英語評価「2」だった私がオーストラリアの大学を卒業したまでの道のり | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

英語評価「2」だった私がオーストラリアの大学を卒業したまでの道のり

公開:2019/09/03 著者:小山田 みず樹 790 Views

よくカウンセリング中にも聞かれること。

「お姉さんは元々英語得意だったんですか?」

海外の大学を卒業したと聞けばそう思う方も多いかもしれませんが、いえいえ、とんでもありません!留学前の私の英語力ときたら本当に悲惨なものでした…。

 

「My name is Mizuki」というだけで精一杯で、自分の年齢を伝えるのは「ワン、エイト…」というような感じでした。(笑)

 

日本での高校の通知表評価は「2」。テストの点数が悪すぎて、放課後単語テストの参加が強制されていた時期もありました。

ちなみに高校はオール3あれば合格できるような所で、決して頭の良い学校ではありません。金髪でルーズソックスを履いた子もたくさんいた学校です。

恐らくこのコラムを見ていただいている大半の方よりも、当時の私の英語力の方が低かったと思います。そんな私がオーストラリアの大学を卒業するまでの長かった道のりをお話します。

オーストラリアに留学することになった経緯

私がオーストラリアへ行く事になった理由は少し稀なケースです。

高校3年生の頃突然両親に「オーストラリアへ移住するよ!」と言われました。仕事で海外に滞在する機会が多かった父は、元々海外での永住に憧れがあったようです。

結果的にビザ申請中に条件が変わり、申請が通らず両親は5年間の滞在を終えて日本へ帰国します…。

 

そのため、私自身元々英語が好きだったり、海外に興味があったりした訳ではありませんでした。どちらかと言えば環境の変化を好まず、ずっと日本で平凡に暮らせれば良いと思っていました。

英語も出来ず、誰も知っている人がいない地へ行くのには不安しかなく、泣きながら渡濠したのを今でも覚えています。

こんな感じで私のオーストラリアでの生活が幕を開けます。

 

計画性のなさが招いた悲劇

オーストラリア到着後、とりあえず父の知り合いの紹介で語学学校に通う事になりました。普通なら考え難いのですが、私たちは事前にどういった流れで大学へ入学するかなど、何のプランも立てずに渡航しました。

出発当時18歳だった私は現地の高校に入学する予定で、そのための英語力をつけるために語学学校で勉強をしていました。が、語学学校開始から5ヶ月ほど経ち、気付けば19歳。

この時点で現地高校へは入学できない事を知ります…。(笑)

 

留学ドットコムでカウンセラーの仕事を始めて知ったことは、東京だけでもかなりの数の留学エージェントがあること。無料で相談に乗ってくれる会社も多いです。

費用や時間など無駄なく自分の目的を達成するには、渡航前にきちんとしたプランニングが必要だと感じました。

オーストラリアの高校へ入学するために通っていた語学学校での勉強は決して無駄ではありませんが、語学学校によって「高校進学に強い。」、「大学進学に強い。」と特徴は異なります。初めからきちんと計画し学校選びをしていれば、もう少しスムーズに語学学校を卒業して大学入学できたかもしれません。

 

EAP(大学進学コース)の受講開始

現地高校への入学ができなくなったことで、ここからは目標を大学入学に切り替えての学校選びが始まります。

実はオーストラリア現地にも日本人がいる無料エージェントがあります。

留学ドットコムもその1つです!

 

プロのカウンセラーさんと相談しながら大学との提携数が多い語学学校に決め、まずはEAPコースの受講を目指します。

 

EAPコースを受講するのにも英語条件がありますが、事前に語学学校で数ヶ月勉強していたので、ここは比較的すぐにパスすることができました。

EAPコースではプレゼンテーションやディスカッション、エッセイやレポートの書き方など大学進学に必要なスキルを学びます。

例えば、ディスカッションの時間は、「オーストラリアと母国の違い」についてクラスメイトと話し合いをしました。

 

また、プレゼンテーションでは、私は「貧しい国が抱える問題」というテーマでセネガルやマリの子供たちを題材にクラスの前で発表しました。

発表中は一切メモなどを見てはいけないので、とにかく自分の書いたレポートを何回も何回も読み込んで暗記した覚えがあります。

発表時間は最低でも20分は必要だと言われ、「日本語でもそんなの難しい!」と思いながら、必死で頑張りました。

 

→ EAPコースの卒業時に先生と一緒に撮影。

 

クラスメイト全員が同じ目標に向かって頑張っているので、一般英語コースの時よりも皆とより仲良くなれた感じがします。

ちなみにクラスメイトは韓国人、中国人、ベトナム人、タイ人など、アジア圏の学生がほとんどです。

一般英語コースでは、南米やヨーロッパ人の生徒さんもたくさんいます。しかし、進学を目指すEAPコースでは国籍に偏りがあり、学歴社会が根強いアジア系学生がメインとなります。逆にヨーロッパ系や南米系の学生は、海外で大学進学する人は殆どいません。

 

いよいよ大学へ進学

EAPコースで10週間のコースを終えると、CertificateⅣを取得することができます。この資格を取ると、大学内でのファウンデーションコースを受講することができるようになります。

このファウンデーションコースの授業内容はEAPと差ほど変わりありませんが、大学内という事もあり少し雰囲気は違うなという印象でした。

ファウンデーションコースを終えた先輩留学生からは、「ファウンデーションの時期が一番授業時間も多くて大変だよ!」と聞いていましたが、まさにその通り。

 

大学1年生になると1科目あたり2時間の授業ですが、ファウンデーションコースの授業は1科目あたり3~4時間、1日2科目授業がある時は最低6時間の授業があることになります。

 

日本の学校にいた時は6時間なんてごく当たり前でしたが、これが英語の授業となると集中力を保つのは結構大変です!

私が選んだ大学は、メルボルンにメインキャンパスを持つ La Trobe University(ラ・トローブ大学) です。

この学校は日本の大学とも提携があり、留学生の受け入れも広く行っていたので馴染みやすいかなと思い、ここのシドニーキャンパスに決めました。

 

ファウンデーションコースでは主に英語の勉強ですが、このコースを終え大学1年生になるといよいよ専門的な分野を学んでいきます。

私が専攻したのは、 ”International Business(国際ビジネス)” です。

当時特に将来やりたい事や就きたい職業も決まっていなかったので、ひとまず幅広くいろんな事が学べるコースを選びました。中には将来オーストラリアの永住権を狙って、その際有利になると言われている専攻(Accounting:会計学)を選んでいる生徒もいました。

 

大学での授業内容はまさにハード

数年前の記憶なので曖昧ですが、確か1年間の3セメスターのうちに12科目履修する必要があったかと思います。つまり1セメスター4科目取る計算になります。

専攻によって異なる必修科目と、その他自分の好きな選択科目を選ぶことができました。

以下のような感じで毎学期タイムテーブルがオンライン上に表示されるので、自分の必修科目、好きな時間帯、先生を考慮して時間割を決めていきます。

 

 

学校に慣れてくると、「この先生は試験に出る範囲を細かく教えてくれるな!」というのも分かってくるので、選択科目は興味のある分野というよりは先生で選ぶことも多かったです。(笑)

先生はオーストラリア人だけでなく、中国人やフィリピン人など様々な国籍の先生がいました。

単位を取得するにはAssignment(課題)とFinal Examination(学期末試験)をパスする必要があります。100点満点中50点を取れれば合格で、Assignmentは30%、Final Examinationは70%という内訳でした。

 

「半分の50点取れればいいなら簡単じゃない!?」と思うかもしれませんが、実際私は一度だけ単位を落としたことがあります…。

その科目は法律。凶器になりそうなくらいの分厚い教科書を使用し、「こういったケースの場合はこういった法律が適用できる。」というのを学んでいく授業でした。

弁護士になる訳でもないのにこういった授業も必須になっているんです…。

 

Assignmentでは、エッセイやプレゼンエーションが行われます。
私が専攻していたInternational Businessでは、主にManagement、Marketing、Macro Economicsについて勉強していました。

例えば、Marketingのプレゼンテーションの課題では、「Biomeというオーストラリアの会社が作っている水筒をベトナムで売るための市場参入戦略」というトピックでグループ発表を行いました。

 

その他、情報システム、数学、ビジネスデータの分析などといった科目もあります。

また、エッセイでは決められた課題について、膨大な文字数のレポートを提出しなければいけません。

Managementでは、赤十字国際委員会(ICRC)という戦争や武力紛争によって犠牲になった人々に対し、保護や支援を行う機関について課題が出たこともあります。

 

最近インターネットでは色々な情報が検索できるので、「その情報をコピーしてエッセイを書こう!」なんて人もいるかもしれませんが、海外の学校は割とハイテクです。

課題のエッセイは、紙媒体とウェブ上の2つの方法での提出が義務になっています。

先生は紙ベースで課題の内容をチェックするのですが、じゃあウェブは何のためか分かりますか?そう、インターネットの情報をコピペしてないか確認するためです!

 

インターネット上の情報と照合し、コピペした文章があるとその部分が赤文字になるシステムを導入しているのです。もちろん、これも採点の対象になります。

 

Final Examinationは、テスト前に先生から「この辺りがテストに出るよ!」というレビューの時間があります。

テスト前はバイトも休み、手にペンだこができるまで1日中図書館にこもってテスト勉強をしていました。

 

私の試験対策の勉強方法は、「とにかく暗記する!」でした。

 

レビューの時間に聞いた出題範囲から「こういう問題が出るな!」というのを予想し、まずその問題への解答文を作成する。そこから、その解答文を一字一句間違うことなく書けるようになるまで、ひたすら紙に書いて暗記するというものでした。

この勉強方法が正解かは分かりませんが、自分に合った勉強方法を見つけるのも大切です!最近は脳科学の観点から効率的な勉強法を紹介した書籍も色々と出てますから、勉強の仕方を勉強するのもお勧めします!

あとは勉強へのモチベーションも大事ですね。とにかく私は「大学卒業できなかったら、中卒になってしまう!」という思いだけで、必死に頑張れた気がします。(笑)

 

オーストラリアへ留学して良かったこと

私の性格上、きっと両親に言われていなければ一生自分から留学をすることはなかったと思います。

高校を卒業して、日本国内で無難に入れる大学に入学して~という人生だったかと思います。

 

そういう意味では、一生に一度でも「死ぬ気で頑張った!」と言えることができて良かったと思います。

 

また、留学をしていなかったら絶対に出会うことのない人たちと関わることができたのも留学の魅力ですね。

大学中も友達が前期で提出したレポートを参考に送ってくれたり、過去のテスト問題をコピーしてくれたりと、多くの人に助けてもらえたからこそ無事卒業することができました。

今留学ドットコムでお仕事をしているのもオーストラリアで出会った方からのお誘いです。

 

留学をしていなかったら全く別の人生が待っていたかと思うと、少しそっちの人生も気にはなります。

ですが、間違いなく色んな困難を乗り越えた今の人生の方が良かったと断言できます!

もし、「英語が全くできないからなぁー。」という理由で海外への進学を諦めかけている人がいれば、このコラムで少しでもその後押しができていれば嬉しいです。

 

→ 頼れる人が殆どいない海外で、死ぬ気で頑張った時間は一生ものです!

 

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