ニュージーランド地域別の大学の情報をまとめてみた ~Part2~ | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

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ニュージーランド地域別の大学の情報をまとめてみた ~Part2~

公開:2021/06/01 著者:高橋 美沙季 531 Views

皆さん、こんにちは!ニュージーランド留学経験者の美沙季です。

前回に引き続き、これから留学を検討しているけれど行き先の国選び、大学選びで迷っている人たちのために、私が留学したニュージーランドの大学と地域を紹介しています。

ニュージーランド国内に存在する大学を、北島と南島の地域別に分けて紹介します。その地域に関連した学問や大学内の施設、また大学周辺の様子、気候、街並みなどを詳しくお伝えします。

 

 

前回は北島にあるビクトリア大学とオークランド大学についてご紹介しました。今回は、北島に残る大学3つと、南島にある大学2つを見ていきましょう。

どの大学も、ニュージーランドらしい素晴らしい自然と学業や研究に役立つ施設や研究所、留学生サポートのためのサービスなどが充実していますよ。

ニュージーランド留学を検討している方も、これから留学先を決定する方も今回の記事を参考にして見てくださいね。

NZ地域別大学紹介 〜北島編〜

前回記事に引き続き、北島の主要大学と地域について紹介します。

 

③ オークランド工科大学 (オークランド)

(出典: Wikipedia / https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%B7%A5%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6)

 

学校の様子・特徴

オークランド工科大学は、前回紹介したオークランド大学からほど近いところに位置する大学です。

世界100カ国以上から、4,000人以上の留学生が学んでおり、留学生サポートセンターに行けばビザの手続きから保険加入のこと、日々の生活で不安なことや学習面の相談などについて相談に乗ってくれます。

日本語対応可能な日本人スタッフも勤務しているため、いざという時に安心です。

 

オークランド工科大学では、名前の通りアート・デザイン、コミュニケーション学、ホスピタリティ・ツーリズム、工学、健康科学、スポーツ科学、教養、ビジネス等の学問が選択可能で、何れも少人数制度の授業形式で先生との距離が近いのが特徴です。

大学内にあるAUT International Houseという語学学校では、さまざまなレベルに対応した英語の強化プログラムが受講可能です。

オークランドという土地なので、さまざまな文化の混ざったレストランやカフェ、商業施設を楽しみつつ車で20分ほど走れば素敵な田舎風景が広がっています。

 

④ ワイカト大学 (ハミルトン)

(出典: University of Waikato / https://teanabroad.org/programs/new-zealand/university-of-waikato/)

 

学校の様子・特徴

オークランドから車で走ること130キロのハミルトンという地域にあるワイカト大学は、その面積の広さにまず驚きます。

広いキャンパスは池や緑に囲まれており、芝生に寝転んだり踊ったり、楽器の演奏をしている学生たちで賑わっています。

留学生は世界中80カ国から、約2,000人が在籍しています。大学内の施設も豊富に揃っています。

 

学内にはスポーツジムや複数あるカフェテリア、そしてなんと学校の敷地内にクリニックまで完備されているため、万が一大学で体調が悪くなっても安心できますね。大学の学生であれば誰でも使うことができます。

ワイカト大学附属の語学学校では、第二言語習得論や外国語教育学の専門家たちが作成した独自のカリキュラムに基づいてユニークな授業が行われています。

学生たちは自分の英語のレベルに合わせたクラスに配属され、第二言語習得論に精通した経験豊富な先生たちと英語を学ぶことができます。

 

ハミルトンの特徴

ハミルトンは、とっても賑やかで観光客に人気の場所が、映画「ロードオブザリング」のロケ地として使われたホビット村です。今も実際に撮影に使われた夕食のシーンのテーブルが残され再現されていて、ツアーに申し込めばホビットの村に入り込んだかのような場所に行くことができます。

ハミルトンの西側にあるラグラン・ビーチはサーファーたちの聖地!ニュージーランドでは珍しい黒い砂の長いビーチです。

ラグラン・ビーチでは随時、サーフィンスクールの予約も受け付けているので、ぜひニュージーランド留学中にサーフィンデビューをしてみては如何でしょうか?

 

⑤ マッセー大学 (パーマストンノース)

(出典: Massey University / https://www.massey.ac.nz/massey/about-massey/news/article.cfm?mnarticle_uuid=78D51CE8-CB42-38B3-6D59-D2608645F574)

 

学校の様子・特徴

マッセー大学は、ニュージーランドの大学の中でも最大の学生数を誇る大学です。メインキャンパスは北島のパーマストンノースにあり、その他オークランドとウェリントンにもキャンパスがあります。

留学生は全学生数18,000人の中4,000人を占めています。大学内には英語強化用の語学学校があります。ニュージーランドにある大学で唯一、獣医学部と航空学部が存在しています。

研究分野に非常に強い大学で、特に獣医学部と農業学部の評価が世界でも高くて有名です。

 

パーマストンノースの特徴

パーマストンノースは、ニュージーランドの中で7番目に大きい都市で、比較的都会的な場所なので、留学生は必要なものが何でも揃うので困ることはないでしょう。商業施設やアート、音楽、映画を楽しむ施設からショッピングセンター、手頃な価格のカフェやレストランが気軽に楽しめる若者の街です。

ワインで有名なホークスベイやウィンタースポーツができるルアペフ山、首都のウェリントンにも程近く、車で行くことが可能です。

また、ラグビー好きにはたまらないラグビー博物館もあります。これまで活躍した選手たちの展示などが見られます。一年中さまざまなイベントやフェスティバルが行われる場所で、季節を問わず賑わっています。

 

NZ地域別大学紹介 〜南島編〜

次に南島の大学と都市について紹介して行きます。

 

⑥ カンタベリー大学 (クライストチャーチ)

 

学校の様子・特徴

カンタベリー大学は、世界の大学ランキングトップ1%にランクインする大変業績のある大学です。特に森林学、工学、メディア・コミュニケーション学の評判が高く、世界から優秀な学生が集まります。大学内の施設にも定評があり、最先端の技術を導入しています。

留学生は2,200名程度と留学生の受け入れに積極的で、カンタベリー大学と提携を組んでいる日本の専門学校や大学も多くあります。

大学は「ミニチュアシティー」と呼ばれており、構内にクリニックやカフェ、レストラン、郵便局やドラッグストアが立ち並ぶ大変便利な作りとなっています。あまり土地に慣れていない留学生にとって有難いですよね。

 

クライストチャーチの特徴

クライストチャーチのある地方を、カンタベリー地方と呼びます。この地方を訪れた人は必ず、さまざまなコントラストのある大自然に圧倒されます。

多くのワイナリーが連なる葡萄畑やサザンアルプス、荒々しい海岸線や真っ白で手付かずの氷河、氷山、そこに存在するミルキーブルーの湖など…本当に魅力がたっぷりの地方です!

特におすすめなのがまず、市内の散策です。クライストチャーチ中心部はイギリス風の建築物が目立ち、アートギャラリーやおしゃれなカフェが連なっています。市内を流れるエイボン川では、ゆったりと流れるカヤックに乗ることもできますよ。

 

また、クライストチャーチからほど近いカイコウラという場所ではホエール・ウォッチングが有名です。運が良ければイルカの群れやニュージーランドオットセイの群れ、ペンギンの群れにも遭遇できるかも!

そして、忘れては行けない場所が、テカポ湖。世界一の星空として世界遺産に登録させるかも知れない場所なんです。

夜になると信じられないくらいの万点の星空が広がり、銀河や天の川までくっきりと見渡すことが可能です。昼間に訪れた時は、テカポ湖のそのミルキーブルーの色にため息が出ますよ。

 

→ ミルキーブルーがなんとも言えないテカポ湖。

 

⑦ オタゴ大学 (ダニーデン)

(出典: Wikipedia / https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%82%B4%E5%A4%A7%E5%AD%A6)

 

学校の様子・特徴

オタゴ大学は、ニュージーランドに存在する大学の中で、最も歴史の古い大学です。専門分野は200以上揃っており、教授の指導力と論文の質の高さで有名です。世界大学ランキングの上位3%に入っていることからも、その大学の知名度と質の高さが伺えます。

留学生は全学生20,000人のうち2,000人ほど。比較的ヨーロッパや南米からの留学生に人気の大学です。

留学生の多くがキャンパスの敷地内にある学生寮やアパートに暮らしていて、多くの学生がオタゴ大学のあるダニーデン以外の都市や国から通っていることも特徴の一つです。

 

ダニーデンの特徴

ダニーデンは昔スコットランドからの移民がこの街を開拓したことから、「南半球のエディンバラ」と呼ばれます。

街にある多くの建物がヨーロッパ町で、他のニュージーランドの都市とは異なる荘厳さがあります。ビクトリア朝式とエドワード朝式の建物や教会が並ぶ風景は圧巻です。おしゃれで賑やかなバーやレストランが立ち並び、夜の街もとても魅力的です。

タイアロア岬を含む美しい岩の海岸線をドライブするのが、お勧めの過ごし方。希少な種類のペンギンなど、美しい野生動物を目にすることが出来ることでも有名ですよ。

 

⑧ リンカーン大学 (リンカーン)

(出典: Study Abroad at Lincoln University / https://teanabroad.org/programs/new-zealand/christchurch/lincoln-university/)

 

学校の様子・特徴

リンカーン大学は、元々は先ほど紹介したクライストチャーチにあるカンタベリー大学の一部として存在していましたが、その後に独立しました。

特に農業系のコースで高い評価を得ている大学です。中でも、ワイン制作に関わるユニークな学問がニュージーランドの大学で唯一ここが許可されています。

この学部を出た多くの学生は、ワイン業界で活躍しているそうです。

 

リンカーンの特徴

リンカーンは、クライストチャーチ中心部から車で約20分のところの土地にあります。

クライストチャーチ中心部は人口も多く、商業施設やショッピングモール、レストランなどが連なっています。

リンカーン大学のあるキャンパスは緑に囲まれた自然あふれる田舎町で、広大な敷地の中に大きなキャンパスが建てられています。

 

ニュージーランドの大学への留学をぜひ検討を!

ここまで、北島と南島それぞれに存在するニュージーランドの大学とその地域の特徴について紹介してきました。

各大学のある都市や街の特徴や環境、ユニークな学問や留学生への支援やサポートセンターなども兼ね備えたとっても魅力のある大学ばかりですよね。

また、ワインについて学ぶことのできる学部や、動物・環境保護について学ぶことの出来る獣医学、森林学など、ニュージーランドならではの学部が存在しているのも大変魅力的です。

 

平日を過ごすキャンパスと、都市や自然の中でリラックスして過ごす休日、どちらも充実した留学生ライフが遅れること間違いなしです!

ニュージーランド全体が自然豊かな地域なので、大自然を楽しみながら留学生活を送りたい方には最適な留学地と言えるでしょう。

今回紹介した魅力が一杯溢れる各大学の特徴と周りの環境を見ていただいて、皆さんの留学先選びのヒントになれば幸いです。

 

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