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【医療従事者必見!】フィリピンで医療英語コースが学べる語学学校の紹介

公開:2019/05/16 著者:道家 有紗 1482 Views

このコラムでは、短期集中で英語力アップが期待できるフィリピンの語学学校の中でも、特に医療従事者に大変人気のある「医療英語コース」に焦点を絞ってご紹介しています。

 

また、欧米圏の語学学校で医療英語コースを学べる学校は、以下の記事で紹介していますのでぜひこちらもご覧下さい。

医療従事者からの問い合わせが増えている

少子高齢化に伴い、急激にグローバル化が進む日本。

一昔前は周囲に外国人なんていなかったのに、今では当たり前に日常生活に外国人が溶け込んでいる光景だったりしますよね。

これまでは手に職系の職業である看護師などの医療従事者も、看護師資格などの専門資格を持っていれば将来安泰といったイメージでした。

 

しかし、日本社会に外国人がこれだけ増えてくると、患者の中に外国人が含まれる割合も年々増えて来ています。

 

日本人が英語を十分使いこなせないのと同様に、外国人患者の全員が日本語を使いこなせるわけではありません。

患者とコミュニケーションが取れないのは、医療従事者にとっては致命傷にもなりかねません。

 

そのため、そうした実情に対して危機感を感じている看護師などは「今のうちに英語力をしっかり身に着けておきたい」というニーズが広がっています。

実際、私たち留学エージェントにもお問合せが年々増えている状況です。

また、英語力を身につけるだけではなく「海外の医療現場を見てみたい、インターンシップしてみたい」といった問い合わせも良く頂くようになっています。

 

多くの方にとって、現在の仕事を辞めることは収入面の不安や転職後の仕事、将来への不安などもあります。

しかし、人手不足の業界でそして専門職でもある医療従事者が、もし「英語」という新しいスキルを身に付けたらどうでしょうか?

あなたの市場価値はグッと上がり、帰国後の現場復帰だけではなく、より良い条件での転職もスムーズに可能となるのです!

 

医療従事者は多忙なお仕事でなかなかまとまった休みも取れないことから、短期で留学したくても行けない方が大半です。

しかし、「いつか留学やワーホリしたい!」と思っていた方にとっては、まさに今がすごく良い時期、タイミングとも言えます。

「英語力とプラスアルファの経験」を一度に身に着けれるのが海外留学ですので、思い切った海外留学を実現させれば、きっとあなたの今後の将来の選択肢を広げることにつながるはずです。

 

医療従事者の医療英語の必要性とは?

日本を訪れる外国人観光客は年々増加しており、コロナ前は約3,000万人以上、2023年には約2,500万人となり、コロナ渦前の80%まで回復しています。

たとえコロナ渦のような大きな事件があってもこうして数年で順調に観光客数が戻っている事を考えると、今後も外国人観光客が増える事はあっても、減っていく事はまずないでしょう

また、少子高齢化の日本において、外国人労働者も今後は増加していくのは明らかです。

 

つまり、訪日外国人や在日外国人が多くなればなるほど、外国人が日本で病院を利用する人数は増え、英語使用の必要性が増えていくのです。

 

実際に医療に従事している方も、近年現場で外国人患者の多さを感じているはずです。

私も病院の待合室でも外国人とみられる患者さんを目にすることがあり、みなさん海外の病院にかかることに不安な顔をしていました。

 

患者の傷みや原因を判断するのに、的確な英語コミュニケーションは不可欠です。

本格的な診療は医師がやるものですが、看護師によるサポートは重要です。

 

例えば、「今日はどうされましたか?」、「痛みはいつからありますか?」など英語で質問し、その答えを正確に担当医師に伝えられる英語力が今後求められることになります。

また、看護師は患者が不安にならないような声掛けやサポート、検査への誘導もあるでしょう。

 

これまで看護師であれば看護師資格などを持っていれば、それ以上の資格やスキルは求められませんでした。

しかし、グローバル化が劇的に進む日本では英語力のある人材は大変重宝されます。

 

患者とスムーズなコミュニケーションが取れなければ、当然余計な検査の追加や診察に時間がかかり、患者はもちろん、医療現場にも負担がかかっていきます。

現状、外国人患者への対応を英語で自信を持って対応できる方は極めて少数派です。

現状、看護学校では英語は必須科目になっているものの、流暢に話すことができるまでのレベルは求められていません。

 

しかし、実際の医療現場では、既に英語でのコミュニケーションが必須課題となっているのです。

医療従事者は多忙な仕事をこなしながら、英語の勉強を両立することは不可能に近い環境で働いています。

 

もしあなた自身が留学したいと思っているなら、将来のキャリアのことを考えて、どこかのタイミングで区切りを付けて留学をして英語を身に付けるというのはすごく理に適った手段と言えます。

 

また、医療英語を使いこなすことができれば、海外医療留学や海外ボランティアに参加することができ、プラスαの経験を積むこともできます。

単に英語が話せるだけではなく、海外の医療現場も体験してきたと言うことが加われば、さらにプラスの評価となります。

 

早速、そうした勉強ができる医療英語コースを開講しているフィリピンの語学学校を見ていきましょう!

 

英語で患者対応ができる事を目指すHLCA(ハルカ)


Happy Life Cebu Academy(HLCA)は、セブにある日本人経営学校です。

フィリピン留学で唯一の医療専門の語学学校です。

基礎医療英語から応用、実地研修、など幅広く学習することができます。

 

ハルカの医療英語留学コースは、英語で患者対応ができる看護師になりたい方に向けたコースで、医療英語に特化した「英語で対応できる看護技術」を習得できます。

HLCAの医療英語コースの授業構成は、講師と一対一で行う一般英語のマンツーマン授業に加えて、医療英語に特化したグループレッスンという構成です。

 

特に授業ではオンライン授業などでは難しいロールプレイングやディスカッションなどを豊富に組み込まれていて、実践重視の内容で学習ができます。

 

また、医療英語の授業で使用するテキストは、学校が学生に合わせて作成するオリジナルテキストとなります。

テキストには医療現場で活用することができる120ユニット以上のシーンから目的別に学習することができ、History Taking(問診)やVital Signs(バイタル・サイン)、Patient Assessment(フィジカル・アセスメント)、などに関して学ぶことができます。

 

下記は医療英語授業でテーマとする内容です。

・Anatomy and Physiology(解剖生理学)
・BLS/ACLS(一次救命・二次救命)
・Perioperative Care(周手術期ケア)
・Informed Consent (インフォームド・コンセント)
・Diagnostic Tests and Laboratory Exams(検査診断)

 

また、HLCAで授業を担当する講師は、看護師や理学療法士、薬剤師など医療関連のバックグラウンドを持つ講師のみを採用しています。

基本的な採用基準は、4年制大学医療系コースの専攻者、臨床経験者、英語講師歴2年以上となり、採用倍率は30倍以上にもなります。

 

実際に医療の現場で活躍してきた講師のため、学生が求める現場で使える英語やフィリピンと日本の医療の違いなどに関しても的確なアドバイスと指導を受けることができます。

ハルカでは2週間以上、医療英語コースを学習した学生を対象に1日医療現場実習を実施しています。

現場実習は海外の医療現場を垣間見ることができる貴重な機会となり、インターンシップも可能なので、授業で学んだ英語を実際に使用することもできます。

 

→ アクティビティー風景

 

オプショナルプログラムのインターンシップは、Cebu Doctors’ University Hospital(CDUH)とジャパニーズヘルプデスク(JHD)の2か所となり、6週間以上の医療英語コースを受講される方を対象に2週間のプログラムに参加可能です。

 

Cebu Doctors’ University Hospital (CDUH)

Cebu Doctors’ University Hospital(CDUH)のベッド数は300床で、セブ総合大学病院となります。セブ地域の病院では設備が整い、医療技術も高いと評判の病院です。

実習期間は平日朝9時から17時の2週間となり、配属は外来や病棟、リハビリ、など学生の医療職種や希望により決定されます。

 

ジャパニーズヘルプデスクデスク(JHD)

ジャパニーズヘルプデスクデスク(JHD)は、セブ市内で日本人用の診療サポートを行う場所です。セブには多くの日本人観光客や留学生がいますので、怪我や病気の時メインとして利用される病院です。

仕事内容は医師と患者の通訳やカスタマーケアーとなります。また診療介助や処方箋説明、入退院サポート、などもあります。

 

また、HLCAでは、海外就職のサポートも行っています。

医療インターン終了後は、フィリピンや他のアジア圏のJHDで契約社員として1年間の就職が可能となります。

就職サポートには、面接と試験の受講が必須となりますが、継続的な英語使用や海外での就労実績を作ることができるチャンスですので興味がある方にはぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

老舗英語学校のPhilinter

Philinter(フィリンター)は、2003年に設立された韓国資本の英語学校です。

学生定員は約250名と比較的規模の大きい語学学校となり、日本人留学生へのサポートも充実しています。

同校の開講コースは一般英語、TOEIC、IELTS、ビジネス英語、などマルチになっており、医療英語は特定の分野を集中的に学べる「Focus Industryコース」として提供されています。

Focus Industryコースで学校に医療英語のリクエストを出した場合には、医師や看護師などの医療従事者や、現在医療分野の勉強をされている方向けの内容で勉強ができます。

また、受講可能レベルはIELTS3.0以上となるので、英語が苦手な方でもコースを受講することができます。

 

授業のカリキュラムは1日マンツーマン4コマ、スモールグループ授業2コマ、参加任意のビッググループ授業が2コマとなっています。

同校の医療英語科目は専門基礎、保険医療、医療行為の3分野に分かれており、身体の仕組みや病状の表現方法、専門用語基礎、倫理学、などを学んでいきます。

特に重要となる患者とのコミュニケーション練習は、ロールプレイで実際の現場を想定しながら練習します。

学生が専門とする分野やシチュエーションを集中的に練習することも可能です。

 

そして、Philinterでは卒業時には成績証明書と卒業証明書が発行されます。

成績証明書には一般英語、医療英語での学習期間や評価が具体的に記載されており、卒業証明書は卒業時のレベルをCEFR基準の評価で記載しています。

CEFR(セファール)とは、英語レベルをA1,A2、B1、B2、C1、C2の6段階で評価した国際標準規格です。

国際的に認められた6段階となるため、将来の海外進学や就職の際に英語レベルの証明として使用できます。

 

 

フィリピンを医療視点から体感する

フィリピンは大小7,000余りの島で構成されており、都市と地方での医療格差が深刻な問題となっています。

日本人留学生も良く利用されるセブやマニラの私立大学病院では、世界レベルの最新設備と医療を提供しています。

しかし、少し田舎に行けば、古い設備と低い技術により医療とは程遠い状況が多くみられます。

人口約2億人のフィリピンですが、ストリートチルドレンは25万人以上いると言われています。

このような子供たちは、もちろん医療を受けることもできず、不衛生な環境により、軽い風邪などで命を落とすことも多いのです。

 

社会インフラが整っている日本ではまず見られない世界を、間近で見て体感できるのもフィリピン留学の特徴と言えます。

 

華やかなリゾートアクティビティーを楽しんだり、生活環境が整った語学学校内で英語の勉強を淡々としていたりするだけでは、フィリピンを100%体感したとは言えません。

フィリピンのこうした現実や医療や社会問題に関して、一般の旅行者では見ることができない世界を、自ら見て体感してみることも将来に活きる経験です。

日本では当たり前な世界は、「行くところに行けば当たり前ではない!」ということを教えてくれるのも、またフィリピン留学の醍醐味と言えるのかも知れませんね。

医療英語留学に興味がある方はぜひお気軽に留学ドットコムの公式LINEからお問い合わせくださいませ!

 

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