お金をかけずにフィリピン彼女と楽しむ年末マレーシア旅 ~後編~ | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

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お金をかけずにフィリピン彼女と楽しむ年末マレーシア旅 ~後編~

公開:2023/12/06 著者:佐藤 高史 139 Views

この記事を執筆しているのが11月19日なので、結婚式本番まであと「13日!」。

マニラのアメ横でオーダーしたゲスト用のお土産やウェディングドレス。招待状を予定通り取りに行くと、印字するゲスト名のプリントミスや招待状が出来上がっていないといったトラブルもフィリピンに5年も住んでいると完全に想定内です。

ちなみにこちらがマニラのアメ横記事は以下をご参照ください。

 

 

日本にいたら勿論クレームですが、フィリピンではただただキレずに待つしかありません。(冷静に物申します)

さらに直近になってウェディングコーディネーターから「追加でこんなのも出来ますよ!〇〇ペソかかるけどね。」みたいに高額な追加サービスを小出しにしてくるのがフィリピンスタイルで毎度イラつかされますが、予算もイメージも決めているので完全に無視。

とは言え毎週末マニラに行く私からすると日を追うごとにクリスマス色が強くなり、留学生たちも年末年始を日本以外で過ごす方も多くいるのでそのための本記事です。マジでそろそろ年末年始プランを立てることをお勧めします。

 

 

ちなみに前回もお伝えしましたが今回のサンプル年末マレーシアトリップは2人で三泊四日、がっつり食べて楽しんで航空券代、宿泊代など全て含めた合計金額が「95,830円」です。

そして、マレーシアと言ってもクアラルンプールではなく、「コタキナバル」というちょっと外した観光地なのであまり認知されていないエリア。

ただ、ホントに落ち着いて楽しめる旅になりました。それでは早速後編行ってみましょう。

ここだけは行っておきたい水上モスク

 

マレーシアはイスラム教の国なのでモスクが市内に点在しています。やはり日本にいるとお寺や神社はよく見かけますがモスクはまず見ませんね。フィリピンにいても同様で教会はやたらあるんですがモスクは無い。

こうゆう異文化をフィリピン彼女に感じて欲しいというのもあり、今回マレーシアを選んだ理由の1つです。個人的にも異文化に触れるのは大変興奮するので、事前にチェックしてパラセーリングに次ぐ本旅の大きな目的。

早速ホテルからGrabを予約してコタキナバル私立モスク(水上モスク)に向かいますが、約20分で到着します。こうゆうなんでも近距離にあるのがコタキナバルトリップの良い所!駐車場から降車するとダラダラしている案内人たちがあそこでチケット購入しなはれ!と案内されたまま入ったのがこちら。

 

 

机が1つあっておっちゃん、もしくはおばちゃんば座っているのでここで記憶に残らないほどの少額を支払って入場チケット購入。ちなみにモスク内部に入るには女性はヒジャーブ(hijab)着用が必須ですし、男性も長袖&くるぶしまで隠すのが必須となります。

これまた無料に近い少額でレンタル衣装が隣に陳列されているので、折角なので観光客のほぼ全員がレンタルしてイスラム教の文化を楽しんでいますので勿論私たちもレッツトライ!

 

 

結構な数のレンタル衣装があるので既に彼女が試着。手前味噌ですがかなりさまになっています!顔面だけ出るとその人の可愛さが顕著になりますね。いやー、マジでいい感じ!

けど、どうせなら同じ色で合わせたいので、最終的に2人はこんな感じになりました。

 

 

彼女は落ち着いた色で変わらず様になっているのですが、なぜか男性のレンタル衣装は地味。

私の印象は「これから手術でもするんか?!」って思うほどの何とも言えないデザイン。むしろノーデザイン。帽子被っているからイスラムぽさ出してますがね。

決して涼しい訳ではないので、早々に水上モスク内に行きます!

 

 

靴を脱いで観光客もまばらな入り口でいきなり「Welcome to Mosque!!」と怪しげなおっちゃんが…。

 

 

どうやらこの方はモスクのルールを教えてくれるおっちゃんで、多くの外国人がイスラム教ルールを知らずに入館しちゃうからここで全観光客にルールを案内してくれています。確かにイスラム教信者でない限りルール知りませんからね。

このような案内人の存在は大変有難いですし、めちゃ勉強になりました。

 

~モスク内のルール~

1. 暑いからといって肌を露出するべからず
2. カップルでも一人ずつ入館
3. 男性は右から、女性は左から退館すべし
4. 一番奥のお祈りするエリアはイスラム教徒のみ立ち入り可能

 

ざっくりこんな感じですが、フィリピン留学4~8週間していると理解できる英語で説明してくれるので安心してください。ということで私たちも別々に進んで行きます。

 

 

館内は全面タイルで作られているので足元は冷たくもなく暑くも無く、また天井には大型の扇風機が回っているので思っている以上に過ごしやすいです。特になにも無いのでとにかく進みます。

 

 

 

上記画像より奥でイスラム教徒がお祈りするエリアとなっており、私たちはここまで。

この画像からも分かるように館内にはまばらに観光客もいてそれぞれに時間を過ごしています。と言っても写真を撮るくらいですが。では次に水上モスクを外から見てみます。

 

 

外周の半分には歩道もあり中々きれいな造りになっていますね。しかし本当にこのモスクは絵になります。で、完全に写真撮影ように建てられたブランコ。

 

 

ん~、特になんのコメントも出て来ません。とりあえず2人ともイスラム教には触れられたと満足しましたし、小腹空いてきたので一旦ホテル近くまで戻ってランチにして夕方からのサンセットクルージングに備えます。

ちなみに昼飯はホテルから徒歩2分のインド料理店に。インド料理もどこの国にでもありますね。

 

 

ちょっとここで困ったのが店内には沢山のインド人が働いているのは本格的でいいのですが、ほぼ全員の英語力がかなり低い。

日本語なまりの強い私ではなくフィリピン彼女の英語で伝えてもインド人スタッフの英語訛というかクセが強いので、何とかオーダー出来たという印象。

それでも店内の客入りが味を保証しているのでしょう。みんながオーダーしているこちらを試してみることに。

 

 

前述したとおり何をオーダーしたのかはわかりませんが、とにかく多くの方がこのバナナの木の皮がお皿になっていて、ルーと副菜が6点ほどある日本では試せないこの謎のメニュー。6点ほどの副菜で4品は美味!

しかし、2品は日本人でも食べられないほどのしょっぱさで彼女も拒否。追加でチキンカレーのルーもオーダーしていてこれまた美味!

やっぱりインド料理はどこで食べても裏切りませんね、一部を除いて。

 

感激のサンセットクルージング

 

このサンセットクルージングはビーチアクティビティを予約した同じフェリーターミナル(上画像)で予約申し込み、支払いします。やはり今回もフィリピン人の客引きだったので彼女に商談してもらっています。

前日のビーチアクティビティはほぼ半額近く値下げというかなんというか、とにかく安くなりましたので念のため料金表はこれ。

 

 

サンセットリバークルーズ大人1人250RM(約8,000円)なり。あれ?それなりの価格。けど価格交渉した結果が、2人で250RMと半額に!

やっぱりこうなるー!さすがです!完全に術中にハマった私たち。そして即決。

 

~リバークルーズ概容~

2:30PM 各ホテルで乗客ピックアップ
4:30PM クルーズ場に到着
5:00PM クルージングスタート
6:00PM 夕食
7:00PM クルージング&蛍鑑賞
7:30PM クルージング終了
9:00PM 各ホテルに到着

 

ざっくりこんなスケジュールなので半日以上楽しめますよ。早速私たちもホテルからバンでピックアップされクルーズ場に向かうのですが、車内がこんな感じ。

 

 

車内の気温は問題ないのですが、このドライバーもフィリピンドライバーと同様に一般道を120キロ以上のスピードでぶっ飛ばして走るので私は気が気じゃありません。超怖い…。

フィリピンでサーフィン行った時も全く同じようなドライビングでした。

同乗の韓国人ファミリーとカップルも「おいおいマジこれ大丈夫かよ…」と不安を抱いていましたが問題なく到着。

 

 

場内はローカルぽくてとってもいい感じで、リバークルーズというとディズニーフリークな私からするとジャングルクルーズを連想。テンションと盛り上げ方がやたら美味い兄ちゃんが案内して、カバを銃殺してくれるというイメージがあります。

そのリアルジャングルクルーズがこちら。

 

 

これこそがリアルジャングルクルーズです。なんて現実的なボートでしょう、座礁したら一発で沈没です。まさか、この川にワニとかいないよね…とちょっと不安がよぎりますが、早速乗船。

 

 

マジでディズニー好きな私、景色は申し分ないほどリアルなリバージャングルクルーズ。

 

 

この高揚感がたまりません!そして、やはり気になるのがジャングルクルーズの盛り上げ役の兄ちゃんがこちら!

 

 

普通。まあディズニーの世界が特別過ぎですね。英語で淡々とリバークルーズ(サルとの触れ合い含む)の注意事項を説明してくれます。

 

~リバークルーズ注意事項~

1. サルの餌付け体験では手にひまわりの種を持つだけ
2. サルは風呂入らないため汚いからお触り厳禁
3. サルと目と目を合わせないこと。ガンつけ合うと襲ってくる
4. とにかくサルが来てもパニックにならないように
5. 船から手や顔を出さないで、ワニが襲ってくるよ

 

なるほど。え?!ワニ?!

サルはいいけど、ワニは洒落になってない!食われるじゃん!

真顔で説明しているので、これが本気なのかウソなのかマジで分かりません。

 

 

よく分からないまま、進んで行き早速サルのいるエリアに接岸すると、いきなりサルが来るー!

 

 

日本のYouTubeでサルが人を襲撃して荷物をかっさらっていく光景をよく見ていましたが、私はいざとなったらサルたちをぶち殺すつもりです。サルだろうがワニだろうがぶち殺して食います。けど餌付けしているとじゃんじゃんサルが来る来る…。

 

 

予想以上に小さいし、案外カワイイもんです。動作スピードも人間と同じだと分かったので、下手に襲撃してきたら勝てると確信。いやー、それにしてもかわいいもんです。

 

 

船頭が「ほらほらサルたちよ、もうお遊びの時間はお終いだ。家に帰りな。」と言い放つと本当にサルたちがジャングルに帰って行きます。ぴょんぴょん飛ぶ後姿が愛くるしい。

 

 

サルの後は、下流まで行きサンセットを拝みます。ボートでここまでくだる経験なんてそうできませんね。

 

 

しかもこのビーチがだだっ広くてとーっても気持ちがよく、皆ちりぢりに写真撮りまくり。いつ見てもサンセットってたまらんですね。結婚式までの多忙な3か月間、久々に休暇を痛感した瞬間です。

 

 

 

さらに、このリバークルーズの目玉は蛍鑑賞!「光る小さなゴキブリみたいなモンやろが」と私は全く期待していません。蛍より早く夜市でマレーシア飯が食いたいと思っています。

が、いざ日没になり船頭が今度は蛍を呼ぶと、ちらほら光る物体が飛んできます。

 

 

あー、はいはい、数匹飛んできてお終いやね。と思った次の瞬間。

 

 

音を立てることなく小さな小さな蛍さんたちが光を放ちながら我々のボートにやってきます。この画像だけでもかなりの数がいますが、実際には360度に感動するような空間を蛍たちが作ってくれました。

手に乗っかって、手元を光らせる蛍たちもこれまたカワユイ。大体0.5mmくらいですかね、私は本物の蛍を今まで見たことのなかったのですが全然ゴキブリじゃないですね。ただただカワイイ蛍ちゃん。この空間に乗客皆が酔いしれていました。

感動した後には、夜道をまた120キロのスピードの高速バンで市内まで戻ります。

 

やっぱり激旨マレーシア飯

 

午前のモスク、サルと一緒にクルージングしても2人とも案外疲れていなかったので、ホテルに戻る道中の夜市(KK Night Market)で降車して本日2回目のディナーです。(サル餌付け後に1回のディナー済)はい、私たちは同じサイズの胃袋を持っていて結構食べます。

マレーシアは日本、フィリピン同様に海に囲まれた国なので海鮮料理が映えます。そして目の前に並ばれると食欲が掻き立てられるのは人間の性。

上記画像を見てしまうとやはりついつい足が止まってしまい、早速幾らで食べられるのか価格交渉が始まっています。ここでも働いているのはフィリピン人が多いですねー。

 

 

フィリピンでもこのような市場で新鮮な海鮮料理を食べられますが、1つだけ大きく異なる点があります。それが、「清潔なエリア」です。

これは彼女も気づいたのですが、マレーシアに来てから屋外で全くと言っていいほどハエを見ないのです。

フィリピンの市場なんて行くと、呼吸したら口に入ってきてしまうんじゃないかと思うくらいにハエがどこでも飛び回っていて、そして生の食材に止まっています。

 

さすがの私もハエの止まった食品は食べませんね。しかもハエのサイズがデカいし…。

同じ東南アジアの国なのにマレーシアでは市場でもほぼハエを見ないので、屋外でも安心してローカルフードを食べられるのが魅力!安心できる食材って日本では当然ですが、東南アジアでは異なります。

さあ安心して早速この中型サイズの伊勢海老とココナッツシェル(掌より一回り大きい貝)をオーダー。

 

 

伊勢えびは勿論、謎にデカい貝がとにかく気になります。日本でも見たことがないので、どんだけ柔らかい貝なんだか。で、調理されて運ばれてきたのがこちら。

 

 

 

あれ、エビはなんかイメージしていたよりも小さくなってる…。けど味は期待していた通りに美味!しかし、あのやたらとデカい貝はどうでしょう。

見る影もないほどに旨い事炒められて期待していたよりもやたらと小さく刻まれちゃってます。そして噛むとめちゃくちゃ硬い!

奥歯でやっと嚙み切れるくらいの硬さで、旨さを感じるどころじゃありません。完全に選択ミス。こんなんだったら最大の伊勢えびオーダーしたほうがマシ。それでも異国の飯を食うのは色んな経験が付き物。

 

早々に飲み込んで、最終日の飯に控えることとします。

マレーシアに来て初めてイマイチな食材に当たりましたが、最終日のブランチは再び市内へ。

今回選んだのは「GAYA Fish Noodle」というお店で先日の夜市と同じエリア、そして日本YouTubeで紹介されている隣の店舗です。

 

 

はい、紹介された店舗ではなく敢えて隣の店舗という選択。なんか皆が行っている店以外も試したくなる私たち。店内の客入りはまばら。

 

 

そしてメニューがこちら。

 

 

 

メニューを見る限り値段もリーズナブルだし、完全に旨そうですけどね。とりあえず「魚ベーススープとトマトベーススープのヌードル」をオーダー。マレーシアではこのようにセッティングされるのが一般的のようです。

 

 

そして、最後のマレーシア飯がこちら!

 

 

実食!するとやっぱり間違いなく旨いマレーシア飯!麺!飽きるまで食べたくなるほどの旨さです!なんでこんなに旨い麺類がフィリピンには無いんだ!これは彼女も激しく同感のようで2人してスープも飲み干すほどの旨さ。

 

 

この旅を通してマレーシア飯、特に麺類がやたら美味かったのでしょう。

彼女が結婚してEG近くに引っ越して、間もなくしたらマレーシア麺類専門店を出店したいと言い始めました。いやー是非ともやっていただきたい。毎日食べたいですね。ホントにそれほどに旨いです。

早くも2人はマレーシア旅リピート希望で、次回はマレーシアゴルフトリップをメインで渡航するため最後にコタキナバルの名門スーテラ・ハーバーCCへ。

 

 

渡航前にコタキナバルのゴルフ情報を検索しましたが、全くと言っていいほど日本語での情報が皆無だったので料金や予約方法、パブリックなのかプライベートなのかも何もかもが謎のコタキナバルゴルフ。

なので、次回ゴルフトリップを見据えて来ましたがこのスーテラ、フィリピンや日本の名門コースと同じくらいのクオリティ。価格はフィリピンの良いコースと同額ですね。

 

 

いすれにしても予約方法はメールか電話のみということで、フィリピンと変わらないということが判明しただけでも十分。平日のクラブハウスで帰りのフライトまでくつろいでいましたが、プレーヤー数も少なく、これは結構な穴場名門コースの可能性大。

この後はすんなり空港へ向かい、特に余計な支払いは無く無事にマニラへ戻って来ました。

次の記事を執筆する頃は、恐らくフィリピンでの結婚式を迎えています。以降はフィリピン流のプロポーズ(下記記事を参照)やフィリピン国内のおすすめ観光スポットの動画配信も企画進行中です。

 

 

 

それではまた!

 

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