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カナダの街と街をつなぐVIAレールの詳細と利用してみた感想!

公開:2021/06/27 著者:笹森 遥 2412 Views

こんにちは、ハルです!

現在、モントリオールでは6月頭でもう気温が20度を超えることが多くなってきました。ただ、ここはモントリオールで、急に気温がグッと下がることもよくありますね。

みんなカナダ、特にトロントやモントリオールなんかに来ると、初めは風邪を引くようです。

 

さて、今回はカナダの街を結ぶ鉄道、VIAレールをご紹介したいと思います。

私はトロントに住み、今はモントリオールに滞在しているのですが、私のパートナーの実家がケベック(モントリオールの隣街)にあり、行くことが多いんです。

そこでの移動手段の一つとして利用してみたので、今回はモントリオールからケベックシティの移動手段の解説とVIAレールについて詳しくお伝えしたいと思います!

トロント・モントリオールからケベックシティへの移動手段

まずは、ケベックシティへの移動手段について解説します。

 

車で移動

トロントからケベックまで行くと、約6~7時間でいけます。

私たちは2人とも運転できるので、車移動でも楽ちんでしたよ!

また、モントリオールからだと約3時間近くなるので、もし車を持っているなら車で行くのが1番楽かもしれないですね。

 

バスで移動

トロントからモントリオールまではMEGAバスという2階建てのバスがあり、そちらを予約して行くこともできます。約6時間で到着します。

途中の街でストップすることもあるので、自分の車やレンタカーで行ったほうが早いです。レンタカーを借りるよりは安く済むことがほとんどなので、車無しの方には大変おすすめです。

私のモントリオールへの引っ越しの記事に詳しく載せてありますので、以前の記事をご覧ください。モントリオールからケベックシティへのバスもあるようですが、便数が少なく高いので利用したことはありません。

 

 

カープーリングで移動

カープーリングとは相乗りのことです。フェイスブックやカープーリングのアプリを使うと車持ちの方達が、「誰か一緒に乗りませんか?」と行き先を添えて募集しています。

ただ、トロントからモントリオールは、なかなか遠いのであまり募集している方を見つけるのが大変です。また、途中でトイレに行きたい、何か食べ物を買いたいなんてことがあると思いますが、そういう面では気を使いますし不便です。

ただ、モントリオールからケベックシティ間は3時間と短いので、大変オススメです。金額としては、$30~40くらいで行けます。

 

鉄道(VIAレール)で移動

VIAレールはトロントからケベックシティまで行けますが、もちろん時期にもよりますがお値段がなかなか高いんです。また、一つ一つの駅に止まるので、車よりも時間がかかります。

ただし、車内にはトイレもついていて、席もそんなに狭くなく、車内販売もあるので電車旅として捉えるなら楽しいです。

なお、VIAレールで移動する方法は、以下でも詳しく解説します。

 

【豆知識!】トロントからケベックまでの最安値コース
トロントからMEGAバスを使ってモントリオールまで行き、モントリオールからカープーリングでケベックシティまでいくコースです。
もちろん時期によりバスのお値段は異なりますので、事前に確認してくださいね。

 

VIAトレインでモントリオールからケベックシティまで!

まずはVIAトレインのサイト(https://www.viarail.ca/en)でチケットを取ります。

当日に駅でも取れますが、満席などだと次まで待つことになりますし、駅も広く迷いやすいので先に取っておくのが良いと思います。

モントリオールのVIAレールの駅は、セントラルステーション内にあります。

 

まずセントラルステーションまで行き、そこから駅内を10分ほど歩くとVIAレールの駅に辿り着きます。

このサブウェイのセントラルステーションからVIAレール駅までの移動は、なかなか迷いやすいので注意です。

とにかく時間に余裕を持っていくことをオススメします。

 

→ VIAレール駅構内の風景。

 

チケットに書いてあるナンバーの所へ行くと、駅員さんたちがいるのでチケットを見せてホームに向かいます。

電車内は基本どこに座ってもよく、私たちは2人でしたがボックスシートをゲットしました!これも行動が遅いと、席が埋まってしまうので注意ですね。

電車が動き出し、「さあ出発だ!」と思うじゃないですか。少しのんびり動き出した後に、今まで来た方向に戻るんです。そして、またケベックシティ方面に動き出し、また戻る…。

 

もう乗っている皆さん困惑でした。(笑)最終的に分かったのですが、何回もレールを変えて、ケベックシティ方面のレールに車輪を移動する行為だったみたいです。

大きな駅なので納得ですが、日本では経験したことがないと思いますので、「故障しているんじゃないの?大丈夫?」驚かないでくださいね。(笑)

また、車内にはコンセントやトイレはありますが、Wi-Fiはありませんでした。電車が動き出すと、すぐに車内販売が来ます。

 

→ 車内販売のメニューはこんな感じです。

 

車内販売は基本何でもありますが、お値段も上がりますし、日本の新幹線で売っているお弁当とは天と地の差があります。

ですので、自分で何か作って持って行くなり、とにかく駅に到着しておいてVIAレール乗車前に何かゲットしておくのを強くオススメします。

ちなみに、私が頼んだのは 「Plate with high protein products ($10)」とコーヒーです。

 

→ 私が実際に購入した食べ物。

 

上写真は実際に私が注文した食べ物ですが、二つの茹で卵と、4枚のナン、アボカドペーストにチリソースとソルト&ペッパー、お手拭きです。

他のメニューも全部このようにパッキングされたもので、冷蔵保管されているので冷たいです。(笑)飛行機の機内食のように暖められているわけではありません。

お味も普通に美味しかったですが、パンが冷た過ぎるのは悲しいですね…。(笑)

 

食べ物は持ち込めますので、ぜひ用意していってください。

電車移動の良いところは、車移動とは違い運転で疲れないこと、バスの狭い席で体が痛くならないこと、そして景色です。

バスや車だと高速道路を走りますが、このVIAレールが走るレールはかなり高速道路とは離れたところにあり、小さな森の真ん中にある住宅街が見られたり、綺麗な草原が見られます。

 

→ VIAレールの車窓から撮影。

 

カナダの広大な景色は、とても綺麗ですし癒されます。私が乗った際は、バスのようにうるさくもなく、とても快適でした。ケベックシティの方だと、記事の冒頭写真のように、たまに鹿が現れたりもしますよ。

ケベックシティ到着が近くなってくると、路線の関係もあってか遠回りするので、気長に到着するのを待ちましょう。

ケベックシティにはこのVIAレール以外電車は通っておらず、街中の移動は基本バスになります。ちなみに、ケベックシティのVIAレールの駅も素敵ですよ!

 

ケベックシティからモントリオールに帰る際も利用しましたが、車内構造は基本同じ感じでした。車内のデザインが少しだけ違いましたが、古い型か新しいものかの違いかと思います。

行きの電車はケベックシティが最終地点だったので、寝過ごすことはありませんでした。しかし、帰りの電車はオタワ(モントリオールとトロントの間の街)が最終地点だったので、疲れて寝ていたりする際は注意が必要です。

オタワまで行ってしまって、そこからモントリオールに戻るのはなかなか遠いですよ!新幹線に例えると、「のぞみ」に乗って新横浜を出たら名古屋まで停まらないのと同じ感覚ですね!

 

【まとめ】 鉄道旅も楽しんでみませんか?

 

今回利用したVIAレールは、季節や状況によって大変お値段が変わって来ます。初めにお伝えした他の移動手段よりも優雅で楽ちんに移動ができますし、私たちは楽しめましたよ。

ちなみに、日本の新幹線や駅、サービスなんかのことは忘れて楽しんでくださいね!本当に海外に住んでいて思いますが、日本のサービスはすごいです。それらが当たり前だと思っていた昔の自分は贅沢だったな…と思います。

鉄道を利用しての移動は、日本では見られない景色をゆっくり見られるのが最大のオススメポイントです。今後のバケーションの参考になれば幸いです。

 

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