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【オーストラリア・ワーホリ】実際どうなの?ファーム体験記と給料明細を公開!

公開:2019/07/29 著者:高島 明季子 2412 Views

セカンドビザを取るためには、3カ月間以上の期間、季節労働をする必要性があります。

季節労働の種類は色々ありますが、殆どのワーホリはファーム(農場)労働をするのが一般的です。

オーストラリアが指定した地域で働かないといけないので、都市部から気軽に通うことはできません。通常、ファーム近くでの住み込み、バックパッカー滞在、シェアハウス滞在の何れかになります。

 

私の場合は、1年目のワーホリ期間中にトータル4ヶ月間、2カ所でファーム生活を経験しました。

 

それぞれの条件を比較しながら、私のファーム体験記をご紹介していこうと思います。

個人経営ファームと大手ファーム

私は2カ所のブルーベリーファームで働きました。

見つけ方としては別記事で詳しく書いていますが、一つはバッパーで知り合った知人の紹介。もう一つは、事前に大手ファームのホームページから直接申請をしていて連絡を待ち状態でした。

そして一つ目のファームで働いている最中に申請していたファームから返事が来たのでそちらに移動しました。

 

 

ほとんどの場合が個人経営のファームで、オーストラリア人やインド人、韓国人など他様々なオーナーが経営しています。そして、オーナーによって経営の仕方や給料体制など全く違うと思います。

 

仕事を見つける際は、ファームオーナーに直接雇ってもらうスタイルと、コントラクターといってその人が提携している複数のファームに連れて行ってもらうスタイルもあります。その場合、給料からコントラクト代が差し引かれます。

よくバックパッカーやTHA(ユースホテル)などでファームを紹介してもらえるのは、そういったコントラクターが斡旋(仲介)してくれるからだと思います。

以下、私がお世話になった2つのファームの紹介です。

 

1つ目のファーム: インド人経営のブルーベリーファーム

 

休みの日を含み2ヶ月間、ピッキングというブルーベリーを収穫する仕事をしました。(歩合制)

その時は台湾人のグループに所属させてもらい、車もシェアハウスも提供してもらって一緒に過ごしていました。

その台湾人グループのボス(いわゆるコントラクターに当たります)が提携しているファームに私たちを派遣するというスタイルです。

 

日系サイトでもそのようなスタイルの募集がありますね。シェアハウスと送迎がついて、ファームに連れて行ってくれるという。

ファームに来たてで右も左も分からない状態だったので、最初に送迎の手配やシェアハウス探しが省けたのは良かったかなと思います。

 

このグループに所属する前に、ファームでのルールや働く上での条件、注意する事、ペイスリップ(給料明細)やセカンドビザに必要な様々な書類にサインは貰えるかを確認しました。

 

また、紹介してもらった子には、給料は遅れずちゃんと支払われるか、またシェアハウスの金額や送迎代は一日いくらかなど事前に確認しました。

 

二つ目のファーム: 大手ファーム

こちらのファームでは、2ヶ月間過ごしました。

ここでは、ブルーベリーのピッキング(歩合制)、ラズベリーのピッキング&パッキング(歩合制)、メンテナンス枠でシーズン後の枯れたラズベリーの撤去作業(時給制)を行いました。

シェアハウスや送迎などは自分自身で手配します。

 

大手なのでオーストラリア全土にいくつもの拠点を持っています。なので申請すれば、シーズンに合わせてファームの拠点を変える事も可能です。

一からファーム探しを始めなくて済むので、この移動可能なシステムはありがたいですね。

私の友人はニューサウルズウェールズでのブルーベリーシーズンが終わると同時に、これからシーズンの始まるタスマニアにそのまま移動して引き続き仕事をする事が出来ていました。

 

インディアンファームでの仕事内容

最初のインディアンファームでは、ピッキングがメインで4~50人ほどのピッカー(従業員)がいました。国柄はマレーシア人と台湾人が中心で、日本人は私一人、韓国人の子も一人いました。

ピッキング以外の仕事はなく、仕事の選択の余地はありません。服装は厳しい指定はありませんでしたが、基本的に中袖長ズボンに帽子など、一日中外にいるので日焼け対策は必須です。

 

歩合制だったので自分が収穫した量kg=自分の給料です。

 

収穫作業時は、腰ベルトにブルーベリーを入れる用バケツを付けて、収穫したブルーベリーをひたすらバケツに入れていきます。

バケツが一杯になったら出荷用のケースに移し替え、そのケースが一杯になったらボスのところへ運び、量(kg)を計ってもらいます。

大体1バケツ2kgほどで、1ケースが4kg~4.5kgでカウントされました。

 

→ バケツに収穫したブルーベリーを入れ、これからトレイに移していきます。

 

基本的にこの作業の繰り返しになります。

 

文章にすると簡単な行程ですが、ピッキングにはコツがいり、それでスピードの速さが人により全く異なってきます。

 

また、この時にブルーベリーの品質も重要になってくるので、状態の悪い実を取り除く仕分けの作業もあります。

それを怠ると、ボスに出しても後から呼び出されてやり直しさせられます。時間のロス&量(kg)も減りますね…。

 

ピッキングする際は二人一組のペアになり、ブルーベリーがなっている木のレーンを両サイドから取っていきます。

 

上から下、真ん中の方までしっかりと収穫しなければなりませんが、まだ熟してない実は取らずに、それらを避けながらピッキングしなければなりません。

ここのファームは特に厳しいルールがなかったので、のんびり自分のペースでゆっくりやる子もいれば、とにかく稼ごうとめちゃめちゃピッキングが速い子もいました。

休憩やランチなども自分のタイミングでよく、なんなら昼休憩を挟まない子達もいましたよ。(その分稼げるので。)

 

→ 一休みしている友達をパシャリ。ちなみに腰ベルトはこんな感じです。

 

大手ファームでの仕事内容

大手ファームはシーズン中になると何百人と従業員が雇われます。

 

世界中のワーホリメーカーが集まってくるので、アジア人からヨーロピアン、アフリカン、オージー(オーストラリア人)と多様です。

 

ファームの規模もピカイチで、車がないとファーム間での移動ができないほど広すぎ!

そこにはブルーベリーファームとラズベリーファームがあり、ピッキングの仕事とパッキングセンターもあるので、パッキングの仕事、そして収穫したものをパッキングセンターまでトラックで運ぶドライバーもいます。

ワーホリメーカーでもチャンスがあればスーパーバイザーと呼ばれるグループの指揮官にもなれます。

 

何百人と従業員がいるので、20人程のグループで構成され、各グループが与えられたエリア・ブロックで収穫していきます。

 

こちらのファームでは効率化を図るため、ブルーベリーはピッキングする人はひたすらピッキングし、一杯になったバケツをどんどん地面に置いていきます。(歩合制)

そして1グループ2人程それらのバケツを回収して、ケースに入れボスのところまで運ぶという仕事もありました。(こちらは時給制)

ラズベリーではピッキングとパッキングを両方自分で行いました。(歩合制)腰ベルトにバケツを2つ付け、状態の良いものと悪いものに分けて収穫していきます。その後パッキングする場へ行き、1パックずつグラムを計りながらパックングしていきます。

 

→ ひたすら収穫して、ひたすらパッキングです!

 

この工程で、パック数×その日のレートで給料が計算されます。

 

ラズベリーにはトゲがあるので手袋をし、服装もブルーベリー同様長袖長ズボンです。

 

そして最後に行った仕事は、シーズン後のラズベリーの枯れた木を処分するメンテナンス作業です。

 

長袖長ズボンはもちろん、首・手首・足首も露出を避け、目を守るためのサングラスもかけて、手袋も硬く破れないものを使用します。

ラズベリーは一つの植木鉢に一つの苗が植えられており、そこからツルがロープに絡まりながら成長していきます。なので一つずつバケツから苗を土ごと抜き取り、絡まりまくった枯れたツルも綺麗に除去して、その後1カ所に集め撤去されます。

次のシーズンでまた一から植木鉢を置いていけるように整える作業ですね。

 

これはかなりの重労働でめちゃくちゃキツかったのですが、時給制だったので安定して稼げました。

 

→ ご覧の通り、重労働ですね…。(笑)

 

労働時間や休みはどのくらい?

労働時間やお休みに関しては、ファームによって違います。

 

インディアンファームの方は、基本的に雨の日は休みです。乾いたブルーベリーでないと商品にならないので、小雨でも休みでした。逆に晴れの日が続けば、ひたすら働けます。

 

休みは申告制で、週に1~2度休みが取れました。

 

申告しなければ休みなく働くこともできます。私は早くビザ日数を稼ぎたかったので、23日連勤しました!

めちゃめちゃ気合い!雨が降ったので連勤記録がストップしました。(笑)

開始時間は朝にブルーベリーの乾き具合がチェックされるため、何時スタートか毎朝メールで知らされました。雨などが関係なければ、だいたい7~8時スタート。労働時間もバラバラで10時間働く時もあれば3~4時間で終わる時もありました。

 

これは全てスーパーバイザーやボスの判断で、ブルーベリーの取れ高や状態、その日の天気などでも左右されました。

 

次に大手ファームですが、ファーム自体の休みはなく1週間稼働しています。

 

チーム毎にローテーションで、週1~2日の休みが設けられるため、確実に週に休みがありました。

 

雨の日でも大降りでなければ休みになりませんでした。加工商品の方も扱っていたので、そちらに回せば多少の雨なら大丈夫とのこと。

開始時間はブルーベリーの場合、前日の夜にFaceBookに載せられます。だいたい7時前後スタートでした。ラズベリーの場合は、ビニールハウスなので天候が関係ないため、毎朝6時スタートでした。

労働時間も与えられたブロックが終わり次第終わりますが、早く終わった場合は別のチームのヘルプに行く事もありました。

 

なので、1日の労働時間は大体平均8時間ぐらいでした。

 

こちらのファームでは休憩時間もちゃんと設けられており、ブルーベリーのチームでは午前中に30分、ランチ休憩が30分の計1時間。ラズベリーのチームは開始時間が早いので朝食タイムとして、15分の休憩とランチ休憩が30分ありました。

時給制のメンテナンスの仕事の時は基本的に6時スタートで8時間労働ですが、真夏で暑かったこともあり労働時間は6時間ほど(朝~昼まで)になり、土日休みでした。

こちらも30分の休憩が2回設けられていました。

 

ぶっちゃけファームの時給は幾ら?

インディアンファームでは歩合制のみで、レートと言われる1Kgの単価が、私のいた時期は2.45ドルでした。

要するに、1日の収穫した合計Kg×2.45ドルです。

 

レートは時期やシーズン、また各ファームによって変動します。

 

例えば、シーズンの始まりたての時期はまだたくさんの実がなっていない分、収穫量がどうしても少なくなってしまうので1kgのレートが6ドルだった時もあると聞きました。

 

さらに労働時間やブルーベリーの実の成り具合、天候によってその日の収穫量は変わりますし、ピッキングの速さも関係してくるので、人それぞれ給料が違います。

 

私は平均的な速さだったのですが、1週間の給料が平均で4~500ドルほどでした。

少ない時は週2~300ドルの時もありました。稼ぎが少ない時期は、始めたての頃や労働時間が少なかった時期ですね。

 

→ TAXを引かれて、この週の手取りが577.56ドルの時のペイスリップです。

 

歩合制なので仕方がないところはありますが、設定されているレートは低いと感じており、「正直、割に合わないな~。」と思っていました。(笑)

 

一方、大手ファームへ移動してからは、給料面や設備面などかな~り充実していました。

 

与えられたブロックの実の状態からその日のレートが決められ、チームによってもレートが違いました。

 

そこはさすが大手といった感じで、上手く調整されており平均的な時給になるようにしてくれます。

 

例えば、チームに与えられたブロックのフルーツの状態が良くたくさん取れる場合、レートは低くなります。ただ、その分たくさんの収穫が可能なので、低いレートをたくさんの収穫量で補います。

反対に、フルーツの状態が悪くトップピッカーでさえ収穫量が少ない時は、レートがかなり上がります。なので少ない収穫量を高いレートで補えます。

また、フルーツの品質チェックが良いチームは、レートがさらに良くなります。収穫量(kg)を稼ぎたいがためにピッキングの速さばかりを重視すると、商品にならないような実も気にせず取ってしまう人が多いため。

 

このように毎回チームによってもレートが変わり、全体のバランスを取ってくれます。

 

大手ファームへ来てからは、給料の平均が700ドル。良い時は900ドル台になることもありました。

もちろん速さも関係してくるので本当に人によってバラバラですが。トップピッカーたちは、週に1,000ドル以上稼ぐのが当たり前で、毎週1,200ドルほど稼ぐ子もいました。

月給にするとかなり良いですよね…羨ましいです。

 

→ ラズベリーの時のペイスリップ。この週の給料はTAX後925.28ドルです。パック数×レートですが見ての通り、日によってばらつきがあります。

 

時給制のメンテナンスの仕事は週5日働き、時給24.2ドルでしたので、働いた時間×24.2ドル×5日間でした。

 

正直、給料に関しては時給制ではない限り、かなりバラつきがあります。

 

インディアンファームにいた時は給料が少なくて悩みましたが、違うファームで働いていた子達にレートなどを聞いたりもしたので、その時期のレートの平均も大体把握していました。ピッキングが早い子、は同じファームでもそれなりに稼いでいましたしね。

ただ自分のピッキングの速さもなかなか変わらなかったので、もはやブルーベリーファームは諦めて同じ地域のキツくて大変と噂の時給制ファームへ移るか、別の作物を狙って思い切って全く違う地域へ移動してしまうかなど色々と悩みました。

幸運にも悩んでいる間にもう一つのファームから連絡が来たので、そのタイミングでインディアンファームから移動することができ、給料も上がったので良かったのですが。

 

給料に不満があったり、オーナーとの相性が合わなかったりすれば、我慢せずファームをどんどん変えてしまうことも可能です。

 

条件の良いファームはきっとたくさんあります。

 

セカンド目的で働く際に確認しておきたい事

ペイスリップ(給料明細)はセカンドワーホリビザ申請時に必要になるので、しっかりもらいましょう。

 

請求しているのに後回しにしてくるところは気をつけてください。

セカンドビザ申請で必要なものや申請の仕方などは年々変わることもあります。そのため、最新情報から申請時に何が必要か事前に確認しておきましょう。

自分で調べていて不明な部分があれば、働く予定のファーム先にも、事前確認することをお勧めします。

 

また念のため、自分自身で何日間働いたか・何時間労働だったかや、その日の給料も自分で計算しておくなど詳細をしっかりメモしておきましょう。

 

オーナーも人間なので不本意で間違ってしまうこともあるので、その時は自分のメモを控えておけば後で照らし合わせて確認できますしね。

いかがでしたか?これはあくまで私の体験に基づくものなので、どこまで参考になるか分かりませんが、ファーム生活を覗いた気分になって少しでも何かの助けになれば幸いです♪

 

→ ファームで見つけた四葉のクローバー。

 

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