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勉強方法のコツ

決まり文句になっている映画の名セリフが分かれば字幕なしはもっと楽しい!

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みんなが知っているような有名映画の名セリフって、心に残りやすいだけじゃなくて、自分の感情や今いる状況をひと言で表す時にもよく使いますよね。

洋画から生まれた名セリフにもそうやって一般に使われるようになった表現は多く、中には決まり文句として定着した言葉もたくさんあるのです。

今回は『オズの魔法使い』と『フォレスト・ガンプ』から、2つの名セリフをご紹介します。ぜひ、この記事を読んだ後には、それぞれの映画を視聴してみてくださいね!セリフが持つ文化的背景に触れることで、映画をもっと深く考えられるようになりますよ。

We’re not in Kansas anymore(オズの魔法使い)

(出典: Facebook / https://www.facebook.com/TheWizardOfOzMovie/)

 

1939年公開の映画『オズの魔法使い』、超名作で私も大好きな映画のひとつ。名セリフが多く散りばめられている映画ですが、中でも主人公ドロシーが竜巻に巻き込まれ、オズの国に降り立ったときに言った「Toto, I’ve got a feeling we’re not in Kansas anymore.」は、今では英語の慣用句として用いられているほど。

映画のセリフとしては「トト、なんだか私たちはもうカンザスにはいないみたいね…。」ですが、慣用句としては見知らぬ土地や慣れない環境にいることを表します。

良い意味でも悪い意味でも使えるので、たとえば新天地でのワクワクした感じや新しい職場でのなんとなく居心地の悪い感じなど、汎用性の高い言い回しです。留学中にはまさにこの状況になることが多々あるので、ぜひ使ってくださいね。

 

使う時には、主語を変えて「I’m not in Kansas anymore.」と言ったり、「Not in Kansas anymore.」だけを使ったり、Kansasの部分を自分の出身地に変えても面白いですよね。

そして実はこのセリフ、映画『アバター』でも使われているって知ってました?もしアバターのセリフだ!と気づいていたら、あなたは相当な映画通です。

『アバター』の方では、主人公が惑星パンドラに降り立ったとき、クオリッチ大佐から「You are not in Kansas anymore. You are on Pandora, ladies and gentlemen.(ここは地球ではない。お前らが着いた星はパンドラだ。)」と言われるんですね。

 

『アバター』の方が新しい映画ですし、「あのシーンか!」と思った方も多いかもしれませんね。実際の字幕では、「ここはカンザスではない」ではなく「ここは地球ではない」と訳されています。

その方が日本の視聴者に伝わりやすいからでしょう。確かに元となった映画を知らなければ、「なんで急にカンザス?」となっちゃいますよね。(笑)

『風と共に去りぬ』の「After all, tomorrow is another day.(明日は明日の風が吹く。)」などもそうです。このように一般的に定着した決まり文句や他作品のちょっとしたパロディシーンなど、知らないと分からないセリフ・場面って意外とあります。そうした視点から英語の慣用句を調べてみるのも面白いですよ!

 

Life was like a box of chocolates(フォレスト・ガンプ)

(出典: Facebook / https://www.facebook.com/ForrestGump/photos/10153436625460816)

 

こちらは日本語でも有名なセリフ、映画『フォレスト・ガンプ』の「Mama always said life was like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.(ママはいつも人生はチョコレートの箱のようなものって言っていた。開けてみるまで何が入っているか分からないって。)」です。

「Life was like a box of chocolates.(人生はチョコレートの箱)」の部分がなんとも可愛らしいというか、スッと心に入り込んでくる表現ですよね。このセリフは他作品で使われるより、Tシャツやキーホルダーに印字されていたり、メッセージに使われたり、名言中の名言として見かけることが多い気がします。

そしてこのセリフ、実はちょっと面白い見方があるんです。と言うのは、セリフが過去形である部分の謎。

 

詳しくお伝えすると、作中で主人公フォレスト・ガンプの母親は「Life is like a box of chocolates.」と現在形で使っています。しかし、主人公がその言葉を振り返るシーンで「Life was like a box of chocolates.」と、過去形に変えられているんですね。

「Mama always said」に続く言葉になるため、時制を一致させているのでは?南部訛りだからそう聞こえるだけで、実はisって言ってるんじゃない?など、英語圏においてもさまざまな説があがっています。

個人的には、単純に時制を一致させているだけかな~と思うのですが、作品で重要な軸となる「母親の口癖」を、時制の一致で簡単に変えたりするものだろうか…と疑問にも感じます。映画のセリフは見る人の受け取り方ひとつで変わるもの。「なぜフォレストは過去形にしたのか?」をあなたなりの解釈を考えてみてくださいね!

 

【まとめ】 言葉の裏にある文化的背景を感じよう!

 

どの言語にも必ず「文化的背景」という要素があります。そこまで理解できて、本当の英語を身に付けたことになります。

今回ピックアップした名セリフだったり流行の表現だったり。映画を字幕なしで楽しむためには、そうした部分にも着目するのがポイントです。

直訳すると何かおかしいかも?字幕とセリフが全然違うかも?と感じたら、そのセリフを調べてみましょう。きっとセリフが持つ英語の文化的背景に触れられますよ。

 

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この記事を書いた人

伊東 さやか SAYAKA ITO

英会話講師

フリーライターをしながら、地域ボランティア等で英語を教えている現役の英会話講師です。16歳のころ、単身カナダに渡り一年間の留学を経験。その後も英会話講師・ワーホリなど、ずっと英語と関わってきています。現在は年の差パートナー&犬3匹と秋田県の北の方にて、ちょっぴり地方創生のお手伝いもしつつ暮らしています。地方と海外をつなぐ・海外との二拠点生活を目標にいろいろ模索中。英語はネイティブにネイティブと間違われるのがちょっと自慢です。文法好きで精読トレーニングにハマっています。

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