ニュージーランド入国、渡航、開国情報まとめ

※2022年6月21日から出発前検査が不要となりました!
ニュージーランドも現在全世界の水際対策緩和に続き制限が少しずつ弱まっており、緩和が前に進んでいます。
そこで、このコラムではニュージーランドの入国、渡航制限情報をまとめてご紹介致します!
コロナ対策でも特に慎重&厳格だったニュージーランド
2020年、ニュージーランドは全世界で多くの感染者が出ているなかでも、「徹底的なロックダウン&非常に厳格な入国規制=コロナゼロ政策」を行い、感染者数ゼロを長期間達成した世界でも非常に珍しい国です。
ニュージーランドの自国民ですら、なかなか帰国ができないほどの強い水際措置だったので「鎖国」とも呼ばれていました…。^^;
当時ニュージーランドではロックダウンをして国内での感染者数が0になったら、ロックダウンを解除し、マスク着用義務やレストランなどの経済活動制限も一切なく、国民全員が本当に自由にのびのび生活できていました。
そのため、コロナ渦で大混乱となっている各国からはある意味で羨望のまなざしや「コロナウイルス封じ込めに成功した国」という賞賛が集まっていました。
しかし、2021年以降感染力が強いデルタ株が出てからは「従来のニュージーランドスタイル=徹底的なロックダウン&入国規制手法」では感染者数をゼロに戻すことが難しく、他国と同じように「コロナウイルスとの共生」、「水際対策の緩和」という政府方針へ徐々に切り替える事となりました。
そうした経緯のあるニュージーランドですので、国境の再開についても他国と比べてかなり慎重な緩和政策でしたが、2022年5月2日からはやっと入国制限が撤廃、2022年6月21日からは出発前検査義務が解除されています。
入国時に必要な手続き
現在ニュージーランド入国についての条件は下記のようになっています。
・ワクチン接種済み
→ 17歳以上の旅行者の場合、ファイザーやモデルナなどのワクチンを2回接種済みである必要があります。また、ワクチン接種済みを証明するために入国時にワクチンパスポートも必要になります。(デジタル、紙のどちらか)
・NZTD(旅行申告書)の記入
→ 搭乗するフライト番号やニュージーランド国内での連絡先、渡航履歴などを入力するフォームになります。※ちなみに、学生ビザやワーキングホリデービザではなく、ビザなしで渡航する場合には別途NZeTA(電子渡航認証)の申請が必要になります。
また、ニュージーランド到着後は「到着時」、「到着5日目 or 6日目」に抗原検査(RAT)が必要になっています。
・陰性証明書提出(2022年6月21日から不要になりました)
→ 以前は、「搭乗時間から48時間以内でのPCR検査」、「搭乗時間から24時間以内でのRAT検査、LAMP検査」が必要になっていました。
・(NZeTAの申請)
→ ビザなしで渡航する場合には、NZeTA(電子渡航認証)の申請が必要になります。学生ビザやワーキングホリデービザなどで渡航する方はNZeTAの申請は不要です。
NZTDの申請方法
申請URL: https://www.travellerdeclaration.govt.nz/
NZeTAの申請方法
申請URL: https://nzeta.immigration.govt.nz/
ちなみに質問内容は同じとなりますが、専用のアプリをダウンロードしての申告だと3ドル安くなります。
まとめ
以前は渡航条件がかなり厳しかったニュージーランドも現在はかなり渡航がしやすくなっている状態です。
やはりニュージーランドにはニュージーランドにしかない魅力や大自然がありますので、ニュージーランドのワーキングホリデーや留学を考えている方はぜひお気軽にお問合せください。
また、ニュージーランドについてもまた新しい情報が入り次第、随時アップデートをしていきます。
こちらの情報が皆さんのニュージーランド留学の一助になれば幸いです。
※内容には万全を期しておりますが、最終的な入国の可否は入国管理官の判断によるため紹介しているNZTD、NZeTAの記入例も入国を100%保証するものではないという事をご了承ください。