【カナダ留学】アメリカとカナダで悩んでる方にカナダをオススメする理由とは? | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

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【カナダ留学】アメリカとカナダで悩んでる方にカナダをオススメする理由とは?

公開:2019/01/11 著者:齋藤 朱里 4914 Views

英語留学の有名な国と言えばアメリカをまずイメージするのではないでしょうか?

ただ、「アメリカは高そう…」というイメージもあります。そのため、アメリカ留学を考えている人の多くは、アメリカのすぐ隣国であるカナダも視野に入れている場合が多いのです。

 

では、アメリカとカナダでは、どんな違いがあるのでしょうか。

 

アメリカとカナダは、何となく似ているイメージを持つ方も少なくないはずです。

それだけにカナダを選ぶことで、「何かマイナスは無いのだろうか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

アメリカとカナダは隣国ではありますが、生活面や物価などの違いがあります。そこで、今回はアメリカとカナダの違いを分析したうえで、悩んだらカナダがオススメの理由を紹介したいと思います!

カナダは留学費用が安く済む

下記は、アメリカ留学とカナダ留学の学校費用、滞在費用、生活費用、航空券、ビザ申請費用、保険費用など1カ月の留学にかかる総費用です。

選ぶ地域や学校によっても値段の違いがあるので、値段差は一律ではありません。ただ、アメリカで幾ら節約生活したとしても、カバーしきれない値段差であることは間違いありません。

 

アメリカ留学とカナダ留学を比較した値段差

アメリカ カナダ 差額
学校費用(授業料、入学金、教材費) 18万円 12万円 6万円
生活費用(ホームステイ、交通費、交際費など) 16万円 11万円 5万円
航空チケット(往復直行便) 20万円 18万円 2万円
ビザ申請費用等 4万円程度
※週18時間以上の授業を受講する場合
550円程度(ESTA)
※3カ月未満の場合はビザ申請不要
約39,450円
保険費用 2.2万円 2.2万円 0円
合計 602,000円 432,550円 169,450円

 

同じ形態でアメリカとカナダに留学すると、なんど1カ月の留学で約17万円ものギャップがあります。もちろん、留学期間が長期になればなるほど、金額差は開くことになります。

 

Numbeoという比較サイトによると、家賃は27,82%、レストラン料金は8.32%、食料品は9.13%、アメリカの方が高いという報告書も出ており、全体的にカナダの方が物価は安いのです。

 

また、カナダは食料品に関しては非課税なので、シェアハウスで自炊をする方にとって魅力的です。

また、カナダはワーホリ制度もある国なので、アルバイトで生活費を全額補うことができますから、ワーホリの留学費用はさらに安くなります。

 

カナダにはワーキングホリデー制度がある

上記でも触れましたが、カナダとアメリカの大きな違いの1つは、、、

 

カナダにはワーキングホリデー制度がありますが、アメリカにはありません!

 

ワーキングホリデーとはカナダでの観光や訪問を目的としたもので、滞在期間中は就学、就労が可能です。語学学校には最大6カ月通うことができます。

 

アルバイトではネイティブと一緒に働ける職場もあり、英語力向上が見込める上に、アルバイト収入も得られます。

 

一方で、アメリカにはワーキングホリデー制度はありません。アメリカ留学する場合は、学生ビザで入国することになり、アルバイトは原則できません。

インターンシップを通して就労は可能ですが、知識・経験を目指したものになるため無給条件がほとんどです。また、インターンシップするためには、英語力の面など高いハードルが求められるため、気軽に誰でも参加できるモノではありません。

ワーキングホリデーは、申請時の年齢が18~30歳と年齢制限が設けられており、カナダの場合だと一年間のビザ発給制限数も決まっています。毎年7月を過ぎると新規ビザの受付が終了するため、ビザ申請時期はしっかりと把握しておきましょう。

 

カナダからアメリカに気軽に旅行できる

カナダの留学人気都市はバンクーバーとトロントですが、両都市ともアメリカの国境近くに位置するため、隣国であるアメリカに気軽に行くことができます。

バンクーバーはカナダの南西部に位置し、国境を超えればスターバックス1号店のあるシアトルです。バスだと約3時間で気軽に行くことができます。

さらに、ラスベガスだとバンクーバーから飛行機で約2時間半、またサンフランシスコはラスベガスから近いため、バスでの移動で2都市を堪能できます。

 

トロントの場合だと、アメリカとの国境であるナイアガラの滝にはバスで約2時間、ニューヨークには飛行機で約1時間半と、さほど遠くはありません。

例えるなら、東京から名古屋、東京から大阪に遊びに行くような感覚です。祝日が入った3連休の時間を利用して、2泊3日の予定でニューヨーク・シアトル・サンフランシスコなどの旅行に行くと良いでしょう。

 

各都市への所要時間まとめ

バンクーバーから トロントから
シアトル 約3時間(バス)
約1時間(飛行機)
ラスベガス 約2時間半(飛行機)
サンフランシスコ 約2時間半(飛行機)
ニューヨーク 約10~12時間(バス)
約1時間半(飛行機)
ワシントンDC 約1時間半(飛行機)
シカゴ 約1~2時間(飛行機)
ボストン 約2時間(飛行機)

 

生活環境はアメリカと変わらない!

映画やドラマを通して、アメリカは生活環境が整っているのはご存知だと思います。ですが、実はカナダもアメリカと同様に、生活環境が充実しています。

まず生活インフラに関してですが、アメリカもカナダもケーブルテレビです。同国とも、
日本とは異なり、テレビを購入するだけでは番組視聴が不可能で、視聴をするためにはケーブルテレビへの加入をしなくてはなりません。

カナダのプログラムは、基本的にアメリカとは同じです。日本に比べて、視聴できる番組内容も非常に豊富で、自分の好きな番組を見ながらリスニングの強化ができます。

 

また、バンクーバーやトロントでは、至るところにスーパーやレストランが点在しています。カナダのスーパーは、コストコ(Costco)やWalmart、Loblawsなどのスーパーマーケットが主流ですが、アメリカと変わらず品揃えが豊富な上に、食材は比較的安いです。

カナダの交通インフラに関しては、地下鉄やバス、路面電車が整備されています。バンクーバーやトロントなどの大都市では24時間バスも走っているため、帰りが遅くなった時も安心して帰宅することができます。

交通機関が時刻通りに来ないことはありますが、バス路線や路面電車が縦横無尽に走っており、本数も多いため移動に困ることはありません。

 

通信インフラ(ネット環境)に関してですが、カナダはWi-Fi大国と言われるほどインターネットの普及率が非常に高いです。

レストランやカフェ、学校、また駅構内においてもWi-Fiを無料で提供しており、快適にインターネット接続ができます。

ネット環境に関しても、両国の間に何ら違いはありません。

 

カナダはアメリカと比べて治安が良好

カナダはアメリカと比較すると、非常に治安が良い国です。アメリカは良く銃犯罪のニュースを目にしますが、カナダでは同様の報道はあまり目にしません。

この背景には、厳しい銃規制がなされていることや、カナダ人の穏やかの国民性が考えられるでしょう。

カナダは、申請するだけで銃が手に入るアメリカとは異なり、厳格な銃規制がなされていますので犯罪率もアメリカよりも低いと言われています。

 

留学生にとっては、その国の治安はとても気になる部分ですが、カナダはアメリカよりも安心感があります。

 

また、カナダ人はとてもフレンドリーで親切です。欧米人はアグレッシブなイメージがあるかと思いますが、カナダ人は穏やかな人が多いのが特徴です。

カナダは移民や留学生も多く、外国人に対しての受け入れ体制ができているためだと言われます。

留学生がカナダに慣れていないことや、英語が上手く話せないことを認識した上で接してくれるため、安心して留学生活を過ごすことができます。

 

結果として、カナダの都市は毎年のように世界の住みやすい街ランキングで上位にランクインしているのでしょう。

 

カナダはアメリカの代替地として活用しよう!

カナダは、アメリカ留学を考えている人にとって絶好の代替地です。カナダに生活基盤を置いて、アルバイトで稼ぎながら英語を勉強し、好きな時にアメリカ旅行に行く!

 

アメリカと変わらない生活環境で、アメリカよりも安く、アルバイトもできるのですから、カナダは最高の留学地と言えそうです。

 

私の経験上、そこまで「アメリカじゃないと駄目!」という人は少ないように思います。

何となく「留学するなら本場であるアメリカが良いかな!」くらいの人が大半です。そういった方にとっては、カナダ留学を選択されると良いのではないでしょうか!

 

もちろん、アメリカに強いこだわりがある人は、最初からアメリカに渡航するのが最善だと思います。留学生の中には、「ロスに住んでみたかった!」とか「ニューヨークのマンハッタンでカフェを楽しみたい。」といった目的の方もいます。

英語の本場は、アメリカというイメージがあるかもしれません。そして、アメリカ留学にもメリットはたくさんあります。何を優先するのかで渡航国は変わります。

しかし、今回紹介した観点から生活環境や物価の安さ、アルバイト収入などを考慮すると、カナダ留学の方が魅力的と言えるかも知れませんね。

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