午後4時でも真っ暗!?それでも幸福度世界一の国フィンランドの秘密 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:現地生活情報

午後4時でも真っ暗!?それでも幸福度世界一の国フィンランドの秘密

公開:2026/08/31 著者:本同 一郎 21 Views

午後4時。まだ夕方なのに外は完全に真っ暗。

スマホの時計を二度見する。え?本当に16時!?

 

フィンランドのめちゃくちゃ早い日の入りを体感したとき、正直言ってかなり戸惑いました。

 

朝8時でもまだまだ真っ暗で、太陽が顔を出すのは9時くらい。

そして授業が終わる15時30分にはもう夜のような暗さ。

気がつけば、太陽の光を浴びているのは1日5時間程度。

なんなら、太陽すら出てこない、、、。

 

「これって…メンタルやられない!?」

 

でも不思議なことに、フィンランド人はみんなこの暗さの中で穏やかに暮らしています。

それどころか、世界幸福度ランキング7年連続1位というから驚きです。

 

こんにちは!現在フィンランドの大学院で教育科学を専攻している本同(本同)です。

このコラムでは「こうした極端な環境のフィンランドでどんな学びと心地よさがあるのか」を私の体験談や驚きとともにお伝えします。

※本コラムは、創業23年の留学エージェント「留学ドットコム」が、現地の一次情報として監修・配信しています。

人口は大阪の半分!?

まずはフィンランドの場所と基本情報をご紹介。

→北欧の国という事は知っていても正確な位置までは知らない人も多いのでは?

 

【国別比較】フィンランドとワーホリ人気国(カナダ・オーストラリア)の特徴
比較項目フィンランド
(北欧の幸福国)
カナダ
(ワーホリ定番)
オーストラリア
(ワーホリ定番)
人口・規模約560万人
(日本の1/20以下)
約4,000万人約2,700万人
主な言語フィンランド語
(※英語も極めて通じる)
英語・フランス語英語
気候の特徴冬が主役
(室内は暖房で快適)
地域で大きく異なる
(冬は冷え込む地域多)
年間通して温暖
(日本と季節が逆)
国民性シャイで謙虚
(日本人にとても似ている)
フレンドリー
(多様性を尊重)
陽気でオープン
(距離感が近い)

東京都の人口が約1,400万人、大阪府が約880万人と考えると、フィンランドは国全体で大阪府のたった半分程度の人口しかいないことになります。

 

そのため、フィンランドでは電車も日本のような満員電車は経験するはずもなく、基本的に座席に座れます。

逆に座席に座れない日があると、「今日は人が多いな」と感じるレベルです。

フィンランドのこの人口の少なさに慣れてしまうと、帰国後は日本の人口密度の多さに圧倒されてしまうかもしれません(笑)

 

フィンランドの言語は?

フィンランド外務省の公式サイト(This is Finland)のデータによると、公用語はフィンランド語(84.9%)とスウェーデン語(5.1%)の2つ

 

フィンランドは12世紀から18世紀まで約600年間スウェーデンの統治下にあったので、今でもスウェーデン語話者(スウェーデン語が母国語のフィンランド人)がいます。

なので、フィンランドの電車やあらゆる説明書きはフィンランド語、スウェーデン語、英語の3言語で書かれていることがほとんどです。

HSL (Helsingin seudun liikenne ) (ヘルシンキ都市圏の公共交通機関)の説明書に記載がある言語例

→ HSL (Helsingin seudun liikenne ) (ヘルシンキ都市圏の公共交通機関)の説明書

HSL(電車)ホームの注意書き

→ こちらは電車ホームの注意書きです。(上からフィンランド語、スウェーデン語、英語)

 

ちなみに、フィンランド外務省の公式サイト『This is Finland』によると、北部には先住民族のサーミ人が住んでおり、サーミ語話者は約2,000人いるそうです。

これは日本のアイヌ民族と同じく、先住民族の言語保存が重要な課題となっています。

 

実は英語がペラペラな理由

フィンランドの首都ヘルシンキにある市民広場「カンサライスドリ(Kansalaistori)」に設置されているモニュメント

実は、フィンランドでは英語がものすごく通じます。

 

フィンランドの公用語は前述したようにフィンランド語とスウェーデン語の2つ。

英語はまったくの公用語ではありません。

ではなぜ、フィンランド人は英語がこんなにも話せるのでしょうか?

 

理由1)テレビ&映画の字幕文化

周りのフィンランド人にも聞いてみたところ、これが一番大きな理由です。

私たちが住む日本や人口の多い国(フランスやドイツ、スペインなど)では、海外映画やドラマは「吹き替え」で放送されるのが一般的です。

 

しかし、フィンランドは国全体でも大阪府の半分程度の人口。

テレビ局や放映会社もわざわざフィンランドの少ない人口のために吹き替えを作るという事はしないのです。

 

そのため、テレビや映画は全て「字幕(英語+フィンランド語の字幕)」というのがフィンランドスタイルなんですね。

 

小さい頃からテレビをつければ英語の番組が普通に流れている。

そうした環境で自然と英語の音やリズムに慣れ親しんでいるのがフィンランド人なんですね。

 

理由2)外の世界とやりとりする事が多い

フィンランドはヨーロッパの中では人口が少ない国の一つです。

そのため、フィンランド人の知人と話していると「僕らの国は小さいから、海外の人たちと協力したりビジネスをしたりするために、英語が共通言語としてすごく大切なんだ」という意見を耳にすることがあります。

 

「英語ができないと生きていけない」とまでは言いませんが、フィンランドが周りの国との貿易や文化交流を大切にしているお国柄だからこそ、コミュニケーションツールとしての英語力が自然と高くなっているのかもしれません。

 

実際、私もフィンランドで生活しはじめて、英語で困った事はまだ一度もありません!

なので、もしあなたがフィンランドへの旅行や短期留学を考えているのであれば、英語だけで全然問題ないと思います。

 

ただ、これが「生活」としての長期滞在になると話は別で、病院や公的な手続きなど深い部分ではフィンランド語が必要になることもあるそうです。(現地に長く住む大先輩から伺いました)

 

最低限覚えておきたいフィンランド語

せっかくですので、フィンランドの基本的な挨拶だけでもぜひ覚えておいて欲しいのでご紹介します!

  • 挨拶(出会った時)= Moi(モイ), Hei(ヘイ), Moikka(モイカ)
  • ありがとう= Kiitos(キートス) ※英語で言うthank you の意
  • 挨拶(別れる時)= Moi moi(モイモイ), Hei Hei(ヘイヘイ), Moikka(モイカ)

 

例えば、日本でも外国人の方から「こんにちは」、「ありがとう」と言われるとなんだかうれしいですよね?

なので、もしフィンランドへ行く事があれば、こうした挨拶やお礼くらいはぜひフィンランド語で伝えてみてください!

もちろんフィンランドでも上記以外の挨拶もあるのですが、このあたりの挨拶がメジャーですね(私もこのあたりの挨拶を一番耳にします)

 

ちなみに、個人的には「Moi」と,「Moi Moi」が好きです(軽やかでフィンランドらしい暖かさを感じます^^)

 

フィンランドの天気について

フィンランドという国を語る上で欠かせないのが…冒頭でも触れた日照時間を含めた天気です。

個人的にはフィンランドのこうした気候が日本と一番違う所だと感じます。

早速、一つ一つご紹介していきます。

 

全体的な気候

まずフィンランドの気候ですが、冬が主役、夏がご褒美というような気候です。(日本だと北海道のようなイメージですね)

 

冬は0度を下回る日も多く、港町ヘルシンキではなんと海まで凍る事もあるそうです。

しかし、家の中はセントラルヒーティングとなっているため、室内は快適に過ごせます。

 

セントラルヒーティング(central heating=中央暖房)とは、建物内に設置した熱源機で温めた温水や温風を、配管を通して各部屋へ送り、家全体を暖める暖房システムの事です。

空気を直接温めるのではなく、床や壁など建物全体をじっくり温めてくれるので、各部屋の温度差が少なく、空気が乾燥しにくいのが特徴です。

 

アメリカの寒冷地域などでもこのセントラルヒーティングが一般的で、日本であるあるな「朝寒くて布団から出られない」という事もありません!(お布団の外も暖かいのです)

 

一方、フィンランドの夏は日本のような蒸し暑さはゼロで湿度も低く、カラッとしていて快適に過ごせます!

その分、冬は日本に比べてもかなり乾燥するので、もしフィンランドに長期滞在する場合には加湿器を購入するのがオススメです。

 

季節について

フィンランドのヘルシンキにも春夏秋冬がありますが、日本の四季とはイメージや感じ方はだいぶ違います。

 

実際、現地のフィンランド人に「好きな季節はいつですか?」と聞いたところ、なんと「夏と冬が好き!」という回答でした。

きっと「夏が一番好き!」という回答になるだろうな…と予想していたので、この「夏&冬」という回答には私自身びっくりしました。

 

なので「冬はめちゃくちゃ寒いのに、なんで冬が好きなの?」と聞いたところこんな風な回答を貰いました。

  • 冬に雪がめちゃくちゃ降って、積もったら雪に反射する光を感じられるから
  • 音を吸収する分厚い雪が「シーン」とした静けさ、静寂、音のない世界が好きだから
  • サウナが最高に気持ち良い季節だから
  • 家の中での心地よい時間や空間(※ ヒュッゲ=Hygge)を感じられるから

※Hyggeはもともとデンマーク発祥の言葉ですが、フィンランドを含めた北欧でもよく使われます。

 

フィンランドの冬の日照時間は確かに少ないですが、雪化粧した街並みにもし太陽の光が当たれば、日中は反射でキラキラとして明るく感じられます。

また、夜になれば月明かりや街頭、星の光も雪に反射するので、街も決して真っ暗にはならず、神秘的な薄明かりの世界が訪れます。

 

それから、日本でも感じられるような「雪がしんしんと降る夜に落ち着きを感じられるような静けさ」が訪れたり、心地よい時間や空間を楽しめる機会が冬にある事が、フィンランドで冬が夏と同じように人気の理由のようです。

 

日照時間について

そして、日照時間も北欧らしさの特徴です。

 

冬の間は、朝の9時頃になってようやく明るくなって、16時にはもう真っ暗という状態になります。

一方で、夏は白夜(Midnight Sun)の時期で、23時になっても外はまだまだ明るいんです!

 

実は、フィンランドでは、冬の時期になるとビタミンDを取り始める人が増えます。

これは骨粗しょう症やうつ病を防止するためです。

ビタミンDは、太陽の光を浴びることで体内で作られる栄養素で、骨を丈夫に保つだけでなく、気分を安定させる働きもあります。

 

日照時間が少ない地域では不足しやすく、足りなくなると骨粗しょう症やうつ病のリスクが高まってしまうんですね。

実際、私自身も「太陽って重要だったんだな…」と痛感するくらい冬の日の入りが早くてめちゃくちゃびっくりしました。

 

また、夏の日照時間は本当に長くて22時や23時になっても明るいです。

白夜のような体験は日本では決して味わえないので、私も最初はすごい!と感動したのですが、数日すると「明るすぎて寝付けない…」という状態になります(笑)

 

なので、長期滞在される方で部屋選びをする時には遮光カーテンなのかをチェックするのも忘れずに!

 

フィンランドのインテリアについて

上記のように夏は遮光カーテンが必須ですが、フィンランドの夏は短いので、頑張ったら我慢できるレベルではあります。

しかし、フィンランドの1年では冬がやっぱり長いので、フィンランド人の生活の知恵=冬を心地よく過ごすための工夫が至る所にあったりします。

 

例えば、キャンドル、間接照明、温かみのある木製家具などがそうです。

 

日本人の方には、マリメッコやIKEAなどの北欧デザインや北欧インテリアと言った方がイメージしやすいかもしれませんね。

マリメッコの本社

→ 世界的に有名な北欧デザインのマリメッコの本社

 

ヒュッゲのイメージ

→ フィンランドの冬(ヒュッゲ=心地よい時間や空間)のイメージ

 

「外が暗いからこそ、家の中を心地よい空間にする」というのはフィンランド人が全力で情熱を注いでいる部分でもあるのです。

 

サウナ発祥の国

フィンランドといえば、サウナ発祥の国。

最近では日本でも「サウナ愛好家=サウナー」という言葉ができるくらい一部の人には熱烈な趣味として確立していますよね?

 

日本のサウナはある意味で、ある種のエンターテイメント性があります。

でも、フィンランドではサウナの立ち位置は日本とはまったく様子が違います。

 

フィンランドサウナ協会(Finnish Sauna Society)の推計によると、フィンランドでは人口560万人に対して、サウナは約320~330万もあると言われていて、ほぼ2人に1つサウナがあるような状況です。

 

当然、各家庭にサウナがありますし、アパートであっても共有のサウナが必ずあります。

それくらい、フィンランドのサウナは「あるのが当たり前」な存在であり、「特別な事」ではまったくないんです。

 

日本人からすると「なんといってもサウナ発祥の国だから、きっとサウナが大好きだったり、ものすごく強いこだわりを持っている人とかも多いんじゃないか?」と思われるかも知れません。

 

しかし、現地フィンランド人にとっては「サウナ?うん、家にあるよ」というくらいの感情で、一切特別な感情やエンターテイメント性はありません。

 

これは私たち日本人的な感覚だと、お風呂(湯船)の存在に近い気がします。

もし海外の人から「日本にはお風呂(湯船)の文化がありますよね?」と聞かれたらどう答えますか?

「あ、うん。湯船は家にあるよ。」と返事するくらいの感覚です(笑)

 

湯船があり、お湯に浸かることは私たち日本人にとっては特に珍しい事ではありませんよね?(もちろんシャワーの人も最近は多いかも知れませんが…)

また、日本人で「私の何よりの趣味は家のお風呂(湯船)に浸かることです!」と全力で自己紹介する事もまずないですよね?

 

つまり、私たち日本人にとっての「湯船(お風呂)の存在」が、フィンランド人にとっての「サウナの存在」ようになっているのです。(フィンランド人も「私はサウナが趣味です!」とはまず他人に言いません

私たち日本人が、お風呂や湯船が身近にありすぎて特別な感情や情熱を持っていないように、フィンランド人もサウナが身近すぎて、特別な感情や情熱を持っていない状態なんですね(笑)

 

性格は日本人とそっくり!?

フィンランド人の国民性は日本人と似ているようです。

私もフィンランドで何十年とは住んでいないので断定できませんが、実際来てみて「確かに似ているかも?」と思った節もしばしばあります。

 

それに、フィンランド人と日本人の気質が似ているというコミックエッセイ(カロリーナ・コルホネン著)のFinnish Nightmares(邦訳:マッティは今日も憂鬱、Instagram: @finnishnightmaresofficial )がベストセラーとなっているので、私だけではなく共感する所や人もやっぱり多いんだと思います。

 

ちなみにこの本では、主人公のマッティ(典型的なフィンランド人)が、下記のような日常の些細な場面で気まずい思いをする様子を描いています。

 

場面1)バスのパーソナルスペース
→「バスがガラガラなのに、わざわざ自分の隣に座られると恐怖を感じる」

日本人も、空いている電車やバスでトナラー(隣に来る人)がいると「えっ、なんで?」と思いますよね。

あのパーソナルスペース(他人との距離感)感覚は、実はフィンランドと全く同じです。

バスの中だけでなく、バス停でも自然と一定の間隔をあけて並びますし、実際に私が通っているフィンランド語の授業でも「フィンランドらしい文化の一つ」として先生が教えてくれました。

 

場面2)ご近所さんとの遭遇
→「廊下や玄関を出た時、近所の人に会いそうになったら、また家の中に戻ってやり過ごす」

ゴミ出しのタイミングなどでよくある光景ですよね(笑)

「ついさっきご近所さんと会った後に、再度遭遇するとなんか気まずい」

これも日本人ならなんとも言えない気まずさと「あるある」だと思います。

 

場面3)試食コーナー
→「スーパーで試食を勧められて食べた後、何も買わずに立ち去ることに強烈な罪悪感を感じる」

日本人の「義理堅さ」や「断れない性格」と似ていて、フィンランド人も「無料でもらって申し訳ない」という感覚になるようです。

 

場面4)エレベーターの気まずさ
→「エレベーターに乗る時、他の人が来る足音が聞こえたら、『閉』ボタンを連打してしまう」

悪気があるわけではなく、ただただ「気まずい空気」を回避したい(誰かと狭い空間で二人きりになる「沈黙」を避けたい)という気持ちからの行動です。

 

場面5)自己紹介のプレッシャー
→『自分について何か面白いことを話してください』と言われると、頭が真っ白になりパニックになる」

フィンランド人も謙虚な文化で生きているため、自分で自分のことをアピールしたり、ウケを狙ったりするのが苦手な点も日本人にそっくりです(笑)

 

場面6)お店でのやりとり
→「構わないでと言った後に、やっぱり店員さんの助けが欲しくなる」

お店に入って「いらっしゃいませ。何かお手伝いすることありますか?」と聞かれて、最初に「いえ、見てるだけです」と言ったけど…あとから店員さんに聞きたい事が出てきて気まずくなる。というのもフィンランドにもあるようです。

 

実際、私自身もフィンランド人を見ていて(もちろん個人差はありますが)、フィンランド人も日本人も「相手に配慮して過度に自分を押し出さない」という所はすごく似ていると感じます。

 

ちなみに、フィンランドもバスの中では日本と同じようにみんな基本無言です。

フィンランドでは、知らない人へ気軽に話しかけることはほとんどないので、ここも日本人と似ていると思います。

また、フィンランド人も仕事や勉強に対して誠実で、真面目で責任感が強い部分も日本人と似ていると思います。

 

サウナで豹変する国民性

しかし、日本人と決定的に違うのがサウナでのフィンランド人です。

サウナに入ると、なんとみんな別人のように饒舌になるのです!

 

バスでは一言も話さなかった隣の人が、サウナでは突然「今日は寒いね」「出身はどこ?」「仕事はどう?」と話しかけてくるのは不思議な光景です(笑)

 

決して質問攻めのようになるわけではないのですが、本当に自然な会話が続きます。(意外と日本語を勉強しているフィンランド人は多く、かなり流暢な人も多いですね)。

やはりサウナでは人との距離が物理的にも近くなるので、会話がしやすくなる雰囲気になるのだと思います。

 

先日、サウナに行った際は、現地フィンランド人にサウナの極意を教えていただきました(笑)

  • 奥に行くほど暑くなるよ
  • ロウリュ(Löyly:フィンランド発祥のサウナ入浴法で、熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、その熱波(蒸気)を仰ぐことで体感温度を上げ、発汗を促すもの)の時は耳が熱くなるので前屈みになると良いよ …などなど。

 

特にフィンランド人の控えめな性格をユーモアたっぷりに描いた漫画(カロリーナ・コルホネン著のFinnish Nightmares 邦訳:マッティは今日も憂鬱)は、個人的にフィンランドの「距離感文化」を知る上で超オススメです。

 

フィンランドの留学や旅行前にチェックしておくと、現地での生活がもっと楽しくなるはずです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

英語圏ではないけれど、英語がかなり通じて、日本人とも似ている所があるフィンランド。

人が少なく静かな国ですけど、本当に人が温かい国で厳しい冬の中にも、心地よい穏やかさを感じます。

 

私は、心を落ち着けながらじっくり学びたいという人にはフィンランドは本当にピッタリの留学先だと思っています。

 

これからは、フィンランドの教育制度や学びのスタイルなども掘り下げて紹介していきますので、ぜひ次回の記事もお楽しみに!

Moi Moi !!

 

参考サイト

大阪府庁:https://www.pref.osaka.lg.jp/index.html
在フィンランド日本国大使館:https://www.fi.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00546.html
東京都都庁総合ホームページ:https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/09/2025093010
City of Helsinki:https://omastadi.hel.fi/
This is Finland:https://finland.fi/facts-stats-and-info/finland-in-facts/
Finnish Nightmares:https://www.instagram.com/finnishnightmaresofficial/

 

フィンランドの気になるQ&A

また、最後にわかりやすくこのコラムの要点やフィンランドで特に聞かれる疑問をQ&A形式でまとめました!

 

Q:フィンランド留学や旅行では、フィンランド語が話せないとダメですか?

A: いいえ、基本的には英語だけで十分に生活可能です!

テレビの字幕文化や、小国ゆえに海外との交流を大切にする背景から、フィンランド人は驚くほど流暢な英語を話します。

ただし、病院などの公的な手続きが必要な長期滞在となると、フィンランド語が求められる場面もあります。

 

Q:冬は午後4時で真っ暗になったら、気分が落ち込まない?

A: 確かに日照時間は1日5時間程度と短いですが、フィンランド人は「ヒュッゲ(心地よい空間づくり)」の達人です。

キャンドルや間接照明を楽しんだり、雪に反射する月明かりや静寂を味わったりと、冬ならではの過ごし方を知っています。

また、日照不足を補うために冬場はビタミンDを摂取するなど、生活の知恵もしっかり根付いています。

 

Q:冬は海が凍るほど寒いそうですが、家の中も寒いの?

A: いいえ、家の中はとても快適です!

フィンランドでは「セントラルヒーティング(中央暖房)」という、建物全体をじっくり温めるシステムが一般的です。

日本の冬によくある「朝寒くて布団から出られない…」という辛さはありません。

 

Q:フィンランド人と日本人は性格が似ているって本当?

A: 本当です!

バスではパーソナルスペースを広めに取る、ご近所さんに会うと気まずい、自己アピールが苦手など、「他人に配慮して過度に自分を押し出さない」という気質が日本人と非常に似ています。

 

Q:サウナ発祥の国では、やはりサウナに対してこだわってる?

A: いいえ、実は、日本人にとっての「お風呂(湯船)」と同じくらい「家にあって当たり前の日常」です。

特別なエンタメという感覚はありません。

ただ面白いことに、普段はシャイなフィンランド人も、サウナの中に入ると別人のように気さくに話しかけてくるというギャップがあります。

 

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この記事を書いた人
本同 一郎(HONDO ICHIRO)

大学で教育を学んだ後、全く別の業界で約4年間会社員をしていました。しかし、コロナ禍で世の中が大きく変わるのを目の当たりにし、「やっぱり教育って大事!」と一念発起。世界トップレベルの教育を誇るフィンランドへの留学を決心。

現在はヘルシンキ大学に在籍し、教育の仕組みだけでなく、心理学や脳科学など、色々な角度から「教育」の面白さを深掘りしています。フィンランドでのリアルな学びや気づきをお届けします!

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