【体験談】外資系企業の内定者(留学経験者)に就活成功の秘訣を聞いてみた | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:留学後の進路

【体験談】外資系企業の内定者(留学経験者)に就活成功の秘訣を聞いてみた

公開:2019/12/01 著者:塩口 真由佳 1091 Views

「留学経験は就活に有利になるの?」、「外資系就職するなら留学経験は必要?」こんな疑問をお持ちの方に向けて、このコラムでも前半に引き続き、外資系企業の内定者あやさんにインタビューをしています。

前半を見ていない方のために、あやさんの基本情報をもう一度おさらい!

 

あやさんのプロフィール
・現在、大学4年生
・留学経験:ニュージーランド1ヶ月、ドイツ1年間
・ドイツ留学は学校の交換留学を利用し、2年生の後期から3年生の前期まで
・卒業後は某外資系企業へ就職

 

さて、気になる後半ではドイツ留学から帰国後どのようなスケジュールで就活を進めていたのかや、留学経験をどのように面接官に語っていたのかについてもお聞きしました。

それでは、インタビュー後半戦もスタートです。

帰国後 ~就職活動が終わるまでのスケジュールとは~

【一般的な就活スケジュール】

 

【あやさんの就活スケジュール】

 

塩口
まず、帰国後から3月の情報解禁までのスケジュールを教えて頂きたいです!

あや
私が帰国したのは3年生の10月頃(秋学期前)でした。4年で卒業するためには、単位を取りきらないといけないので、後期はほぼフルコマで授業に出ていました。あと、ゼミも2年と3年分を同時に取っていたので、正直10月~2月までは思うように就活の準備が進みませんでした。

塩口
でも、交換留学は休学せずに4年で卒業できるのが特長ではないんですか?

あや

ドイツの大学で取った単位が、実は日本の単位に上手く変換できなかったことが原因です…。

私の大学では、ドイツで受けていた授業の内容を全部翻訳して、大学の教授に提出して認められると単位と互換できるのですが、この作業がかなり大変でした…。

塩口

そうだったんですね…。交換留学にも意外な落とし穴があるんですね。(汗)

そういえば、私の友人も中国の大学で取った単位が、通っている大学で数個しか認められず、4年生時は就職活動しながら授業にフルで出席する羽目になってました。

あや
交換留学するなら、単位互換についても絶対大学に事前に聞いておいた方が良いと思います。

塩口

なるほど…!貴重な話ありがとうございます。

そうすると、10月~2月は特にインターンなどは行ってないということですか?

あや
そうですね、インターンは参加していませんでした。でも、12月にグローバル系企業が来る合同説明会には参加しました。

塩口
その説明会はどういった内容でしたか?

あや
その頃から外資系企業で働きたいと思っていたので、この合説に参加したんですが、参加していたのは外資系よりもグローバルな人材が欲しい日本企業が多かったです。なので、特に収穫はありませんでした。

塩口
では、情報解禁前月の2月はどのようなスケジュールで動いていましたか?

あや

2月にようやく本腰をいれて動き出しました。(笑)2月の時点では業界研究も自己分析も何もしてなかったので、焦る気持ちもありました。

でも、変なところに自信があるタイプなので、「やばいけど、どっかには入れるでしょ!」と思っていました。業界は絞らず、ドイツ企業ばかり見ていました。

塩口
あやさんの周りもそんな感じでしたか?

あや
いや、周りはサマーインターンからがっつり参加していましたよ。私はこの頃、初めてESを書き始めたので大分遅いと思います。

塩口
3月は就活の公式な情報解禁がありますよね?それまでに何かしていたことはありますか?

あや
実は、2月28日に「ちょっと待てよ…明日からエントリーが始まるぞ!」ってことに気づいて、その日に一気に外資系企業を検索してリストアップしました。(笑)それで、3月1日に企業の説明会とかに応募していました。

塩口
ぎりぎりセーフだったんですね!外資系企業の説明会はすぐに埋まってしまうんですか?

あや
企業にもよると思いますが、大手だと1週目で満席になっていました。中には解禁と同時にクリック戦争が起こる企業もあるみたいです。

塩口
あやさんは合計何社エントリーされたんですか?

あや
10社説明会に参加して、良いなと思った7社にエントリーシートを提出しました。エントリーしたのは確か4月くらいだと思います。

トム君

株式会社ディスコの調査によると、19卒就活生は、7月1日時点で、1人当たり30.7社にエントリーしているよ!

それと、平均的内定社数は2.3社だから、内定率(内定者数/エントリー数)は、おおよそ7.5%が平均なんだよ!

塩口
あやさんは7社!!!私が想像していたより全然少ないです!落ちたらどうしようとか不安はありませんでしたか?

あや
ありましたよ。7社しかないので1つ落ちると結構ダメージがあります。しかも選考が早かった企業は落ちたので、すごく焦りました。(笑)

塩口
なぜ7社しかエントリーしなかったんですか?

あや

理由は2つあります。1つ目は、自分は企業のESを書いたり、対策をするのに凄く時間をかけるタイプだからです。

何社も応募してクオリティを下げるなら、数は少なく完成度の高いものを仕上げたいと思いました。

2つ目は、単純に行きたいと思う企業が少なかったことです。行きたい企業が少なかったから、エントリー数も必然的に少なくなりました。7社の内、3社が大本命だったのでそっちに全力を注いだんです。

塩口

あやさんは、なかなかのギャンブラーですね。(;゚ロ゚)

でも、多くエントリーしてクオリティーを下げるなら、あやさんのように志望度が高い企業に絞るのもありだと思います。でも、7社は怖いです~。(笑)

その大本命の3社の結果はどうでしたか?

あや
まず、大本命の内の1つの企業が急に新卒採用を中止したんです。選考の途中に急に「今年度の新卒採用はなくなりました。」って連絡来て怒りました!次の面接の日程も決まってたのに…。

塩口
外資だとそんなこともありえるんですね…。7分の1が消滅…。残りも大本命2つはどうでしたか?

あや
結果からいうと2つとも受かりました。5月に1つ目の内定が出て、そこで止めようかなとも思ったのですが、もう1社も最後まで挑戦しました。その最後に受かったのが今の内定先です。

塩口

今の就職先はドイツ系の外資とお聞きしましたが、どんな選考内容だったんですか?

あと、どんな人が受けていたのかも気になります!

あや

「ES審査→テスト・面接→インターン選考→内定」という流れでした。人数だと25名が第二選考のインターンまで進んで、そのうち15名が内定を7月に頂きました。

インターンまで残った人のほとんどが海外留学経験者でした。ドイツ語か英語が話せる人が多かったです。

塩口
外資系の最終選考となるとやはり留学経験者が多いんですね。その選考インターンでは、どのような活動をしていましたか?

あや
面接で希望部署を第5希望まで聞かれるので、その時に志望した部署に配属されてインターンしました。私は興味のあったIT部門に派遣されました。

塩口
あやさんはIT分野の経験者だったんですか?

あや
興味はあったけど全くの未経験でした。多分、IT部署がほぼ外国人だったので、スキルよりも外国人とも積極的にコミュニケーションが取れる人が選ばれたのだと思います。他にもITを希望したバリバリ理系の子がいたらしいけど、海外文化や英語に慣れていないから選ばれなかったと聞きました。

塩口
IT未経験でインターン大丈夫でしたか?

あや
外国人の社員さん(サポーター)にわからないことがあるたびに、イスをびゅーんと走らせて聞いていました。(笑)「ねえねえ、ジョンさん教えて~。」って感じで、フランクに聞ける環境なので良かったです。

塩口
あやさんが留学中に身につけた「わからないことはそのままにせず、積極的に聞く。」という姿勢が「この人なら外国人とも対等にやっていけそう。」という印象を与えたのかもしれません。こういう部分に留学経験が活きてくるんですね~!

あや

本当そうだと思います。もし、外国人と日常的に関わった経験がなかったり、英語が話せなかったりしたら、こんな積極的な行動を取るのは本当に難しかったと思います。(笑)

留学した時は就職に活かすとかはあまり考えていませんでしたが、結果的に留学経験は就活に活きたかなと思っています。

 

就職活動中に留学をどうアピールしていたの?

塩口
あやさんの企業選びの軸を教えて下さい!

あや

私の企業選びの軸は、「自分が成長できる環境があること。」でした。その企業がどのようなモノを扱っているかよりも、「どんな感じの人が働いているか。」や「社員さんはどんな目標を持って働いているか」など自分が働く環境を気にしていました。

あと、いずれはドイツで働きたいので、ドイツ企業が良いなとか外国人がたくさん働いている環境が良いとかも考えて外資系に絞っていましたね。

塩口

いずれはドイツで働くことも視野に入れての選択だったんですね!

あやさんは、留学経験をどのようにアピールしていましたか?

あや
まず、語学力や留学経験があること自体をアピールはしていませんでした。さっき話したように、外資系を希望するのは留学したことある人や帰国子女が多いので、語学力は特別なことにならないんです。あと、ドイツ人で英語も日本語も話せる人も選考に来るので勝てないと思いました。

塩口
確かに最近は留学経験がある人も多く、どのように人と差別化してアピールするかは国内、外資企業共に重要なポイントですね!私もカナダ留学してましたが、カナダに留学する人は多すぎて、就活でどう話して良いのか困っています。

あや
私の場合は、留学中の行動力やコミュニケーション能力を発揮したエピソードを話して、自分はこういう人間ですっていうのを伝えていました。

塩口
例えば、どんなエピソードを自己PRで話していましたか?

あや
私の一人旅には特殊なルールがあって、旅行の計画は全く立てず、「宿もその日の2時までは決めない。」、「バスや飛行機などの移動手段も3時間以上前に予約しない。」など、誰からも何からも制限を受けないようにしたんです。

塩口
えええええ!?なんでそのようなルールを作ったんですか?(興味津々)

あや
もしかしたら、旅の中で予想してなかった素敵な出会いがあって、予定が変わるかもしれないですよね?そんな時に決めていた予定のせいで、その機会を逃がしたくなかったんです。旅をしていたらやりたいことも変わるし、その時の自分の気持ちに任せた行動をしたかったからです。

塩口
でも、海外で宿も決まってないなんて不安じゃないですか!?

あや
1度本当にピンチがありました。(苦笑)フランスのモン・サン=ミシェルに行くバスで旅をしてた女の子と仲良くなって、帰る予定を1日延長したんです。じゃあ、泊まるところ探そうって思ったら、週末で宿がどこも空いてなくて…。深夜2時になっても見つからなかったので、「ホテルのロビーで良いから寝かせてください!」と交渉しました。

塩口
その日はホテルのロビーで寝たんですか?

あや
ホテル側もさすがにそれは可哀想と思ってくれたのか、知り合いのホテルに電話をかけて宿探しを手伝ってくれました。結局、深夜3時になってようやく泊まる場所が見つかったんです。

塩口
ユニークな経験で、あやさんにしか話せない独自性があるエピソードですね!人事の方もあやさんに興味が湧いたのだと思いました。

あや
私が受けていたのは外資系企業だったので、こういうエピソードを話すと「面白いね。」や「勇気あるね。」と歓迎でした。でも、国内企業でこの話をした時にネガティブなリアクションを受けることもあったので、どんな話をするかは企業によって変えた方が良いかもしれません。

塩口
事前に企業のWEBサイトなどを見て、「この企業はこういう人材を求めている。」というのを確認しておいたほうが良いということですね。

あや

ただ、その企業に寄せすぎる必要はないと思います。面接の中で弱みを聞かれた時は素直に「私はやりたいと思ったらやるけど、やりたくないことはやりません。」って言い切りました。

人事の方もそんなにはっきり言う人が珍しいみたいで、「君、面白いね。」と笑っていました。(笑)

塩口
でも、苦手なことを正直に言ってしまうと、企業の方からマイナスの印象を受けませんか?

あや
弱みは弱みとして正直に話して、そこからどう巻き返すかが大事だと思います。私の例だと、弱みを話した時に「じゃあ、自分がやりたくない部署に配属されたらどうするの?」と聞かれました。その時に自分の弱みを理解した上で、どう努力するとか、改善する、対処するとかを話せたら問題ないと思います。

塩口
なるほど、面接でも素直に受け答えすることで、あやさんの魅力が伝わったんですね!

 

就活終了後 ~今後のキャリアプランについて~

塩口
内定先では、来年からどのようなお仕事をされるんですか?

あや
私はインターンで配属されたIT部門で働くことになっています。システムの問題などを見つけて、私からエンジニアへ連絡して、それを解決してもらうように依頼するような仲介役です。エンジニアの方は外国人がほとんどなので、連絡は英語で行います。

塩口
外資系企業ということは、あやさんも海外に派遣される可能性があるんですよね?

あや
社長に「何年くらいで海外行けますか?」、「どんな部署に入れば良いですか?」と聞いたのですが、「結局は運とタイミングだから、いつ呼ばれて良いように日本で実力をつけなさい。」と言われました。なので、しばらくは日本で実力をつけて、機会を待ちます。

塩口

社長に聞きに行くのも行動力があって凄いです。(驚き)

あやさんは、元々積極的な性格だったんですか?

あや
留学前は今ほどオープンな性格ではありませんでした。高校でサッカーをやってた時も、あまりにチームメイトと話さないから日本語が苦手な外国人かハーフと誤解されてました。(笑)今は仲良くなりたい人には積極的に話しかけにいけます。

塩口

確かに、私も留学後はよりどんな人に対してもオープンに受け入れられるようになりました。色々な人と関わるうちにコミュニケーション能力も自然と上がるのかもしれませんね。

では、あやさんの今後のキャリアプランについて教えて下さい。

あや
今のところはITの知識やスキルをつけて、なるべく早く海外で働けたら良いなと思っています。自然が好きなので、ドイツやカナダのような国で働ける人材になることが目標です。

塩口
最後にこのコラムを読んでいる大学生に一言お願いします。

あや

今から将来のことは真剣に考えておいた方がよいと思います。私は「好きでやりたいこと+将来に繋がること」の視点を持って就職先を選びました。

また、留学経験を経て、とても精神的に成長できたと思っているので、語学面よりもそういった海外で暮らす経験を学生時代にすることをオススメします!

塩口

貴重なお話ありがとうございました!私自身も就職活動を控えているので、留学経験のアピール方法など、とても参考になりました。

あやさん:ぜひ就活頑張ってください!応援してます♪

 

まとめ

あやさんのお話しは、いかがでしたでしょうか?

初対面だった私ともものすごく楽しくインタビューに答えてくれたあやさんでしたので、最後に「高校時代に日本語が苦手な外国人と思われていた。」と聞いた時は思わず笑ってしまいました。(笑)

また、お話していて、あやさんはとても人間的魅力がある方だなと感じました。特に自己PRで話された留学中の旅エピソードでは、行動力とコミュニケーション能力の高さ、チャレンジ精神を感じることができ、そういった人材を受け入れる風土がある外資系企業をマッチしたのだと思います。

 

さらに、あやさんの「絶対なんとかなる。」というポジティブなマインドがすごく素敵だと感じました。「留学することが就活を有利にするかな…?」と悩むよりはとりあえず、行動してみることが結果的に成功に繋がるのかもしれません。

留学に行けば誰でもあやさんのように180度大きく変われると100%言えないですが…それでも留学中に積極的な行動をしていれば絶対に90度や120度くらい(笑)変化があると思います。

そして、このコラムを読んで「留学で大きく変わりたい!」と思う人、また既に留学中の人であれば「今日からはもっと積極的に行動しよう!」と思える人が一人でも増えれば私もすごく嬉しいです。

 

 

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