バイトするなら取得必須!タックスファイルナンバーの申請方法@オーストラリア | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

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バイトするなら取得必須!タックスファイルナンバーの申請方法@オーストラリア

公開:2019/12/13 著者:堀川 真由美 1060 Views

そもそもタックスファイルナンバーってなんだ?なんでいるの?

タックスファイルナンバー(Tax File Number;TFN)とは、TAX(税金)とSuperannuation(スーパーアンニュエーション = オーストラリアの年金制度)のため、個人にあてがわれる番号です。この番号は結婚で名前が変わった場合などでも、一生変わることはありません。

実はタックスファイルナンバーを取ることは絶対ではありません。ただし、タックスファイルナンバーを取得せずに働いた場合、所得に対して最高税率が課されます。

 

オーストラリアで働くのであれば、どう考えてもタックスファイルナンバーは取得した方が無難でしょう。

 

私たち外国人は以下のコンディションであれば、オンラインでタックスファイルナンバーの登録を済ませることができます。

 

・外国のパスポート所持者、または永住予定者、一時訪問者。
・オーストラリアに入国済み。
・労働が可能なVISAを取得している。

 

こちらの記事を見ている方の場合は、ワーキングビザ・ワーキングホリデービザ・学生ビザが主なビザでしょう。

今回はオンラインでタックスファイルナンバーを登録する流れを紹介します。

 

※2022年版のタックスファイルナンバーの申請方法は以下の記事へ!

 

オンラインでタックスファイルナンバーの登録!

登録は簡単です。以下に登録時の画面も合わせて載せていますので、間違いなく進めらると思います。

不安な方は、留学エージェントでもサポートをしてもらえますのでそちらで登録されると良いですよ~。

 

<申請に必要なもの>
・自分の有効なパスポート
・オーストラリアのアドレス

 

申請から28日以内にタックスファイルナンバーがオーストラリアのアドレスに送られてきます。

 

そのため、確実に受け取れるアドレス、申請時から1ヶ月以上滞在するであろう場所の住所を用意してください。

 

住所がバックパッカーなどで決まっていない場合は、現地エージェントのアドレスを使わせてもらいましょう。個人的にこういうちょっとしたことにこそ、エージェントを利用するメリットがあるなと感じました。

そして、実際郵送で送られてきた書類がトップの写真なのですが、シンプルな封筒すぎてどこから来たのかパッと見て分かりません…。

では、早速登録の流れをガイドして行きますね!

 

 

早速URLにアクセスして登録していきましょう!おおよそ20分ほどで作業は完了します。

 

参照URL: Australian Taxation Office(ATO) https://www.ato.gov.au

 

上部にあるIndividualsというタブをクリックします。

 

 

スクロールすると、下の方にTax File Numberの項目がありますので、apply for TFNにカーソルを移動させます。

 

 

上記のような画面が表示されます。

> Foreing passport holders, permanent migrants and temporary visitor というところをクリック。

 

 

Apply online for a TFNをクリック。

 

オンラインでのタックスファイルナンバー申請が出来る人の条件等がつらつらの書かれています。右下のNextをポチッと押しちゃってください。

 

 

今からタックスファイルナンバー申請しますよ、タックスファイルナンバー申請できるビザ持ってますか~?と言う内容が書かれています。右下のNextをポチッと押しちゃってください。

 

 

それでは早速入力していきましょう。

 

・What is your passport or travel document number?
→ パスポート番号の入力。

 

・What is the country of origin of your passport or travel document?
→ パスポートの発行国をリストから選択。大抵の方は「Japan」になりますでしょうか。

 

・Have you ever visited Australia before?
→ オーストラリアへの訪問歴の確認。過去に来たことがあれば「Yes」なければ「No」

 

右下のNextをポチッと押しちゃってください。サクサクいきますよ~。

 

 

Personal detail(個人情報について)の記入をします。

 

What is your name?(名前)の項目は4点あります。

・Title
→ リストから選択します。Mr(男性)/Mrs(既婚の女性)/Miss(未婚の女性)/Ms(既婚・未婚問わず女性)

・Family name: 苗字(姓)

・First given name: 名前(名)

・Other given names: その他の名前
→ 基本的には日本人だとFamily nameとFirst given nameのみの入力でしょう。パスポートの記載通りに入力しましょう。

 

Are you, or have you been known by, any other names?
→ 旧姓や英語名などがある場合は「Yes」、無ければ「No」

 

What is your full date of birth?
→ 生年月日の入力(日・月・年の順番に入力。パスポートの記載通りに入力しましょう。

 

What is your gender?
→ 性別。Male(男性)、Female(女性)、Indeterminate(不確定)から選択。

 

Do you have a spouse?
→ 配偶者の有無。いれば「Yes」、いなければ「No」配偶者がいる場合、自分の名前を入れた時と同じ要領でTitle・Family name・First given name・Other given namesをそれぞれ入力していきます。

 

右下のNextをクリック。

 

 

Existing TFN, ABN or CRN information(取得済みTFN、ABN、CRNの情報について)記入して行きます。

 

Have you ever applied for a TFN or Australian Business Number (ABN) before?
→ これまでにTFNまたはABNの申請をしたことがあるか。あれば「Yes」なければ「No」

Have you ever had a TFN or ABN in your name before?
→ これまでに自分の名義のTFNまたはABNを取得したことがあるか。あれば「Yes」なければ「No」

 

※上記の質問に「Yes」と答えた方は以下の質問にも回答します。

 

If yes, enter your TFN and/or ABN if you know them.
→ TFNとABNを(あれば)それぞれの欄に入力してください。

 

Have you ever lodged a tax return in Australia?
→ これまでにオーストラリアのタックスリターンの申請をしたことがあるか。あれば「Yes」なければ「No」

 

Do you own property or have other business interests in Australia?
→オーストラリアに不動産や他の事業権益を持っているか。あれば「Yes」なければ「No」

 

Do you authorise the ATO to send your TFN to Centrelink?
→税務局がタックスファイルナンバーをセンターリンクに提供することを許可するか。ワーホリ・学生ビザの方の回答は「No」です。

 

右下のNextをクリック。

 

 

Address details(住所)を記入していきます。

 

What is your Australian postal address?
→ オーストラリア内の郵送先住所を入力します。

 

Your TFN advice will be send to this address during the next 28 days. Your postal address can be a post office (PO) box or street address.
入力した住所にTFNが記載されたレターが28日以内に郵送されます。

 

※確実に受け取れる宛先にしておいてください。

※留学ドットコム利用者ならシドニーに現地オフィス、各都市にも提携オフィスがありますのでそちらを利用するが可能で安心です。

 

住所記載のルールは日本と真逆になります。

日本は都道府県→市町村→番地・アパート番号と、大きな括りから記入しますが、欧米圏では小さな住所から記入を始めます。

 

・Address line 1: アパートの番号、ストリート番号
・Address line 2: 上記の枠に記入し切らなかった場合に使用
・Town or suburb: 市または地域名
・State or Territory: 州名
・Postcode: 郵便番号

 

What is your current home address?
→ 現住所について。

 

“Your home address cannot be a post office(PO)box number. If you are applying as a temporary visitor your residential address may be your home country address.”
一時的な滞在者の場合、現住所は自国の住所にすることも可能。

 

Is your current home address the same as your postal address (as above)?
→ 現住所は上記の郵送先住所と同じか?同じであれば「Yes」違う場合は「No」

 

「No」を選択した場合、現住所を下記に入力します。要領は先ほどと同じです。

 

右下のNextをクリック。

 

 

Contact details(連絡先)を記入していきます。

 

“Who would you like the ATO to contact if we need further information to process your TFN application?”
TFN申請手続きのために追加情報が必要となった場合、税務署が誰に連絡してほしいか。

 

本人の場合「Me」を選択。本人以外(代理人)への連絡を希望する場合は「Another person」を選択。

 

※上記の質問に「Another person」と選択した場合は以下の質問にも回答します。

 

・Reason(その理由)をリストから選択。

Language(言葉)/Age(年齢的理由)/Illness(病気)/Infirmity(精神的な理由)/Legal Representative(法定代理人)/Deceased(故人)/Other(その他)

 

・Contact name
→ Another person 連絡を受け取る人の名前を入力

 

Australian contact details(オーストラリアの連絡先)

 

Provide at least one(最低一つは入力してください。)

 

上記の質問で「Me」を選択した場合は本人の連絡先、「Another person」を選択した場合は委任する人の連絡先を入力。

 

・Mobile→ 携帯の電話番号
・Daytime phone number→ 日中の電話番号
・After hours→ 就業時間後の電話番号
・Facsimile→ ファックス番号
・Email address→ Eメールアドレス

 

右下のNextをクリック。

 

 

Declaration(宣言)のページ

 

“You have completed all of the information required to obtain your TFN.
Note: There are penalties for deliberately making a false or misleading statement.
By clicking on the submit button below, you are declaring that the information your have provided on this application is complete and correct.”
あなたはTFNを入手するために必要なすべての情報の入力を終えました。
注意:故意による嘘や間違いを招く入力があった場合は罰則があります。 下の submit(提出)ボタンをクリックすると、あなたがこの申し込みのために提供した情報は完全また、正確であるという事を宣言したことになります。

 

…ということが書かれていると、入力情報に間違いがないか不安になるかと思います。

Previous(前の)というボタンも右下にあるので、そちらをクリックすると前ページに戻ることが出来るので自分が入力した内容に問題がないか確認できますよ。

さて、問題がないことを確認したら、右下のSubmitをクリック。

 

 

Transaction complete(手続き完了)のページ

 

さて、お疲れ様です!

最後にこちらの画面が表示されます。

Your application reference number(申請の参照番号)が記載されているので、そちらの番号を控えておきましょう。私はこの画面のままスクリーンショットをして保存しておきました。

 

※こちらの番号は、タックスファイルナンバーではないので注意。

 

28日以内に手紙が届かなかった場合は税務署へ電話をする必要があります。またその際に上記の参照番号が必要となります。

 

最後に

いかがでしたか?やるべきタスクはささっと済ませて、オーストラリアでの生活を早く楽しみましょう!

タックスファイルナンバーを取る取らないは自由ですが、どこで働くにしても雇い主からタックスファイルナンバーは確認されます。

おそらく、雇い主もタックスファイルナンバーを持っていない人の納税手続きの経験はほぼありませんので、雇う時に嫌がられるかも知れません。

 

きちんと伝えれば正しい税率で税金が徴収されますので、タックスファイルナンバー無しで働くよりは良いかと思いますよ。

 

それから受け取ったタックスファイルナンバーはとっても大事な個人情報ですから、受け取った書類はきちんと管理してくださいね~!!!

 

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