケースではありますが、現地でアパートを賃貸する方もいます。1年以上の長期留学の方で、予算にも余裕がある方は、現地不動産屋に出向いて物件見学を経て、アパートを賃貸します。

シェアハウスに比べて家賃の負担が1.5~2倍近くまで高くなることと、最低契約期間が2年などの縛りがあるため、現地で専門学校以上の進学を考えている方以外は、現地でアパートを賃貸することは無いでしょう。

なお、アパートを賃貸する場合は、家具付の物件は少ないです。家具無しの物件を賃貸する場合は、自分で新品及び中古家具を取り揃える必要性があります。そういった意味でも、大きな初期投資が必要になるでしょう。

 

家具や荷物はどうすれば良いのか?

シェアハウスが決まった後に気になるのは、その部屋の設備です。部屋は手に入っても、ベッドや冷蔵庫など、生活に必要な設備がなければ、快適な生活を送ることは叶いません。シェアハウスでは、家具関連はどのようになっているのか解説します。

 

シェアハウスでの家具について

基本的にシェアハウスには、最低限の家具は揃っています。どこまでの家具が揃っているかは、各物件によって異なるため、必需品があるかどうかを必ず確認しましょう。

自分が使いたい家具が無い場合は、どうしても使いたい場合は自分で取り揃えることになります。物件のクォリティや立地が気に入った場合、必需品に不足があっても契約するケースもあるかも知れません。

私のシェアハウスの経験ですが、アパートにあった唯一の洗濯機は留学開始当初から故障続きでした。物件に家具が揃っていても、故障している可能性もあります。シェアハウス契約の際に、家具の故障の時の対応に関しても確認をしておくと良いでしょう。

 

なお、シェアルーム管理者と一緒に同居するケースと、別々に住んでいるケースがあります。別々の場所に住んでいる場合は、メールや電話番号など連絡先を確認しておきましょう。

 

荷物の持ち込みと管理に関して

長期留学の場合、滞在期間が長いため、荷物も必然的に多くなる傾向があります。

日本の家族から荷物を送ってもらったり、生活上必要なものをネット通販で購入して届けてもらったり、そういった状況が起こり得ます。特に、カナダなどの寒暖差の激しい留学地では、冬季のアウターが必要になるということもあり、間違いなく荷物は増えていきます。

シェアルーム滞在においては、本人か同居人が玄関で配達業者を出迎えねばならないでしょう。日本の宅配サービスのように時間指定も出来ないケースが多く、再配達も制限があるなど、親切な対応ではありません。

 

平日の昼間は語学学校があるため、荷物の受取りができないケースが多くなります。

 

各国や地域でサービス内容も異なるため、最寄りの郵便局留めにできるかどうかなど、事前に調べておきましょう。

 

日本にいる家族から荷物を送る場合には、どうすればよいのでしょうか?

日本からの荷物の送付は、国際郵便サービスを展開する業者に依頼するが一般的です。中でも、日本郵便さんの提供するExpress Mail Service(EMS、国際スピード郵便)という国際郵便サービスはお勧めです。

信頼性も高く、安心して荷物を預けることができると評判も良いです。120の国と地域に対して30kgまでの荷物を輸送して貰えます。海外資本エキスプレスサービス(DHLやFedEXなど)と比較すると、多少荷物の輸送に時間がかかることが多いですが、安価で確実な配達が期待できます。

 

留学生の先輩たちはみんな同じ道を通る

はじめての海外生活は、これまでの日本での生活環境と大きく異なるため、誰しも不安に思うものです。日本国内でシェアハウス探しをするなんてことは、経験がありませんので、「本当に大丈夫かな…」と思って当然です。

また、シェアハウス生活は、快適な場面もあれば、苦労する場面も経験することでしょう。しかしながら、その苦い経験1つ1つも日本ではまず経験できないことです。シェアルーム探しもスムーズに行く人もいれば、なかなか見つからずに苦戦する方もいます。

 

災難があっても、それらすべてが留学経験であり、人生にとって大きな経験です!

 

何か問題が起きた場合は、「留学生の先輩たちは、みんな同じ道を通ってきている。自分だけが不幸な目に合ってるワケではない!」と受け入れるべきでしょう。

何もトラブルが起きないことが最善ですが、トラブルが起きたとしても前向きにトラブルに向き合って解決すべく努力し、人間的な成長を手に入れて欲しいと思います。

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