今回の記事のテーマは、「ニュージーランド留学中に驚いたびっくりエピソード集」と言うことで、普段暮らしている日本での生活では経験することのないことや、見ることのない光景を紹介していきたいと思います。
私がニュージーランドのウェリントンに留学中に起きた実際のエピソードを紹介していくので、とてもリアルなのではないかと思います。
ニュージーランドに住む人たちは、「日常を生き急いでいたら人生を謳歌できない。」をモットーとしています。
一日1日を焦らず、必ずほっと一息ついて「今」に集中できるような生活を好み、実践しています。そんなKiwi (ニュージーランド人)たちの日常では、「え?こんなことありなの?」、「羨ましいな〜。」、そして心がほっこりとするようなサプライズに溢れていました。
さまざまなエピソードを紹介していきますが、そのほとんどはニュージーランドらしい心が暖かくなるようなエピソードです。中にはギョッとするような例外もありますが…。
そんなKiwiたちと同じように、スローでEasyなライフスタイルや価値観を私たちの普段の生活にも取り入れることができたらいいなと思ってもらえたら幸いです。
エピソード① 家の中の家具や家電がとにかく上!上!上!
留学初日。初めてホストファミリーと顔を合わせて早速家の中のルームツアーをしてもらいました。
リビングルームからダイニングルーム、バスルーム、自分の部屋、庭へと進むうちに私はある違和感に気がつきます。
「あれ…? この家、ドアノブがない…?」家中にあるドアノブがなぜか見当たらず。ドアの上の方を見てみると…。
何と!家の中のドアノブが全て、私の頭よりはるか上に設置されていたんです!
私の身長は日本でも小さめの154cmほどなので余計に驚いたのですが、それにしても何でこんなに高いところにドアノブがあるのか!(笑)
お陰で、ドアを開けるときは手をピンと伸ばしてドアノブを引かなければいけません。手が物でふさがっている時は、ドアを開けたり閉めたりするのが一苦労でした。まるで、小人の家にすんっでいるかのよう!(笑)
そして、高いところにあるのはドアノブだけではありません。
キッチンでは電子レンジや食器が、バスルームでは鏡の位置が高い高い!(笑)
確かに、私がお世話になったホストファミリーはみんな身長が高く、特にホストブラザーの二人は身長185cm越えだったので全てのドアノブ、家具や家電の位置が高いのには納得です。
特に私が苦労したのが電子レンジを使う時。ドアのようにただ開けたり閉めたりするだけならまだ問題ないのですが、電子レンジは食べ物と食器を奥に入れてボタンを押さなければいけないですよね。
そのため、電子レンジを使うときは面倒ですが椅子を移動させて足場にするか、近くにホストファミリーがいるときは秒数を頼んでやってもらっていました!
以前アメリカに短期間ホームステイをしたこともあるのですが、その際は家具家電が高いところにはありませんでした。
今回のニュージーランド留学での体験となりますが、「正直びっくり!」しました。
家の中ではたくさん背伸びをして過ごしていたので、もしかしたら留学を終えた直後は身長が少し伸びていたかもしれません!?(笑)

→ ホストファミリーとの一枚。
エピソード② 飲み物は基本ぬるい
ニュージーランド生活がスタートし、初めての休日を迎えた日でした。その日は近くの街でお祭りがあり、一緒に渡航した仲間達とみんなで遊びに行ってみることにしました。
すごく晴れていて気温が高く、秋なのに半袖で向かったのを覚えています。地元の人たちのダンスやショー、アカペラなどのパフォーマンスで街は大盛り上がり。路面店もたくさん出ていて、日本の縁日に近い物でした。
一日中歩き回っていたため気づいたら喉が渇いていた私たちは、近くのコンビニエンスストアを探して入りました。路面店で素敵な古着屋アクセサリーを夢中で見ていた私たちは、気づいた頃には喉がカラカラ。
コンビニに入り、飲み物売り場に行き炭酸飲料を手に取ると…。ぬ、ぬるい!
日本のコンビニのようにしっかりとショーケースの中に売られているのに、なぜか飲み物がぬるいのです。自分が手に取った飲み物だけがまだ仕入れた手でぬるいのかと思った私は他の商品を手に取りました。しかし、これもぬるい!
でも、本当に喉が渇いていたし今から他のコンビニを探すのも面倒くさかった私たちは、諦めてそのぬるい飲み物を購入しました。
そして、ニュージーランドで生活を続けていくにつれ、あることに気づいたのです。
基本的に、(あくまでウェリントンでの経験ですが)ニュージーランドのコンビニや小さなスーパーで売られているペットボトルや瓶の飲料水は、基本的にキンキンには冷やされていることがないという事実に…。
もしかして、冷房を使いすぎないように、環境のためだったりするのでしょうか?日本で暮らしていると、コンビニで買ったジュースやお茶などは近々に冷やしてあるのが当たり前だったので、なかなか慣れるのに時間がかかりました。
体にも冷たすぎる飲み物はよくないので、本当はニュージーランドのような売り方の方が適切なのかもしれませんね。でも、あの熱いお祭りの日だけは、冷えた炭酸水を飲みたかったです!(笑)
ちなみに、ニュージーランドの家庭でもあまり冷たい飲み物は飲まないイメージが強いです。私がステイしていた家では基本的に冷凍庫に氷は常備されていませんでした。…と言うか、製氷マシーンを見なかったかも…。
レストランやバーなどに行っても、飲み物に氷が入って出てくることはほとんどなかったです。日本では、夏の終わりの暑い日には最初に出てくるお水やお茶の中に氷が入ってくることもありますよね。
おそらく、ニュージーランドは湿度や湿気が少なく、夏場も日本ほどは暑い日が少ないため、氷で飲み物を近々に冷やすと言うことが一般的ではないのかもしれませんね。あくまで私の予想ですが…。
私は個人的に一年中冷たい飲み物を飲みたい派なので、ニュージーランドに滞在していた期間中は冷たい飲み物を口にすることができないことが地味に辛かったです…。(笑)
エピソード③ 晴れていても暴風、毎日暴風
このエピソードは、私が留学していたウェリントンで特に有名なお話です。留学エージェントや大学や専門学校の留学フェア、説明会などに参加するとニュージーランド留学専門の方がいらしてくれることがあります。
その際、ウェリントンのことを説明してくれる時、必ずと言っていいほど殆どの人が「ウェリントンの風は本当に強い。」と言います。
それと一緒にもう1つ言われるのが、「傘は通用しないから買わなくていい。代わりにレインコートやウィンドブレーカーを。」です。最初は本当にそんなに強いのかな?と疑いましたが、実際に現地について住んでみるとその風の強さに驚きました。しかも、晴れていても!
そして、暴風の頻度が高い。平均したら1週間に3日は強風の日があるのではないかと思うくらい強風の日が多いです。現地で出会った留学生の友達は、ある強風の日の夕方薄暗くなってきた頃に帰路についていた時に前から何か大きな箱のようなものが飛んできたそうです。
でも、風が強くて目を開けられず、顔を下に向けた時その大きな箱が頭にぶつかってきたそう!なんと、その箱は住民が家の前に設置している大きなゴミ箱!
ごみ収集時の日にこのゴミ箱に家全体のゴミを入れておくと、収集車が来て持っていってくれるのですが、そのゴミ箱は結構大きいものです。高さ120cmほどで、重さも大人の男の人が一人でやっと抱えられるくらいのものです。
歩いている時に大きなものが飛んでくるなんて危ないですよね!その友達はその事件の次の日、たんこぶをおでこに作って登校してきました。(泣)
ウェリントンの風の強さは国全体でも有名で、町の中心部から少し離れた山の付近には「HOLLYWOOD」を文字った標識が立てられています。この文字が強風に吹かれて飛んでいってしまっている風の標識になっているんです!
強風の街と言うことを面白おかしくアートで表しているところが、何ともニュージーランドらしいですよね。

出典: https://brownpoliticalreview.org/2020/12/the-rise-of-wellywood/
ウェリントンに留学やワーキングホリデーで長期間ステイをする場合は、必ずレインコートかウィンドブレーカーを購入して持っていきましょう。
傘を持って歩くのはとても危険です。傘自体指すことが難しいですし、強風が吹いた時に持っている傘が煽られて他の歩行者に当たってしまったりしては大変ですからね。
ウェリントンの街にはおしゃれなレインコートが売っているアウトドアショップがたくさんあるので、現地で好きなものを選ぶのもおすすめですよ!
毎日がとってもユニークなニュージーランド生活
留学前の準備や下調べは結構念入りにした方ですが、やっぱり実際に現地で生活してみないとわからないこと、知らないことはたくさんあるのだと心から思いました。
渡航前にどれだけ準備しても、現地でハプニングが起きたり、予想もしていなかったことが起きたりするのは当たり前、と思っていたらそんな出来事さえ楽しむことができますよ!
今回紹介した3つの出来事はまだまだ序の口です。実はニュージーランドらしいユニークで面白いびっくりすることはまだ他にもあります。次回の記事では、私が経験したびっくりエピソードの後編をお届けしたいと思います。お楽しみに!
ニュージーランド留学中に驚いたびっくりエピソード集【中編】
前回の記事に引き続き、びっくりエピソードの続編をお届けします。
まだ前回の記事をご覧になっていない方はぜひチェックしていただきたいのですが、ニュージーランド留学の日々は、日本に住んでいては想像もできない面白い経験が一杯でした。
今回の記事では、ますます日本では経験しないであろう敬遠と驚きエピソードを紹介していきたいと思います。
エピソード④ フルーツの安さに驚き!
ニュージーランド生活が始まって1週間が経とうとしていた頃、ようやく大学にも生活にも慣れてきました。お昼休みは仲良くなってきたクラスメイトと一緒にランチを取り、充実感もありました。
私の通っていた大学では、午前中に語学学校の英語の授業があり、午後にはテストや講義がある日もありました。午前中の語学学校の授業では途中20分間の休憩とお昼休憩があります。そんな休憩時間に日本では見ない光景がありました。
現地の大学生たちも集まっている「ハブ」と呼ばれるホールへコーヒーを買いに向かうと、大学生たちも休憩時間なのか、ハブに集まっていました。
彼らの様子を伺っていると、バナナ、りんご、ネクタリン (小さい桃)、キウイを手に持っています。多くの学生が片手にフルーツを持ち、それらにかぶりついているのです!
その光景を見た時の私の心の中は、「え!?皮剥かないし切りもしないの!?フォークは?手が汚れない?」とかんじたものです。(笑)しかし、現地の学生たちはお構いなしにフルーツを平らげていました。
これはおそらくニュージーランドに限ったことではなく、海外の大学キャンパスにいると多くの友人や先生がフルーツを持って歩いており、小腹が空いた時にかぶりついている光景を頻繁に見ます。
日本では、どんなフルーツも基本的に包丁や果物ナイフで皮を剥いて、何当分かに分けてから食べますよね。
海外ではあまりそう言う姿は見かけません。たとえ家にいたとしても、フルーツは丸かじりスタイルが一般的です。最初は手が汚れるし真似もしていなかったのですが、ニュージーランドの生活に慣れ親しんでいくうちに、自分も気づいたらフルーツを丸かじりスタイルに変わっていました!(笑)
私が特に好きだったフルーツは、先ほども少し触れた「ネクタリン」です。日本ではあまり見かけませんが、普通の桃を一回り小さくしたようなサイズ感です。ニュージーランドでは夏から秋の終わりにかけてたくさん収穫され、その時期にスーパーに行くと1つ0.5ドル、日本円で頃の約60円で買うことができました。
海外のフルーツは手軽で安いと、ファーストインパクトで感じるはずです!フルーツの丸かじりにすっかり慣れた私は、大学の帰りに毎日のようにスーパーに寄って、ネクタリンをたくさん買って帰るのが日課になっていました。
ちなみに、ニュージーランドの友人の話によると、ニュージーランドの大学生のカバンにはいつもバナナやりんごが入っているそうです。
確かに、現地の友人はいつもバナナを持ち歩いていてお腹が空いた時にパクッと食べていました。日本で住んでいる時に友達のカバンからバナナが出てきたら、少しびっくりしますが、現地では普通のことです。
ただし、分厚い教科書に潰されて、カバンの中でバナナやリンゴがぐちゃぐちゃになるのだけは注意ですね!(笑)

→ クラスでりんごやネクタリンを丸かじりずる姿は日常の光景です。
エピソード⑤ バスの運転手さんが突然姿を消す!?
こちらのエピソードは、日本ではそうそう起こることがないはずです。ある休日の午前中、友達と街でランチをする約束のため、家の前のバス停からいつものようにバスに乗りました。(ちなみに、ニュージーランドのバスは大体時間プラスマイナス5分以内には到着します!)
外の景色を見ながらバスに揺られていると、突然バス停ではないところでバスがストップしました。「あれ?どうしたんだろう?バスの調子でも悪いのかな?」と心配になった私は、運転手さんの方に身を乗り出しました。
すると見えたのは、バスからのこのこと降りていく運転手さんの姿…。「え?まだ目的地についてないよね!?」と驚いた私。一方、周りの乗客を見渡しても誰一人慌てていません。外を見ると、しっかりと安全地帯の中にバスが停車していました。
先程の運転手さんを見ると、バスから降りてすぐ近くのコンビニに入っていきます。私は何が起こったのか全く分かりませんでした。
なすすべもないまま数分間席に座って待っていると、運転手さんがコンビニから缶コーヒーとおやつを持って出てきました。そして席に戻ってくると、何事もなかったかのように、バスを出発させます。
「ま、まさか!ニュージーランドのバスの運転手さんは、目的地についていなくても途中下車してコンビニに行くことがあるのか…!?」と、本当に驚きました。(笑)
そして、どうやらそのようです。と言うのも、私がニュージーランドに留学中、そんな場面に複数回遭遇したからです。
日本だったらバスの運転手さんが乗客に何も言わずに途中下車してコンビニに寄ったら、どうなってしまうだろう…とふと考えました。おそらく非常事態だと思って警察に連絡を取る人や、その場で起こり出す人がいるでしょう。
日本であれば叩かれかねないバスの運転手さんの行動ですが、ところ変わってニュージーランドでは乗客の誰一人怒らず、ただ運転手さんが戻ってくるのを待つのみ。
何だか、本当に面白い違いですよね。最初はとても驚きましたがニュージーランドの「まあなんとかなるさ、大丈夫!」な精神を感じる面白エピソードでした。
エピソード⑥ バスに乗り間違えると目的地まで送ってくれる!?
バスに関するエピソードで面白いものがもう1つあります。その日は大学に遅くまで残って、次週に控えているプレゼンテーションの準備をしていました。
いつも乗るルートのバスはもう残っておらず、違う経路を通るバスで帰ることになりました。もう1人の友人も一緒の方向だったため、2人でいつもとは違うバス停でバスに乗り込みました。
一日中授業をした後に夜遅くまでプレゼンの準備をしていたため、バスに乗った途端眠くなってしまい、気づいた時にはいつもとは違う景色の場所についていました…。
もちろん、いつもとは異なる経路のバスに乗ったので外の景色が違うことは当たり前なのですが、それにしても見慣れている家の周辺とは違いすぎる景色。
乗客も私たちを含めて3人しかいなくなり、周りにも家がポツポツとある程度。だんだん不安になってきた私たちは運転手さんに目的地である「アイランドベイ」は通るか聞きました。
すると、「ノー!」という答えが…。こんなに夜遅くに、知らない土地についてしまった私たちはパニックに!下手したら最終バスになりかねません。すると、私たちの焦りに気が付いたのか、運転手さんが一言。
「もうこの後バスは街に戻らないからアイランドベイまで送ってあげるよ!」
な、なんと!そう言って運転手さんは特別に、ルート外であるアイランドベイまで私たちを送り届けてくれたのです!
今日中に家に辿り着かないのではないかと本当に焦ったのですが、心優しい運転手さんのお陰で、その日のうちには家に辿り着くことができました。
業務中に指定ルート以外の道を通ること自体、日本では絶対に許されないことですよね。この日の運転手さんには本当に救われました。

→ 運良くアイランドベイまで送ってもらいました…。
エピソード⑦ バスから下車するときは必ず「Cheers!」
次もニュージーランドのバスに関するものです。毎日朝晩長距離をバスで移動する日々だったため、私のニュージーランド留学中の面白エピソードはバスに関するものが多いのかもしれません。
ニュージーランド留学が始まり、大学に通い始めてからは毎日片道40分バスに揺られます。しかも、始発からほぼ終点近くまでです。その間に毎日いろんな乗客を見ます。
毎朝同じバス停から乗り込んでくる学生たちや出勤中の人、街へ買い物に行くおばあちゃん、おじいちゃん、ちいさい子供を連れた夫婦など。本当にさまざまな人種、年齢の人たちがバスに乗ってきますが、目的地で降車していく彼らには共通点があります。
それは、バスから降車する際に必ず運転手さんに向かって「Cheers!」と感謝の言葉を伝えること。
ニュージーランドのバスは前から乗って後ろから降車していくスタイルなので、降車するときに運転手さんの顔を見ることができません。しかも、後部座席に近い場所に降車専用ドアがあるため、運転席までの距離が遠いのです。
ですが、乗客たちは大きな声で必ず、「Cheers!」と伝えます。英語で「Cheers!」は、「ありがとう!」という意味です。その他にも、「大丈夫だよ。」、「オッケー。」、「じゃあね。」などの挨拶として使います。主に、ニュージーランドやオーストラリア、イギリスなどで多く使われる挨拶です。
残念ながら、日本でバスから降車する時、ニュージーランド人のように大きな声で全員が運転手さんに「ありがとう」と伝える光景はあまり見かけません。
この景色を見て、もちろん私も必ずバスから降りる時は、感謝の気持ちを「Cheers!」で伝えるようにしました。そして、日本に帰ってきてからも、運転手さんに「ありがとうございました。」を忘れずに伝えるようにしています。
「ありがとう。」という気持ちを言葉で伝えるという簡単なようでできていない、でも当たり前なことをニュージーランド人は毎日行っています。
ニュージーランドが安心できて人が優しい、居心地がいいと言われる理由はこういった部分に表れている思うエピソードでした。
留学生活と共に日本との色々な違いに気付く
私が実際に経験したことを元に、ニュージーランド留学中に起きたびっくりエピソードを新たに4つ紹介しました。
1つ目のフルーツ丸齧りスタイルは、フルーツが安くどこでも手に入り、無農薬でオーガニックのフルーツが多いニュージーランドならではのエピソードでしたね。
お陰で日本帰国後の現在でも、私はフルーツ丸かじりスタイルが定着しています。(笑)
その後3つはバスに関するエピソードを紹介しました。私のニュージーランドでの留学生活は、バスと共にあったと言っても過言ではないくらいバス移動をたくさんしていました。それだけ毎日バスに乗っていると面白い事件や体験もバスの中で起こります。(笑)
今思うと、素敵な運転手さんと、感謝の気持ちをしっかり伝えることができる乗客たちとの毎日のバスの旅は至福の時でした。
次回の記事で、ニュージーランド留学中のびっくりエピソード集は完結です。まだまだある留学中に経験したユニークな経験を紹介していきます。
ニュージーランド留学中に驚いたびっくりエピソード集【後編】
今回の記事のテーマも前回、前々回に引き続き、ニュージーランド留学中に驚いたびっくりエピソード集の続編です。
今回もニュージーランドでの心温まるエピソードや、日本では起こりそうもないユニークな事件を紹介していこうと思います。この経験をした当時は、もちろん動揺したり焦ったり、驚いたのですが、留学中って結構どんなことが起きても「何とかなるだろう精神」で切り抜けられます。(笑)
日本を出て長い期間海外の知らない土地で生活をすると決めたこと自体、ビッグな挑戦です!それだけに、現地では本当に色々なことが起こります。「一瞬一瞬を楽しんでいくぞー!」と言う心構えで留学をすると、毎日が楽しくなりますよ。
エピソード⑧ スケボーやキックボードで出勤!?
日本で学生が大学への登校する際、会社員が出勤する際に使うのは車や電車、バスなどの公共交通機関が主要ですよね。しかし、日本の常識は世界の常識…ではありません!ところ変われば登下校、出勤退勤の方法も様々です。
何とニュージーランドでは、特に会社員の人が職場に出かける際、その足としてスケートボードやキックボードを使っています!
ある日の朝、いつものように大学へ向かうバスの中で揺られ、外の景色を見ていました。信号が代わり、私が乗っていたバスが停車します。
すると、そのバスのすぐ横を何かが素早いスピードで通り抜けていきます。「何だ、今のは!?」と思い窓に顔を近づけて動いたものの方へ目を向けました。
すると、何とスタイリッシュなリュックを背負い、スーツを着た若い男の人がさっそうとスケートボードに乗ってバスや車の間をかけて行くではありませんか!
しかも車とバスの間は結構スレスレ。信号が赤のため車やバスは止まっていたのですが、それにしても狭い隙間をものすごいスイスイと駆け抜けていく姿には驚きました。日本で同じような光景を誰かが見たら、見慣れない映像のためギョッとする人が多いでしょう。
ニュージーランドには他にも、出勤にオーストラリア発祥の乗り物「ペニー」を使う人や、キックボードを使う人などがたくさんいます。朝の出勤時間は車が大変混雑することから、このような乗り物が好まれます。逆に日本のように自転車や原付のような乗り物に乗って出勤する人は少数派だったりします。
それにしても、ピチッと決めたスーツ姿で少年のようにスケートボードに乗るギャップと、そのクールな姿は一度見たら忘れられません。私もあんな風に職場に出勤してみたいです。
エピソード⑨ バーの入り口にはこわーい警備員
ニュージーランドの飲酒の法律は非常に厳しいです。私が留学をした時は、ちょうど成人式の20歳を迎えた年でした。そのため、ニュージーランドに行って美味しいクラフトビールやワインを飲むことを楽しみにしていました。
毎日大量の課題を持ち帰り、学期末のプロジェクトやプレゼンテーション、エッセイの準備に追われていましたが、土日は体も心も休める時です。
なるべく金曜日か土曜日の午前中にはやることを終わらせ、土曜の夜や日曜日の夜はお気に入りのバーに友達とお酒を飲みに行くのが毎週末のお楽しみでした!
ニュージーランドでは必ずバーやお酒を提供するレストランに入る際にパスポートや免許証などの身分証明書のチェックをされます。もし身分証明書を忘れてしまった場合、その日は入ることはできません。
そして、身分証明書をチェックする人がお店の前で門番のように立ちはだかっているのです。大柄でいかつい顔をしていて、悪いことをしていなくても怒られた気分になるような、そんな威圧感があるんです…。(笑)
その人に身分証を見せて、年齢に達していることが確認できれば中へ入ることができます。さあ、いよいよ私の番です。なるべく笑顔で挨拶をし、身分証を差し出すと…。
「オッケー!中に入っていいよ。この店は白ワインとブルーチーズが超おすすめ!絶対食べていきなよ!」と、ニコニコの笑顔。そして、超陽気な声でお店のおすすめを教えてくれました。(笑)
人は見た目で判断してはいけないと言いますが、本当にそう思った瞬間でした。(笑)このように、ニュージーランドでは未成年の飲酒の取り締まりが本当に厳しいです。
もし身分証を忘れてしまってもおまけで許して入店させてくれる…なんてことは、まずありえません。その日は潔く、諦めましょう。
みなさん、ニュージーランドでお酒を飲みにいく時は身分証の持ち運びを忘れずに!

→ 私が通っていたお気に入りのバーでの1枚。
エピソード⑩ 隣に座ればすぐ友達
ニュージーランドのウェリントンは、首都であるため政治の中心地です。
ビジネス街やオフィスもたくさんあり、市街にはショッピングセンターも多くあります。また、美術館や博物館、科学館、図書館、映画館などの施設も存在し、中心地は毎日多くの人で賑わっています。
ですが、街の中心地から徒歩で15分ほど歩けばすぐに自然を見つけることができます。街から歩いて30分ほどのところには街と港を一望できるMt.ビクトリア展望台や、港を囲むオリエンタルベイ、私が通っていたビクトリア大学の周辺には広大なボタニックガーデンが広がっています。
そんな都会と自然が融合された街で暮らす人々は、本当にフレンドリー!とにかく隣に座った人は皆、高確率で気付いたら友達になっています。
例えば、晴れた日に気持ちがいいのでランチをテイクアウトして外のベンチで食べていると、隣のベンチに座ってきた同い年くらいの女性が挨拶をしてくれます。
その後、どこ出身なのか、今は何をしているのか(学生なのか、働いているのか、ギャップイヤーか、旅行中かなど)スモールトークをし、ランチを食べ進めていると気がつけば30分間ほど話すこともしばしばです。その際、仲良くなったので「じゃあ、今度会おうか!」と言うことになることも珍しくありません。
別の時は、公共の誰でも弾くことができるピアノを私が引いていると一人の男性が聞きにきてくれました。私の演奏が終わると、「僕の好きな映画の曲だ。素敵だね。」と声をかけてくれたことも。(その時、私はジブリ映画の一つ「ハウルの動く城」のメインテーマ曲「人生のメリーゴーランド」を弾いていました。)
大学でも、カフェで勉強をしていると現地の学生が話しかけてくれて宿題を手伝ってくれたり、バス停でバスを待っていると「今日はどんな日だった?」と話しかけてくれたり。もちろん初対面でも。
日本にいて、初対面の名前も知らない人に道端やベンチ、バス停で話しかけるのってどんなにフレンドリーに感じよくしても結構勇気が要ります。
しかし、ニュージーランドではごく普通に怒る当たり前のこと。初対面だけど話が弾むこともあるし、そうなれば今度一緒にお茶しようよ!と意気投合することだってあります。
海外では「スモールトーク」と言って、初めて会った人や久しぶりに会う人と話始めに行う「自己紹介」や「近況報告」、「今日の天気」などについての会話が存在します。
日本でも、相手と会ったら最初は「世話話」から入りますよね。スモールトークはその感覚と近いです。でも、もう少しパーソナルなトピックは避けて、天気や気分、昨日したことなど当たり障りのないことでまずは会話を弾ませるのが目的です。
ニュージーランドに住んでいると、乗っているエレベーターの中やベンチに座っている時、買い物のレジ列で、バス停でバスを待っている時など本当にいろんな場所で知らない人と話をする機会があります。
このスモールトークが英語でできるようになっておくと楽ですよ!今後、スモールトークについての記事も書こうと計画していますので、どうぞお楽しみに!

→ 大学で仲良くなった現地の友人。
エピソード⑪ ペンションのオーナーも休日は休みます
イースターホリデー(毎年4月の月末にある復活祭に合わせた長期休暇)に合わせて、私が日本人の友達と南島のクイーンズタウンに旅行に行った時の話です。
イースター休暇ともあり、もともと宿泊施設の予約がほとんど埋まってしまっていました。そのため、日本では利用することがない高級ホテルに2泊することに!
ウェブサイトのレビューも素晴らしく、部屋の窓は全面、ワカティプ湖に面していて寝ながらでもレイクビューを楽しめる部屋に通されました。
初めての国内旅行の疲れも吹っ飛び、素晴らしいレイクビューのお部屋に癒される私たちでした。初日はクイーンズタウンの市街にあるゴンドラに乗りワカティプことそれを囲むリマーカブル山脈を一望できる展望台に行き、日本食を食べに行きました。大満足の初日を終えて、初日はすぐに眠りにつきました。
翌朝、7時頃に目が覚めた私たちは、朝食を取りに行くため身支度を整え外に出ました。そういえば、前日ロッジに着いた時にオーナーさんから朝食の説明を一切受けなかったなぁ…と気付いたので、二人でオーナーさんのいるメインルームへ向かうことに。
しかし、メインルームのドアフォンを押しオーナーさんが応答するのを待ちますが、一向に出てくる気配がありません。3回押しても全く出てくる気配がないため、渡されていた電話番号に電話をかけてみることに。もうこの辺から薄々、私たちの頭にはある予感が…。幸いオーナーさんが電話に出てくれました。状況を説明すると、オーナーさんは一言。
「あははは、ごめんごめん!今日はイースター休暇だから、ロッジの朝ごはんは出ないんだよ~。昨日伝えていなくてごめんね。」
私と友達はポカーンと驚きの表情。イースター休暇は、ロッジの朝食が出ないなんて、知らなかった…。でも、不思議と、ニュージーランドで暮らしているとこういう出来事が起きても全く怒りは感じないし、「むしろホテルじゃないところで朝食を取るのもアリだな。ラッキーかもしれない!」と考えられるんです。
私と友達はオーナーさんに「朝食は街に出てとるから気にしないでください。休日なのに電話に出てくれてありがとう!」と伝え、プランを変更し朝早くから街へ繰り出すことに。この変更によって、いつも混んでいて長蛇の列ができてしまうという有名なハンバーガー屋さんに並ばずに入ることができました。
ホテルの朝食が出てこないなんてことがあるのかと最初は驚きましたが、結果オーライ!むしろレアで素敵な朝食が食べられてラッキーでした。

→ 朝食に人気店Furg Burgerのハンバーガーを食べました。
海外ならではのイレギュラーシーンに順応しよう!
今回、シリーズ3回に渡って、私がニュージーランド留学中に遭遇したびっくりエピソードを紹介しました。
ニュージーランドに限らず海外留学を経験したら、必ず日本では経験しないような出来事に遭遇するはずです。その中には、トラブルめいた出来事もきっとあることでしょう!
でも、それも含めて海外留学です。そうしたイレギュラーシーンを目の前にして、どのように対応し受け入れるのか。そうした経験こそが、広い視野で物事を捉えられる訓練になります。皆さんにも、色々な予想外の経験をして欲しいと思います!





