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アジア系学生・ヨーロッパ系学生・南米系学生で違いはある?学生の特徴や雰囲気の違いを紹介

公開:2019/03/20 著者:松尾 怜奈 1257 Views

留学して語学学校に入学すると、様々な国籍の学生と出会います。また、オーストラリアやカナダは移民してきた人々も多いため、世界中の移民との出会いもあります。

語学学校で多く見られる国籍を分類すると、アジア系学生、ヨーロッパ系学生、ラテン系学生といった分類になります。

 

それぞれの国民性や英語能力ですが、人種によって特徴があることはご存知でしょうか?

 

一人一人個性があるので、同じ国籍であれば全員同じではありません。語学学校で多くの学生と毎日接していると、国籍毎に特徴的な点が浮かび上がってきます。

このコラムでは、そんな国や人種の違いによるそれぞれの特色と、その特徴が授業内でどのように表れるのか紹介したいと思います!

アジア系学生の特徴

アジア系学生は、日本、中国、韓国、台湾、台湾、ベトナム、タイ、マレーシアなどですが、これらの国籍には以下のような特徴があります。

 

・文法が比較的得意でスピーキングが苦手
・自己主張が少ない
・仲間同士で群れる

 

語学学校で特に大きな割合を占めているのは、アジア系学生の特徴です。特に海外留学に熱心なのは中国人と韓国人で、次いで日本人と言ったところでしょうか。

日本にいると、同じアジア人であっても各国の国民性の違いに戸惑うことがあるかも知れません。いざアジアを出てヨーロッパ系や南米系の人々に出会ってみると、英語力の面では似ているか多いことに気付きます。

 

文法は比較的得意だけれども、スピーキングは苦手なのがアジア人学生の特徴です。

 

アジアの国には、受験制度があります。受験勉強を通じて、文法や語彙をしっかりと学習してきたタイプの学生が多いため、文法は得意な傾向があります。韓国や中国での受験戦争の様子は、一度はニュースで見たことがある方も多いのではないでしょうか?

一方、スピーキングは苦手な傾向にあります。中高の英語の授業でもスピーキングはありませんし、プライベートでもスピーキングを訓練する機会はほぼありません。

そのため、ディスカッションの授業となると、ヨーロッパ系や南米系の学生に圧倒されがちです。授業の中でもアジア系学生は、ほぼ一律大人しい雰囲気になってしまいます。

 

授業中に積極的に発言してリードしてくのは、ヨーロッパ系や南米系の学生になります。

 

留学したばかりの頃や英語力が殆ど無い方にとっては、ペラペラ話してくるヨーロッパ系や南米の学生との接点が恐怖に感じることもしばしば。そのため、同じ国籍同士で固まることにより、閉鎖的になってしまう部分もあると思います。

私の留学経験上、好きなアーティストや自国の話を時は、よく話す友達もたくさんいましたが、ロジカルな思考や自分の意見が求められる場での自己主張は少し弱いと感じました。

 

アジア系学生の大きな特徴は、友人間での仲間意識や同調意識が強く、語学学校内で同じ国籍同士で固まっていることが多いことです。

 

私が留学中、個人的にアジア人といて最も心地よいと感じたのは、この仲間意識の国民性を持つ点でした。中国人や韓国人といると、同じアジア人であることで共通点も多く、外見も似ているので違和感がありません。

アジア系の友人とは、普段仲良くしているメンバー全員で遊びに行く、宿題を一緒にすることも良くありました。

また、放課後や週末も良く誘ってくれることが多かったので、疎外感を感じることが少なかったように思いました。あとは、中国人も韓国人も漢字を使うので、漢字を使う接点から仲良くなるケースも良く見られます。

 

一方で、アジア系以外の国の学生にとっては、この仲間意識や集団行動があまり理解できないようで、距離を置かれてしまうことがあるのが悩みでした。

 

英語力がある程度自身のある方は、日本人留学生が少ない地域、アジア系学生が少ない地域に留学すると自分の抱いた留学生活になりやすいです。

 

ラテン系学生(ヨーロッパ南部、南米)の特徴

ラテン系の学生は、ヨーロッパ南部に位置するイタリア、スペイン、マルタ、ギリシャなど。南米のブラジル、ベネズエラ、チリ、コロンビア等の学生になります。これらの学生の特徴は以下の通りです。

 

・スピーキングが得意で文法は苦手
・陽気でフレンドリー
・時間や規則にルーズ

 

語学学校には、ラテン系の学生も多く見られます。特に流暢な英語を話す人が少ないブラジル人は、どこの国の語学学校でもよく見かけます。

彼らの国民性や母語が日本人とはかなりかけ離れているために、文化の違いを強く感じる人種の1つだと思います。ですが、彼らの陽気さのおかげで、初対面なのに仲良くなることも珍しくありません。

一緒にスポーツ観戦(特にサッカー)すると、ボルテージ全快で盛り上がります。

 

彼らの母国語は英語に似ていること、また陽気な国民性から英語でのコミュニケーションは比較的得意な人が多いのが特徴です。ただし、中高で文法をさほど勉強していない、発音はネイティブの英語とは大きくかけ離れており、英語力が高くはありません。

 

文法や発音の正確さに構わず、とにかく知っている単語を並べて、なんとかしてコミュニケーションを取ろうとするので、日本人の目には英語がペラペラ話せるように見えてしまいます。

そんな特徴から、授業でディスカッションをリードするような立ち位置であることが多く、我先にと自分の意見を強く主張する傾向にあります。

 

人との壁を作らないフレンドリーな国民性を持っており、たとえ先生と生徒、上司と部下といった関係であってもフランクに会話をします。

 

ラテン系の人種は、陽気な性格の反面、時間やルールを守らないことが多いとも言われます。厳格なルールに縛られず、人との繋がりやその瞬間を大切にして楽しみたい、という気持ちが強いからだそうです。

あまり細かいことを気にせず、その場のお喋りを楽しむように付き合えば、とても良い関係が築けそうですね。

 

ヨーロッパ系学生(中部~北部)の特徴

ヨーロッパと一言で言っても大変広いのですが、ヨーロッパ中部より北部のフランス、ドイツ、オーストリア、チェコ、ポーランド、フィンランドなどは、タイプが似通っています。彼らの特徴は以下の通りです。

 

・文法もスピーキングも得意
・真面目で勤勉
・神経質でクール

 

語学学校の上級レベルのコースを占拠するのが、ヨーロッパ系の学生たちです。彼らは主にビジネスシーンで使うための高度な英語力を求めて語学学校にやって来ます。

 

ヨーロッパ全体の傾向として、英語のスピーキングは比較的堪能です。母国語も英語の文法に近いため、流暢に英語を話します。特に北部の方は幼いころからしっかりとした英語教育を受けており、文法もスピーキングも得意な傾向にあります。

 

彼らがアジア人と比べて英語が得意な理由は、母国語が英語に似ているだけでなく、多くの国と陸続きになっていることも理由の1つです。

他国から来た人との会話、また音楽、映画等の娯楽を通して英語に触れる機会が多いことや、真面目で勤勉な人種であることが影響していると考えられています。

性格の面では、あまりオープンではなく、クールで人目を気にするシャイな人が多いとも言われています。そのため、ディスカッション等の場では、我先にと強く自己主張するようなことも少なく、サバサバとクールな振る舞いが特徴的です。

 

内面ではしっかりとした考えを持っているため、必要に応じてスラスラと流暢な英語で自分の考えを話す傾向にあります。

 

ルールや時間も堅実に守る人が多く、全体的に少し日本人に近いというのが率直な印象です。得にドイツや北欧の学生は、その傾向が強くなります。

ヨーロッパ系でも地中海寄りの国々の学生は陽気なタイプが多く、ヨーロッパ中部や北部のフランス人やドイツ人などはクールで大人しいタイプが多くなります。

 

これらの人種が一つの教室に集まるとどうなるのか?

留学する国やクラスのコース、レベル等にもよりますが、一般的に語学学校という場所ではこのような様々な人種の学生が1つの教室の中で英語の学習を行います。

この3タイプの人種が集まるクラスでディスカッションを行うとすると、どのようなことが起こるのでしょうか。

私が語学学校に通っていた際の実際のディスカッションの様子を表すとこんな感じになります。

 

先生: 皆さん、今日は難民の問題について話し合いたいと思います。
ラテン系学生: はい、先生!私は、難民を受け入れることは良いことだと思います。他の国に移住することによってその人がより幸せになるのなら、受け入れるべきです!あと、難民を受け入れることによって、テロの危険性が高まると言う人もいるみたいだけど、世界中の国々が移民を受け入れることで多国籍な国が増えると、各国による違いが少なくなって、より平等な世界になるのでは?これとても良いアイディアだと思います!
ヨーロッパ系学生: でも、実際に難民を受け入れている国ではテロが多発していますよね?だから、難民を受け入れることは治安を守るという上で、良いことだと言えないのでは?
ラテン系: それは、まだ難民の受け入れ数に違いがあるからであって、世界各国が受け入れれば、どの国もテロの危険性は平等になるはずですよね。そうしたら、それは世界的な視野で見れば平和に近づくことになります。えっと、例えば…
先生: 〇〇君(ラテン系)、もう少しゆっくり話なさい。△△さん(アジア系)はどう思いますか?
アジア系: えっと、難民を受け入れる事には反対です…。
先生: どうしてそう思う?
アジア系: えっと…ちょっと待ってください…。
ラテン系: いやいや、絶対受け入れるべきだと思う!だって〇△%&#@&%$◇〇!%?…

 

留学経験がある方は、上記のやり取りを見ていて、「分かる!」と感じた方も多いのではないでしょうか。(笑)

これは極端な例かも知れませんが、少なからずとも人種によってこのような違いが表れます。まず、ラテン系の学生が発言し、その後も議論をリードしがちです。一方ヨーロッパ系の学生は、他の学生によって左右されることなく、自分の意見を冷静に語ります。

スピーキングが苦手なアジア系学生は、ディスカッションの速さと主張の強さに圧倒される展開になりがちです。先生は皆が平等に発言できるよう気を配ってくれますが、発言がまともにできずに悔しい思いをするというのはよく聞く話です。

 

発言数が少なくなりがちな日本人学生がディスカッションで活躍するには、このような文化の違いがある事を理解した上で、自身が思う数倍も積極的に議論に参加することが大切となってきます。

 

→ ディスカッションを行うと国民性の違いが鮮明に!

 

授業中に圧倒されないために

日本人をはじめとするアジア系学生がディスカッションで苦労するのは、スピーキングが苦手であることに加え、相手の発言を完璧に理解し、それに対する的確な返答を考えてから話すという癖がついているからであると私は考えます。

筋の通った意見を主張するために、時間をかけてまとまった文章を考えてから発言するのは間違っていませんし、日本ではそれが丁寧で良いとされることもあるでしょう。

今回の例のように、他の文化や国民性を持つ学生とのディスカッションでは、様々な視点からの意見が出され、次々に論点が変わって行きます。また他の学生の意見を100%理解できなくとも、理解できた部分に対して素早くコメントしてきます。

 

そんな中では、まだ意見がまとまっていなくても、自分から手を挙げて自分の今の考えを発言していくことが必要となるのです。

 

さらに、語学学校のディスカッションをスピーキング練習の一環だと考えると、考えながらでも話そうとする学生の方が確実にスピーキングの伸びは早くなります。

なぜなら、英語が流暢に話すには、英語で考えることが必須だからです。最初はたどたどしい英語であったとしても、英語で考えながら文章を組み立てる訓練を繰り返す度に少しずつ英語が流暢になっていきます。

このコラムを読んで、想像しているよりも文化の壁って大きいかもと不安に感じた方もいるかもしれませんね。しかし、このような文化の違いに圧倒されることは、留学すれば誰でも必ず経験することです。

 

想像を超える文化の違いを経験できることが海外留学の醍醐味であり、それを乗り越えた先には、世界中で通用するコミュニケーション能力が身に付きます。

 

人種や育った国によって文化・国民性・英語力が異なることを理解し、今回のコラムで紹介した人種の違いを自ら体感して欲しいと思います。

日本でも英語の勉強はできますが、こうした人種を越えたコミュニケーションは海外留学しないと体験できないことです。留学経験が無くても英語力がある方もいますが、このような経験を若い時にしていないと後から苦労すると言われます。

海外留学・ワーホリを通して、是非国民性の違いを肌で感じてみましょう!

 

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