カナダのタックスリターン(確定申告)のまとめ | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

公開:2019/06/12
カテゴリー:現地生活情報

カナダのタックスリターン(確定申告)のまとめ

公開:2019/06/12 著者:中川 友康 135 Views

カナダにワーキングホリデーで渡航する方の多くは、滞在中に何かしらのアルバイトをするはずです。

アルバイトで収入があると、当然カナダに税金を納めることになりますが、タックスリターン(確定申告)をすることで、支払った税金の一部が戻ってくる可能性があります。年末調整と捉えて貰っても良いでしょう。

もちろん、勤務先の企業が税金をしっかり納めてくれていることが前提となります。もし、税金が少ない場合や他に収入がある場合は、逆に税金を追加で支払う可能性もあります。

 

一般的にワーホリの場合は、アルバイト以外からの収入があるワケでは無いので、タックスリターンをすることで「一部のお金が還付される。」という認識で良いでしょう。

 

一般的に勤務先の企業で働く際は、税金を源泉徴収される際、実際の税率よりも少し多めの税金をカナダの税務署に支払っていることになります。

日本では税金控除される項目はかなり限られていますが、カナダを含む海外では税金控除される範囲が広いのです。

そのため、タックスリターンで幾分税金控除が適用されて、税金が還付されることになります。

 

1年間でどの程度収入を得たかにもよりますが、平均的なワーホリでは数百ドル~千ドル程度の還付金となるのが一般的です。

 

日本では会社で年末調整をしてくれますが、カナダを含む海外では自分で行うことになります。会社側は決められた税率を源泉徴収して、税務署に支払うだけです。

わざわざ手続きするのは面倒な気もしますが、申請すれば還付される金額も数百ドル以上となれば、タックスリターンするメリットの方が大きいワケです!

今回は、カナダのタックスリターンのシステムの詳細を解説して行きたいと思います。

カナダのタックスリターンは義務なの?

はい、カナダのタックスリターンは義務です。

カナダにビジター(観光ビザ)以外のステータスで滞在している人は、タックスリターンをしないといけないことになっています。

面白いことに、無収入であっても、アルバイトができない学生ビザの方であっても、例外無くタックスリターンをするルールになっているのです。

 

無収入でもタックスリターンを行うと、学費の一部やGST/HST Credit(消費税)の還付があったり、他にも幾つか手当が受けられたりする場合があります。

 

普通は収入があって、支払った税金の中から還付金を受け取ることができるのですが、カナダでは無収入でも還付金を受けられる可能性があるのは興味深いですね。

どの程度の還付金を受けられるかは、州によっても異なり、ケースバイケースとのこと。そのため、実際にカナダにワーホリで渡航した際、滞在した地域の税理士に確認してみましょう。

実際、ワーホリで滞在する方は1年未満の滞在なので、タックスリターンを行わずに帰国している方も多いと聞きます。未申請の場合はペナルティもあります。実際のところは帰国した人にペナルティを課すのは困難なので、帰国後に何かトラブルになったケースは聞いたことはありませんが…。

 

タックスリターンの申請時期

カナダのタックスリターンは、毎年1月1日~12月31日までの1年間の収入が対象になります。日本と同様ですね。

タックスリターンの申請時期は、2月中旬頃~4月一杯までとなっています。

追加で税金を支払わないといけない人は、申請期限である4月末を過ぎると滞納状態となり、利子が加算されていくことになるので注意が必要です。

 

税金が戻って来る方に関しては、4月を過ぎても問題ありません。さらには、2年前とか3年前過去に遡っての申請でも問題ないと言うことになっています。

 

当然と言えば当然ですが、タックスリターンの申請してくれなければ、カナダの税収が増えることになります。

そのため、本来はタックスリターンの申請義務があり、申請しないとペナルティがあるルールになっているものの、税金の還付対象者に関しては見て見ぬふりをしていることになるんですね!

 

タックスリターン申請の流れ

自分で手続きすることもできますが、全て英語で手続きしなければならないことに加え、州により税制が微妙に異なるため専門的な知識も必要になってきます。当然、間違って手続きしたら還付金が減ってしまうリスクも伴います。

そのため、多くの場合は、地元の税理士を利用して申請するのが手っ取り早いです。税理士に依頼して申請する場合の代行手数料は約50ドルになります。

税理士を通して手続きすれば、間違った申請もありませんし、確実に手続きを行ってくれるので安心です。以下、タックスリターンに必要な書類一覧です。

 

・T1 General
タックスリターンの申告フォームです。こちらの書類に必要項目を入力してカナダ税務局(Canada Revenue Agency: CRA)に郵送します。申請書類は、1月末頃から郵便局や税務署、郵便局の出張所があるお店などに置いてあります。または、インターネット上からダウンロード&印刷することもできます。
・T4
カナダの源泉徴収票になります。前年度に働いた会社から受け取ります。
・その他の書類
州によって申告(税金控除)できる項目が異なります。交通費、医療費、引っ越し費用、家賃などのレシートを控えておきましょう。税理士を利用すれば、どれが適用されるのか仕分けしてくれますので、自分で調べて仕分けする必要性がないので楽です。

 

還付金は、タックスリターン申請後、約2カ月後に戻ってきます。なお、4月下旬に手続きすると、申請者が混み合っているため、還付金を受け取るまで3カ月近くかかる場合もあります。

還付金の受取り方法は、銀行振り込みや小切手の送付を希望することができます。

 

→ インターネットで申請書(T1 General)をダウンロード・印刷も可能です。

 

タックスリターンでプラスの手取りを!

以上、カナダのタックスリターン解説をして来ましたが如何でしたでしょうか?

基本的に面倒な手続きは誰もが避けたいところ。ですので、現地の税理士を利用して手続きするのが一番です。ある程度大きな都市であれば、日本人の税理士もいますので、日本語で相談してサクッと終わらせてしまいましょう。

 

既に日本に帰国してしまっている方、タックスリターンの時期には日本に帰国してしまう予定の方は、現地の税理士を探してメールや電話で相談しましょう。

 

日本に帰国してしまったワーホリは、「別にもういいや!」とタックスリターンを放棄してしまう方の方が多数派だと思います。

現地でアルバイトを頑張って働いていた方は、還付される金額も大きくなるので、放棄しては勿体ないくらいの金額になってるかも知れません。

タックスリターンは毎年2月中旬~4月一杯までと時期も限られていますので、予めタックスリターンの基礎知識を持って、計画的に申請を進めて行きましょう!

 

 

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