フィリピン留学のビザ、捨てチケット、搭乗拒否の対処方法 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

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フィリピン留学のビザ、捨てチケット、搭乗拒否の対処方法

公開:2018/05/01 著者:佐藤 めぐみ 582 Views

フィリピンへ出発する際、日本の空港でのチェックイン時飛行機の搭乗拒否に遭う可能性があるという事実をご存じでしょうか?きちんと飛行機チケットを購入しているにも拘らず、飛行機に乗れないことがあるのです!

しかも厄介なことに、搭乗拒否が起きる可能性はランダムで予測がつきません。飛行機に乗れなければ、翌日以降にまた飛行機チケットを購入し直して、再出発しなければいけません。当然、学校の開始日も遅れてしまいます。

留学ドットコムのお客様で、実際に遭われたケースを参考に詳しくご案内します。そして、搭乗拒否に遭わないための対応策を解説します。

チェックイン時に搭乗拒否される場合あり

まずは、フィリピンの入国条件を整理します。日本人は、観光ビザ(ノービザ)で入国することは合法となっており、入国条件としては下記2つの条件を満たす必要性があります。

 

・フィリピン ⇔ 日本の往復チケットを持ってフィリピンへ入国
・フィリピンまでの片道チケット + フィリピン国外へのチケットを持って入国
※パスポートの有効期限が「滞在日数 + 6カ月以上」あることが条件

 

上記条件に加えて、下記2つの搭乗条件を満たしているかどうか、空港のチェックイン時に確認をされる場合もあります。

 

・30日以内にフィリピン国外に出るチケット(捨てチケット)を所持
・観光ビザの所持

 

話を戻します。「なぜ搭乗拒否をされてしまうか」についてです。

空港でチェックインをする際や入国審査時に、観光ビザの所持がない場合、稀に「フィリピン入国から30日以内にフィリピン国外に出国する航空券(捨てチケット)」を確認されることがあります。

その際、該当のチケットを所持していないと飛行機には乗せてくれないのです!!!

 

「フィリピン入国から30日以内にフィリピン国外に出国する航空券」を確認される理由なのですが…

それは、航空会社での飛行機搭乗条件が「ビザの所持」か「30日以内にフィリピンの国外に出るチケットの所持」のいずれかになっているためです。

 

これはもし「ビザを持っていない」、「30日以内にフィリピンの国外に出るチケットの所持」がない場合、航空会社の責任になってしまいます。そのため、該当者を見つけると、飛行機に乗せてくれないのです。

これまでの経験上、搭乗拒否を言い渡されたら、窓口で交渉をしても乗せて貰えないケースが多いです!

チェックインする全員を確認しているワケではなく、ランダムに確認しています。チェックされる人もいれば、チェックされない人もいるという状況になっています。

 

航空会社の責任とは?

航空会社の責任とは、何なのでしょうか?もしフィリピンで入国拒否をされた場合には、「その人を乗せてきた飛行機会社が日本まで責任を持って送り返さないといけない。」というルールがあります。

航空会社は、その人を空港に置き去りにするということはできません。航空会社が復路のチケット費用を負担して、日本に連れ戻さないといけません。つまり、航空会社としては、「責任を取りたくない」という深い事情があります。

そのため、搭乗時には執拗にビザの所持や、国を出て行く捨てチケットをチェックしているのですね。ただし、全員のチェックをするのも大変なのか、ランダムにチェックしています。長期滞在しそうな留学生を狙い撃ちしている可能性は高いでしょう。

そして、航空会社によっても、チェックされる頻度は変わります。

 

留学ドットコムでは、捨てチケットの提示をこれまで求められたことが無い航空会社で、チケットを購入するように提案をしていました。

しかし、それはこれまで運悪くチェックされたお客様が過去にいないだけであって、チェックをしていないワケではないのです!

現在はどの航空会社でも突然聞かれるため、絶対大丈夫と言える航空会社はありません。

 

そのため、留学ドットコムでは、「フィリピン入国から30日以内にフィリピン国外に出国する航空券」を購入するようご提案しています。

 

航空会社から捨てチケットの提示を求められる確率ですが、大まかに弊社のお客様の約95%が提示を求められず、残り約5%が提示を求められてる状況です。

捨てチケットを用意するしないは、皆さんの自由です。

運よく確認されなかった場合には、結果論として「捨てチケットは不要だった」ということになります。確率的にチェックされない可能性の方が高いですが、チェックされたらアウトです。要するに、保険に入るのと同じで、捨てチケットを用意した方が良いのではないでしょうか。

確認された際、捨てチケットを持っていなければ、皆さんや留学エージェントが説明しても飛行機に搭乗できる可能性は低くなります。

 

キャセイパシフィック航空に搭乗拒否の問い合わせしてみた

2018年3月にキャセイパシフィック航空に対し、搭乗拒否について直接尋ねてみました。

キャセイパシフィック航空からの回答は…

 

「ビザを持っていないといけない」、「30日以内に出て行くチケットを持っていないと搭乗できない」また加えて「この搭乗ルールは航空会社によらず、どの航空会社でも守るべきルールになっている」

 

…という回答でした。

ちなみに、もし予め日本でフィリピンの観光ビザを申請する場合、手間とお金が掛かってくるため、日本国内で観光ビザを取得する方法は現実的ではありません。

 

実際の搭乗拒否の事例を紹介

留学ドットコムのリサーチでは、過去に搭乗拒否に遭ったと確認できている航空会社は以下の通りです。ほぼ全ての航空会社です。。。

デルタ航空、アシアナ航空、大韓航空、ジェットスター航空、マレーシア航空、セブパシフィック航空、バニラエア、全日空、キャセイパシフィック、など。

以下、具体的に3件実際あったケースをご案内します。

 

事例1: 全日空(ANA)

2018年4月日曜日、全日空を利用し関西空港から羽田空港に移動。そして、羽田空港からマニラ空港行きの飛行機に搭乗予定でした。搭乗拒否に遭ったのは、羽田空港でではなく最初にチェックインした関西空港で起こり、結局一旦自宅に帰宅し、後日再出発をされました。

 

事例2: バニラエア

2017年3月、バニラエアを利用した生徒が捨てチケットを所持していたにも関わらず、搭乗拒否に遭いました。お客様の状況としては、フィリピン留学半年間の予定で、日本帰国便の航空券は手配せず、下記2点のみ用意して出発する予定でした。

・行きの航空券(バニラエア: 成田発セブ行)
・フィリピン入国から30日以内に他国に出国する航空券(=捨てチケット)

航空会社職員に「これらの航空券(行きの航空券 + 捨てチケット)だけでは搭乗させられない」と言われました。Eチケットも提示した上で、職員に理由を尋ねたところ「フィリピン国内線の移動をする航空券では出国の証明にならず、往復を持っていることにならない」とスタッフは続けます。

実際は、フィリピンから「マレーシアに出国する航空券」を所持していたのですが、何故かフィリピン・マニラ発、マレーシア・コタキナバル行きチケットをフィリピン国内線の便だと判断されてしまいました。

本件は職員の勘違いによるものだと推測できます。

今回、生徒は留学できないかもしれないという焦りから判断力を奪われ、バニラエアの職員にその場で提案された一番安い日本帰国便の航空券(約15,000円)を購入し、渡航することになりました。

 

事例3: 全日空(ANA)

全日空を利用したお客様が、搭乗時間ギリギリに受付カウンターで搭乗拒否に遭いました。学校スタッフが説明し、納得した時には既に搭乗手続きのカウンターが閉まってしまいました。その後、翌日のチケット再発行と成田空港までの交通費、マニラ空港までのピックアップ費用を全日空に支払ってもらいました。

 

語学学校スタッフにも状況を聞いてみた

語学学校ではどのように対処しているのか、フィリピンでも運営年数が長いMMBSの学校スタッフ(佐藤さん)にも伺いました。航空会社に搭乗拒否をされた場合の学校側の対応はどのようになっているのでしょうか。

MMBSスタッフ 佐藤さんからの回答:
搭乗を断られた時点で、皆様私に連絡をくれますので、すぐに航空会社のスタッフと私が話して解決致します。新入生とは出国前日までには連絡を取り、当日の朝はフライトの状況を確認しながら連絡を取り合い、何か起こればすぐに私に連絡をするように話をしています。
今まで航空会社の方と直接話をして解決したことが5回くらいありますが、全て納得して頂き、本来の留学期間の半年後のチケットを持っていても搭乗ができています。また捨てチケットは有効だと思いますが、もし不要だった場合お客様に損失を与えてしまうことは確かです。
きちんとフィリピンの状況を知っていて、説明ができれば半年のチケットを持っていても搭乗拒否はされません。そのため、搭乗拒否された時点ですぐに現地スタッフに連絡を取り、現地スタッフが航空会社の方に責任を持ってビザを延長する旨を説明すれば良いかと思います。

※注意点
上記は、あくまでMMBSでの過去5回程度のケーススタディになります。留学ドットコムでは、実際説明して乗せて貰えなかったケースが何度も御座います。また、MMBSではこれまでは搭乗拒否は回避できたものの、将来に渡り大丈夫であることを保証するコメントではありませんのでご注意ください。あくまで、搭乗拒否された場合は、自己責任となります。

 

確実に飛行機に乗るための方法

もし自分で説明が出来ない場合は、MMBSのように学校スタッフへまずは連絡を取るという方法もありますが、学校によってはそもそも搭乗拒否に遭う仕組みを知らないところもあります。

 

実際、この記事を執筆するにあたり、数校に状況のヒアリングを取りましたが、搭乗拒否があること自体を知らない学校スタッフがたくさんいるのです!

 

その理由として、学校スタッフは数カ月~数年でコロコロと入れ替わることが挙げられます。その学校スタッフが勤務してから搭乗拒否の事件が起きていない場合、搭乗拒否があるという状況そのものを知らないのです。これには我々も驚かされました!

実際、語学学校や留学エージェントが説明に入っても航空会社側に納得してもらえないケースが多くあります。留学ドットコムでご案内できる確実な方法としては、やはり「フィリピン入国から30日以内に他国に出国する航空券」すなわち「捨てチケット」を購入することを強くお勧めしております。

ただし、捨てチケットを購入しないまま渡航し無事搭乗できている方も多く、留学生から弊社へ30日以内にフィリピン国外へ出て行くチケットの提示や提出義務もありません。

 

あくまで各々の判断で、「購入するかどうか?」を判断頂いています。

 

以下の3社に関しては、最近2~3年間で往復チケットがあれば搭乗できている航空会社です。要するに、捨てチケットが無くても大丈夫な会社です。フィリピン留学する利用者が多く、現地でビザ延長することを職員も把握しているからだと推測されます。
少しでも無駄な出費を抑えたい方、より安心して搭乗できる航空会社を希望する場合は、以下の3社の中で検討されることをお勧めします。なお、将来にわたって、捨てチケット無しでも絶対大丈夫とは言えませんので、必ず担当の留学カウンセラーに確認するようにしてください。
・フィリピン航空
・セブパシフィック
・大韓航空

 

捨てチケットの手配時の注意点

さて、捨てチケットがどういうものなのか分かって頂けたと思います。では、具体的にどのくらいの費用で手配できるのでしょうか。飛行機チケットの費用は、時期によっても値段が変動しますが、5,000円程度を想定していれば良いでしょう。

例えば、セブパシフィック航空のマニラ発、マレーシア・コタキナバル着便が時期によっては5,000円程と安価なチケットとなります。チケットはオンラインで簡単に手配できるのですが、注意点があります。

 

過去、捨てチケット購入時に下記のようなトラブルも発生しております。

 

オンラインでチケットを手配し、決済する際に「クレジットカード情報を入れて、Payment(Submit)ボタンを押したが、確認メールが届かない、チケットの詳細確認ログインができない」という状況に陥りました。

日本の販売窓口からは「インターネットで直接買ったものは、こちらではキャンセルなどはできない。」と断られてしまいました。

せめて搭乗者の名前検索で予約があるかどうかだけでもチェックしてもらったところ、「お客様の名前での予約はない」ことが判明。セブパシフィック航空のネット回線のエラーで、決済が完了していませんでした。

もし今回のようにエラーが出てしまった場合、予約確認するのも一苦労です。セブパシフィック航空は日本語で問い合わせできる窓口がないため、心配な方はオンラインで直接手配するのではなく、旅行代理店経由で手配するのが安心です。

留学ドットコムでは、丁寧に対応してくれる旅行代代理店をご案内しますので、ご安心ください。

 

事件が起きてから焦っても遅い

搭乗拒否が起きるかどうかは運次第です。ただ、過去に搭乗拒否で飛行機に乗れなかった留学生は実際にいることを、頭の片隅に置いて考えて頂ければと思います。

 

チェックインの際、搭乗拒否を言い渡されたら、皆さん頭がパニックになります。

 

自分の後ろにはチェックインの行列で待ってる人がいます。また、国際線の場合、チェックインの時間から飛行機離陸までの時間は、僅かな時間しかありません。冷静に対処できる人の方が珍しいでしょう。

搭乗拒否を言い渡され、飛行機に乗れなかった場合は、その日に渡航ができなくなり、飛行機チケットも買い直しで、精神的&金銭的負担は大きなものになります。

捨てチケットは必要なければ、名前の通り捨てるだけになってしまいますが、搭乗拒否のリスクを考えると安いものだと私は考えます。

 

※注意点
入国のルールやビザ情報については、今後変わる可能性があります。最新の情報は、留学ドットコムのスタッフにご確認ください。皆さん自身でも大使館や航空会社にご確認をお願いします。
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