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カテゴリー:現地生活情報

【ドバイ留学】ドバイでの住まい、シェアハウスの探し方!

公開:2023/07/05 著者:中山 大輔 606 Views

治安がめちゃくちゃ良く、日本人も少なめで、費用も欧米留学よりも一回り安いドバイ留学。近年ドバイ留学の人気が少しずつ高まっています!

そこでこのコラムではドバイ留学での住まい(部屋探し)についてご紹介したいと思います。

また、もし「ドバイ留学って実際どんな感じなの?」という方は、まず先にこちらコラムをチェックするとイメージが掴みやすいと思います。

 

ドバイにはホームステイがない!?

留学時、最初の滞在先としてまず選択肢に挙がるホームステイですが、実はドバイにはホームステイという滞在スタイルは基本的にないのです!

その一番の理由としては、ドバイに住んでいる人のほとんど(80%以上)が「もともとドバイに住んでいる人(現地人)」ではなく「移民」だからです。

他国に詳しい方だと「でも、ドバイと同じような移民国家のアメリカやカナダ、オーストラリとかにはホームステイあるよね?」と思うかも知れません。

 

しかし、ドバイの移民は、下記のように他国と比べると現地人として住んでいる年数が全然違います。

そのため、「家を持っていて家族もいてずっとここに住んでいます!」という人がそもそも少ないんですね…。

通常ホームステイファミリーになるのは「その土地(国)で長く住んでいて、さらに家も持っていて、部屋が余っているようなファミリー」になります。

 

 

しかし、ドバイでは長く定住し家族もいる世帯が極端に少ないため、ホームステイというシステムがまだ発達していないんですね。

 

ちなみに、ドバイでこうしたホームステイ(一軒家)というシステムがなかなか発達しないもう一つの理由としては、「ドバイは砂漠地域」という部分も大きかったりします。ドバイのような砂漠地帯に一軒家を建てようとすると、まずはその土地をめちゃくちゃしっかり整備しないといけません。

具体的には、道路や水道、電気、ガスなどをゼロから、しかも長距離作らないといけません。(こうしたインフラ整備はめちゃくちゃ大変で、お金や手間がものすごく掛かります。)

このようにドバイには土地はたくさんあるけれども…なかなか住まいをゼロから新しく作るのが大変なので、一軒家がガンガン建つという事がないんですね。

 

 

上はドバイの海岸から約20kmほど南東に入った所の風景です。ちなみに、ドバイの市役所からは直線距離でたったの10kmほど離れた場所ですがこんな状態です。(笑)もしこうした場所に水道、電気、ガスを引っ張ってきて一軒家を建てようとするとめちゃくちゃ大変というのがなんとなく分かると思います。

また、ドバイでは道路や水道、電気、ガスなどを人が住めるようにインフラを整備するのが大変でお金や手間がものすごく掛かるため、一軒家よりもそうしたインフラを大勢でシェアできる集合住宅(マンション)がメジャーです。

しかし、そうした集合住宅ではどうしても敷地の広さ(部屋の広さ)が限られてきますので、「部屋やスペースがたくさん余っているから、ぜひ我が家にホームステイをしてもらおう!」という人も少なくなっているんですね。

 

ドバイ留学ではアパートやシェアハウスが主流!

上記のようにドバイでは居住環境で他国とは少し異なった事情があるため、ドバイ留学は「学校手配の寮(もしくはホテル)」→「市内のアパート(シェアハウス)へ引っ越し」というスタイルが一般的です。

具体的には、ドバイの語学学校が「現地でアパート(シェアハウス)へ引っ越しするまでの最初の1,2週間くらいは、まずはこちらで寮やホテルを手配する事ができますよ」という感じです。

もちろん仮住まいとなる学校手配の寮やホテルを利用しないで、最初からアパート(シェアハウス)へ入居する事も決して不可能ではないのですが…私たちプロからは決してオススメはしていません。

 

なぜなら物件そのものや一緒に住む人を自分の目で確かめないで決めてしまうのは治安が良いドバイと言えども、非常にハイリスクなためです。

 

何より、一緒に住むドバイの人も「日本からやってくる全然知らない人で1回も顔を合わせたこともない人と同じ屋根の下で生活するのはちょっと怖いなぁ…」と向こうも思っているはずです。(笑)

そのため、ドバイ留学に限らずどの国の海外留学でも、日本から直接シェアハウスをインターネットだけで決めて、そこに最初から住むというのはなかなか現実的ではないんですね。

 

ドバイの家賃はどれくらい?

ドバイ留学での滞在先は「寮→アパート(シェアハウス)」というのが主流というのがわかりましたが、気になるのは実際の家賃ですよね!

まず、学校が手配してくれる寮やホテルは1週間200ドル~300ドルくらいが大まかな目安となります。(28,000円~42,000円なので、だいたい1泊4,000円~6,000円くらいですね)

そして、次にアパート(シェアハウス)の家賃については住む地域、部屋、築年数、交通の便の良さなどで大きく変わりますので、概算も難しいのですが…大まかに平均すると1ヶ月(プライベートルーム)で3000ディルハム(120,000円弱~)くらいが一般的です。(基本的にインターネット、光熱費や水道代も全て含む)

 

→dubizzle(ドバイで有名なクラシファイドサイト)のような物件検索サイトで「Rooms for rent (flatmates)(ルームシェア)」という項目で物件を探せます。

 

また、プライベートルームではなくルームシェアだと1ヶ月2000ディルハム台のような形でもう少し安く住むことができます。

ちなみに、相場を下回る物件もありますが、そうした物件は築年数がだいぶ古くなったり、設備が不十分だったり、市内中心部から離れていたりしますので、プライベートルームである程度快適に過ごすためには3000ディルハムを目安として頂くと良いと思います。

ちなみに、シェアハウスのオーナー(不動産屋からそのアパートの部屋=物件を借りている契約者)も、頻繁に人が入居したり退去したりするのは面倒くさがるので「もし長期で滞在してくれるならば、家賃を多少割引するよ!(長期割引を提供するよ!)」というケースが多いです。

また、最低契約期間もシェアハウスのオーナー次第ですが、だいたい「1ヶ月くらいから~」で契約可能です。

 

そのため、ドバイに2ヶ月くらい留学される方であれば、現地でアパート(シェアハウス)に問題なく入居可能です!

 

一方で、ドバイ留学や1週間や2週間(1ヶ月未満の短期)という場合には、現地で入居できるアパート(シェアハウス)がほとんどないため、学校が手配してくれる寮やホテルなどでそのまま住みながら、通学する形となります。

 

 

 

 

 

 

 

留学生が住むアパート一例です。めちゃくちゃ景色が良いですね!(笑)でも、ドバイではこうした高層アパートも多く一般的になります。

 

ドバイのアパート(シェアハウス)契約って難しいの?

いいえ、ドバイのアパートへ入居する場合には、契約先は不動産屋ではなく、不動産屋からアパートを借りている名義人(シェアハウスオーナー)との契約になるので、決して難しい事はありません!

 

実際ドバイで留学している人でも、到着して1,2週間で英語がまだ上手にしゃべれない状態でも、みなさん問題なく部屋の契約をして、引っ越し、住んでいらっしゃいます。

 

ただし、仮おさえ(仮契約)の時点でデポジット(家賃の10%程度の敷金)が必要になりますので、入居時にはある程度まとまった現金が必要になります。

そのため、下記のような国際プリペイドカード(海外で現金が引き出せる手段)は出発前に必ず準備していきましょう!

 

 

シェアハウスを決める時の注意点は?

上記のようにドバイでアパート(シェアハウス)を決めるのは決して難しい事ではないのですが、注意をした方がよい部分も当然あります!

到着時、学校のスタッフやお友達からもいろいろアドバイスなどがあると思いますが、主にドバイでアパート(シェアハウス)を決める時の注意点は、下記のようになっています。

 

1)デポジット支払う=正式予約という意味合いが強い
2)契約書がない所の方が多い
3)光熱費の有無も確認

 

1)デポジット支払う=正式予約という意味合いが強い

まず契約時には「デポジットをオーナー支払って仮予約(仮押さえ)」という形になるのですが、シェアハウスのオーナーも「早く入居者を決めたい!」という気持ちがあるため「デポジットを支払った時点で契約した」と見なされるケースが多いです。

皆さんの中には、「とりあえず他の人に取られるのが嫌だからデポジットを支払おう!」、「もしキャンセルする場合にはキャンセルを伝えてデポジットを返してもらおう!」と思うかも知れません。

しかし、オーナーが「デポジットを支払った時点で予約完了だよ。自分の都合で入居をキャンセルする形になるから、デポジットは返せないよ。」という事にもなりかねないので、デポジットを支払う際には注意をしていきましょう。

 

ちなみに、デポジットは文字通り「預かり金」になりますので、退居時に何も問題がなければ返金がされます。

しかし、例えば鍵をなくしたり、住まいの設備や備品を壊したりするような場合には、デポジットからその修理費用を引かれた上での返却となります。

デポジットは必ず満額戻ってくるものではないという認識が必要です。そのため、入居後も設備や備品は壊さないように大切に利用しましょう!

 

2)契約書がないケースが多い

シェアハウスのオーナーは不動産屋(業者)などではなく、一般の人になっていますので、入居や契約時に「しっかりとした契約書などを用意していない」というケースが多いです。

そのため、入居時の重要なやりとりについては携帯のSMSなど文字の残るもので行う、またはそれらのやりとりをスクリーンショットなどで保存しておくと安心です。また、気になる点があれば必ず入居前に質問をしていきましょう。

入居をしてからこんなはずじゃなかった!となるのは大変ですので…細かな所(光熱費の有無、インターネット費用の有無、インターネットの速度、最低入居期間、退居時の事前告知する期限、デポジットの返金タイミング)などもSMSやメールなど文字に残るもので質問、回答を貰えるとベストです。

 

3)光熱費の有無も確認

基本的にはシェアハウスの光熱費は家賃に含まれる物件が多いのですが、中には「光熱費については別」となっている物件もあります。(シェアハウスのオーナーが個別にルールを決めるためです)

そのため、家賃だけを見て「ここ安い!」と思っても、よくよく調べたり、話を聞いたりすると「光熱費が別でそんなにお得じゃなかった…」という事もありますので、こうした部分も注意できるとベストです。

 

シェアハウスを決める時のコツは?

ドバイでアパート、シェアハウスを決めるコツですが2つあります。一つは「物件情報が多い場所でどんどん情報を集めること」、二つ目は「積極的にコンタクトを取っていくこと」です。

まず物件情報が多い場所という部分ですが、コラム上部でもご紹介した「dubizzle」がドバイで一番人気の物件サイトになっていますので、まずはこのサイトをしっかり活用して、情報を集めていきましょう!

また、dubizzleのような専用のサイトではなくても、現在はSNSやAirbnbなどでも新鮮な物件情報が集められますので、もし掘り出し物件のようなアパートやシェアハウスを探したい方はこうした場所も活用していくと良いでしょう。

 

→ こちらはSNSの中でもFacebookのものになりますが、家賃や写真、場所、入居可能時期など細かく情報が発信されています。

 

そして、少しでも良い!と思ったら、コンタクト(お問合せ)をドンドンしていくのがもう一つのコツになります。

あなたが「この物件良いな」と感じたのであれば、他の見ている人も「この物件良いな」と感じる確率は当然高いですので!(笑)

シェアハウス探しはある意味で早いものがち、スピード勝負という所がありますので、迷ったら「とりあえずコンタクトをしてみる、内覧をしてみる」という形がオススメです。

 

学校手配の寮やホテルでずっと滞在できる?

はい、学校手配の寮やホテルには、最大入居期間のようなものがないので、希望するのであれば例えば半年や1年などでも滞在を続ける事も可能です!

やはり学校手配の寮は現地情報に詳しい学校が手配、紹介してくれる滞在先ですので、施設の充実度、セキュリティ、家賃などもバランスが取れていて住みやすい滞在先となっています。

それに、学生寮ならではのメリットとして「自分の通っている学校以外の留学生とも友達を作り、交流が生まれる」というものもあるため、いろいろな留学生の人たちと寮でワイワイ交流するのもドバイならではの魅力です。

 

しかし、一方で学生寮のデメリットとして、学校がある市内中心部から遠く、通学に時間が掛かるという点が挙げられます。

砂漠地帯であるドバイは便利な市内中心部の土地は高いという事もあり、寮がある地域はどうしても土地代が安いドバイ郊外になってしまいます。

また、ドバイでの公共交通機関はメトロ(電車)・バス・トラムがあるのですが…ドバイは車社会のため、公共交通機関が網の目状にめちゃくちゃ便利に発達しているというわけではありません。

 

・自動車がある人: 郊外も住める
・自動車がない人: 公共交通機関がある便利な場所に住む

 

砂漠地帯で日中は徒歩で移動するのは気温的にも厳しいので、自動車の所有有無で居住スタイルが変わってくることがドバイでは一般的です。

そのため、郊外にある学校寮から市内中心部にある学校への通学となると、どうしても毎日の通学で乗り換えや待ち時間なども多くなってしまうんですね。(寮から学校まで片道1時間半前後かかる事も珍しくありません。)

こうした状況があるため、ドバイで2ヶ月や3ヶ月の留学をする人は「ずっと学生寮に滞在したい」という人よりも、「毎日の通学が大変だからもう学校近くのアパートに引っ越ししよう!」という人が多くなっています。(笑)

 

おまけ:ドバイ主要地域の紹介

ドバイのような見知らぬ土地だとやはり土地勘がないので、部屋探しのイメージなどもなかなかつきにくいと思います。

そこで、ここではドバイ主要地域(留学生でも良く行く地域)を簡単にご紹介します!出発前にドバイの大まかなエリアを押さえておくと、到着時や通学時により安心できると思いますよ。^^

 

1.ドバイマリーナ

 

ドバイマリーナは、世界一大きな人工島(パームジュメイラ)のちょうど南側に位置する海岸エリアです。メトロ(電車)やトラムのアクセスも良く、マリーナモールと呼ばれる大型複合施設があり、レストラン、スーパーなどにも困りません。

車がなくても住みやすい場所のため語学学校も立地していて、留学生や移住者にも特に人気のエリアとなります。

 

2.パームジュメイラ

 

世界最大の人工島があるエリアです。居住地区というよりも観光地という色が強く、留学生にとっては観光地として魅力があります。

一方で、留学生にとっては居住地としては少し不便な場所となり、メトロやトラムだけでは移動する事が困難で、近くにモールやスーパーなどがないため、自動車を持っていないと不便な場所となります。

 

3.ジュメイラレイクタワーズ

こちらはドバイマリーナの内陸側の地域(真向かいの地域)になります。便利で住みやすいドバイマリーナのようにジュメイラレイクタワーズも非常に便利な地域となっていて、メトロやトラムでのアクセスもしやすい立地です。

大きな人口池を囲むような形で高層ビル群が建っており、芝生の公園やバスケットコートなどもあり、ゆったりと休日を過ごすこともできます。レストランなども多いため住むのに困らない地域ではあります。

 

4.ダウンタウンドバイ

 

北東のドバイ国際空港、便利なドバイマリーナのちょうど中間に位置するドバイの中心地です。

世界一高いビル「バージュハリファ」や、世界一大きなショッピングモール「ドバイモール」がある地域です。モール近くにはレストランやバーなどもあり、ドバイの中心地としてどこへ行くにも便利な場所になっています。

留学生としては学校から離れてしまうという部分もありますので、あえてこのあたり住む方は少なくはなっています。

 


 

まだまだドバイの特徴的な地域はたくさんありますが、ドバイ初心者の方であればまずこの4つを押さえておけば大まかなイメージが付きやすいと思います!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?ドバイ留学自体についてもまだ他国と比べると情報が少なめですので、こうした住まいに関する情報も事前に把握して不安をどんどん解消していきましょう!

もしドバイ留学に関する何か疑問やご質問がありましたら弊社公式LINEからお気軽にご相談ください!

なお、ドバイ留学のオススメ学校は、以下の記事でご紹介していますのでぜひご利用ください。

 

 

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