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カテゴリー:勉強方法のコツ

学校スタッフは見た!英語力を飛躍的に伸ばす生徒がしているシンプルなこと

公開:2019/02/07 著者:浅倉 沙紀 1050 Views

みなさんこんにちは、 マイルストーンズ・イングリッシュ・アカデミー の日本人スタッフの浅倉です。

メルボルンの気候はまさにジェットコースターのようで、昨日は真夏日だと思えば、今日は肌寒い日と、なかなかの落差です。(笑)

しばらく住んでいると慣れてきますが、メルボルンの人は必ずジャケットをカバンに入れておくなどと工夫をしているようですよ!

 

さて、今回のテーマは、ズバリどんな生徒さんが英語力を伸ばしているかということです。

 

実際留学する人は世界にたくさんいますが、ワーキングホリデーや学生ビザで留学をして「英語力が伸びた!」と自信を持って帰国する人は残念ながらごく僅かなのです。

1年間という貴重な時期を費やし、お金もかけて留学したけれども結局気づいたら日本食レストランで働いて日本人しかいない。さらに今住んでいる場所も日本人とシェアしていて気づいたら日本食パーティーなんかしちゃってるぞ?!

 

あれ、ここはオーストラリアだっけか?日本だっけか?という葛藤に悩まされる人も…。

 

私はフィリピンの語学学校とオーストラリアの語学学校、さらに留学エージェントで留学カウンセラーとして計4年間働いてきました。

日本でも、フィリピンでも、オーストラリアでも数え切れないほどの生徒さんを見てきましたし、悩みも聞いてきました。

本当に色々な生徒さんがいましたが、よく観察をしていると、留学中に英語力を飛躍的に伸ばして帰国する生徒さんにはある共通点があることに気がつきます。

 

しかも、その共通点というのは驚くほどシンプルで基本的なことなんです。

 

生徒さんのカウンセリングをしている時に共通点を意識して見ていると、「最初にこの子は伸びる!」さらに、「この子はきっと留学中苦労するだろうな…。」というパターンが見えてくるようになったのでした。

その経験が今のカウンセリングにも生きているのかなと思っています。

そこで、今回はみなさんに、留学を成功させる人がやっているシンプルな法則、そして習慣とも言えるポイントをシェアしたいと思います。

規則正しい生活リズムを持っている

人間、何かあっても規則正しい生活をしているだけで、最悪の事態は免れるものだと思います。

つまり、朝は何時に起きて、ご飯を食べて、学校へ行って、アルバイトをして、、、というように、規則正しく生活をするという習慣が身についている人はいつでもどんな時でも、精神的に安定した状態で学習を続けています。

 

フィリピン留学で英語力が伸びやすい理由も、学校のシステムが強制的に規則正しい生活をするようになっていることが大きいのかもしれません。

 

なぜなら、フィリピン留学における授業は9時開始、朝昼夜は食堂で決まった時間に…、というように朝から夜までやるべきことが決められているからです。

一方、オーストラリアを含む欧米圏への留学では、自由時間が多いためなかなか自分の生活リズムを作るということが難しいと言われています。

アルバイトもシフト制なので、毎日決まった時間に働いているというわけでもなく、義務自習があるわけでもありませんからね。

 

さらに、オーストラリアの語学学校については、ワーキングホリデーの留学生には出席率を設けているところはほとんどありません。

 

ちなみにマイルストーンズでは、ワーキングホリデービザであっても70%の出席率を切ってしまうと退学となってしまいます。^^;

ルールが無ければ、特にワーキングホリデーの生徒さんは気楽に学校を休めてしまい、生活にメリハリがなくなりがちになります。

しかし、そんな中でもしっかりと毎日の生活リズムを決めて規則正しく生活している生徒さんは、精神的に安定していますし、スランプに陥ったとしても慌てることがほとんどありません。だから変化に強いのです。

 

英語力を伸ばすことや、学業で結果を出すために大事なことは「習慣」です。

 

規則正しく生活する習慣がある人は、規則正しく学習する習慣が自然とできるものです。

生活の一部として英語学習を取り入れているからこそ、結果を出す傾向にあるのでしょう。

 

ジム通いや運動習慣を持ち、心身共にケアしている

日本では海外に比べ、あまり体を鍛えている人がいないイメージです。

先日Kindleで面白い本を見つけました。タイトルはずばり、筋トレが人生における悩みの最強のソリューションであるというもの。

 

これ、是非みなさんにも読んでいただきたいのですが、「大体の悩みは筋トレをすれば消える!」というなんとも大胆な主張が繰り広げられています。

 

しかし、私はこの本に書かれてあることは、あまり間違っていないと思っています。…と言うのも、英語力や成績がアップする生徒はマッチョ(もしくはセクシーなお姉さん)が多いからです。(笑)

「そんなのデタラメだ!」と思うかもしれません。ですが、私がカウンセリングした生徒さんで、英語力が伸びている人は、ほとんどジム通いやスポーツを習慣としていました。

例えば、朝起きたら速攻ジムに行き、体を鍛えてからマイルストーンズに登校し、授業へ出席、その後はレストランでウエイトレスやってます!とかいうツワモノも。「どれだけ体力あるんだ!」と思ってしましますね。

 

やはり学習においても体力はと~~~っても大事なんです。これ本当!

 

あ、誤解のないように言っておくと、私はポッチャリでマッチョのかけらもありませんよ!(笑)きっとみなさんがマイルストーンズに来て、私に会ったら驚くはずです、あんなこと書いてるくせに「すっごい弱そう!!!」って。

でもこれはあくまで私が学校スタッフとして統計を取った結果でもあるので、とりあえず英語力を伸ばしたい人はぜひ筋トレ(運動)を習慣化にしてみてくださいね。

ある研究によると、筋トレで脳が活性化するということなんで、科学的にも理にかなっているんです。留学中、筋トレによって美しい体にもなり、さらに英語までぺらぺらになっちゃったら最高ですよね。

 

学校選びにこだわりをもっている

留学中に英語力が伸びるかどうかは自分次第!

…とは言いますが、正直なところ学校選びも大事なポイントになります。

やっぱりせっかく留学をするのであれば、ベストな環境で勉強したいですよね。

 

語学学校に関しては食べ物やお化粧品などと一緒で、つまるところ、「自分に合う学校を見つけることが大事!」なんです。

 

大手だから安心と言うワケでもありません。もちろん大きな学校は、それまでの歴史もありますし、サービスレベルも高いのは事実ですが。みなさん、それぞれ理想やこだわりの1つや2つ無いでしょうか?例えば、、、

 

・もっと日本人が少ないところで英語環境に浸りたい
・アットホームな環境の方がいい
・アクティビティ(課外活動)が多い方がいい
・インターンシップがしたい
・スピーキングをとにかく伸ばしたい
・とにかく安い学校ならどこでもいい

 

などなど、人によって好みが分かれて当然です。

 

つまり、自分の行きたい環境、やりたいことに合った学校に行かないと、結局はあなたも学校も不幸になってしまうんです。

 

・大きい学校で多くの人と交流したいのに、小さい学校に来てしまった。
・逆にアットホームな学校に行きたかったけど、エージェントさんに勧められて大手の学校に来てしまった。
・もっと落ち着いた環境が良かった…。

 

…など、時々生徒さんから不満を聞くこともありました。

 

また、特に多いのが、値段重視で安い学校に決めたケース。

 

・学校に行ってみたら中がボロボロだった。
・なぜか年末は授業がほとんど無かった。
・英語力が伸びなかった。

 

…など、クオリティ面で納得がいかず、せっかく選んだ学校を途中で辞めてしまう生徒さんも。その後、マイルストーンズに転校という形でやってくることもありました。

 

英語力をしっかり伸ばしている生徒さんに共通する部分は、自分の行きたい学校をしっかり決めているように感じます。

 

私は日本人の少ない学校に行きたかった。僕は規模の大きくて設備の充実している学校に行きたかった。…と言ったように、自分がどんな学校に行きたいかという理由をハッキリ言える生徒さんは高い成果を出す傾向にあります。

自分が納得して選んだ学校だからこそ、学校スタート後に不満や愚痴を言って逃げず、英語の勉強に集中できるのです。

みなさんも、自分の中で譲れない条件をいくつか考えてみるといいかも知れませんね。

 

社交的で積極性がある

英語力を伸ばすためには、たくさん英語で会話することも、人と関わることも非常に大事なポイントです。

 

今まで見てきた生徒さんで英語が伸びる方は、ほぼ例外なく社交的なタイプでした。

 

また、非常にオープンマインドで、こちらから体験談などに協力して欲しいとお願いした際も「すぐにいいですよ!」とYESと連絡をくれる生徒さんが多かったように思います。

…とは言え、シャイな人が悪いということではありません。

かく言う私も相当なシャイなタイプですが、そういう方でも人付き合いを大事にする人であれば全く問題ないんです。パーティーが嫌いでも、たった1人仲のいい外国人の友達や、恋人がいればオッケーなんです。

 

留学をする日本人の生徒さんの特徴として、「たくさんの友達に囲まれた留学生活を!」と意気込んでいる人が少なくありません。

 

しかし、あまり背伸びをし過ぎると気疲れしてしまうので、自分の可能な範囲で社交的かつ積極的に行動してみましょう!

英語が話せれば、本当に気の合う友達がひとりでも、ふたりでもいれば私は生徒さんに◎をあげています。(笑)

 

たくさんの友人がいる人に関しては、喋る機会も圧倒的に違うのでかなり英語の上達速度は早いです。

 

情報も活発に交換できるので、良い仕事情報や学校情報、ファーム情報なんかもまわってきやすいのは事実です。

普段日本ではシャイな人も、せっかく海外にいるので思いっきり社交的になってみるのもありかも知れませんね。

 

学習に対するプライドがなく、素直に向き合っている

学校で働いて1番伝えたいことでもあるのですが、、、

 

いらないプライドは早めに捨ててしまうこと!

 

英語力をしっかり伸ばしている人は、絶対に日本人の前で英語を話すことに抵抗がありません。恥ずかしいとか、下手な英語を見られたくないとか、そういう気持ちが一切ないのです。

マイルストーンズでは、校内が厳しいEOP(母国語禁止ルール)となっているため、私も生徒さんとは心を鬼にして(?)英語で話すようにしています。

もちろんカウンセリングをする際は日本語なのですが、生徒さんが英語を希望する場合は全て英語で行ったりすることも。

 

相手が日本人であっても、英語を積極的に使う生徒さんは、やはり伸びます。

 

これは断言できます。

「英語に対して完璧に話さないといけない。」と考えているうちは、そもそも完璧に近づくために、英語を話す貴重な機会を失ってしまっているのです。

以下のような思ってしまう方は、心を改めましょう。

 

・恥ずかしいから先生にわからないことを聞けない
・こんなこと相談するのも恥ずかしいから日本人スタッフに相談しに行けない
・英語が下手くそだと思われたくないから話すのを控えよう

 

留学生活の中で、こうした理由で行動を制限しているのは言語道断です。

つまらないプライドを捨てて初めて、英語を話せるようになる準備が整ったと言えるでしょう。

 

学校はもちろん、住居か職場のどちらかを英語環境に!

こちらもシンプルですが、環境を変えるだけなのですぐにできて簡単に真似ができます。私もThe日本人メンタルなので、できることなら日本人に囲まれ、日本食を食べていたい人間です。

 

しかし、わざわざお金を掛けて留学する皆さんは、そうは言っていられませんよね。

 

今まで見てきた生徒さんで、日本人だけの環境にどっぷり浸かっている人で英語が上達した人は見たことがありません。(当たり前ですよね!)

ただ全てを英語環境にすると、ホームシックになってしまい留学自体に支障が出ることもあります。「根性には自信があるぞ!」という人に関しては問題ありませんが、一気にガラッと環境変化するのもネックです。

 

もし不安な場合は、住居や職場、もしくは趣味のどれかを完全なる英語環境にしてみることから始めましょう。

 

1番良いのは職場と住居環境を完全に英語にしてしまうことですが、「それでは息がつまるなぁ…。」と感じる場合は、まずは趣味からでも良いと思います。

ちなみに私は地元のオーケストラに所属して、英語を話すようにしていました。もちろん日本人はいないので、最初はとても苦しかったです。

でも、英語力は確実に伸びます。生徒さんの中には、地元の野球チームに参加してみたりする人なんかもいましたね。

 

職場の場合は日本人の少ない多国籍レストランで働いたり、日本食レストランで働いても家はオーストラリア人と住んでいたりとみなさん工夫されています。

 

こうした意識を持って生活している生徒さんは、やはり英語力も高い傾向にあります。

不安が強い方はご安心を。私が見て来た生徒さんも、最初は何言っているかわからないし、コミュニケーションを取るのが難しい…と奮闘していました。

しかし、人間なんだかんだ慣れるものです。その苦しみも、焦らず続けていれば「そのうち急に楽になる時がやってくる!」とみなさん口を揃えていうので安心してくださいね。

 

予習・復習は毎日行っている

マイルストーンズでは、決まった自習室はなく空き教室やラウンジを自由に使ってもいいシステムになっています。だから、学校スタッフの私からするといつもラウンジで勉強している生徒さんは一目瞭然。時々何をやっているのか気になって、話しかけてしまいます。(笑)

予習復習って、小学校の時とかよく先生から言われましたよね。「ここ覚えておいてね。」とか「明日までにここ読んできてね。」とか。

アラサーの私からすると、もはや記憶の彼方ですが、小さい時から当たり前に言われていたことが、大人になってからの英語学習でも強力に効くんです。

 

…と言うのも、英語が上達するっていうことを突き詰めれば、「昨日知らなかった単語やフレーズを、今日は知っているか?」っていうところにあると思うんですよね。

 

だから、毎日予習復習をする人は、翌日の授業の吸収率は2倍です。

あらかじめ聞きたいことやわからないことがあれば、授業の中で聞けちゃいます。復習すれば、その次の日にはクラスメイトとの会話の中で、より表現の幅が広がっているかも知れません。

そうやって、予習復習上手な生徒さんは毎日着実に英語力を伸ばしているんです。これが数日ならいいですが、1年にもなればコツコツやってこなかった人との差はかなり大きなものとなります。だからこそ、このシンプルな習慣を最も大事にするべきです。

 

まとめ

…と言うワケで、学校スタッフとして長年働いてきた私がみた英語力を伸ばす生徒さんがやっているシンプルな習慣でした。

実際に記事を読んで頂くと、「え?こんなこと?」って思うくらい、特別なことってやっていないことが分かると思います。

 

英語学習はどれだけやったかより、どれだけ続けたかが大事です。

 

何事も、コツコツとシンプルな習慣を守れる人が最後に勝つのでしょうか?

…それは、みなさんが実際に留学して、確かめてみてください♪

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