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カテゴリー:留学の準備

【留学前に読んでほしい】留学前にしておいた方がいい4つのこと

公開:2019/09/20 著者:河端 健司 590 Views

こんにちは!かわけんです!

私はフィリピンのバギオに語学留学をして、その後カナダのワーキングホリデーを経て、バギオに再び戻り語学学校のスタッフをしています。

生徒時代、スタッフ時代に色んな生徒を見ていますが、語学留学する人には大きく2つのタイプの人がいます。

 

「事前にしっかり準備してきた人」と「そうでない人」です。

 

準備なしにいきなり飛び込むのももちろんいいのですが、事前に準備しておいたらもっといいこともあります。

この記事はフィリピン留学を題材に紹介しますが、どの国や地域に留学する場合でも全く同じです。

では、留学前に準備しておくべきことを、4つに分けて今回は皆さんにシェアします!

語学学校のことを知っておく

当然かもしれませんが、これは一番大事なこと。

 

あなたが行く語学学校のことについて、しっかりと知っておきましょう!

 

なぜなら、語学学校にはそれぞれ特色があるからです。

例えば、私が通ったバギオのPINES(パインス)は、「スパルタ」の学校として長い歴史を持つ伝統校です。

質の高い先生が揃っていて、高レベルな教育に定評のある学校です。

 

もし、あなたがゆっくりとしたペースで勉強したいのならこの学校は適していないので、「セミスパルタ」の学校を選んだ方がいいでしょう。

 

このように自分が「どんな環境で勉強したいか?」と「どの分野を重点的に勉強したいか?」といった求める条件によって、語学学校を選ぶ必要があるのです。

「留学エージェントが勧めてくれたから!」というのも信頼できるのならばいいのでしょう。ですが、自分が希望する条件に合う学校候補を出してもらい、そこから自分で調べてみることも大切です。

参考として、私がどういった流れでフィリピン留学の学校を決めたかを紹介しますね!

 

1.フィリピン留学のことがほぼわからない状態で留学エージェントに相談に行く。
2.「スパルタ」、「日本人が少ない」、「教育がしっかりしている伝統校」といったキーワードを伝えて5校ほど紹介してもらう。
3.その5校について説明を受けて、自分でも調べる。
4. 学校を決定!

 

このような流れで、語学学校を決めました。

自分は「厳しい環境で勉強したかった。」のと、フィリピン留学のことをほぼ知らなかったので新しい学校よりも「信頼できる伝統のある学校。」を条件に入れました。

この希望条件は人それぞれなので、アナタの希望条件が私の希望条件と異なっていたとしても、それが正解でも間違いでもありません。

 

→ 当時もらった学校のパンフレット。

 

例えば、私のパターンとは逆にレクリエーションも楽しめて、新しい学校がいいのなら、プール付きの新設された学校を選ぶのもいいかもしれませんね!

 

私がバギオ留学していた時にこんな両極端の友達の例を紹介します。

 

「勉強半分・楽しむこと半分」で来ていたAさん

Aさんは、最初の頃は同じ時期に入学した友達もたくさんいて日中は勉強も頑張り、夜や週末は友達と楽しんでいました。

数ヶ月経つと、友達が先に卒業していき、授業のレベルが上がっていくなどして勉強にも集中できなくなり、だんだんと学校生活を楽しめなくなりました。

楽しむことは、留学生活を過ごす上でも勉強する上でも大切なんですが、Aさんの場合は友達とエンジョイすることが優先順位の1番上だったんですね。

 

ここがAさんとスパルタ学校とのギャップになってしまったようです。

 

「第1に勉強に集中することが目的」で来ていたBさん

「バギオは田舎」と聞いていたので、Bさんは遊ぶことはむしろ期待していませんでした。

バギオというロケーションは、Bさんの目的と学校のカリキュラムやルールがマッチしていたので、勉強に励むことができていました。

また、意外とバギオはカフェや観光地が多くて、友達もたくさんできて、思っていた以上に勉強以外の留学生活も充実していました。

 


 

このように、自分が留学する目的が学校と合っているかというのはとても大切です。

 

せっかく海外に飛び出して英語を勉強するので、後悔のないように気になることは事前に留学エージェントや学校に聞くなりして、その学校のことを知った上で留学しましょう!

 

街のことを知っておく

次はあなたが留学する街についてです!

留学している間は、勉強だけではなくて友達と食事に行ったり、観光したりすることがあります。

 

現地に行ってから詳しくわかることも多いのですが、事前に調べておくと卒業した後に「あそこも行けばよかったなぁ…。」という後悔が少なくなります。

 

特に短期留学の方は、限られたチャンスしかありません。

特にフィリピン留学は、平日朝~晩まで学校にこもって勉強するパターンが多いので、欧米圏の語学学校に比べても自由な時間が限られます。

実際、私自身も小さな後悔がありました。「あのカフェ行きたかったなぁ…。、」とか「あそこの観光地に行って写真撮りたかったなぁ…。」など。

 

 

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Kawaken@🇵🇭🇨🇦二ヶ国留学さん(@kawaken_abroad)がシェアした投稿

→ バギオにはオシャレなカフェがたくさんあります。

 

留学が終わって日本に帰ると、周りの家族や友達から「バギオってどんなところだった?」とたくさん聞かれました。

その際、「こんな場所があって、ここは景色もよくて最高だったよ!」とかより多くの思い出を話せた方がいいですよね。

人生のうちに海外留学する機会はなかなかないと思います。また、観光し足りないという理由で、再度留学する人はまず殆どいませんので、限られた留学期間中に主要な観光地は一通り巡っておきたいものです。

 

そして語学学校の外に出れば、現地の人々との交流が生まれます。語学学校の中で英語を学ぶだけが英語学習ではなく、現地の人や文化に触れることも留学の大きな醍醐味です!

 

留学を充実させるためにも、その街のことを知っておくことで、より楽しい留学生活を過ごせます。

街だけでなく、留学する国や都市のことも知っておくとなお良いです。

私はバギオ留学する前と留学中にバギオの歴史や文化を調べました。

 

例えば、「どのようにしてフィリピン留学は始まったんだろう?」っていう事が気になって調べたんですね。

ざっくり言うと、フィリピン留学は1997年の「アジア通貨危機」以降に韓国が国際化を進めるために費用が安く、英語人口の多いフィリピンに目をつけ、そこで語学学校を始めたという経緯が一つにあるんですね。

そのためフィリピンの語学学校は「韓国資本」の学校が多いんです。

 

それはバギオも同様で、バギオにある語学学校のほとんどが韓国資本です。

今では日本人や中国人、ベトナム人など色んな国籍の生徒がいますが、昔は圧倒的に韓国人の生徒が多かったようです。

なので、バギオにはハングル文字で表記された韓国料理のレストランやコリアンマートがたくさんあります。

 

このようにフィリピン留学の歴史やバギオのことを知っていれば、街を散策していて発見できることが増えるし、先生との会話のネタも増えます。

 

私たち日本人は日本語を喋れますが、会話のネタがないと話が弾みませんよね。

それは、英語も同じなんです。

 

いくら英語の勉強をたくさんして、文法を覚えて発音がよくなっても「会話のネタ」がなければコミュニケーションを深めることができません。

 

フィリピンの語学学校は基本的に「1:1」の授業なので、先生と1対1でずっと会話をしなければいけません。

覚えた英単語やフレーズを使うためにも、「会話のネタ」となるようなフィリピンのことを知っておくと授業も充実して、英語の吸収もアップすると思います!

それに加えて、私はバギオのことを知っていくにつれて、バギオが好きになり、同時に英語が好きになりました。

 

言語は文化的要素も含まれてるので、留学する都市や地域、街のことを好きになれれば、その分英語も好きになれると思っています。

アメリカ映画が好きで、字幕なしで映画を見たいから英語を勉強するとか、イギリスの建築物が好きで、現地に行きたいから英語を学ぶなど、何かがきっかけで英語を学びたいと思い、英語が好きになるという人が多いと思います。

大阪が好きな人であれば、関西弁も含めて方言ごと身体に馴染んでいくのと同じ感じです。

 

私がバギオに愛着を持ったというように、留学する街に愛着を持つことは英語を勉強する上でも大切です!

 

少しだけでも英語に触れておく

3つ目は勉強のことです。

本格的な英語学習は留学後に始まります。

学校に通い始めてから、英語の勉強を始めるということでも大きな問題はないのかもしれません。

 

ただ、事前に勉強をしておいた方がいいということは間違いないです。

 

でも、それがなかなか難しいということはよくわかります。

だからこそ、環境を変えるためにも留学をするんですもんね!

自分も「留学前にしっかり勉強しておこう!」と意気込みながらも、実際できなかったのでよくわかります。

 

なので、「少しだけ英語に触れる。」ということを毎日続けることから始めましょう!

 

→ 1ターム(4週間)で使ったテキスト。

 

以下では、今日からできるとても簡単な2つの例をあげますね!

 

(1)1日10分だけ勉強する

よくありがちなのは、気合を入れすぎてしまい、息切れするパターン。

 

「よしっ!今日から1日1時間勉強するぞ!」とちょっと高い目標を立ててしまいがちじゃないでしょうか?

 

これまで全く勉強していなかったのに、急に1日1時間勉強を始めるなんてことは、なかなか続かないですよね。

なんで続かないのかというと、「1日1時間」という計画を決めてしまうと、「必ず1時間勉強しないといけない!」と自分で縛ってしまうからなんですね。

つまり、「40分」の空き時間があっても、「1時間じゃない」からとその時間はやらなかったり、疲れていると「1時間もできない…。」からと諦めてしまったり。つまり、0か100かの考え方になってしまうんですね。

 

では、これをたった「1日10分」にしたらどうでしょう?

 

例えば、1時間早く起きることができなくても、10分なら早く起きれそうですね。1時間の空き時間は作れなくても、10分ならご飯を早めに食べたり、電車の移動中の時間を利用したりできますよね。

たった10分だけ英語の動画を見る、本を読む、好きな英語の音楽の歌の練習をするでも何でもいいのでやってみましょう!

そうすると、だんだんと楽しくなって気づいたら逆に「10分で止めれなくなる。」日も増えていくでしょう!

 

肩の力を抜いて、「ちょっとだけやる。」ことから始めましょう!

 

(2)1日1個だけ単語を覚える

こちらもありがちなんですが、最初からハードルを高く設定すると、勉強が嫌になってしまいます。

 

例えば、「よしっ!1日単語20個覚えるぞ!」と負荷が重い計画を立ててしまうパターン。

 

これも(1)と同じで、「必ず1日20個しないといけない!」と自分を追い込んでしまっているのです。

そして、「1日5個」しか覚えられなかったら、「できなかった…。」と落ち込んじゃったりするんですね。

でも考えてみましょう。

 

例えば、あなたが留学するまであと3ヶ月あるとします。

1日1単語だけ覚えるだけでも、「1日1単語 × 3カ月(90日) = 90個」覚えれます。

「90個」の単語を「たった90個」と思う人もいるのかもしれませんが、そんなことはないです。

 

これだけ覚えれば、日常会話の幅も広がりますし、「留学前」にこれだけ単語の貯金を蓄えていけば、少し高いスタート地点から勉強することができます。

 


 

(1)と(2)で言いたかったのは「少しだけ」でいいから「毎日やる癖をつける」ということです。

私のケースだと、フィリピン・バギオ留学した時に平日は1日10時間以上勉強してました。でも、ある日突然1日10時間の勉強はできるでしょうか?普通は難しいですよね。

周囲の生徒を見ても、入学してから一気に生活リズムを変えられる人もいれば、そうでない人もいました。

 

フルマラソンを走るためにいきなり長距離を走らなくてもいいので、まずは毎日歩くこと、ちょっとだけジョギングすることから始めていくことが大事です!

 

留学経験者にリアルな声を聞いてみる

4つ目はズバリ「生の声」です。

私は留学を決める際に留学エージェントを利用しました。

 

いくつか説明会に行ったりして、信用できないところはバッサリ切りました。(笑)

 

そして、信用できる留学エージェントを選び語学学校のことを中心に相談させてもらいました。

しかし、どこかまだ疑っている部分も正直ありました。すみません!(笑)

そこで、友達の友達にフィリピン留学を経験した人がいたので、その方から「生の声」を聞いて、情報を集めました。

 

→ 友達の友達を紹介してもらってバギオ留学のことを聞きました。

 

ひと昔前までだと、こういう風に自分の友達とか、友達の友達ぐらいまでしか話を聞くことができませんでした。ですが、今はどうでしょうか?

SNSやYouTubeなどで留学経験者の体験談を聞けたり、実際に直接コンタクトしたりすることもできますよね。

私は自分がフィリピン留学を考えて情報を集めようとしていた時に、信頼できる情報があまりありませんでした。

 

いわゆる「きれいごと」や逆に「極端なネガティブ情報」ばかりを目にしてました。

 

それがきっかけで、留学当初からインスタグラムやブログで情報を発信するようになりました。

すると、自分と同じようにフィリピン留学の情報がなくて困っている人から連絡をもらい、相談に乗ることもよくあります。

レストランにしても雑誌やネットの情報が役に立ちますが、実際に行った友達から聞くと、よりリアルな感想が聞けますよね。

 

語学学校もそうで、何もネット情報や留学エージェントが言っている情報が嘘だと言っているんじゃなくて、実際に体験した人が「どう感じたか?」を知っておくことも大事だということです。

ここで1つ注意して欲しいのは、「頭がいいからといって、みんな東大に向いているわけではない!」ということです。

つまり、「誰にでも向いている学校」というのは基本的にありません。学校にはスパルタやセミスパルタ、IELTS強化、日本人向けなど、それぞれ独自の特色があります。

 

経験者から直接聞いたお話であっても、YouTubeで経験者が言っていることであっても、あくまで「その人個人の意見」(=個人の相性)であるということは忘れてはいけません。

 

あくまで、「そういう意見があるんだな。」という参考程度に留めることです。

それらの情報を勘案した上で、最後は自分で決めるというのがいいと思います。

 

まとめ

今回のコラムでは、留学前にしておいた方がいい4つこと」を書かせてもらいました!

最後におさらいをしますね!

 

1.学校のことを知っておく → 留学の「目的」にあった学校を選ぶ。
2. 街のことを知っておく → 留学は「学校の中」以外のことも大切。
3. 少しだけでも英語と触れておく → 無理せず「少しずつ続ける習慣」を身につける。
4. 留学経験者に聞いてみる → 「個人の意見」ということを踏まえ、決断する一つの材料とする。

 

留学前は「何をしたらいいんだろう?」と思う人が多いですよね。

以上の4つのことをしておけば、学校や街といった「場」のこと、英語といった「学習」のこと、経験者からの体験談という「生活」のことをある程度把握することができます。

不安が残ったままだと、そのことが頭の片隅に残っているだけで勉強に集中できないこともありますので、できるだけ不安は取り除いてから留学に行きましょう!

 

このコラムにも書いたように実際に留学した人の体験談は役に立つ情報もあるので、何か聞きたいことがあれば、掲載しているインスタのアカウントへお気軽にお尋ねください。

このコラムが留学を控えている人のお役に立てたのならとても嬉しいです。

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