英語学習にも最適な映画館!日本とオーストラリアの映画館は何が違う? | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

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英語学習にも最適な映画館!日本とオーストラリアの映画館は何が違う?

公開:2020/03/12 著者:黒須 千咲 3541 Views

オーストラリアでの留学・ワーホリ生活が長くなってくると、誰でも1度は「映画が見たいな!」と思うはず。

海外の映画は当然全て英語ですから、単なる娯楽の範疇ではなく英語学習としての意味合いもありますよね!ですから、暇な時間があれば「映画を観に行こう!」という流れにもなりやすいのです。

とは言っても、「海外での映画館の利用方法がよく分からない…。」と何となく映画館に行く機会を見逃しているという人も中にはいるかもしれません。

 

確かにオーストラリアの映画館は日本の映画館と比べるといくらか違うところが目立ちますが、そこに「文化の違い」が感じられて面白かったりします。

 

「オーストラリアの映画館ってどんな感じ?」
「オーストラリアで映画館に行ってみたい!」
「日本の映画館とシステムは違うの?」

 

そんな人に向けて、オーストラリアの映画館の気になるところを一挙紹介していきます。

映画館の種類

わたしが滞在しているシドニーには、主に3種類の映画館があります。

もちろん他にもたくさんの映画館がありますが、一番店舗数が多く、たくさんの人が利用する映画館といえばこの3つではないでしょうか。

 

① Event Cinemas

 

シドニーシティの中心地「タウンホール駅」のすぐ近く、George StreetにあるのがEvent Cinemasです。

アクセスの良さと大通りに面していることから、留学生やワーホリ勢の多くはこちらの映画館を利用していると思います。

シティのど真ん中にあるので、上映時間までの時間を潰しやすいというメリットがあります◎

 

② HOYTS

 

こちらの映画館も店舗数が多く、Sydney Broadwayモール内やChatswoodにもあるので、「シドニーで映画を見るならHOYTSを利用しているよ!」という人は多いのではないでしょうか。

私もつい最近こちらの映画館を利用しました。

 

③ Reading Cinemas

 

オーストラリア全域では知名度が高いReading Cinemasですが、シドニーではシティから少し離れたところにしか店舗がないので知っている人は少ないかも。

Reading Cinemasのメリットは、シティにある他の映画館と比べて映画・フード料金が比較的に安いところ。

「安く映画が楽しみたい!」というのであれば、真っ先にReading Cinemasをおすすめします。

 

あともうひとつ、Reading Cinemasが他の映画館と違うところは、座席指定がないというところです。チケットに記載されたシアタールームに行った後は、空いている座席の早い者勝ちスタイルです。(笑)

初めての時はすごく驚きましたが、実際に劇場に入ってから好きなところに座れるので悪くないかも…と今では思っています。

アデレードに滞在していた時は、いつもReading Cinemasを利用していたので、何となくいちばん好きな映画館ですが、シドニーでは少しアクセスが悪いのが残念です。

 

映画の料金

海外の映画館を利用する時って、まず映画料金が気になるところですよね。

日本は映画が高いことで有名なので、「日本と比べてどれだけ安く映画が見られるんだろう?」と胸が膨らんでしまいます。(笑)

 

でも結論から言って、シドニーの映画料金は日本とさほど変わらないです。

 

日本だと大人料金はだいたい1,800~1,900円と一律ですが、シドニーの映画館はこのように料金が定まっていません。

映画館によって値段が違うのはもちろん、時間帯や曜日、劇場の広さ、シートの豪華さ、映画の公開日からどのくらい経っているか、などによって値段が大きく変動します。

私が先日「HOYTS」の映画館で新作の「Call of the wild(野生の呼び声)」という映画を見に行ったんですが、映画のチケット20ドルでした。

 

日本円にして約1,500円なので、日本よりちょっと安いくらいですね。

でも去年の6月に「Reading Cinema」でアラジンを見たときは、平日だったというのもあるかもしれませんが、16ドル(約1,200円)でした。

1,200円だと日本映画館のサービスデーくらいの料金なのでお得感がありますね。

 

オーストラリア・シドニーの映画料金は大人一律料金と定まったものではないですが、だいたい16~25ドル(約1,200円~1,800円)と思っておいてください。

日本と比べて「特別安い!」という訳ではないですが、物価の高いシドニーで最新映画を楽しめるのなら良い値段だと思います!

私は3か月に1度くらいのペースで映画を観ているので、映画館に行く日は少し特別感があります。(笑)

 

ポップコーン・ドリンク

映画館と言えば、ポップコーンですよね。

私は映画館に行くといつもポップコーンとドリンクを購入するのですが、シドニーの映画館のフードとドリンクのサイズはかなりでかいので気をつけてください。(笑)

特にLサイズのドリンクなんて、ひとりじゃ絶対に飲みきれないサイズです。

 

→ 完全にオージー向けサイズのポップコーンとドリンク。

 

この写真のポップコーンとドリンクは、2人でシェアして丁度良いサイズ。

 

ポップコーン(L): 9.95ドル(約750円)
ドリンク(L): 8.60ドル(約645円)

 

サイズがサイズなので日本のものと比較しづらいですが、やっぱり映画館で買う飲食物はどこの国でも高いな…という印象です。

でもやっぱり映画館で食べる塩ポップコーンは絶品!一番小さいサイズなら5ドルくらいで買えるのでぜひお試しあれ。

 

チケットの買い方

チケットの購入方法は日本と一緒です。ネットで事前購入して劇場で発行する方法と、劇場にある機械で購入する方法の2種類があります。

シティにある映画館でも、よっぽどの大人気最新映画でなければ満席になることはないので、事前に予約が必須というわけではありません。

まず映画館に入ると、このようなチケット購入マシーンが並んでいます。

 

→ 日本でも見かけるチケット購入マシーン。

 

上映作品が表示されているので、観たい作品と時間、席を選んで、クレジットカードで支払いして…と簡単にチケットを購入できました。

支払いを済ませるとすぐ紙のチケットが印刷されるので、忘れないように注意してくださいね◎

ちなみにこの機械でチケットと一緒にポップコーンコンボなどの購入も可能です。飲食物を購入した場合、引換券となる紙も一緒に印刷されるので、それをポップコーン売り場の「COLLECT」というセクションに持っていくと無事に頼んだ飲食物をGETできますよ。

 

オーストラリアの映画館が日本と違うところ

ここからはオーストラリアで映画館を利用してみて、「日本とココが違うんだ…。」と個人的に驚いたポイントを紹介していきます。

 

① 公開日が早い

オーストラリアにて最新映画情報をチェックしていると、日本では何週間か後に公開される作品が公開されているということが多いです。

もともと英語の作品が多く、吹き替え版を作る必要がないからなんでしょうか?理由は何にしろ、日本ではまだ公開されていない映画を一足先に観れてしまうのは、嬉しいですよね。

日本にいる家族に「あの映画もう見てきたよ〜!」なんてメッセージしたりして、優越感に浸れちゃいます。(笑)

 

② 入り口でチケットをチェックされない劇場が多い

日本の映画館ではシアターの入り口でチケットを確認されて「3番シアターです」と案内してもらえますが、オーストラリアでは「ご自由にどうぞ!」スタイルの映画館が多くて驚きました。

George StreetにあるEVENT Cinemasでは確かチケットを確認されましたが、他の劇場では確認されなかったです。

「これ絶対チケット買わずに忍び込んでいる人いそうだよな…。」なんて思いました。映画館に限らず、適当なところが多いのがオーストラリアらしいですよね。

 

③ リクライニングシートが快適すぎる

リクライニングシートのある劇場を選んで利用している訳ではないんですが、3回映画を観て2回はリクライニングシートで楽しむことができました。

チケット代金が少し高いものを選ぶと、座席がリクライニング式だったり、広々とした座席だったり、快適な空間で映画を楽しめることが多いです。

リクライニングシートの座席だと、ほぼ寝っ転がった状態で映画を鑑賞することができるので疲れ知らず◎一度リクライニングシートを利用してしまうと、もう従来の硬い座席には戻れないのでご注意を!

 

④ エンドロールを誰も見ない

日本の映画館では、映画が終了した後に流れるエンドロールをみんな黙って最後まで観ているのが当たり前ですよね。

 

でもオーストラリアの映画館では映画本編が終了すると、1秒も経たないうちに劇場内の電気がすべて点灯、みんなすぐに劇場を後にします。

 

エンドクレジットを観る人はいませんでした。(笑)

誰も観ないから映画館側もすぐに電気をつけているのか、映画館がすぐに電気をつけるから誰も観ないのか…。

謎なところではありますが、これは面白い文化の違いだなと思いました。

 

⑤ ポップコーンの散らかり具合がすごい

映画上映終了後、電気がついて辺りを見渡してみると、食べ散らかしたポップコーンカップやドリンクが散乱。

日本の映画館では見たことのない散らかり具合に驚きました。

日本では自分が出したゴミを当たり前のように去り際にゴミ箱に捨てますが、オーストラリアではそのまま座席に放置する人が多いようです。

 

⑥ 大声で笑う

もちろん映画上映中の私語が厳禁なのはオーストラリアも一緒ですが、コメディ映画で明らかに笑わせにきてるシーンになるとみんな大声で笑います。

周りの人の笑い声につられて、つい自分まで笑ってしまうんですよね。

劇場全体がひとつになって暖かい笑い声が響くのは、意外と心地よいです。

 

字幕なしの洋画に挑戦!英語の勉強にもなる

日本の映画館で洋画を見るとなれば、必ず下に字幕が表示されますよね。でもここオーストラリアではもちろん字幕などないので、英語を聞いて理解するしかありません。

字幕なしで洋画をまるまる見て理解できるのか、自分の英語力にチャレンジするよい機会にもなると思います。留学・ワーホリ生活を送って、どれだけ自分が洋画を理解できるようになったのか試してみるのも映画館に行く1つの価値だと思います。

「何もすることがない…。」そんな休日は、ひとりで映画館に足を運んでみるのもよいかもしれません。

 

【まとめ】 1度は訪れたいオーストラリアの映画館

 

オーストラリア、シドニーの映画館を日本の映画館との違いを含め紹介しました。

「2泊3日の弾丸旅行で映画館へ!」とは言いませんが、留学やワーホリで時間に余裕のあるシドニー滞在者に映画館はおすすめの娯楽スポットです。

物価の高いシドニーで日本と変わらない料金で、日本では未公開の映画を楽しめるなら悪くないはず。

 

そしてショッピングモールやレストランも閉店するのが早いオーストラリア。「何もすることがない…。」そんな夜は映画館に行くのも良いかもしれませんね。

オーストラリアは夕方以降の娯楽が日本に比べると少ないので、オーストラリアの人々は映画館に行く頻度も高いのです。

ぜひ海外ならではの大きすぎるポップコーンとドリンクを片手に、映画を楽しんでみてくださいね。

 

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