英語圏以外の国への留学に挑戦してみよう!~スペイン語圏編~ | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

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英語圏以外の国への留学に挑戦してみよう!~スペイン語圏編~

公開:2022/09/25 著者:高橋 美沙季 329 Views

今回の記事では、今狙い目の英語圏以外への国への留学に関する情報をお届けしたいと思います!第一弾は「スペイン語圏への留学特集」です。

スペイン語を勉強しに留学したいと考えている方は多くいらっしゃるかと思います。でも、多くの人が「スペイン語学留学=スペイン留学」だと考えているのではないでしょうか。実は、スペイン語を学ぶための留学にはスペイン以外にもたくさんの行き先があることをご存知でしょうか?

それもそのはず、スペイン語が話されている国は、スペインを含めて世界に21カ国もあるのです!そこでまずはスペイン語が公用語として話されている国の中で、特に留学におすすめの国をおさらいしておきましょう。

① メキシコ

 

中南米に位置する太陽の国メキシコは、メキシコはスペイン語圏の国の中でも最も人口の多い国なんです。また、適度にアメリカの文化も入り込んでいることから英語が通じる地域もあり、英語をすでに習得している人が困った時に英語を使ってコミュニケーションをとることができるのも安心できます。

また、語学だけではなく歴史や文などを学びに行くためにメキシコを訪れる人も多くいます。古代マヤ文明やアステカ文明が栄えた土地でもあり、世界三大料理でもあるメキシコ料理をいただくのも一つの楽しみですよね。

休みの日やプライベートでは、現地で盛んなサッカーやマリンスポーツを嗜むのも勉強の合間の息抜きにオススメです!

 

② キューバ

 

美しいビーチ、カリブ海の島国であるキューバは、社会主義国であるが故留学事情について詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。また、ビーチのイメージが強いキューバですが、内陸部には数多くの世界遺産で溢れています。

資本主義にはない社会主義国に流れる独特でゆったりとした雰囲気を味わえるのも、日本から留学する人にとっては貴重な体験でしょう。

基本的に日本から海外留学をする人の多くは、日本と同じ資本主義国を選ぶことが多いです。社会体制の異なる国で長期滞在することは人生において貴重な経験となること間違いなしです。

 

ちなみに、2015年よりアメリカとの国交が正常化されたことで、昔から続くキューバだけの街並みや文化などがじわじわと変わっているようです。「本来のキューバ」を見ておきたい方は、ぜひお早めにキューバ留学を検討してみてください。

キューバの有名な都市といえば「ハバナ」でしょう。アメリカで熱狂的人気のあるシンガーであるカミラ・カベロは、キューバ出身。彼女を有名にした曲に「Havana」という曲がありますね。

ハバナの人たちは音楽をこよなく愛し、「キューバ音楽」というジャンルがあるほどです。街の至る所で路上演奏がされていますよ。スペイン語以外に文化やアート、音楽について学びたい方にもおすすめの留学先です。

 

③ グアテマラ

 

グアテマラにスペイン語留学!?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実はアンティグアなどの都市は街全体が世界遺産に登録されていてとっても素敵なんです。そのため街は観光客で賑わっており、大きなスーパーや市場、ジムや図書館などの生活に必要な商業施設がコンパクトに集まっていてとても生活がしやすいそうです。

また、グアテマラの人たちが話すスペイン語は、訛りがほとんどないということもスペイン語習得を目指す人たちにはおすすめポイントです。

本場スペインに留学することに憧れを抱く方も多いかと思いますが、グアテマラであれば格安で、しかもマンツーマンのみっちりスペイン語漬け生活を送ることができるそうです。気候にも恵まれており、一年を通して平均気温が20度前後と非常に過ごしやすいのもいいですね。

 

④ ペルー

 

ペルーといえば、古代遺跡や空中都市のあるなんとも神秘的な国。死ぬまでに一度はあの「マチュピチュ」に行ってみたいと思う人もいらっしゃるのではないでしょうか。

観光地のイメージが強いペルーですが、実はスペイン語留学にとてもおすすめなんです。一つ目の理由は、移民の多い多民族国家であること。国民のうち45%が先住民を先祖としており、混血は37%、欧米系は15%です。また、公用語はスペイン語とケチュア語、その他にもアイマラ語という言語を話す人たちもいます。

さらに、忘れてはならないのが「マチュピチュ遺跡」や「ナスカの地上絵」などの古代文化です。

 

大昔、インカ帝国が栄えたペルーには今も数多くの遺跡が残っており、毎年世界中から多くの観光客が訪れます。スペイン語を学ぶために訪れるのはもちろん、歴史学や考古学の研究で訪れる学生や研究者も多くいます。

また、100年ほど前に日本からの移民がペルーに多く渡ったことから、現地には日系人も多く暮らしています。

そのためペルーの人たちは日本人に親近感を覚えるようです。首都のリマや栄えているクスコでは日本料理のお店や、日本料理をペルー風に変化させた料理店なども多く点在しています。

 

⑤ コロンビア

 

コロンビアという国に、皆さんはどんなイメージを持っていますか?もしかしたら、治安があまり良くなくて危険なイメージが強い…と思われる方もいるのではないでしょうか?

確かに、コロンビアの治安は日本や北欧諸国などの治安のいいとされる国と比べると、あまり良くはないでしょう。しかし、どんな国にも近づいてはいけない場所と安全な場所があるように、コロンビアでも危険な場所にさえ近づかなければ充実した安全な留学生活を送ることができます。

また、日本人にとってほとんど馴染みのない国だからこそ、「危険」というイメージを持ってしまいがちなところもあります。誰でも、知らない土地には用心してしまいますもんね。そこで、ほとんど知られていない留学先としてのコロンビアの魅力をここで紹介します。

 

コロンビア留学の魅力の一つ目は、物価の安さです!コロンビアでは、日本では高くて日常的には手に入らないマンゴーなどの高級フルーツが100円で手に入ります。また、日本では輸入されない珍しい南国フルーツや新鮮な野菜も格安で毎日食べることができます。

学生として留学をすると毎日の昼食代にお金がかかり金欠で過ごすなんてこともよくある話ですが、コロンビアの大学の食堂などでは野菜、メイン、主食やデザートもついたランチプレートを一食400円以下で食べることが可能です。

また、コロンビアをはじめとした南米で話されているスペイン語は、スペインで話されているスペイン語よりも文法がシンプルです。特に厄介な「人称の活用」の部分で、スペインのスペイン語では複雑な文法をコロンビアでは覚える必要がないのです。

 

せっかくスペインでしか使用されない文法を学んだとしても、それは南米の国々では使用されないため、将来的に南米で話されているスペイン語を使用していきたいと考えている人は元から南米のスペイン語を学習するべきです。

また、南米のスペイン語圏の国々の間では、コロンビアで話されるスペイン語のアクセントが魅力的なのだそうです。そのコロンビア特有のスペイン語のアクセントは、「パイサ」と呼ばれます。

さらに、コロンビア人の国民性に留学中救われたという人がたくさんいるようです。コロンビアの人たちはとにかくいつも笑顔で人懐っこく、ハッピーオーラで溢れているそう。全く知らない人にもどんどん笑顔で話しかけます。

 

語学学校の授業や大学の授業で慣れないスペイン語で会話をしていると、「君、スペイン語の発音がすごく綺麗だね!」「もうそんなに話せるの?最高だな!」など、誰かを褒めること国民性があるそうです。

そのため、スペイン語初心者でも自信を持って人前で話せるようになる人が多いそうです。

コロンビアには、私たちが知らなかった魅力がたくさん詰まっていますね。

 

⑥ コスタリカ

 

最後におすすめするスペイン語圏の留学先はコスタリカです。「Costarica」はスペイン語で「豊かな海岸」という意味を持ちます。

そんなコスタリカはその名の通り、豊かな自然と肥沃な大地、美しい海を持つ国です。平均気温は25~30度で、温暖な気候が特徴です。

そんな豊かな自然を守るために、コスタリカの土地の4分の1は自然保護区域となっています。また、国が地球環境問題に積極的に取り組んでいる国としても知られています。

 

コスタリカに暮らす人たちの約95%がスペイン系と先住民族の子孫です。昔スペインの植民地であったコスタリカは、中米の国家の中でも最も民主主義の進んだ国へと進化しています。また、1949年からは国が軍を編成することが禁じられており、それ以来一度も軍を持ったことはありません。このことから、平和国家とも言われています。

観光地としても人気のコスタリカ。夜の一人歩きや遊びに行く場所として危険とされている地域を除けば、中南米の中でも治安はいい方です。リゾート地でのステイやスキューバダイビングや素潜りなどのマリンスポーツ、ジャングルのツアーなどのアクティビティが盛んで、世界中から多くの観光客が訪れます。

語学学校や大学が休みの日には、コスタリカの大自然を感じる活動に参加してみるのもいいですね。エコ活動やボランティア、自然保護などの活動にも積極的に参加してみてもいいかもしれません。

 

スペイン語を学習する魅力って?

最後にスペイン語を学習するメリットや魅力を3点紹介したいと思います。

 

魅力① 話者数の多さ

2022年現在、世界中でスペイン語を話す人の人口は約4億6千万人。世界第一位の中国語に続いて、世界で2番目に話者数の多い言語とされています。

ちなみに、第3位が多くの人が学習している英語なんですね。そして、インターネット上で使用されている言語としても英語と中国語に続いて世界第3位なのです。

日本と中南米の国々は今後、ビジネスのやりとりが盛んになると期待されていることもあり、就職の際などにスペイン語を話せることをアピールするととても有利に働きます。

 

魅力② 日本人にとってわかりやすい発音や文法

スペイン語の発音は基本的にローマ字読みであるため、日本人にとって非常に発音しやすいです。英語のように母音の発音が単語ごとに読み方が違うということもないので、見たままを発音すればいいのです。

また、英語ほど文法ルールが厳しくありません。主語の位置が厳密に決まっていなかったりします。例えば、肯定文と疑問文で主語の位置が同じでも通じてしまう…など。

また、動詞の活用を見れば主語が誰なのかを判断できる言語なので、英語のように主語をわざわざ言う必要もなかったりします。

 

魅力③ スペイン語圏の文化

スペイン語を学ぶ最大の魅力はこれでしょう!スペイン語が話されている国は世界に20カ国以上あり、ヨーロッパのスペインをはじめ中南米、南米地域のほとんどの国でスペイン語が公用語です。

しかし、それぞれの国にはそれぞれのスペイン語発音や訛り、イントネーションが存在しており、それらを知るのもまた楽しみの一つとも言えます。

スペイン語圏各国の音楽や映画、アート、建築物やお芝居などに親しむためにスペイン語を学んでいるという人もたくさんいます。実は筆者自身も、スペインや南米諸国の音楽や文化、アートに非常に興味があるため大学生の頃の第二言語としてスペイン語を選択して以来ずっと勉強を続けています。現在は簡単な日常会話はできるようになってきました。

 

スペイン語圏への留学にチャレンジしてみませんか?

ここまで、スペイン語を学びたい人たちむけにスペイン以外の留学先として中南米、南米地域のおすすめの国をたくさん紹介してきました。如何でしたでしょうか?

日本人には馴染みの深くない南米諸国への留学の魅力を知る機会になったらいいなと思います。

次回からは、今回紹介したスペイン語圏の留学先の語学学校情報や生活情報を一つ一つ詳しくみていきたいと思います。実際に中南米や南米の語学学校への留学を検討している方は、是非ご覧になってください。

 

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