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オーストラリアで野球はできる?オーストラリアの野球事情を紹介

公開:2018/08/02 著者:片桐 健一郎 4119 Views

オーストラリアの人気スポーツと言えば、、、

 

ラグビーユニオン
ラグビーリーグ
オーストラリアンフットボール
クリケット

 

次のメジャースポーツとなると、2005年にプロリーグができたサッカーでしょうか?

アメリカよりもイギリスの影響が強いオーストラリアにおいて、現在のところ野球はマイナースポーツになります。ニュースで取り上げられることも殆どないのが実情です。

ただ小さいながらもオーストラリアには野球のプロリーグもあります。シドニーやメルボルンなどの都市であれば、必ず競技者を見つけることができるでしょう。

日本で野球をやっていた方からは、「オーストラリアでも野球はできないか?」という質問を頂くことがあります。当記事では、オーストラリアで野球を楽しむ方法を紹介します。

 

【参考記事】
オーストラリアでサッカーするにはどうしたら良い?

気候とシーズンスポーツの関係性

オーストラリアをはじめ西洋の習慣がある国では、スポーツをシーズンで考える人が多く、季節に合わせて競技人口が増減する傾向があります。アメリカのメジャーリーグが春開幕、秋閉幕ということからも、基本的に野球は夏のスポーツになります。

ちなみに、ラグビーやオーストラリアンフットボールは走り回るスポーツなので、冬のスポーツとされています。

オーストラリアは広大な土地を持つ国のため、州によって気候がかなり違います。ブリスベンなどは冬でも平均20度くらいまで温度が上がります。シドニーも雪が降るような寒さではありませんので、冬でも野球をプレーすることは問題ありません。

 

上記で挙げた4大スポーツの1つであるクリケットも、基本夏がシーズンとされています。野球もクリケットも、「打つ」という共通した動きがあるため、クリケットのオフシーズンを利用して、野球をする人もいるようです。体格に恵まれたオージーの中には、すごい長打力を持つ人もいるそうです。

ちなみに小学生くらいであれば、Tボールと呼ばれる止まったボールを打つ競技も学校で経験します。オーストラリアでも野球という存在は、しっかり認知されています。

 

シドニーの草野球サークルを紹介

シドニーには、「Japan Baseball Club」という草野球サークルがあります。

日本の草野球と違い硬式ボール、木製バットで本格的に活動してます。結成は2004年で、今年で15年目があるチームです。留学ドットコム社員の阪本は、この草野球サークルのOBで、シドニーオフィス勤務の際に草野球を楽しんでいました。

シドニーの「Pacific Coast Baseball League」に所属し、毎週土曜日(まれに日曜日)にリーグ戦が行われ、シーズン終了後は上位チームでプレーオフ(日本でいうクライマックスシリーズ)が行われます。シーズンはSummer League(9~3月)とWinter League(4~8月)に分かれ、1年中硬式野球が楽しめます。リーグには100チーム以上が参加しています。

 

→ リーグ戦の試合風景

 

対戦相手はみな地元オーストラリア人のチームなので、対戦相手みんな外国人助っ人チームのような状況が楽しめます。

 

現在のサークル部員は25名ほどで、女性マネージャーも4~5人在籍してます。下は16歳から上は50代と幅広い世代が所属しており、平均年齢は23~25歳くらいです。部員は、駐在員、学生、ワーキングホリデーと様々なバックグラウンドをもったチームで構成されています。

 

草野球サークルに参加してるだけで、普通の留学では知り合えないオーストラリアの駐在員との交流ができます。駐在員に選ばれるような方々は、仕事ができる能力の高い方々ばかりなので、そうした方々との交流はとても貴重です。

 

野球経験は中学校までしか野球経験がないという人もいれば、東京六大学出身者まで幅広く在籍しています。チームは1軍と2軍に分かれているので、どのレベルの人も野球が好きであれば楽しめるチームになってます。

 

→ どのレベルの人も楽しみながら参加できます!

 

試合終了時には飲み会をしたりオフシーズンにはBBQ、釣りに行ったりと野球以外にも楽しんでいます。

最初はみんな野球が好きで入ってくるのですが、それ以上に違った立場や年代の人と知り合える貴重な機会なので、そこで得られた人脈や経験がシドニーでの一番の思い出になったと言って日本に帰国していく人も非常に多いです。

 

→ 試合後の飲み会風景

 

思わぬ経験が得られるかもしれないJapan Baseball Club。野球が好きなら「留学ドットコムの阪本」まで、ご連絡お待ちしてます!

 

日系のウェブサイトからコミュニティを探す

上記でシドニーの日本チーム「Japan Baseball Club」を紹介しましたが、リーグに参加しているチーム数は100チーム以上あり、他チームに参加することも勿論可能です。

他チームに参加したい場合は、留学後に試合会場に行って、各チームに参加打診するのが手っ取り早い方法です。雰囲気を見てから参加チームを決めたい場合は、まず試合を見に行くのが一番と言えるでしょう。

また、オーストラリアには現地在住の日系人が利用する日本語ウェブサイトがあります。こういったコミュニティで探すと、週末に草野球を楽しむようなサークルが見つかる可能性が高いです。

 

留学生は滞在期間が短いため、出入りも激しく常に参加者を探しているグループも珍しくありません。

 

シドニーでは、Jams(ジャムズ)、日豪プレス,、Cheers(チアーズ)などのコミュニティが有名です。メルボルンではDengon net(伝言ネット)のコミュニティも利用されます。多少都市によってウェブサイトの認知度が違いますのでご注意ください。

 

韓国系や台湾系の友人から紹介してもらう

野球の認知度・人気が高いアジアの地域と言えば、日本・韓国・台湾です。野球が盛んなアメリカやカナダからオーストラリアに来る人は殆どいません。韓国人や台湾人の友人から、野球サークルが無いか聞いてみましょう。

野球に限ったことではないかもしれませんが、相手の国籍に関わらず、自分の好きなものをアピールしておくと、友人が仲を繋げてくれることは、海外では良くあることです。

そういう意味でも、自分の趣味を英語で紹介する準備は渡航前にしておきたいものですね。

 

Googleで協会やチームを探す

ある程度の団体や組織であれば、しっかり公式ウェブサイトを持っています。リーグに所属・加盟しているチームであれば、「協会 = 統括団体」に登録されていることでしょう。

本格的にトライしたい人は、そこからチームに直接連絡を取るもよし、協会に問合せをするのも良いでしょう。

 

FacebookやMeetupで探す

FacebookやMeetup等のSNSを検索するのも良いでしょう。

部活がある日本では、お友達と言えば学校繋がりであることが多いかと思いますが、オーストラリアでは部活がありません。

そのため、お友達は趣味を通してつながることも珍しくありません。日本人はお友達と言えば、学校で見つけるものという固定観念を持っていますが、オーストラリアではそこまでではありません。滞在中は学校以外でもいろんな人に出会うように積極的に動いてみましょう。

 

最初に問合せをしたチームやグループで出会った人に話しかけ、また異なるグループを紹介して貰い、そうやっていくつか渡り歩くことでより自分にあった環境が見つけられます。

 

恥ずかしがらず積極的に動いていくのが良い出会いにつながるでしょう。

 

色々なところに顔を出してみることが大事

私事なのですが、数年前にボランティアに参加するようになり、オーストラリアに30年近く住む日本人と知り合うことができました。年齢でいえば自分の父親世代、既にお仕事をやめてリタイア生活をしている人達です。

その中の一人は、冬の時期に野球のコーチをしている方で、必ず国籍というがバックグラウンドをミックスしてチーム作りをしているようです。年齢も多少ばらついていたりして大変な部分があるようですが、毎年のライフワークのようです。

やはりこちらに長く住んでいる人は多くの知り合い・広いネットワークを持っています。皆さんが仲良くなる学生・ワーホリの方は滞在期間が短いため、どうしてもネットワークや情報量が限られます。

 

学校やクラスメート、アルバイト先だけでは知り合える人の種類は限られます。幅広い交流をするためには、色々なところに顔を出すことも頭の片隅に置いて生活をしていきましょう。

 

「周りに野球をしている人がいないなぁ…」と思ったら、お気軽に留学ドットコムまでご相談ください。

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