アナタはフィリピン留学最悪と感じるヒト?いくつ当てはまりますか? | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:留学の準備

アナタはフィリピン留学最悪と感じるヒト?いくつ当てはまりますか?

公開:2022/08/15 著者:佐藤 高史 417 Views

こんにちは!留学再開直後にフィリピンに戻って来ている語学学校日本人マネージャーTAKAです!

今夏の留学もピークシーズンを迎え様々な思いを抱いてフィリピン留学に来ている方々を目にしています。特に夏休み期間中は年間を通して最も生徒数が多くなる時期です。

生徒数が多くなると10人10色の印象を抱くもの。中には初日から、以下のように感じる方もいます。

 

「学校の寮内が汚いので部屋を変えてください」
「虫が出るので何とかしてほしい」
「食事が微妙過ぎる…」

 

こんな印象を抱くと折角大金を使って留学しに来ているのにがっかり、軽く詐欺られたと感じるかもしれませんね。

この想いは生徒だけが感じているものではありません、スタッフ側も生徒の想いを感じているのです。私たち側からすると、「そこまで日本並みの空間とサービスを求めるなら何でフィリピンに来たの?」と思っています。

ここで「エージェントさんに勧められたから…」と発言する方は情報収集力が欠如し過ぎです。最終的には自己判断で来ているのだから、責任を他者に擦り付けるのはあまりに子供っぽいですね。

 

→ 子供じゃないし、今は誰でもネットで調べられる時代なので他者のせいにするのは稚拙。

 

いきなり辛口ですが、このように生徒のイメージと現実が乖離しているのが原因でフィリピン留学が最悪なイメージを抱いて発信している方もいますし、留学失敗に終える方もいます。現地に到着してから多くのリクエストやクレームをする方は、一体何を事前に調べてきたのかマジで謎です。

今回はいくつかフィリピン留学のリアルを挙げて、「自分には受け入れられない!」という方はフィリピン以外の国へ留学してください。

現地に着いてから色々とクレームするのって嫌な気分になってしまうし、日本人の国民性から我慢して飲み込んでしまいがちです。お互いにより良い留学生活にするためにも、行先の情報を十分に自分でも十分に調べて決断しましょう!

フィリピン留学の生活環境

1. グルメな方

 

語学学校の食事は基本的に多国籍の生徒向けに合わせて作られています。しかし、学校によっては韓国よりの味付けで辛めの食事がやや多かったりすることは結構あります。しかし、辛いものが全く食べられない方以外は普通に食せます。

この点において、針小棒大に書き立てるブログやYouTube動画が多いです。「あなたはそんなに毎食高価な食事を摂っているヒトなのか?」と物申したいですね。

それでもやっぱり週末には外食したくなるのが人情ですよね。海外に来ているのだから、その国の食を体験したいものです。

 

フィリピン料理の多くは「揚げ物」がメインです。チキン、ポーク、野菜、内臓、スズメ、カエルまでとにかく揚げまくりです!

さすがに長期間滞在している私も連日揚げ物は食べられません!そんな気分の時は、グーグルマップで日本食か韓国レストランを検索しましょう。

それなりに美味しい料理でアナタの胃を満たしてくれます。

 

2. 胃腸が弱い

 

これはフィリピンの水道水に関しての懸念です。日本でも水道水をガブガブ飲むヒトは少ないですが、フィリピンの水道水は飲料には適していません。

胃腸が弱い方は、歯みがきしただけでもお腹が緩くなっているのを何人か見てきています。このような方々は、自覚しているので歯磨きも飲料水で行っていました。飲料水は各学校が無料のウォーターサーバーを設置しているので、追加料金は掛かりません。

外食した時にドリンクと一緒に提供されるグラスの中にいる氷、これは基本的には氷屋からデリバリーされた氷を使っているので安全なのですが、店舗によっては自前で作っている所も多少あるようです。

 

実際に見たわけではありませんが、私がフィリピンで飲食店を経営した時にビジネスパートナーからこの話を聞きました。

また、上記でも述べましたがフィリピン料理は油ものが多いので、高頻度で食べていると胃腸がやられて腹痛や体調不良に陥ることもあります。

胃腸が弱い自覚がある方は、日頃の食事にも配慮したほうが良いです。

 

3. 体調崩しやすい

 

留学の期間にもよりますが、私が見てきた生徒の傾向的に「4週間以上滞在する方」は大概4~7週間以内に一度は体調不良に陥ります。私も経験済です!

この原因としては「中期的な生活環境の変化による無自覚のストレス」だと推測できます。

今までは四季はあるにしても住み慣れた国の日本で暮らしていたわけで、フィリピンでは湿度も違えば外の気温は毎日35°前後、授業中は冷房の効いた20°前後の教室を往復しているのでカラダには多少なりとも負担が掛かります。

 

暑い外から涼しい教室内を毎日高頻度で往復して快適に感じますが、自覚しないところで体には負担が蓄積してきていくものです。(体は順応していきますので心配は要りません!)

 

また、食事も韓国よりの初めて食す料理、外食は油もの多め、慣れないベッドでの就寝、常に英語を使わなければならない生活環境といった様々な環境の変化に私たちのカラダは対応しようと頑張ってくれています!

これが4週間未満ですと何とか乗り切る生徒は多いのですが、8週未満のうちにその蓄積した疲労から体調を崩す方は多く見られます。

例え体調を崩したとしても、医療レベルはやや低いですが大けがや大病しない限り日本と同じように処置してくれるフィリピンの病院もあるので、そこは特段心配は要りません。また、フィリピンには薬局が多く点在しているので、腹痛や下痢、風邪といった症状の市販薬は容易に購入できます。

 

 

4. 宿泊先がキレイじゃないとイヤ!

 

ここでは、「キレイ」というのは日本のホテルレベルを基準としましょう。留学は旅行ではなく、あくまで学習しにきているので滞在先は寮になります。

キレイとお洒落な部屋とはまた違いますが、多くの学校寮内は至ってシンプルなデザインで清潔感漂うデザインになっており、清掃スタッフが入寮前までに必ずキレイにしてくれています。

しかもお洒落という美的感覚は異なるので、寮内のデザインはシンプルです。いちいちあーだこーだ言われたくないですから。

 

それでもシャワールームやごみ箱に髪の一本や二本が落ちちゃっているのは致し方ないし、日本でも十分にあり得ます。確かに部屋の壁やシャワールームの一部に破損があり修復されてないまま入寮して、ちょっと汚いという印象を抱くのはフィリピンでは有り得ます。

ちなみに、上記の画像は私が働くEG ACADEMYの寮内写真です。至って平均的な設備だと思います。勿論、料金が高い学校はもっとモダンでキレイな設備ですよ!

エージェントさんから聞くと、これはフィリピンに限らずあり得ることなので留学先で完璧な滞在先は期待しないでください。留学先はホテルではありません、寮です。とは言え、あまりに管理が行き届いてない場合は、スクールマネージャー(日本人スタッフ)に相談してください!

 

5. 虫がマジで無理!

 

東南アジアです!虫はいます!「寝る時でも添い寝しましょう!」とは言いませんが、今でも感じるのが「こんな所からアリ出てくるん!?」これはフィリピンあるあるですね。

よく見かけるのが「アリ」「ハエ」「音無しで飛ぶ蚊」「リザード」そして「ゴキ」です。この5種は出現頻度が割かし高めで部屋によっては全く出ないところもありますが、建物のフロア関係なく出てくる部屋は出てきます。

恐らく皆さんが最も気にしているゴキの存在ですが、フィリピンゴキは飛び立つ確率は極めて低く恐怖心は日本ほど煽りませんのでご心配なく。…とは言え出現頻度は日本より微増といった抽象的表現になってしまいますが、しょっちゅう出現するわけではありません。そもそもゴキが出やすい国なので殺虫剤も強力ですから、心配なら初日に購入しておきましょう!

 

 

6. 遊びに行くのに1時間以上の移動がダルイと感じる

 

フィリピンの週末を過ごして「何もやることないなー」考えるヒトがいたら、そもそもその留学の質は低いと言えます。日本にいても週末の計画さえしないのはあまりに無計画、どこの国にいても同じです。

そもそも何のための留学なのか、留学後の計画、最終目的から逆算すれば留学中の時間はいつでも超重要です!

アナタはTOEICやIELTSスコアだけを高めるのが目標なのでしょうか、スコアを高めて何がしたいのか、どんな職種に就きたいのか、どんな人生や人間になりたいのかまで考えたら必然的に週末何をするべきなのか見えてきます。

 

知見を広げるためや、たまにはスクールメイトと週末トリップしたいものですがフィリピンでは電車はマニラのみ通っていて他地域の移動手段は基本「バスか車」です。海、山、川に行くにしても語学学校は大概街の中に位置しているので、大自然に移動するには1時間以上要することがあります。

セブのマクタン島にある学校ならキレイなビーチまで直ぐですが、ビーチリゾートやマウンテンリゾートに行くには案外時間がかかるものです。

毎週ショッピングモールもさすがに飽きてくるので自然に癒されたい!だけど、1時間以上の移動はダルイと横着する方は、留学エリアと学校の位置を厳選してください!

 

7. ネットが日本並みの速さを求める

 

コロナになってからリモートワーカーが一気に増えましたよね。ノマドワーカーや完全リモートの方は海外に一定期間滞在しながら仕事も出来るので、仕事しながら留学という選択肢も出てきています!事実そのような生徒も今夏来ます!

しかし、学校情報でWi-Fi完備していますと記載されているけど、実際に使ってみると「3Gかよ!」って思うほど通信速度の遅い学校も中にはあります。

また、フィリピンの謎の1つなのですが、雨が降ると電波が弱くなるという現象…。

 

晴天でもネット速度が遅いところだと、もはやWi-Fiは使用不可と思って良いでしょう。このようなリスクも考え、留学中は現地SIMでデータを必ず購入しましょう。

学校のWi-Fiが使えなくてもスマホのデザリングで十分ネット環境は整います。ただし、ごっつ重いデータを送るとかだと対応しきれないことがあるので、学校を決める前に必ず晴天時、雨天時のネット環境は確認しておきましょう。

ちなみ、Zoomミーティングは全然可能ですよ!とは言え、日本のネット速度の半分とかには普通なりません。そんなに遅い学校はヤバいです。私も外出中や寮内で過ごしている時は日本と変わらなくストレスなくYouTube見られます。

 

フィリピン留学の治安面

1. 完璧な安全を求める

 

治安に関しては大きく2つあります。1つ目にクレジットカード(クレカ)のスキミングリスクです。これは海外に行ったらどこの国でも付き物なのですが、クレカを使って買い物した際に番号を盗み取られ不正利用されてしまう。

個人的にはクレカ利用はあまり推奨していません。現金が無く使わないといけない状況では、自己責任ですと一言毎回オリエンテーション時に伝えています。

実際にスキミングされていませんし、スキミングされた生徒は今のところ私の周辺にはゼロですが、お金関係は安全第一です。スマホの紛失、クレカのトラブルは本当に面倒です!

 

2つ目に危険なエリアの存在です。こちらも同様に日本でも危険なエリアは存在します。フィリピンだから、途上国だからというフィルターで危険な国と見てしまうのはあまりに安直です。

現地スタッフはどこが危険なエリアか把握しているので安全のため全生徒に伝えますし、興味本位だけで行かないことです。行くなら仲の良いフィリピン講師と訪れると、普通のヒトが知らないフィリピンを知る事が出来ます。

ちなみに私は知見を広げるためとボランティアのために、こうゆうちょっと危険なフィリピンも足を運んでいます。生徒が行きたいと申し出る時は必ず帯同しています。そして皆、言葉には表現できない刺激を受けているのも事実です。

 

→ 危険なエリアはどの国にも存在する。

 

フィリピン留学の英語面

1. ネイティブスピーカーから教わりたい

 

周知のように、フィリピン人は英語のネイティブスピーカーではありません。彼らも第二言語として小学生の頃から英語を学び、大半の授業は英語で行われています。平均的に多くのフィリピン人は日本人より断然英語力がありますが、ブルーカラーの人々はあまり上手くない傾向にあります。

また、フィリピンは島国なので各地方に言葉があるように、英語にも訛り(なまり)があります。これをそのままフィリピン人の英語は訛りがあるから教わりたくない、と捉えるのもこれまた安直です。

英語がしっかり話せて発音もキレイに喋られる方は、ESLコース以外の中級者向けコースを選択するか、フィリピン以外の国を選択するかです。

 

英語ビギナーは、訛をあーだこーだ言うレベルではありません、そんな事言う前にまず外国人と英語で話せるようになるのが先決です。

 

逆に、フィリピン人も日本人と同様に第二言語で学んできているので教え方も上手ですし、何よりフィリピンの文化として基本「褒め伸ばし」なのでマネジメントも上手です!

欧米留学の語学学校と比べると分かるのですが、教え方はフィリピン人講師の方が丁寧かつ親切に教えてくれます。欧米圏の先生は人にもよりますが、英語が分からずしどろもどろの日本人生徒に対して、面倒くさそうな顔をしたり、呆れ顔をしたりする方も少なくありません…。

発音が良くない英語でも、多少文法が壊れた文章でも授業中はとにかく褒めてくれるので、生徒のモチベーションは高く維持出来ます。

 

2. いつでもどこでもネイティブ英語に触れたい

 

結論的に二か国留学やワーホリを控えている方は、フィリピン留学中でもネイティブ講師の英語に触れておいた方が良いです。理由は1つで、ネイティブ講師の英語は速く、発音も異なるからです。

私が留学生だった時にネイティブマンツーマンクラス入りのコースを選択したのですが、フィリピン講師の発音は聞き取りやすく、ある程度英会話が出来るようになってきたという自信が付いてきました。

しかし、ネイティブ講師のクラスではやはりモゴモゴ発音するというか、英語が滑らか過ぎてさらにスピードも速い!

 

私は4か月間なんとか粘りましたが、最後までネイティブ講師の会話を理解するのは約30%に留まりました。それほどネイティブとフィリピン人講師は違います。

コロナ後のフィリピン留学ではネイティブ講師確保が非常に困難な状況です。しかし、クラークエリアはそもそもアメリカンやヨーロピアンが住んでいるので、どこの学校でもネイティブ講師はコロナ後でも在籍しています。

私の在籍しているEG ACADEMYでは現在カナディアン、アメリカン、ブリティッシュの3名がいますし、どのコースを選択しても必ずネイティブ講師のクラスが組み込まれているのでワーホリ前、2か国留学の方にはクラークエリアをホントにオススメしたいです!それではまた!

 

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