【大学留学】私がオーストラリア留学を決意してから実際に渡航するまでにやったこと | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:留学の準備

【大学留学】私がオーストラリア留学を決意してから実際に渡航するまでにやったこと

公開:2019/07/22 著者:熊本 千夏 864 Views

みなさんは、留学を思いついた日から、どのくらい先に出発日を迎える予定でしょうか?

短期留学の方であれば、春休みや夏休みの2カ月前くらいに計画を立てて、そのままの流れで手続きに入る感じです。

短期留学の場合は、殆どが語学学校で勉強して、観光を少し楽しんで帰国するような感じです。ですから、行きたい国と都市、学校を決めたら淡々と手続きを進めます。

 

一方、長期留学の場合は、渡航期間も長いですし、費用の関係もあったりしますので、通常は半年以上前からリサーチを開始し、準備を進めて行くのが一般的です。

 

留学を決意したのが2017年8月で、実際に渡航したのが2019年6月。その間、約2年間の準備期間があったことになります。

留学準備期間は、時間に余裕があればあるほど良いと思います。勉強にしてもそうですし、家族から留学することへの承諾をもらうにも時間を掛けてじっくりと対話をした方が良いからです。

今回は、約2年間の留学準備中に私が行ったことを紹介して行きたいと思います。

留学エージェント選びと大学の出願準備

まず、留学エージェント選びから行いました。留学エージェントを決めるにあたって、最初に行ったことは資料請求です。

インターネットであらゆる留学エージェントから資料を送ってもらって、「サポート料金が無料のところ + オーストラリアを扱っている会社」をピックアップしました。

留学決意する前から情報収集のためにいろんなところから資料請求だけは行っていて、目を通していました。

 

その中で、大阪にオフィスがあるところに訪問しました。高専4年生の夏休み(2017年9月)を使って、大阪に出向きました。また、留学フェアにも参加しました。

実際にカウンセリングで話を聞いてもらい、よかったなと思ったところが今のエージェントでした。エージェントの申し込みは、カウンセリングの1か月後に登録しました。

良かったところは、具体的な留学までのスケジュールを立ててくれたこと。イギリスがメインでしたが、オーストラリアへの留学もサポートしてくれるというところでした。実際に立ててくれたスケジュールは、以下のような感じでした。

 

→ 留学準備のスケジュール日程。

 

出願準備は、エージェントが用意してくれたスケジュールに沿って、2018年3月の終わりごろに志望校をエージェントに伝えました。サンシャインコースト大学のBachelor of Scienceにしたいと。すると、数日後にサンシャインコースト大学の出願方法に関する情報が送られてきました。

具体的には、必要書類と入学条件についてです。必要書類は、サンシャインコースト大学の入学願書と、最終学歴の英文成績証明書、最終学歴の卒業証明書または、卒業見込み証明書、英語のスコア(IELTS Overall6.5以上)、パスポートのコピーでした。

入学願書は、エージェントが入力してくれたので、私はサインのみしました。最終学歴の英文成績証明書ですが、まだ高専4年生でしたので、今までの成績を提出しました。また、英文成績証明書と卒業見込証明書は、日本語も一応提出しました。

 

英語のスコア提出ですが、私はIELTSをまだ受検していなかったので、この時点では提出しませんでした。

出願時には、提出する必要はない場合が多いみたいです。

私の場合、直接入学するためのスコアを満たせなかったので、早々にBridgeコースに入学することに決めて、条件付き入学をもらいました。

 

出願したのは5月末で、条件付き入学をもらえたのは10月末でした。

通常はもっと早く結果が出ると思います。でも、私の場合、出願の時に単位互換の申請もしていたので、時間がかかりました。

結局、単位互換は手続きが途中で面倒くさくなったのでやめました。

 

12月にLetter of Offer(入学許可書)が届いて、Bridgeコースの方は入学許可が下りました。

学士コースの方は、最終学歴の英文成績証明書と卒業証明書がまだ提出できなかったので、まだ、正式には入学が決まっていませんでした。

4月にようやく最終学歴の英文成績証明書と卒業証明書が提出でき、2週間後には入学許可が下りました。

 

学生ビザ申請と諸々の渡航準備

学生ビザの申請は、4月末に入学許可が下りたので、デポジットを支払いました。その際に支払った項目は、Bridgeコースと学士コースの入学金、Bridgeコースの授業料、学士コースのSemester1の授業料、OSHC(学生医療保険)です。

学生ビザの申請に必要な書類であるCoEを取得できたのは5月半ばでした。

そこから、エージェントのビザサポートに申し込み、学生ビザが取得できたのは5月末でした。

 

ビザの取得には長いと1か月以上かかると聞いていたので、「もしかしたら出発当日までに間に合わないかも…。」と心配していましたが、10日ほどで申請が下りてびっくりしました。

ビザ申請に必要だったのは、ビザの申請書(エージェントが代行)と志望動機書でした。志望動機書ですが、500文字書きました。

 

志望動機書に書いた内容

志望動機書に書いた内容は、以下の3項目です。

 

・なぜオーストラリアに留学したいか。
→ 英会話スクールの先生と中学校の先生が、オーストラリアのことが好きで、よく話を聞いていたから興味を持ったエピソードを記載。

 

・大学で何を学びたいか。
→ 高専時代から化学を専攻していて、オーストラリアでも継続して勉強したいことを書きました。

 

・将来何をしたいか。
→化学系の企業に勤めて、日本の企業と海外の企業の懸け橋になりたいと書いた。

 


 

滞在先の手配は、オーストラリアの生活を知りたいのと、現地に頼れる人が一人もいないのが不安だったのもあり、最初の1か月間はホームステイをすることに決めました。

最初の何週間かは、ホームステイするのはおすすめします。ホストファミリーにもよるかもしれませんが、私のホストファミリーはとてもやさしくて、第2の親っていう感じがします。

留学当初、右も左もわからない私に、SIMカードのセッティングや、学校スタート前日に家から大学まで一緒に歩いてくれたり、シェアハウスのインスペクション(見学)に一緒に行ってくれたりと、本当にいろいろとお世話してもらいました。

 

もうすぐシェアハウスに引っ越しますが、ホストファミリーは引っ越してからもいざという時に頼れる存在です!

 

具体的なホームステイの申請手順ですが、まず大学のホームページのAccommodation(宿泊施設)を見ました。すると、ホームステイの手配は、Australian Homestay Network (AHN)が行ってくれるとのことだったので、すぐに登録しました。

登録したのが渡航の4か月前で、必要事項(大学先、パスポートなどの個人情報や、ペットはいてもよいか、たばこは吸うかなどの確認事項、滞在日数など)を入力して、1ヶ月分の料金を支払うとホームステイ先の手配がはじまります。

私のホストファミリーが決まったのは、出発の2か月前でした。

 

ホームステイ先の情報はすぐに送られてきて、ホームステイ先の住所、ホストファミリーの家族構成などを知ることができました。

また、ホストファミリーからメールも届き、渡航前から連絡を取ることも可能でした。

料金は、4週間分(平日2食、休日3食)のホームステイ代と空港ピックアップ代で約13万円でした。

 

航空券の手配を行ったのは、CoEが発行されてから行ったので渡航の1か月半前でした。

本当はもっと早くするべきなのですが、エージェントから「学生ビザが発行されるまで待って!」と言われたので待ちました。(ここでエージェントのいう事を聞かなければもっと安く買えたかも…。)

航空券の購入が遅れたこともあって、留学保険の申請やホームステイ先への連絡などが滞りました。

 

実際に購入した航空券(片道)は、楽天トラベルで6万円ほどでした。初の海外でいろいろと不安なので直行便にしました。

過去に韓国に1度行ったことがあるのですが、その時は学校の研修で先生について行ってただけなので、今回がほぼ初めての海外でした。

搭乗した飛行機はカンタス航空です。知人のオーストラリア人が、「オーストラリアへ行くならカンタス航空が一番!」と言っていたのでそうしました。LCC(格安航空会社)は狭いし、揺れがひどいし、機内食もあまりおいしくないみたいです。

 

海外留学保険の申込みは、インターネットでいろいろリサーチした結果、東京海上日動にしました。こちらは、比較的保険料が安く、名前も知っていたので選びました。

申し込んだのは、渡航4か月前でしたが、航空券を購入しないと契約が確立しなかったので、契約証等が届いたのは渡航1週間前でした。本当にギリギリ。

申請方法は、オンラインで申請を行い、後日、書類と一緒に申請書が届き、申請書にサインと航空券のコピー等を送付し送り返せばOK。とても簡単に申請ができました。

 

留学先へ持っていったもの

留学先に持って行くものは、実際やってみると悩むと思います。

多くの方は、数日や1週間程度の海外旅行しか経験が無いはず。その程度の日程であれば、荷造りも比較的簡単です。しかし、長期留学となると何をどこまでの量を持って行くべきか、持って行ける重量も限られてるので、荷物の取捨選択に苦戦します。

実際に私が荷造りで用意したアイテムは以下の通り。

 

・衣服1週間分(下着、靴下等含めて1週間分の洋服を持っていきました)
・タオル(バスタオル、ハンドタオル2枚ずつ)
・必要書類(CoEのコピーとか留学保険の契約書とか)
・ホストファミリーへのお土産(無印良品で買ったお菓子)
・ノート、ルーズリーフ、ファイル
・筆記用具
・ノートパソコン、Kindle、各種充電器
・日本食(だし、中華の素、カレールーなど)
・化粧品、洗面道具(旅行用のシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ)
・衣料用洗剤
・オーストラリアの旅行雑誌
・薬(風邪薬、頭痛薬、オロナイン)
・生理用品
・弁当箱
・ZIPロック
・変換プラグ
・その他、自分のお気に入りのもの(私の場合、アニメのグッズを少し持っていきました)

 

用意したスーツケースは、アメリカンツーリスターのサムナイトで、サイズ52×75×31の容量91Lです。荷物を全部入れて24㎏、とても重かったです。身長が低い私には持ち上げるところから苦労しました。

渡航の際は、このスーツケースとリュックサック、斜めがけの小さいカバンで行きました。

ちなみに、後から持っていけばよかったと思ったものは、水筒、日本語の参考書、箸、ゴミ袋、延長コードです。また、あれば追記します。

 

留学費用の準備

留学費用は、今までバイトして貯めた100万円 + 奨学金 + 3か月リゾートバイトで貯めた50万円と親の支援です。

高専2年から卒業するまでバイトをしていたので、そこで貯めたお金が100万円ありました。ラーメン屋のバイトを3年間、塾の講師を1年間ほどしていました。

奨学金は、JASSOの第2種奨学金を借りる予定です。予定というのは、Bridgeコースは貸与対象ではないので、奨学金が使えるのは学士コースからになります。

 

高専を卒業した今年の3月から渡航するまでの3か月間、長野県でリゾートバイト(ホテルや旅館などに住み込みしながら、アルバイトすること)をやっていました。

 

リゾートバイトでの経験は私にとってとても貴重な経験となりました。

まず、いろんな人に出会えたこと。派遣としてくる人には私と同じように留学に行くための資金を貯めたり、学生さんだったり、いろいろな業種を転々としている人だったりと様々でした。

今まで出会ったことないタイプの人と会えて価値観が広がりました。派遣同士仲良くなって、長野県のいろんな所へ出かけられたのもよかったです。

 

 

他にも、社会の厳しさを少し知れた気がします。派遣社員と契約社員の違いとか。

私が派遣されたのが3月だったので、4月には新入社員の子たちが入ってきました。新入社員の子たちとも仲良くなり、彼女たちの話を聞いていると、社会人って大変なんだって思いました。

派遣社員と違って、責任が伴ってくるところや、社員ミーティングの参加、報告書の提出など、契約社員となると仕事内容も増えることになりましう。

 

いよいよ渡航当日!

渡航日の1日前に夜行バスで東京駅に到着。ホテルに1泊して、成田空港へ行きました。

前泊した理由は、東京で旅行グッズとホストファミリーへのお土産を買いたかったのと、東京にいる友達に会いたかったからです。

成田空港に到着したのは、出発時刻の4時間前でした。早すぎたため、まだ搭乗手続きが始まっていませんでした。なので、まず、昼食を食べに行きました。(もう16時くらいでしたが…。笑)

 

遅めの昼食を終えて、チェックインカウンターへ向かうと搭乗手続きが始まっていたので、列に並びました。パスポートとeチケットのコピーを渡しました。この時、席はどこがいいか聞かれたので、私は窓側を選びました。荷物も預けて、搭乗手続きは完了です。

国際便は搭乗手続きが出発の2時間以上前なので、か~なり時間に余裕があります。チェックインを終えたものの、まだ搭乗時刻まで時間があるので、空港内のショップを見て回ったり、屋上へ出て、飛行機を見ながら家族や友達に電話したりして時間をつぶしました。

搭乗2時間前には手荷物検査と出国審査を行いました。出国審査は機械で行ったのですぐでした。保安検査を通過した先にもたくさんショップがあったので一通り見て回り、30分前には搭乗ゲートの前へ。(実際は、飛行機の到着が遅れていたので、搭乗時刻が1時間ほど遅くなりました。)

 

定刻の1時間後に飛行機に乗り込み、無事、離陸しました。思っていたよりも座席は狭かったですが、私の席は隣に誰もいなかったのでとても快適に過ごせました。結構爆睡してました。

CAさんはほとんどが外国人で会話は全て英語でした。

機内食は22時と4時にいただきました。味は良くも悪くもという感じでした。

 

→ 機内食は可もなく不可も無く…。(笑)

 

出発時刻は遅れましたが、オーストラリアに到着したのは予定通りの時間でした。入国審査も機械で行い、すぐに済みました。渡航目的とか滞在先とかの質問もなかったです。荷物もすぐに見つかってよかったです。少し汚れていましたが…。(悲)

出国前の税関ですが、私はお土産でお菓子を持っていたので、入国カードにもちろんそれを申請していました。

案の定それを見せてと言われて、ドキドキしながらスーツケースを開けて見せました。まあ、怪しい物なんて持っていないので、何事もなく終わりました。

 

到着ロビーに出ると、Informationセンターへ行き、空港ピックアップの手続きをしてもらいました。私の場合、空港で学校の人が待ってるとかではなく、シャトルバスでホームステイ先まで向かうスタイルでした。

無事、シャトルバスに乗り込み、ブリスベン空港からサンシャインコーストまで行き、1時間ドキドキしながらホームステイ先まで向かいました。

ホームステイ先の暮らしの様子は、また別のコラムで紹介しますね!

 

留学ドットコムへのお問合せ方法
※資料請求は以下のバナーをクリック!

100 %の人が「役に立つ」と評価! 「参考になった」投票数(3件)/全投票数(3件)
この記事は参考になりましたか?
この記事を書いた人
留学・ワーホリ経験者
熊本 千夏(CHINATSU KUMAMOTO)

鳥取県出身。化学の実験が好きで、高専物質工学科に進学。化学の専門性だけでなく、英語力があれば将来有利になることから、高専卒業後に留学を決意。オーストラリアのサンシャインコースト大学に正規留学。留学先をオーストラリアに選んだ理由は、日本で通っていた英会話スクールの先生がオーストラリアが好きだったことから影響を受けました。(笑)元々4歳の頃から英会話スクールに通っていて、英語は得意科目だったこともあり、高専5年生になってからの約1年間、IELTSを独学で勉強してOverall5.0を取得。

オーストラリアの語学学校で大学進学英語コースを経て、大学本科へ進学。オーストラリアの大学では、化学、特に生物化学を専攻。将来的には、化学者または研究者になるが夢。趣味はハンドボール、バレーボール、音楽を聴くこと、アニメを観ること、百人一首と多趣味。The日本人ですが、洋画を観るのも好きです。これからオーストラリアに留学を考えている人や悩んでいる人のために少しでも役立つように、私の留学生活や現地の最新情報を発信していきます。

こちらの記事も人気です
戻る
国名から記事を探す
戻る
カテゴリーから記事を探す
戻る
開始日を指定
戻る
終了日を指定
戻る
タグから記事を探す
個人カウンセリング予約
資料(パンフ)請求