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コロナ禍で買い物をする際のウイルス感染・拡大予防策「第2弾!」消費者である私達が注意したい7つのこと!

公開:2020/04/20 著者:坂元 ちひろ 5903 Views

こんにちは、カナダ在住のちひろです。

緊急事態宣言の発令下では通勤や通院を除き、人々の外出機会は主に食料・日用品の買い出しとなっています。以前、新型コロナウイルス対策として、外出自粛中の買い物時に心がけたい3つのポイントをご紹介しました。

そのコラム内では、「買い物の頻度を減らすこと、買い物リストを用意すること、キャッシュレス決済」という3例をシェアしています。

 

 

私が住んでいる地域では、その後も感染拡大を防ぐために続々と買い物時の新ルールが発表されています。

そこで本日は、前回ご紹介した3例のアップデート版ということで、「新型コロナウイルス蔓延の渦中で、消費者が買い物時に心がけたい7つのこと」をまとめたく筆を取りました。

① 営業時間の変更有無を確認

新型コロナウイルス対策のため、店舗側の業務内容は通常よりも増えています。品薄商品の補充や買い物カゴ・カートの消毒、飛沫感染防止のショーケース設置など、営業時間外に済まさなければならない作業も多いです。

そこで、一部店舗では営業時間の変更や短縮が実施されています。営業時間に変更はなくても、開店から1時間は年配者や身体にハンディキャップを抱える人のみが入店できる時間帯を設けている店舗もあります。

 

→「Food Basics」というスーパーの一部店舗でも、特定のお客さんを優先案内しています。

 

私は先日、営業時間の変更有無を確認せずに家を出てしまいました。スーパーに到着して初めて、その日の営業時間がすでに終了していることを知り、お店をハシゴする羽目になりました。

出先での長時間滞在は、言うまでもなく感染リスクを高めることにつながります。

買い物へ出かける際は、店舗のホームページや電話で営業時間や内容がイレギュラーになっていないか確認しておくと、不用意な移動を避けることができます。

 

② 感染症対策の実施レベルを把握

お店によって、感染症対策のレベルに差が出てきました。例えば、上記でご紹介した営業内容の変更以外にも以下の対策を行っている店舗もあります。

 

・店内に警備員や消毒液の配置
・バイキング形式の惣菜売り場撤去
・買い物カゴの即時消毒

 

これらが徹底できている店舗は、対策レベルが高いと言うことができるでしょう。お店の感染症対策に懸念があるならば、自分で消毒液を持ち歩いたり手袋を着用したりするなどの工夫が必要になります。

それでもなお心配が残る場合は、ネットショッピングに切り替えて実店舗へ足を運ぶのを控える選択肢があります。

さらに、新型コロナウイルス対策を徹底している別のお店を探すのも一案ですが、本音としては買い物し慣れた馴染みのお店でショッピングをしたいところです。

 

→ 店内の滞留人数をコントロールする警備員。

 

③ 店内には1人で入る

スーパー内でまず意識したいのは、他人との距離を確保することです。オンタリオ州ではソーシャルディスタンシング(物理的距離)は2メートルを取るよう要請されています。

最寄りの店舗では、外出自粛が始まった当初は買い物時の人数制限はありませんでした。しかし、数日前からは一人で買い物を済ませることが推奨されています。これは、1グループあたりの人数が増えれば増えるほど人が縦横に広がってしまい、他の顧客グループとの距離を保つことが難しくなるからです。

また、買い物客の総数を減らすことで、万が一店内に保菌者がいたとしても感染被害を最小限に抑えることができます。

 

→ 警備員の合図が出るまで店外で一人ずつ間隔を取って待機します。

 

近頃は、子供やお年寄りと一緒に買い物をしている人を本当に見かけなくなりました。逆に、敷地内に駐車した車でグループの代表者が買い物を済ませるのを待っている人の姿が目立つ今日この頃です。

また、営業時間の短縮に伴い、混雑時間も通常とは異なっているように感じます。混み合う店内では、他人との距離を確保することに苦労します。

可能な範囲で、混雑が予想される時間帯の買い物を避けるのが無難でしょう。

 

④ エコバックは洗って消毒

カナダでは日本よりもエコバックの利用が浸透しています。通常であれば、レジ袋の消費は環境保全の観点から推奨されていません。

しかし、「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためには、レジ袋を使用する方が賢明だ。」という意見も一部で上がり始めました。

 

エコバックは使用する度に洗って消毒しない限り、菌が付着したままになっている可能性があるからです。

 

そこで、エコバック利用者に対しては自宅に帰ったらすぐに洗濯・消毒をして、常に清潔な状態で持ち運びすることが勧められています。

 

⑤ 生鮮食品は鮮度管理できる量だけを購入

オンタリオ州では食料品の買い出しは、週1回にとどめるように提言されています。この要請が出回った当初は、生鮮食品の管理がうまくできずに食品を腐らせてしまい大量破棄する人が一部に存在していました。

栄養バランスを摂ろうとするとついつい、肉や野菜・果物などの新鮮な食品に手が伸びがちです。しかし、買い物の際は「1週間に食べる量」ではなく、「1週間、鮮度を保って管理できる量」という視点もあると食品の腐敗を防ぐことができるかもしれません。

例えば、トマトの代わりにトマト缶を選んでみたり、生魚を一つ減らしてツナ缶にしてみたりするなど、保存食品を組み合わせる手があります。人工甘味料や保存料が気になる場合は、冷凍のカット野菜やフルーツ、干物、乾物といった無添加(もしくはそれに近い)商品を選ぶと良いでしょう。

 

→ 左から、トマトソース、コーン缶、ツナ缶。

 

⑥ 加工食品は食器を用いて口にする

梱包やパッキングされていない野菜などを消費する際は、調理前によく洗うようにアドバイスがなされています。では、加工・調理済みの商品はどのように扱えば良いでしょうか?

一部のガイドラインでは自宅に商品を持ち帰った後、除菌シートでパッケージを拭き上げる方法が推奨されています。しかし、世帯人数が多い家庭では、そこまで手が回らないという声も上がっています。

 

そんな時は最低でも、手づかみで食べ物を口に運ぶ行為だけは避けたいところです。

 

食事前にどれだけ手洗いを徹底しても、その手で菌が付着した箱や袋に再度触れてしまっては意味がありません。

念には念を入れて、スナック菓子であればお箸で食べたりペットボトル飲料ならばコップに移してから飲んだりできると理想的です。

 

⑦ 転売目的の商品購入は厳禁

リモートワーク(テレワーク)を実施できている人がいる一方で、国民の生活に必要不可欠な現場で仕事を続けている人が多くいます。

医療現場や接客業界は深刻なマスク・手袋不足に悩まされています。一部の地域では、衛生品使用の緊急性が高くない人は購入を控えるようにアナウンスされています。そうは言っても、予防の観点からは誰もがマスクを必要としています。

私個人が偉そうに「マスクは医療現場に回しましょう!」と言うのも少し違う気がするので、せめて転売活動にだけは言及しておきたいと思います。

 

政府は転売目的のマスク購入を禁じていますが、監視の目を盗んで依然として高額転売活動をする人が後を絶ちません。

なんとなくお小遣い稼ぎのつもりで転売しているのかもしれません。

しかし、感染リスクを冒して社会を回し続けてくれている人々が、正規の値段で衛生品を手に入れられるよう社会全体で協力していく姿勢が必要です。

 

→ 一人一人が節度ある行動を心がけたいです。

 

【まとめ】 気の緩みにも注意が必要!

 

もしかすると、今回のコラムは主婦(主夫)の方々にとっては、当たり前の内容も多く含まれていたかもしれません。

しかし、私はこれまでホームステイ生活が長く、自分で買い物をする機会が少なかったこともあり、政府や保健所から発信された感染予防策は思いもよらぬものばかりでした。

前回の記事では、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授の言葉をお借りして「新型コロナウイルスが自分のすぐそばにいるかもしれないと自覚することがまずは大切」と、総括をさせていただきました。

 

日を追うごとに、具体的な対策がアップデートされていきますが、根本にあるものは何も変わっていません。

一瞬の気の緩みが新型コロナウイルス感染につながってしまう可能性があります。1日も早い事態収束を願いつつ、引き続き警戒心を高めていきたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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