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【保育留学】保育関係者必見!海外永住も夢じゃない!?カナダでEarly Childhood Educationの資格をとってみませんか?

公開:2019/09/18 著者:三浦 愛香 6138 Views

日本では近年、保育士の人材不足が深刻な問題になっています。

それは北米のカナダも例外ではありません。

カナダは共働きが当たり前の国で、州にもよりますが10~12歳の子供を子供だけで留守番させていると罰金刑や禁固刑の法律違反とみなされてしまうくらい、子供のみの留守番に対して厳しいルールを定めている国です。

 

そのため、カナダでは慢性的に保育士の数が足りておらず、キャンセル待ちが続く状態です。

 

そのような背景もあり、今カナダでは現地の方に限らず、日本人であっても現地雇用のチャンスがあるのです!しかも国から必要とされている仕事だからこそ、そのまま現地就労 → 永住権取得のチャンスもあります。

このコラムは主にブリティッシュコロンビア州(以下BC州)で保育士として働きたい(子供のお世話に関わりたい)と思っている方向けのコラムです。(他州では法律が異なるため、今回はBC州で働ける資格取得に焦点を当てたコラムになります。)

日本ですでに保育士の資格を持っている方も、これから資格を取りたいと思っている方もぜひ参考にしてみてくださいね!

カナダと日本の保育職の違い

日本では、「保育士」と「幼稚園の先生」は資格が別になっています。

しかし、カナダではこの二つに明確な違いはなく、年齢及び障がい児かそうでないかで免許の区分が分けられている程度です。

つまりカナダで資格を持っていれば、保育園でも幼稚園でもどちらでも働くことができるというわけです。

 

また、重要なお給料面についても日本とカナダでは違いがあります。

保育士は子供の命を預かるという非常に責任のある、また体力も必要とされるお仕事にもかかわらず、日本の保育士の平均手取り額は月給15~16万円ほどと、その待遇は日本でも問題視されています。

それに対し、BC州の保育士平均賃金は時給17ドル~、乳幼児を担当する保育士に至っては時給20~22ドルと通常の飲食店よりも高め。

 

フルタイムで働いた場合、月給にして約22万円~28万円ほどになります。

 

そこから生活費や税金を抜いたとしても、日本より手取りが多くなることは間違いありません。

もちろん残業無し・有給も日本より取得しやすく、働きやすい環境と言えるでしょう。

そして肝心な職務内容です。

 

私の周りには保育士や幼稚園教諭の友人が何人かいるのですが、日本の保育園や幼稚園は基本的に設定保育のため、クラスがまとまって同時に同じことをするというスタイルになります。(「お絵描きの時間」、「歌の時間」、「絵本の時間」など)

そのため保育士や幼稚園教諭は、子供たちに提供する保育内容をプランニングしなくてはいけません。

多くの園ではこれを業務時間外で行うようです…。

 

それに対して、カナダの保育園は自由保育がメイン。

おもちゃは基本的に一日出しっぱなしで、子供たちが各々好きなエリアにあるおもちゃで自由に遊ぶことができます。

先生から「これをやりましょう。」、「あれをやりましょう。」と提案するのではなく、子供の興味に合わせてやりたいことを選択させながら自主性を養うのもカナダならではの保育スタイルですね。

 

カナダで取得できる保育士の資格とは?

ではここで本題ですが、カナダで取得できる保育士の資格とはどのようなものかを見ていきたいと思います。

カナダの保育留学を検討されている方の中には、既に日本で保育士の資格を持っている方も多くいらっしゃるかと思います。

 

「免許を切り替えればすぐに働けますか?」とよく聞かれるのですが、日本の保育士免許や幼稚園教諭免許を持っていても、カナダで保育士として働くことはできません。

 

渡航前に日本の大学や短大で取得した単位をカナダの指定機関に提出し、必要な単位をすでに取得している証明ができて初めて切り替えが可能となります。

こちらは少し複雑な手続きになりますので、書き換えを希望される場合は専門のサービスのご利用をお勧めいたします。

これから保育士資格をカナダで取りたいと思っている方、帰国後にインターナショナルの幼稚園や保育園で働きたいと思っている方は、主にBC州のカレッジにて受講可能な「Early Childhood Education(以下ECE)」のプログラムをお勧めします。

 

ECEのコースでは3〜5歳の子供を受け入れる保育施設で働くために必要なスキルを学びます。なお、3歳児以下の子供に関わりたい場合は、Infant & Toddlerを対象とした内容のプログラムとなります。

座学ではカナダで保育士として働く上で必要とされる知識やスキルを身に付けるだけでなく、子ども向けのクラフト作成や歌、お遊戯など、英語環境での保育の実践方法を実際に学ぶ機会が豊富に用意されています。

そしてコース修了後は学んだ知識をフルに生かし、現地の保育施設にて実習をします。中には、この実習で卒業後の就職先が決まる方もいらっしゃいます。既定のコースを全て受講し実習まで修了すると、ECEの資格申請が可能となり、最終的に資格取得となります。

 

カナダの保育園で働くためのステップ

カナダ(BC州)にて保育士として働くまでの主なステップは下記の通りです。

 

① 中~上級レベルの英語力を身に付ける。(ECEコースの入学基準目安はIELTS5.5~)
② カレッジ(専門学校)に通ってECEを取得する。(語学力がある方はここからスタート)
③ 働けるビザを取得し、就労先を決める。

 

ここで重要なのは、「資格があればいつでも働ける!」というわけではない点です。

いずれの職種であってもカナダで働くためには、合法な就労ビザを持っていることが必須条件となります。

一般的に日本人の方がカナダで働くにあたり可能性として挙げられるビザは下記の3通りです。

 

1. ワーキングホリデービザ(難易度:★☆☆)

18~30歳までの方でこれまでカナダでのワーホリ経験が無い方が申請の対象です。

 

2. ポストグラデュエートビザ(難易度:★★☆)

カナダが定めた大学に8ヶ月以上通学すると申請可能です。一般的には履修したコースの期間と同じ期間の取得が可能ですが、上限は3年となります。

 

3. 雇用先限定の就労ビザ(難易度:★★★)

フルタイムでの雇用先がスポンサーとなることで取得できるワークビザです。スポンサー雇用先のみでしか働くことはできません。

 

上記いずれかのビザを使って現地の保育施設で働き、実習先に正式雇用されればそのまま現地就職となります。

その後、規定の就労時間を満たせば永住権申請が可能になるという流れです。

決して楽な道のりではありませんが、それでも資格が無い・英語ができない留学生に比べれば、圧倒的に永住権への道は近いと言えます。

 

ECEプログラムを開講している学校の紹介


Sprott Shaw College は、バンクーバーを中心に、複数のキャンパスを展開するカナダの有名カレッジです。

 

ECEについては、35週間のコース(サティフィケート)+10週間の実習で構成されるEarly Childhood Education Basic(ECE Basic)及び59週間のコース(ディプロマ)+18週間の実習で格子柄されるEarly Childhood Education(ECE)の2種類から選択可能です。

授業で学んだ知識やスキルをカナダ現地の保育園や幼稚園での研修でしっかりとトレーニングしていきます。研修先の決定に当たり、レジュメやカバーレター、面接の練習なども行います。

また、3歳児以下のInfant & Toddlerを対象とした内容のプログラムや、スペシャルニーズのある子供を対象としたプログラムも提供しているため、幅広い幼児教育施設での活躍が期待できます。

 

 

保育士としてのスキルアップを目指す方、カナダで子供に関わる仕事をしてみたい方、そして将来的に海外移住を目指す方、ぜひ新しい一歩を踏み出すためにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

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