ワーホリ中の仕事探し!私が面接で聞かれた質問と雇用主の採用基準とは? ~レストラン・カフェ編~ | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:ワーキングホリデー

ワーホリ中の仕事探し!私が面接で聞かれた質問と雇用主の採用基準とは? ~レストラン・カフェ編~

公開:2020/06/11 著者:坂元 ちひろ 286 Views

こんにちは、カナダ在住のちひろです。

ワーキングホリデービザは、滞在先で「学ぶもよし、働くもよし、遊ぶもよし」という三拍子が揃う自由度の高いビザです。

カナダのワーホリビザの有効期間は1年ですが、「期間が短くても良いから海外で英語学習と就労経験をしてみたい!」と考える方にはオススメの査証です。

 

私自身も過去、ワーホリビザでカナダに滞在していましたが、ワーホリであるがゆえに苦労した経験がありました。それは「仕事探し」です。

 

私は英語環境の仕事で言うと、飲食店のサーバー(ウエイトレス)と翻訳、東京オリンピックの有給ポジションの3つに応募したことがあります。

翻訳やオリンピック案件の面接を受ける頃にはコツを掴んでいたこともあり、何とか採用にこぎつけました。しかし、それ以前にワーホリビザで面接を受けた飲食店のうちいくつかは採用まで至りませんでした。

複数の面接に落ちてしまった原因は、相手が求めている回答をひねり出すことができなかったからだと分析しています。

 

それは言うまでもなく、人事担当者から投げかけられた質問の意図を理解していなかったせいです。

 

そこで本日は、「かつて私が飲食店の面接で受けた質問と、今だからこそ分かるそれぞれの質問の意図」をみなさんとシェアしたいと思います。

ちなみに、飲食店での面接における私の成績は「2勝3敗」です。今回は、採用していただいた店舗のオーナーから教わった内容をもとに執筆いたします。

質問1: ビザの期限は?飲食店での就労経験は?

ワーホリビザで仕事を探す際の弱点は。「ビザの有効期間」です。カナダのビザは1年間有効だとお伝えしましたが、現地にたどり着いてすぐに仕事が見つかったとしても、働くことができる期間はすでに1年を切っています。

ワーホリビザは通学も許可されている査証なので、仕事を探す前に語学学校へ通う人もいます。そうすると、就学中にもビザの有効日数がどんどん消費されていきます。3ヶ月学校に通えば残りは9ヶ月、半年通学すれば6ヶ月後には就労資格を失うのです。

応募者の立場からすると、「働きながら英語やカナダの文化を学びたい!」という気持ちがあるかもしれません。しかし、雇用主は給与を支払う以上は、「すぐに店の稼ぎ手となる人」を必要としています。

 

そこで、雇用主側は飲食店での就労経験有無を尋ねて、「応募者が即戦力となり得るか否か」を推し量ろうとします。

 

仮に被雇用者が未経験だった場合は、一人前に育て上げるために相当な時間と労力を要します。その後何年も一緒に働くことが確定している人であれば、「時間をかけて育てよう」と考えることもできます。

しかし、ワーホリビザ保持者は数ヶ月後には日本へ帰国することが明らかです。未経験者でも他の能力でカバーできれば問題ないでしょうが、経験があるに越したことはありません。

また、同類の質問で「カナダで働いた経験はあるか?」と聞かれるパターンもあります。カナダと日本では、レストランのサーバーポジションひとつを取っても接客方法やノウハウが異なります。飲食店で働いた経験がなくてもカナダでの就労体験があるならば、それが強みとなる可能性があります。

 

→ 私は面接時に、飲食店アルバイトの経験をアピールしました。

 

質問2: ワーホリ期間が終わった後はどうするの?

前項でご紹介したワーホリビザ特有の「有効期限の短さ」が弱点にならない人もいます。それは、「ビザの期限が切れてからもカナダで生活を続ける意志と能力がある人」です。

例えば、日本食レストランのキッチンポジションに就くならば、ワーホリビザが失効した後で別の就労ビザを取得して勤務を継続できる可能性があります。

そのためには職場のサポートが必要でハードルも高いです。

 

例えば「素晴らしい調理技術や知識をすでに持っている人」や「時間とお金をかけて育てる意義がある人」といった人物像が求められます。

逆に、「ネイティブカナディアンを差し置いてでも職場に置いておきたい人材」だと雇用主に思ってもらうことができなければ、長期滞在の望みは薄いでしょう。

ビザ失効後の動向を尋ねる質問には、(将来的に就労ビザ取得のサポートをするかどうかはさておき)「長い付き合いをできる可能性がある応募者か否か」を探る意図が含まれています。

 

質問3: 家から店までの通勤時間はどれくらい?

通勤時間と手段も、面接時に必ず問われる項目のひとつです。これは、「職場で急な欠員が出た際にどれくらいの時間で駆けつけることができるか」を確認するための質問です。

私は仕事探しを開始して間もない頃、手当たり次第に複数店舗へ履歴書を送っていました。その結果、通勤に片道1時間もかかる店舗の面接を受けることになりました。

通勤時間をオーナーに聞かれた際に「1時間です!」とバカ正直に答えて、明らかにガッカリした表情で「それは遠いね…。」と落胆されたことは記憶に新しいです。むろん採用通知が届くこともありませんでした。(苦笑)

 

早朝シフトや深夜シフトが続くと、想像以上に身体に負担がかかります。

 

また、私が住んでいるトロントでは冬場の気温はマイナス20度前後まで下がるので、通勤だけでも気力・体力を奪われます。

総合的に考えると、面接に応募する段階で自宅から近い職場を選ぶ方が無難かもしれません。

 

→ 今となっては、徒歩圏内に職場がある環境が好みです。

 

質問4: どれくらいの頻度で働ける?

ワーホリビザは自由度が高いため、雇用主から「この応募者は旅行や遊びメインで滞在しているかもしれない」という目で見られてしまうことがあります。そこで、面接では長期旅行予定の有無や、シフトに入ることのできる頻度を問われます。

おそらく、「2週間まとまった休みが欲しいです。土日も休みが良いです。」という姿勢では、採用まで至りにくいでしょう。「フレキシブルに対応できます!」と、融通性をアピールすることが望ましいです。

でも、「『何曜日でも働けます!』と伝えましょう。」なんて言うと、「都合よく使われてしまうのではないか?」と心配になったり、「せっかくワーホリビザで自由に遊ぶつもりだったのに…。」と不満に思ったりする人もいるかもしれません。

 

しかし、ワーホリビザとは言え、お金をもらう以上はそれなりの責任感が必要です。特に、仕事を覚える過程では頻繁にシフトに入る方が、知識や技術も身につきやすいです。

雇用主が「このワーホリは使えない」と判断すれば、すぐに首を切るのが現実でもあります。ワーホリはもともと長期で働けないビザステイタスですし、新規応募者は後を絶たないため代わりの人材がいくらでもいます。

厳しいようですが、シフトの融通をつけられずに解雇された人を私自身も幾度となく見てきました。面接時には「自由に行動したり、自分の主張をしたりするのは一人前になってから。」という精神で、フレキシブル性をアピールするのが良いでしょう。

 

質問5: この商品をお客さんにどう説明する?

「即戦力」に通じる部分として、現在の商品知識や営業力も問われるかもしれません。

レストランのサーバーポジションに応募するのであれば、最低限お店のメニューは把握しておきたいところです。

さらに踏み込んで「自分だったらその商品をお客さんにどう売るか?」という視点も欠かせません。

 

雇い主が採用したがるのは、「ただ注文を取って料理を提供する人」よりも「店の利益を上げるために営業ができる人」です。

 

ここで言う「営業」とは、お店の実入りが多いメニューをお客さんに上手く勧める行為です。営業をするためにはまず、商品知識が不可欠です。例えば、私が日本料理屋の面接を受けた際には「緑茶とほうじ茶の違いを英語で説明してみて。」と言われました。

ほうじ茶は緑茶とは異なり、「焙煎」の一手間が加わっているため香ばしいことが特徴です。私は「焙煎」を「roast(ロースト)」という単語で表現しましたが、オーナーによると、この説明が咄嗟にできるかどうかが採用判断の決め手だったそうです。

日本料理店で働くからには、カナダ人以上に日本の食文化知識を備えている状態が求められます。お酒の知識と営業力があるなら、ネイティブカナディアンが働くバーでも頭角を現すことが可能でしょう。

 

飲食店には、日本料理やバー以外にも様々な種類があります。

韓国・中華料理屋、サラダ専門店、カフェ、タピオカドリンク店など、どれかひとつでも食べ慣れたものや飲み慣れたものがあると、それが面接時に有利に働く場合があります。

仕事探しの際は、自分が精通しているジャンルを扱う飲食店を優先的に拾っていくと、効率よく職場を見つけることができるかもしれません。

 

→ 日本食レストランでは日本酒の知識も役立ちます。

 

質問6: 飲食店で働くために一番大切なことは?

この質問は、「応募者がどれだけビジネス感覚を持っているか」を把握するための項目だそうです。

答えはひとつではありませんが、お店の利益を一番に考えている様子が伝わると良いでしょう。

例えば、サーバーポジションを希望している人が「チームワークが最も大事です。」と回答したのでは、他の応募者に埋もれてしまう可能性があります。

 

雇用主から求められているのは、「お店の回転率を上げて収益を伸ばそうとする姿勢」や、「お酒のボトル販売で客単価とチップの額を上げる貪欲さ」なのです。

 

お店の規模やオーナーの志次第では、「決められた始業時間から終業までをやり過ごして、時給を稼げたらそれでいい。」というアルバイト感覚は厳禁です。

雇用主側からすると、支払う時給以上の稼ぎをしてくれる従業員が理想です。

 

【まとめ】 雇い主の立場で各質問の意図を見極めよう!

 

あくまで私の経験上ですが、飲食店の面接ではシンプルな質問が多かったように思います。

でも、なんの変哲もないように聞こえる質問ひとつひとつにも、「この応募者を採用すべきかどうか?」という雇用主側のチェックポイントが潜んでいます。

 

その簡単な質問に淡々と答えているだけでは、何のアピールもできずに面接時間が終了してしまいます。

 

応募者が自分一人だけであれば、当たり障りのない回答をしていても採用してもらえる可能性があります。でも、他にも応募者がいる場合は他人に差をつけなければなりません。

いち早く仕事を手に入れるためには、投げかけられた質問の意図を汲み取った回答が不可欠です。その際に、併せて必要になるのが「ビジネス感覚」です。

職場は外国人を善意で受け入れてくれるコミュニティではありません。特にワーホリの場合は働ける期間が限定的であることはマイナスポイントであることを自覚しておくべきでしょう。

 

とにかく人手不足で困っているような店舗では、すぐに採用してもらえることもあるでしょう。でも、そんな自分に都合が良い店舗を見つけることは稀です。

多くの場合、大勢のワーホリとの競争となるワケで、短期アルバイトの面接だと思って軽い気持ちで臨んでしまうと、なかなか仕事が決まらずに落ち込んでしまう可能性があります。

面接時には、「自分を雇うメリット」を人事担当者に最大限アピールすることが欠かせません。

 

「仮に自分が店のオーナーだったら何に重きを置くか?」と、経営者目線で各質問を捉えてみると雇用主が求めている回答に近い返答ができるように思うのです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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