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【アメリカ留学】世界でもっとも有名な都市「ニューヨーク」の特徴を紹介

公開:2018/05/29 著者:野元 大暉 408 Views

ファッション、アート、経済の分野でトップレベルの人々が世界中から集まってくる、世界で最も有名な大都市ニューヨーク。

そんな知らない人はいないニューヨークですが、誰でも一度はニューヨークに憧れを持ったり、「実際に行ってみたい!」と思ったりしたことはないでしょうか?

海外旅行と違って留学だと数週間~数カ月と滞在することになるので、その都市の隅から隅までを満喫できます。

今回は、ニューヨークの魅力を学生目線で紹介します。

ニューヨークに集まる人ってどんな人?

アメリカはよく人種のサラダボウルと言われる程、世界中から人が集まるグローバルな国です。特にニューヨークは、アメリカの中でも様々な人が集まるグローバルな場所です。下記にニューヨーク市の人種割合を示しました。

 

白人:33.3%
ヒスパニック:28.6%
アフリカ系アメリカ人:25.5%
アジア人:12.7%
その他4.1%
※2010年アメリカ合衆国国勢調査

 

アメリカ全体では白人が62.6%を占めるのですが、ニューヨークでは約半分の33%となっています。家庭での使用言語も英語はたった51.5%しか占めず、スペイン語24.6%、中国語5.5%、ロシア語2.4%と英語が第二外国語の人が約半数近くいます。

 

ちなみに、アメリカには国としての公用語はありません!

 

32の州が英語を公用語として規定しているにすぎず、運転免許の試験でも12カ国もの言語から受けたい言語を選べます。筆者もアメリカ留学中に日本語で免許の試験を受け、無事合格しました。

ノンネイティブが多い事実は、逆に英語を学びたい人にとっては弊害にもなりえます。ヒスパニックにはスペイン語系のアクセントが、アフリカ系アメリカンにも独特の話し方やリズムがあります。例えば、”ain’t”は、”are not”、“is not”、“am not”の全てを代用するいい方もあって、ある程度聞きなれないと違う言語に聞こえるでしょう。

もし将来ニューヨークで仕事をしたいと思っているなら、彼らの英語を聞き取る能力はとても大事になってきます。それこそ日本で学べない英語です。

 

色々なアクセントの英語を聞きとれるようになりたい人には良いですが、ニュートラルなアメリカ英語を学びたい人には、ニューヨークは向いてないかもしれません。

 

速くてニュートラルなネイティブの英語

ネイティブ二ューヨーカーの英語は速いです。

僕自身、ノースカロライナ州という南部の州に住んでいたのですが、サザンアクセントと呼ばれる方言が一般的で、アメリカのより南部に行くほど濃くなります。

私の出身は和歌山県なので、ここも少し日本と似ていると感じました。東京の人が早口なのに対して、地方の人の方が比較的ゆっくり話しますよね。日本は関西弁の中でも和歌山弁や大阪弁、京都弁など色々地域差があるのに対して、アメリカは大きく南部訛りと北部の標準語の2つにしか分けられていません。

 

アメリカは盆地が多く、山などによって土地が分断されていなかったため、方言があまり生まれなかったのかもしれません。

あくまでも自身の体感ですが、南部の人はアメリカ内でも比較的ゆっくり話すのに対し、北に行くほど早口で話しているように感じます。この英語に慣れるとTOEFLのリスニングは遅く感じそうですね。

 

ニューヨークのお勧めスポットを安く楽しむ方法!

ニューヨークは街並みも含めて観光地の宝庫です。ただ普通にニューヨークの街を散歩しているだけでも多くの発見があるでしょう。

そんな中でも留学生向けのスポットを紹介します。

 

自由の女神を無料で見に行く

アメリカは自由の国といった印象があるのは、「自由の女神」のお陰ではないでしょうか?

自由の女神はアメリカというイメージがありますが、実はアメリカで作られたものではなく、アメリカの独立100周年を記念してフランスから送られたものです。

 

もともとアメリカがイギリスから独立した際、アメリカを助けたのがフランスでした。その友好の証として送ったのが自由の女神なのです。

 

自由の女神像は、アメリカだけにあるわけではありません。実はパリ万博の際にお返しとしてフランス革命100周年を記念し、パリ在住のアメリカ人の寄付によりパリに自由の女神像が建てられました。残念ながら、ニューヨークにあるものがあまりに有名すぎて、あまり知られていないようです。

そんな自由の女神は、マンハッタン島から3km離れたリバティ島にあります。フェリーに$18も払って見に行く方が多いのですが、実は無料のフェリーで目の前まで行けるのをご存知でしょうか?

この無料フェリーでは島に上陸できませんが、筆者は学生でお金もなかったのでフェリーから見るだけで十分楽しめました。

 

St. George Terminalから出ているスタテン島行きのフェリーに乗ると、片道25分ほどでスタテン島までのルートになりますが、その間に自由の女神を無料で楽しめます。

 

このフェリーはスタテン島の住民のための無料の交通手段で、予約やチケットは不要です。フェリーは約30分毎に24時間運航で出ているので、昼と夜どちらも楽しむことができます!お金のない学生にはお勧めの観光スポットです。

 

ブロードウェイを半額で楽しむ

ブロードウェイときいてミュージカルを思い浮かべる方が多いと思いますが、ブロードウェイとは「ニューヨークを斜めに走る大通り」を指します。

この通り付近にある41th Streetから54th Streetがブロードウェイ付近にあるため、ニューヨークの劇場で行われているミュージカルは、「ブロードウェイミュージカル」と呼ばれるようになりました。

 

このブロードウェイミュージカルは大きく3つに分けられ、タイムズスクエア付近の1,000席を超える大劇場で行われる「ブロードウェイ」ミュージカル、ダウンタウンの中規模劇場で行われる「オフ・ブロードウェイ」、さらにカフェなどの小劇場で行われる「オフオフ・ブロードウェイ」があります。

「オフ・ブロードウェイ」と「オフオフ・ブロードウェイ」はミュージカルだけはなく、ストリートパフォーマンス、ダンス、1人芝居など様々なジャンルが上演されています。ここで人気が出たミュージカルは、ブロードウェイに進出するものも多いです。

 

一番格式の高い「ブロードウェイ」ミュージカルは、ウィキッド・ライオンキング・オペラ座の怪人など有名ミュージカルが名を連ねます。しかし、それだけチケットの値段も高く、ウィキッドを見ようと思うと、一番安い席でも$100を越えます。

しかし、当日券だと約半額でチケットを買えます。TKTSというタイムズスクエアにある当日券の販売窓口がおすすめです。当日券なので、必ず見れるというわけではありませんが、筆者はここでオペラ座の怪人を半額の$50ほどで見れました。

 

他にも各劇場窓口で当日開演2時間前に売り出されるRush Ticketや、Standing Room Only Ticketという当日売り切れた作品のみで販売される立見席チケットは、さらに安くチケットが手に入ります。

留学生の場合は旅行客とは違って、この日にミュージカルを見ておかないと、スケジュールと合わないといったこともありません。その日にチケットを購入できなければ、また後日トライすれば良いだけです。

ニューヨークを訪れるなら、ぜひ一度観ておくべきでしょう!

 

美術館や博物館は安い日に行こう!

ニューヨークは、古代文明から現代アートまで幅広く楽しめます。

世界4大ミュージアムの1つであるメトロポリタン美術館や、日本人建築家谷口吉生氏の設計で建てられた二ューヨーク近代美術館(MoMA)などがあります。

さらに、映画「ナイトミュージアム」の舞台となったアメリカ自然史博物館や、カタツムリの形で有名なグッゲンハイム美術館など、トップレベルの美術館や博物館が集結しています。

 

グッゲンハイム美術館、アメリカ自然史博物館、メトロポリタン美術館は、ニューヨーク在住者ならPay as you wish(自分が支払額を決める)なので、1ドルほどで入場できます。

さらに、MoMAでは毎週金曜日の午後4時から午後8時まで、MoMAの入場料を無料にするユニクロのプログラムがあります。金曜日だと通常$25のところが無料で入れます!ユニクロありがとう!

物価が高いと言われているニューヨークですが、美術館やミュージカルなど最先端のアートの世界は比較的安く楽しめます!

 

英語力を伸ばすだけではなく、アメリカの最先端の文化やアートに触れたいと思っている学生には、ニューヨークはオススメです。特に学生だと学生料金で安くなることもしばしばあるので、是非訪れてみて下さい。

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