【海外転職後悔】フィリピン転職失敗しないポイント5選 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:留学後の進路

【海外転職後悔】フィリピン転職失敗しないポイント5選

公開:2023/01/04 著者:佐藤 高史 60 Views

2022年春以降にフィリピン留学が再開し日本、韓国、台湾、ベトナムと各国からの留学生が着実に戻ってきています。フィリピン留学中は多国籍の友人たちと毎週末は外出したり飲みに行ったりと、半分バケーション感覚も味わい留学生活を堪能できると思います。

この気持ち物凄くわかります!私も日本人マネージャーなる前はバコロドの語学学校のいち生徒でしたので、メリハリのある留学生活がいかに楽しいかというのも今でも記憶にあります。同時に学校スタッフの働く姿も所々見ていて、何となくフィリピンという緩い国で働くのって楽しそうに映りますね。

2022年になってからフィリピン留学の存在が年齢幅広く認知され始め、学校スタッフの応募者が増大傾向にあると留学エージェントさんから聞いています。しかも60代以上の早期リタイヤ組の方々も積極的に応募が増えているようで、エージェントさんも驚いているくらい。しかし、実際に語学学校日本人マネージャー歴5年目の私から忠告します。

 

それは、「留学するのとフィリピンで働く感覚は結構違う」ということ。

 

 

何だかんだ留学中はフィリピンの良い面が多く見える立場にいますが、現地で就職すると同僚は韓国、フィリピン、台湾、ベトナムといったように自分以外はほぼ全員外国人になります。当然ですが各国のビジネス感覚も異なれば、常識という固定概念も異なるわけです。

日本なら一度言えば分かるし、記憶するのが当たり前ですが、これは日本なら通用しますね。その他にも朝令暮改が普通な韓国のビジネススタイル、契約書なんて二の次という考えのベトナム、そこまで聞くか!と思うくらいに細部まで確認する台湾などなど、働いてみるとホントに感覚が違うもの。これらにいちいちイラっとしてストレスが溜まるようなら、海外では働けないです。

2023年も引き続きフィリピン就職希望者が増えると思い、今回はフィリピン就職する前にマジで顧みる点5つにフューチャーします。逆にこれらが問題なければ、フィリピン就職するのは全然ありです!むしろ柔軟性に富む方でフィリピン就職すると、メリットの方が断然大きいです!

1. フィリピンで働く目的ありますか?

 

これはどこの国でも就職する際に当てはまりますが、本気の志望動機がそこにありますか?という点。ぶっちゃけ私は日本での転職中に血迷っていた際には、取り敢えずそれっぽいリアルぽい志望動機を伝えて内定をもらっていましたが、このような展開は皆さんも同じではないでしょうか。

しかし、ことフィリピンでは海外就職ですし周りに日本語を話せる人間は少ない、もしくはゼロ、さらに食生活、商習慣も何もかもをフィリピンに合わせなくてはならないという環境。

そこまでしてフィリピンで働きたいという強い気持ち、気概は持っているのでしょうか?そして、フィリピンで働く具体的な目的が無いと結構きついです。

 

現実を申し上げて、強い気持ちと気概が無い日本人は、コロナ中に一時帰国したまま日本で安住の地を見つけてフィリピンには戻ってきていません。なんで彼らはコロナ前までフィリピンで働いていたのか謎です。

フィリピンで働く場合、日本企業の現地採用や韓国企業で採用されるのが大半かと。日本企業で働いた経験がある方は直ぐに順応できますが、ほぼ新卒もしくは日系企業未経験者はあまり戦力になりません。

やはり、現地で採用するとは言え何らかの経験やスキルが欲しいというのが採用側の本音です。また、韓国企業に属した場合は韓国企業のビジネス習慣に合わせる必要があります。具体的には、以下の項目になります。

 

・朝令暮改が多い
・変更に次ぐ変更の事態も起きうる
・スケジュールの組めない、組まない韓国人が多い
・突発的な指示が多い
・韓国人優先の仕事環境もあり得る

 

 

これらは私がフィリピンの韓国系語学学校の2校で感じた実例です。はっきり言って日本で就業経験のある私からすると、これらの事項はとても受け入れがたい事実。あまりに酷い時はさすがに私も指示を丁重にお断りすりこともあります。

 

~解決策~

全部が全部相手に合わせる必要は無いと私は考えます、しっかりと相手の意見を受けいれない明確な理由を伝えれば、アホな人間でない限り理解します。

ここで相手が指示を押し通し、自分が大きなストレスを感じるようなら我慢し過ぎずその会社を離れるべきです。

アナタのフィリピンで働く具体的な目的は維持しつつ、仕事環境を変えて目標、目的に邁進しましょう!強い意志、行動力、覚悟があれば何とかなります。

 

2. 留学中はツアリスト気分であることを認識する

 

実際にフィリピンで働いて気づくのが、留学中には見えて来なかったフィリピンのネガティブな面です。

留学中だと平日は授業を受けて放課後や週末はトラベラーのように楽しく過ごせます。楽しい時間を過ごしている人にとってはフィリピンの良い面が目に入ってきがちですし、多少の遅れや納得いかない事でも「まあしゃあないか…。」で受け入れられます。

しかし、仕事の場面でもこのような事態は起きます。仕事なので多少の遅れが許されない場合も勿論あり、意味不明な理由や言い訳をつけて遅れることもしばしば。契約や料金なんかも、いきなり変更や説明が無かったのに加えられるなど、本当に理不尽・不条理なことは普通に起こります。

 

このようなことは頻繁に起こり、どんな不条理な理由であっても飲み込まなければならない場面もあります。フィリピンで働くということはそうゆうものです。ここで感情的になって怒りを露にしたり相手を罵るような行為をした場合、契約締結にならなかったり、警察が呼ばれることもあります。

さらに最悪な事態は、マニラで殺されます。あまり表に出ていませんがマニラ近郊では重役・社長クラスは殺し屋によって殺害されていますので、過度に相手を罵るとホントに殺されることもあり得るので短気な方は本当に注意しましょう。

ちなみに殺し屋を調べると殺害する人のランクにもよりますが、大体一人3万円~5万円くらいで殺害依頼ができます。これくらい簡単に殺せる国だという事は知っておいた方がいいでしょう。

 

 

あとフィリピンで働くにはビザの問題があります。

 

フィリピンで就業するとなると“9Gビザ”という就業ビザの保有が必須となります。留学中は“9Aビザ”とうツアリストビザなので、法律上は労働禁止です。

しかし、語学学校や日系、韓国系企業で9Aビザのまま“手渡しで給料を渡す”ことで税金逃れして外国人を働かせることは容易です。このやり方は結構な企業がやっているはず。

9Aビザだと観光ビザを延長の延長を繰り返すことでフィリピンに滞在できるので、これをやっているか否かはビザ延長の領収書の多寡で一目瞭然です。

 

~解決策~

面接時にビザの種類を確認する、もしくは既に働いている日本人スタッフや外国人スタッフにビザの種類を確認すること。

 

3. フィリピンでもブラック企業はある

 

過去に当校にセブのある語学学校から逃亡してきた学マネがいました。面接時には現在セブの語学学校でインターンしているとだけ聞いており、何か引っかかるなと思いながらも話していて特に不審な点もありませんでした。

日本での社会人経験があるとのことでしたので、私的には是非来て欲しいという思いから採用しました。(個人的には即戦力として考えるので、学生より社会人を優先的に採用します。)

彼が当校の学生インターンになってからセブから移動してきた真意を聞くと、以下のように感じて行動に移したとの事でした。

 

「インターンの仕事内容とは異なる労働時間や大幅な残業、インターンでも遠慮ない売り上げノルマ、次々と逃亡していく日本人の同僚を目の当たりにして、自分もこのままいたら本気でヤバい!」

 

その他にも留学エージェントさんから他校のインターンや日本人マネージャー事情を聞くと、パワハラもあれば、ほぼ24時間働きっぱなしの学校、マネージャーが帰ってからじゃないとインターンは帰れないなど昭和日本の企業の慣習が今でもフィリピンには存在しています。

このようなブラック学校やブラックマネージャーは少なくないようで、表に出にくい事情のため現地に入ってから気づくパターンが多く、そこからの逃亡…。

現代日本の企業でもホワイト化が進んでいるのに、フィリピンに来てまでガチガチの労働環境で働く理由って何なんでしょうね。バリバリ働いてその分がきっちり収入に反映されるのならばまだモチベーションは維持出来ますが、そもそもがっつり残業させたい企業は少ないはずです。効率よく就業時間内に終わらせたいですよね。

 

 

~解決策~

学校側は中々本音を言えないというか、気づいてないのかもしれません。ブラックかどうかは客観的に判断されるので、学生インターンに応募する際は「留学エージェントさんに問い合わせる」です。

エージェントさんは語学学校とも密に繋がっているため学校事情にも詳しく、ヤバい学校やスタッフがいるところにはさすがに紹介しません。

留学エージェントのサイトによっては留学カウンセリングだけでなく、インターン紹介もやっています。

 

4. 食事が合う合わないは超重要!

 

転職に失敗する前に、そもそも異国に長期滞在することとなるので、その国の食文化に合わないと最悪です。

留学中は韓国資本の学校ならちょっと辛目な韓国料理が中心の学食、日系校なら食べ慣れている美味しい日本食がバランス良く提供されています。もしその慣れた語学学校で働くこととなれば問題ないのですが、さすがに1年2年と食べ続けるとちょっと飽きます。

外食する頻度も増え、勤務している学校周辺に行きつけのレストランや、15分圏内くらいにレストランが無いと辛くなってきそうですよね。

 

また、現地採用で食事が提供されてもフィリピン料理が毎回提供される、もしくは外食しなければならないという展開だとフィリピン料理を好まない方は致命的。フィリピン料理は基本的に脂っこく、チキンと野菜がメインです。ベトナムやタイ料理のように強い癖は無くフィリピンの家庭料理やローカルフードは、不思議と日本人には受け入れ易い味付けとなっています。

とは言え、ホントにチキンと野菜が多く脂っこい調理方法なのが絶対に気になってきます。胃が弱い生徒はこの脂が理由で胃痛や消化不良を起こした方もいますし、5年目の私でも一日おきでもちょっと食べるのはきついなーと感じているくらいです。

ちなみにEG ACADEMYの食堂は日韓中華フィリピン料理がバランス良く提供されているので食事面においては絶大な安心を抱いています。

 

 

食事が合わないと食欲も低下、免疫力の低下、体力の低下にも繋がりそもそもその国に住むのが辛くなってくるのは明らか。

極端な例ですが私がロシアに10日間旅した時、ロシアのローカルフードの味がどうにも受け入れられなく、どの店舗行っても日本の平均値以下の味で食欲が激減し後半4日間はヘロヘロの状態でメインの西ロシアを旅していた記憶があります。

フィリピンで食事問題を解消するならGrabフードすればいいのかもしれませんが、高頻度でデリバリーすると毎月の食費がアホみたいな金額になります。

 

~解決策~

・応募する前に勤務先と居住先をGoogleマップで詳しく調査もしくは試しに訪れて現地視察してみる。

・様々なフィリピン料理(レストランとローカルな店の2種類)を試して自分に合うか試す。

 

5. ぬるま湯に浸かっていると日本で転職が困難に…

 

最後にフィリピン転職後、何かしらの理由で日本に転職するという考えに至った場合です。これも国問わずの事ですが、転職時に前職や現職で具体的な数字と結果、スキルを自分で言えないと転職市場ではかなり不利になります。

私感ではありますが、フィリピンの韓国系語学学校は結構行き当たりばったり、財務諸表、次年度の営業計画などをきっちり作っていないように見受けられます。実際に学校オーナーが財務に関して具体的な返答が出来なかったという話も耳にしたことがあり、現場で働いている身からするとかなり失望させられたことがあります。

事実、私が属していた2校の韓国スタッフ全員が前年売上などの営業実績について全くわかっていません。オーナーは勿論財務管理していますが、開示していない、現場スタッフは全くの感心無し!

 

このような職場環境で若い時期に働き続けると日本で働いている同世代の社会人基準に劣る可能性が出て来ます。環境がヒトを育てるとはこうゆう事ですね。

必死に働いているのは当然なのですが、その結果が具体的な数字で伝えられない、そもそも伝え方を知らないのかもしれません。

そんなぬるい環境下の外国で仕事を数年勤めていたからといって、特に何のアドバンテージにもなりません。正直言ってかなり早い段階でぬるい事を自覚し、孤軍奮闘するくらいの気持ちで結果を可視化させないと日本で転職する時には手遅れになります。

 

 

~解決策~

・韓国人は韓国人、自分はあくまで日本のスタイルできっちり仕事をこなすという割り切るマインドを維持する。

・自主的に営業報告書、年間営業実績を示す資料を作成しておく。これがあると抽象的に反論してくる韓国人に完勝します。

・フィリピンのゆるい職場環境下には合わせ過ぎないようにする。

 

啓発力の高い方は問題ないのですが、ぬるい環境下で働いていることを自覚していない方の存在が問題です。

個人的には年齢関係なく、積極的に何事にも取り組み、行動力があり、常に真摯な応対をしてくれる方とは一緒に仕事をしたいと本能的に感じています。

国籍問わず多くはないのですが、意識の高い人材は一定数存在し、それが外国人で一緒に仕事するとかなり楽しめるので、私はやっぱり海外で働くのが大好きです。それではまた!

 

留学ドットコムへのお問合せ方法
※資料請求は以下のバナーをクリック!

100 %の人が「役に立つ」と評価! 「参考になった」投票数(4件)/全投票数(4件)
この記事は参考になりましたか?
こちらの記事も人気です
戻る
国名から記事を探す
戻る
カテゴリーから記事を探す
戻る
開始日を指定
戻る
終了日を指定
戻る
タグから記事を探す
個人カウンセリング予約
資料(パンフ)請求